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2008年7月 4日 (金)

洞爺湖サミットの危険水域に達した福田政権

洞爺湖サミットが近づくにつれ、その結果が見え隠れするような雰囲気がある。
朝日新聞7/4付け社説では、「中国を抜きに世界経済を語ってどれほどの意味があるのかという疑問はもっともだし、」と中国広報誌そのままを露呈している。
そして、不思議なことに何を要望するかなどは、蚊帳の外で「参加国がいかに問題意識を共有し、ともに解決に努力していく意思を確認できるか。」といつもの通りきれいごとを並べている。

外交の基本と言うのは、如何に他国の欠点を指摘して発言力を無くし、自国を有利な立場に置こうとする。
又、自国の弱点をカバーして、逆に相手にねじ込むかと言うところだ。
そう言う外交手段に依ったものが、なんとあの「ヤルタ会談」なのである。
さて、今回の洞爺湖サミットでは、先行して既に米国ブッシュ大統領は事前に「温室ガス削減」に言及して、サミットで集中攻撃を受けないように予防線を張った。又、北朝鮮の拉致問題に関しては、日本の世論が「厳しく」福田政権も前のめりの政策を控えなくてはならなくなった。
国連安全保障理事会では、中国、ロシアの反対の根回しによって、拉致問題は葬り去られたが、サミットでは多少の言及に留まるに違いない。
なぜなら、福田首相が多分あまり言及しないからだ。
中国に関しては、やはりサミットでの批判を予測して、中国政府はダライラマと話し合うとしなからどうなったのか知らないが、又チベット問題は沈静化させると牽制に入っている。
この問題は、イタリアでダライラマを名誉市民にするという出来事があったために、EU諸国は「人権問題」を取り上げなければならないだろう。
そこで、中国筋又は左派の策謀かアイヌ民族を持ち出して、日本も先住民族を迫害したと搦め手で、攻撃し始めた。
どうせ、福田首相は「他人(中国)の嫌がることはしない」という人物だから、「人権問題」は結局日本、ロシアの反対で潰れる。

排出ガスの問題は、米国は既に逃げているだけではなく、排出規制を受けないロシアは無視するだろうし、EUも本当に規制が掛かる取り決めのは消極的だろう。
要するに、議題の中心に「地球温暖化」を持ってきた福田政権の判断の甘さと言うことになるのではないだろうか。

そして、最終的にのこるのは「原油価格高騰」と「食糧問題」につきる。
ところが、バイオエタノールなどは、原油が高騰したことに原因があると見なされれば、結局「
原油価格高騰」の対策しかない。

そこで、日本はどの様な対応を迫られているのかと思うが、多分日本は何の対策も考えていないだろう。

ここで、「欧州中央銀行(ECB)は3日主要政策金利を0・25%引き上げて年4・25%に。(朝日)」と先手を打って、投機資金への抑制政策を示唆した。
これは、利上げによって投資資金の流入と、それに伴うユーロ高を招くもので、一石三丁にも四丁にもなるものだった。
元々米国は、ECBより高かったが、サブプライム問題から大幅に下げても2%と言うところ。
要するに、投機資金は米国ではないと言うことだ。

今、これだけ原油高で何兆円もの金が、産油国に流れた。
実際もう遅いかも知れないが、投機資金の出所を押さえるというのは急務だろう。
これには、EUは賛成、米国は反対、ロシアは黙りを決め込み、日本はどうするのか‥‥だ。

この問題になったら、日本は立ち往生だろう。
なんと言っても、新聞各紙のみならず雑誌でさえも論じていない。

結果は、日本の大幅な利上げと、国際市場らの日本資金の引き上げ、投資ファンドの公表と言ったところだ。
多分、各国首脳は福田首相の寝耳に水でも「豆鉄砲」を食らったような顔を見るのが、面白いと思うかも知れない。

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» 日本を見捨てない? [翻訳blog]
 ブッシュ大統領は、「拉致で日本を見捨てない」と言ったのだそうだ。本当だろうか? [続きを読む]

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