« 披露困憊・毎日書道展・東京都美術館・陳列替え | トップページ | 老人経済人が日本を滅ぼす »

2008年7月13日 (日)

現状維持を望む米国・似非共和党系アジア政策を切る

北京で開かれていた6か国協議は、ライス国務長官の意を汲んだヒル米首席代表によって、事実上の幕引きをしようとしている。
しかし、それに続く経済援助は、政権末期のブッシュ政権では出来るはずでもない。
しかもサププライム問題が顕在化した現状では、無い袖は振れないと言うところだろう。
当然中国も同様で、北京オリンピック後を考えれば、無駄に金を使うのはごめん被りたいのが心境だ。
後は、キャシャデスベンダーの日本に圧力を掛けて、金を出させる算段をすると言うことだ。
特に、中国、韓国に融和策を採る福田政権なら原理原則が無いために「強く出れば」金を出すと思っていることだろう。
なんと言っても、日本の金融当局のように未だに、コンマ以下という低金利政策を続けながら、自らの政策の意味を喪失している国。
米国に、常に意味もなく金を供給している国ならむしり取ると言うのも難しいことではない。

米国、民主党系の考え方というのは、不思議なことに中国、朝鮮に関しては「やさしく」しかも常に現状維持を望み、日本にだけ強く出る。
そして、強い日本ではなく、「強い中国」が政界の安定を促し、例え民主主義と相反する独裁国であろうと現状維持を切望するというのはどういうことだろうか。
当然、そこには政権に対する「反政府勢力」や民主化に鈍感で、不思議とミャンマー政策とダブルスタンダードである点におかしなところがある。
さて、5月の産経新聞書評に『中国 危うい超大国』スーザン・L・シャーク著、徳川家広訳(NHK出版・2625円)と言うのがある。
著者は、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院教授で「1997年から2000年まで国務次官補として東アジア・太平洋局に所属し、クリントン政権(民主党)の対中政策を統括した元国務次官補代理。」

この本の評価は、アジア政策を考える上で有意義であるとしても、
朝日新聞の書評(2008年4月13日天児慧(早稲田大学教授・現代アジア論))

「ただし日中関係は「強い日本と強い中国」のにらみ合った現状からやがて、中国の強大さが明確になれば日中は良好になるとの中国人の言葉を紹介するにとどめている。日中理解の難しさの故か。」と実は、現状維持と日本脅威論を未だに展開している。

だから、日本国憲法の改正を「中国人のアイデンティティ」そのままに、軍事大国化と同視するという以前の民主党派の牙城ハーバート大学の学説のようである。

この様な、アジアに対する無理解というのは、ライス国務長官などの感覚に共通するものだろう。
米国人が、不思議と中国へ行くと「中国人の感覚」になってしまうと言うのは、この
スーザン・L・シャーク教授に限らない。

歴史を見れば、米国人(欧米人)の中国スパイが活躍して中立な人物のふりをして日本攻撃をし、中国の不正を隠蔽してその責任を日本になすりつけた。又は、無いことでもあると日本攻撃した事実が思い起こせるではないか。

この北朝鮮の6か国協議や、拉致問題というのは実は現代の外交戦という戦争をしていると言うことであることを深く認識する必要がある。
そして、ここでの敗戦は日本に何度目かの敗戦を意味もする。
そのことを日本の政治家は理解しているのか不思議なものだ。

なんと言っても、あの「加藤紘一」の様な人物が未だに国会議員でいることが日本の不明だろう。

|

« 披露困憊・毎日書道展・東京都美術館・陳列替え | トップページ | 老人経済人が日本を滅ぼす »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 現状維持を望む米国・似非共和党系アジア政策を切る:

« 披露困憊・毎日書道展・東京都美術館・陳列替え | トップページ | 老人経済人が日本を滅ぼす »