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2008年10月 2日 (木)

日本は未だに輸出経済が中心だと言うエコノミスト達の不思議

日本は未だに輸出経済が中心だと言うエコノミスト達の不思議

昨今、景気減退の話を聞かないことはないくらいだが、その景気の足を引っ張ったのは原油高、ガソリン高であることは間違いないことだろう。
それなら、円高になればそこそこ救済されると言うものだが、経済界を中心に円安誘導にすすむ。
しかし、円安、原油高でどれだけの金が日本から流出したのかと言えば、円安で形式的な利益よりも膨大なものになる。
朝の文化放送で二木氏は、「日本は輸出で経済を支えているので、1円円高になるとトヨタ自動車は何百億円の差損になる」という。
ところが、まともな経済学者に言わせると絶対にそんなことは言わない。
聞いて見れば、円に換算すればという事ぐらいだ。
なぜなら、誰でも知っているようにトヨタ自動車は世界企業だ。ドルをいちいち円に両替する必要もないし、実際やってもいないというものだ。
そして、日本で作って輸出している車と言えば、競争力の強いハイブリッド車ぐらいなもの。
誰でも知っているとおり、ほとんどが現地生産であり、そしてその利益を日本に環流させたりはしない。
なぜなら、日本に持ってくると「税」が掛かるからだ。その上日本では公定歩合が安いから運用のための利益が少ないと来ている。
もう30年以上も前になると思うが、あのファスナーなどの世界企業YKKはスイスに銀行を作ってそこで資金を廻している。(「なしたもんだの経営学」)

そして、実際のところ日本は、石油どころか食料そして、中国、東南アジアに展開する子会社から衣料品、機械部品、電気製品、カメラ、パソコンその他諸々を誰もが知っているとおり輸入している。
日本は、輸出国ではなく輸入国だと言うことは、日頃身につけているものから分かるではないか。
それを、日本は輸出を中心としているのは、日本が高度成長していた時代の古い考えというものだ。
そして、もう一つの一面は、日本は既に投資国、債権国だと言うことだ。
考えてみれば、証券会社が持ってくる「サムライ債」やら何だが良く分からない債権は全て外国の債券を組み入れたもの。
年金基金も米国では禁止されている株投資をして大損害をおこしたり、ある企業年金100億円を訳の分からない債権に投資して失ったり。
少し前はあのヤクルトが5-60億円無くしたという話もあった。

この様に見てくると、政府、日銀のやっていることと、日本の現実との乖離が甚だしくなる。
なぜなら、日本の景気を良くするためには「円高」と「高金利」と言うことになる。
輸入物資を安く、その上高金利にして投資資金が運用出来るようにする。
これは、日銀と政府のやっていることの反対だからやるはずもない。
しかし、常識として「物事に失敗したら」失敗した方法を改めて、その逆をやるというのが普通人というものだ。
ところが、無用に「失敗し続ける」という例が、かってあって、その良い例が帝国陸軍・海軍の作戦だったというから不思議なものだ。
陸大、海大で教わったことを臨機応変に応用もせずそのまま実施。
失敗して担当者が変わっても又同じ作戦。
インパール作成も、敵の陣地の反対側に回って挟み撃ちをする発想。
失敗は、1回だけにして欲しいものだ。

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