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2008年8月 3日 (日)

国民から遊離した邑社会の福田政権

各新聞社による内閣支持率も日経新聞以外出そろった感がある。

一番高いのが、読売新聞「福田改造内閣の支持率は41・3%、不支持率は47・0%となった」で最低は、朝日新聞で「内閣支持率は24%で、前回(7月12、13日)の24%から変わらなかった。不支持率は55%(前回58%)だった。」とある。
産経新聞は「改造内閣の支持率は31・5%」、毎日新聞は「内閣支持率は25%」と微増の傾向としている。
国民の意見としては、読売新聞以外の支持率の方が実感がある。

なぜなら、従来の派閥均衡というのか世代交代が行われていないと言うのが明らかであると言うことではないか。
相も変わらず、旧体以前というか従来からの既得権を重視するような人達ばかりでは、先行きは分かったようなものだからだ。
経済にしても中国ベッタリで、日本の国益を守らないと思われる二階経済産業大臣。
これでは、中国のスパイを経済運営の中に取り込んだようなもので、やり方によってはますます福田政権のダメージを広げることになるだろう。

さて、現在の日本の外交、及び一旦海外に出たジャーナリストも含めて「相手の嫌がること」は言わないと徹している。
「相手の嫌がること」とは、当然日本の国益に関すること、又日本を事実無根で誹謗中傷することに対する「反論」などである。
そして、外務省の外交官、大使などは日本の国益が損じられても「抗議しない」というのは慣例化している。
あのTV映像で世界中に放映された脱北者の中国・日本大使館へ中国官憲の侵入に関しても、大使は抗議など何も言っていなかったと記憶する。

これは、従来からの日本の邑社会の特徴というものだが、一旦日本から出た途端「ディベート(debate)」の世界であると言うことは誰もが分かっているはずである。
しかし、分かっているはずなのに、なぜ「ディベート(debate)」に参加しないのかと言うのが不思議としか思えない。
つい最近の、竹島問題は韓国政権への援護射撃という穿った見方も雑誌「諸君」では見られるが、果たして「相手の嫌がること」はしないと言う外交が露呈してしまった。

米国が、大統領の要請によって「竹島」の従来の見解を修正したということは、新聞各社の夕刊を飾った。
ここで日本政府は、「相手の嫌がること」はしないという国是?に従って、米国の二枚舌にすがるという見苦しい態度を示してしまった。
もし、ここで日本政府が強い態度で出ていたら、福田政権の支持率も上がっていただろうが、政治的に「ひ弱な日本」を演出してしまったために、低迷してしまったことになった。
戦前を批判する人達がいる。
彼らは、戦前は悪かったというが、敗戦末期の戦時体制の混乱を批判しても仕方がない。
その上MacArthurが植え付けた、日本人「性悪説」までに達するというのは、異常でしかない。
だから不思議なのは、日本の政府が名称を決定して、未だに正式名称を改めていない「大東亜戦争」という名称を使わず、GHQが強要した「太平洋戦争」という名称を一般に使っていることでだ。

今の福田政権に科せられた課題というのは、GHQによって歪められた日本をただして、正常な日本を作り出すこと。
戦後生まれがほとんどである国民は、「弱虫で」いいかがりをつけられれば、「金を出し」、「無意味に謝り」そして反論もしない日本という国に飽き飽きしている。
親の代、祖父の代のことで未だに「低姿勢で謝り続ける」異常さというのは、我々の周囲の人に置き換えても異常で情けない。
多分、そう言う人物がいたら寄ってたかって、金を取り上げ、笑いものにすると言うのが世の習い。
現在の日本と言うものは、そう言う人物のような国だと言うことだ。

そして、いつも二枚舌、ダブルスタンダードの米国とは、母親みたいにベッタリという時代は終わったと言うことだろう。
経済も、米国の言うとおりに米国に投資し、金をつぎ込んで元も子も無くすというのはいい加減ににして貰いたいものだ。

年金資金は、日本の低金利から米国につぎ込んでサププライム問題で5兆円の損失をだした。
同じく低金利で、国民の資金も海外に投資され、国内は金詰まり、円安。
国内の銀行は、低金利を良いことに海外に融資資金のファンドを多数作り、ますます円安に。

これでは、世界中の投機資金は減らないだろうし、円高も進まず、原油が高騰し日本から何兆円という資金が流出する。
そして、ますます日本国内の金がなくなるというスタグフレーションに陥っている。
日銀はかって「流動性の罠」に陥っていながら、そうではないと言い通した。
それならば、その後の金融対策が適切であったかというと、今のていたらくだ。
政治も金融も結果論。日本の日銀は死んだというのが正解だろう。
日本の国会、日銀になど一般的な国民に比べて高給でありながら、何もしないと言うのは今や国民に対する裏切りというものだろう。

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