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2008年10月11日 (土)

高島屋と阪神阪急統合に思う定価販売の崩壊

高島屋と阪神阪急統合に思う定価販売の崩壊

近年百貨店と言われるデパートの経営統合が多くなってきた。日本橋の三越は、伊勢丹に事実上吸収され、高島屋はどうするのかと思ったら「高島屋と阪神阪急」も経営統合するという。
近年、東京のデパートなどでものを買ったことがないからどの様な状況下になっているか良く分からない。大体百貨店に「おっさん」が行っても買うものなど無いというのが現実ではある。
買うのは、いまや百貨店化したヨドバシカメラなのだが、本当はネットだったりしている。
だから、地方の百貨店などは閑古鳥が鳴いて軒並み撤退してゆく。
一方で、「モール」という大規模ショッピングセンターが出来ているのだが、地方に作るから値段はそれなりの価格。要するに、今や定価で買うような客は少なくなった。
そして、百貨店だって定価でというのは「一見さん」の貧乏人の世界で、お得意さんには、外商。外商になればいくらで売っているのか分からぬようなもの。
その上、貧乏人には縁がない、年会費10500円以上するゴールトカードのハウスカードもタダで提供したりしているのである。
結局、百貨店というのは良い製品をより良い価格で小金持ちの「お金持ち」に売るというのが本筋。
そのショールームが店舗というものだ。
だから、安い、お買い得の商品を買おうと言うような「貧乏人根性」の小生などには縁がないというのは当たり前のように、一般人とも縁が薄い。
但し、東京人や都会人は不思議にものを買ったりするから、ダルダニアン物語(三銃士)の中で言う、田舎もののダルダニアン(主人公・後の伯爵・元帥)の心境になったりする。(アトス/ラ・フェール伯爵に対して)
そして、地方に行けば行くほど「小金持ち」が少ないから百貨店はやって行けないと言うわけだ。
小生が住む北関東の群馬というのは、上州と別名言うところで、江戸時代からあまり裕福ではなかった。
米は火山灰地だから不味く、桑ぐらいしか育たないから養蚕が盛んだった。
その養蚕の一時金を亭主が握って博打にうつつを抜かしたから元々任侠、博打打ちの土地柄。「かかあ天下」と「空っ風」と言い、亭主には生活力が無く女房に食わせてもらうというのは今も昔も変わらない。
そんなケチケチの世界から生まれたのが、例の「ヤマダ電機」、「ビックカメラ」、「ベイシア」などの安売り商法。
群馬の金なし亭主から金を絞り上げようというのだから、並々ならぬ商魂が必要だ。
元々博打打ち根性で、欲しいものは我慢出来ない質とはいうものの、借金までして買わせようというのが商売人。
群馬で勝ち抜ければ、どこへ行っても勝負が出来ると言うものだ。
逆に言えば、群馬で勝ち残れなかった百貨店、店舗はいずれ淘汰される運命にあるというものだ。

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