« 地方を犠牲にして、大都市・大企業だけ栄えた国の経済の終焉 | トップページ | 山﨑種二記念特別賞 群馬県書道展覧会 »

2008年11月19日 (水)

第59回群馬県書道展・審査終了

11月22日から開催される群馬県立美術館展示室・全館を使った第59回群馬県書道展の審査が終了し、審査結果が出品者に発送された。
昨日18日審査結果は到着したと思われる。(メール便)
今年の、入選率は出品点数の多少の減ためにわずか上がって、90%ということらしい。
なんだ90%かと思うと実際は大間違いで、会友という15回入選者が無鑑査扱いのために実は非常に厳しいことになっている。

しかも、臨書の細字などを書いた作品は軒並み「落選」と言うことになったという噂である。
そして、そういう社中はある特定の団体だったりすると落選率は30にも40%にもなりうる。
一節には、「臨書作品」は展覧会作品に向かないといい、基本は「創作作品」と言う人もいる。
ここのところが、臨書作品を中心とする、いわゆる「学生展」との大きな違いであり、一段と高いハードルになっている。

県立美術館も例のアスベスト問題で、2年間をかけて改装して一番違うのが「照明」が明るくなったということだ。
しかし、見ての通り審査員の先生というのはベテランの先生方で、とっくの昔に「老眼」になっている方々。
遠くから見たら、何も見えないだろうとは偏見?を持った自説ではある。
賞は、委嘱作家(無鑑査)を対象にした委嘱作家大賞、公募を対象にした知事賞以下がある。

実際のどこの展覧会でも公募の最高賞・知事賞というのが「花」で、今年の表彰式謝辞は、近代詩文書の部だという。
一方、委嘱作家大賞というのは、この賞をもらって3年後に審査会員即ち、展覧会・委員に推挙される。
今回も、委嘱作家歴・苦節19年という人もいて、難関さを思いやられるものではある。
そして、最後の賞。
山崎種二記念特別賞は、19日に山種美術館の方から審査員が来て決定される。
18日に搬出となる県美術展の山崎種二記念特別賞は、公募の知事賞・陶芸に贈られたが、書道は時の「当番審査員」を中心とする中から選ばれるというのが、暗黙の了解になっている。
出品要項では、公募を含めた全ての出品者の中から選出ということなのだが、先生を差し置いて弟子が賞を取ることなどあり得ない書道界だからこんなことになる。
一方美術の方は、県美術会よりも遙かに上のランクに属する先生が公募で出品することもあり、一概に公募のレベルが低いというわけではない。
だから、かって人間国宝の竹細工の先生が、群馬県内に居を移したので「礼儀として」出品したという例があった。
しかし、美術の工芸専門家は彫刻、陶芸などの先生が中心。
見事に「落選」させて、大恥をかいたということもあったらしい。

いずれにせよ、19日には書道の「山崎種二記念特別賞」が決定する。
ちなみに、小生などの弱小社中(出品点数ではなく‥…充分多いが)では縁のない話であることは間違いない。

事務局も、狭い無窓居室の穴倉に美術関係の先生と同居だと息苦しく、毎日辛い日々が続くものである。

|

« 地方を犠牲にして、大都市・大企業だけ栄えた国の経済の終焉 | トップページ | 山﨑種二記念特別賞 群馬県書道展覧会 »

保存用美術館」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第59回群馬県書道展・審査終了:

« 地方を犠牲にして、大都市・大企業だけ栄えた国の経済の終焉 | トップページ | 山﨑種二記念特別賞 群馬県書道展覧会 »