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2008年7月 1日 (火)

医師に学校秀才はいらない

医師不足で厚生労働省は、医学部定員の抑制をやめたが、一方で「医学部定員を増やすとも医師のレベルが下がる」と主張する人物がいる。

しかし、医師というのは単に「学力」で判断すべきものではないのではないだろうか。医学部というのは、「金が儲かる」と昔から偏差値が高い。

10年以上前から少子化で教育学部を出でも教師になれないと言う事態に遭遇して、その昔は優秀でも地元駅弁大学の教育学部に進学した女子学生が有名大学に進学した。

しかし、東大を出たところで良い就職口があるわけでもなく、たとえあっても女子学生にとっては快適ではない。

だから、今国家公務員のいわゆる上級職に女子学生が殺到しているし、又入試もセンター試験1位の成績を取っても女子学生は医学部へ進学する。女性の社会進出によって、結局医師が少なくなると言う矛盾が生じる。

そして、医師というのは勉強だけではない部分があるのは当然で、いわゆる学校秀才がなる職業としては不適なのではないか。その上、医師というのは大学を出ただけで医師になれるわけでもなく、医師国家試験があり、その後の専門医試験など色々なハードルがある。 医師には、学校秀才の学校という分野でも「勝ち組」だけでなく、患者の気持ちを分かる医師も必要なのではないか。

日本の高度成長の時、大学を卒業しさえすれば「多少問題のある人物」「学力に疑問のある人物」も入社させた。

実は、東大出の学校秀才は役に立たなくて、そう言う別枠の人物が役に立った等のが現実だった。

【コラム・断】医師増員への批判 

医師不足解決の方策として、厚生労働省は、「医療確保ビジョン」で医師の増員を発表した。
医学部の定員を増やすとどうなるか。それで優秀な人材が集まるわけではなく、単に裾野が広がるだけだ。つまりは全体として、医師のレベルが下がる。それはひいては医療ミスの危険を高め、無駄な医療費を増大させる。  現在の医師不足は、主に病院と地方で起きている。勤務が厳しく、収入の少ない病院や地方を離れ、立地条件のよいところで開業する医師が多いのが原因だ。  医師の増員でこの問題が解決するのか。増員すれば開業医が増え、すでに患者の取り合いが起こっている現況に、ますます拍車がかかるばかりだ。やがて失業する開業医があふれるだろう。そんな医師が病院にもどっても、よい医療をできるわけがない。  病院離れ・地方離れを防ぐには、そこで頑張る医師をもっと手厚く遇すべきである。  今、病院でマンパワーが不足しているのは事実だ。しかし、今の病院乱立の状況で、すべての病院が万一に備えたりすれば、“寝るだけ当直”の医師に高い当直料を支払うことになり、無駄な医療費がますます増大する。  こんな状況になったのも、すべては医師の自由を認めすぎたせいだ。科の選択の自由、開業の自由、病院開設の自由。それを放置して、医師の数だけ増やしても、無駄な医療が増えるばかりである。  足りないから増やす。そんな小手先の方法で改善するほど、日本の医療危機は生やさしくない。(医師・作家 久坂部羊)(産経新聞)

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