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2008年7月25日 (金)

「6カ国協議」から撤退する覚悟で臨めるか日本

北朝鮮の核開発を巡る6か国協議を見てみると、何も成果が出ていないのに「成果が出た」と米朝で茶番劇を演じていることがよく分かる。
しかも北朝鮮の原子炉の冷却等の破壊パフォーマンスは、米国からの高額な費用によって行われた事は明らかになっているとおり、北朝鮮は米国に恩を売ったと思っているに違いない。
もともと、金のなる木である核を放棄する気もないから、させてやった代わりに「金をよこせ」というのが北朝鮮やり方である。
しかし、米国はサブプライム問題で「お尻に火がついている状態」であるし、中国は北京オリンピックで金がかかるから当然支援する気もない。
米中も金を出させるならば、キャシュデスペンサーの日本と決めつけているから北朝鮮支援などまっぴらだろう。
だから、ロシアが「拉致問題の解決」を勧めるように言うのである。

そして、この北朝鮮問題などは、元々の米国民主党の考えに沿った、アジアはアジア(中国)に任せると言うことでも考えているのではないだろうか。
なぜなら、今や中国は米国にとって大きな債権国だ。
逆に言えば、日本の安全保障は自らの自助努力を要求されていると言うことである。
今までは、国民議論も無視しして、内緒で「取り決め」を決めたりして、必要な金は「財投」から流用したり、国債を発行したりして国民に分からないようにしてきた。
それが、事実上の財投資金の枯渇であり、国債が減らない原因でもあった。

多少無責任なことを言うようだが、パフォーマンスとして「6カ国協議」から抜ける素振りをしてはどうだろうか。
事実、北朝鮮の核を容認してしまう「6カ国協議」など無意味だろう。そして、もし日本が抜けてしまえば「6カ国協議」は事実上の終わりだ。
なぜなら、どこからも金のでない「6カ国協議」など北朝鮮は参加している意味がないからである。

そうであるならば、けっきょく振り出しに戻り日本は米国抜きの安全保障を考えざる終えず、「核の傘」にないことが分かれば、日本から米軍の撤退を示唆することが出来る。
米国にとっても駐留米軍は世界一安上がりな軍隊である。
だから、もし撤退ともなれば、大幅な影響力が減じられ、それこそ中国の台湾侵攻に対しても容認せざる終えない事態になる。

今、デフレ状態で日本国内に金がない。
こんな時は、国際社会に拠出している金を引き上げて、日本の存在感を魅せる必要があるのではないだろうか。

しかし、内弁慶の日本の官僚、政治家にはそんな能力はないが。

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