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2008年6月 9日 (月)

欧州の思惑を掴めないナィーブな福田首相

地球温暖化議論を聞くとき、いつもため息をつくのは小生だけだろうか。

なぜなら、今の温暖化議論というのはいろいろ問題があるからだ。

そして、福田首相は今度のサミットで地球温暖化についてばかりという思考になっている。少し前なら中国のチベット問題が議題になると言うところだったが、一切話に出ないと言うことは「しない」と言うことだろう。

それにしても、日経「NET EYEプロ視点」鈴置編集委員が「支那経済の崩壊と日本」(1936高橋亀吉)の本を引いている。

「白人が支配する世界で日本人は安い賃金で働き続け、経済の土台を築き、アジアでまれな独立国の地位を確保した。だが、最近、西欧の先進国が日本を押さえ込もうとする。働きもせず既得権に胡坐をかいて「持たぬもの」をいじめるとは、不公平極まりないではないか……。 」

鈴置編集委員は別の意味で中国との係わり合いで話を展開している。

日本と欧州という点を見る限り、今と昔も変わっていない対立があると言うことが解る。それは、欧州は国連分担金に見られるように、経済力、技術力では日米などの「新興国」に負け、金という面では、後進国に入った。

ところが、実際のところの政治という面では、未だに「大国」、「発言力」を有している。

特に、技術革新の著しい日本は、経済大国になっても、所詮「敗戦国」という十字架を背負わせ、意見を封じ込ませた。

そして、MacArthurによる洗脳と恐怖政治によって日本の首脳は「幼稚化して」、「自虐趣味で」自らの手を縛り続けている。

従って、よって日本は政治的な後進国に配置されている事になる。

ここで飽き足らないのが欧州で、「よい子ぶる」日本から金をせびる方法を編み出した。

それが、地球温暖化議論であると言える。

京都議定書など大失敗で、いわゆる工業国は離脱したのに日本だけが離脱しないという不思議な世界になっている。

欧州が何パーセント削減したとはいうものの、元々効率が悪いというのは福田首相でさえ知っているから周知のこと。

その上、色々なカラクリがあるというのが欧州のやり方だ。 今やも国連も環境学者や左派の人達で占められ、国連の言い分に従ってしたら自国の存在自体危ないと言うことになっている。

米国は、今やお荷物の国連本部をどこかに持っていって欲しいと思っている。なぜなら、その一つは国連本部は治外法権だからだ。

今、福田首相は、なぜ地球温暖化という事柄に執着してサミットを勧めようとし、かつ欧州歴訪をしてきたのか。

いつもなら、米国に御用聞きに行くのに今度は欧州に御用聞きに行っていると言うことか。

そして、最近不思議と公表されるのがOECDのデーター。

OECDというのは、確か中国は入っていなかった筈。日本が入っているというのも実は変な話なのだが、日本と言うのは国際会議があれば「仲間はずれ」になっては困るとどこにでも首突っ込み、金を出す。

考えてみれば、政治に余程自信がない「弱虫」という面を見せつけられると好い加減にしてくれと言いたくなる。日本の国を良くする、又は守るという意識が無くて、政治家、外交官が「先生に誉められるように」外国・最近欧州に誉めてもらいたいというのは困りものだ。

本来、政治家を誉めるのは、国民の仕事で外国人の仕事ではない。外国人が誉めるのは、必ず自国の利益になるときであると言うことは肝に銘じておこうではないか。

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