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2008年6月10日 (火)

小林多喜二の『蟹工船』昔は必読の書だった

小林多喜二の『蟹工船』というのは、その昔は必ず読んだものだった。
しかし、読んだ人達が一様に違和感を持ったのは、ソ連人に対するナイーブさだった。
その書き方は、八路軍(捕虜は取らず皆殺しにした)に助けられたという女性の発言や、戦後読まされたソ連の小説、北朝鮮の神話と同じだった。
要するに、ソ連人は親切で、快活、又その人達は健康そうで、税金もかからないし病気になっても医療費もかからないという‥‥‥

‥‥という北朝鮮帰国事業を推進したような表現。
この部分で、実は幻滅してその後読むのをある程度飛ばしてしまったというか、信憑性が半減した。
兎に角、海軍という軍隊と、警察を混同するあたり、軍隊も警察も同じ共産党の指導下にあるソ連と間違えるあたり、相当頭がおかしくなっている。
日本というのは、当時も軍隊と警察というのは全く別のものだった。
元々、軍隊というのは「警察軍」というのがある。
今日本の海上保安庁というのは、米国ではCoastGuardでこれは米国5軍の一つの軍隊だ。

いずれにせよ、蟹工船という小説は、小林多喜二について幻滅するものだった。
そして一つ言うことは、小林多喜二というのは、いわゆるプロレタリアートproletariatではなかったということだ。

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