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2008年7月 3日 (木)

老害で・成果なしで終わるか?洞爺湖サミット

洞爺湖サミットのメンバーを見てみて気が付くことは、福田首相が最高齢71歳(7/16)だと言うことだ。
シルヴィオ・ベルルスコーニ(イタリア首相)も同じ年(9/29)だが、米国のブッシュ大統領の61歳を別にすれば全て50歳代以下。
ちなみにロシア(43歳)、フランス(53歳)、英国(57歳)、カナダ(49歳)、ドイツ(53歳)。
これが何を意味するのかと言えば、戦後世代であると言うことだ。
だから、福田氏のような戦中派の古い感覚を持つ首脳は少ない。
簡単に言えば、今から60年前に日本は勝てない相手に向かってでも、戦いを挑んだという先人の遺産は失われたと言うことだ。

この戦争も辞さないで戦ったという勇敢な日本という姿は、今や米国のマインドコントロールで失われ、無残な日本になっている。
そして米国の「パシリ」、「キャシュデスペンサー」の日本を、世界の首脳が今の日本として見ていると言うことだ。
‥‥と言うことは、どういう事なのかと言うと、「私は戦争を放棄しました。もう悪いことはしません。よい子になります。」と言うことは通用しないと言うことだ。
「戦争はもうしません。」というのは、戦争が出来る国が言う言葉で、戦争が出来ない国か言っても無意味だ。
そして、今やそんなことは無意味になっている。
結局残っているのは、「よい子になります」で京都議定書を無理矢理締結したり、規制を受ける国が日本だけになったのに「離脱」しない。
イタリアの大聖堂の落書きに関しても、確かに悪いことであって、日本の規範に反するが、「イタリア人」から見れば「よい子になりたい」日本人という姿が見えてしまう。
しかし、よい子になって「いい顔」をするのは「役人・官僚」で、その結果の不都合を押しつけられて「窮乏」するのが「国民」だ。

一般家庭で見れば、外では「気のいい、気の弱い」「お人好し」の父親、家庭内では内弁慶の父親の姿を見ているのとそっくりではないか。
無理難題を押しつけられ、家族の預金まで取り上げて持ち出してしまう。それで何か益があるかと言えば、何もなし。
結局、家庭 崩 壊、一家離散が関の山だ。

本当に嘆かわしくなるのは、未だにこういう政治家、官僚を国民の上に戴いていると言うことだ。
しかも、これが民主主義かと思わせるような学校で教わらない民主主義が横行しているというのは、見苦しいものだ。

福田首相は、地球温暖化対策、二酸化炭素削減などという、既に先進国だけでは収拾のつかないことを先進国だけで行おうとしている。
そのために、わざわざ根回しに欧州に行って来た。
福田首相は、そもそも二酸化炭素の排出取引についてどんな感覚を持っていたのだろうか。
それは、工業化という部分では、米国、日本などに大きく遅れてしまった欧州が、EUとして(工業国も農業国・低開発国も取り込み)工業国から無償で「金をふんだくろう」と言う思惑だ。

だから、米国は一目さんに京都議定書から逃れ、米国に倣ってカナダも離脱と言うことになった。
そして福田政権が新たな「枠組み」を決めようと言うことになったら、決まらない。
京都議定書が如何に出鱈目であったか、そして日本が議長国でありながら環境、経済問題について全く無知だった事が思い知らされるものである。

そして、日本は国益を無視してまで、欺瞞に満ちた事柄を国民に嫁すことは 国 賊 であることを肝に銘ずるべきではないか。

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