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2008年11月 5日 (水)

オバマ米大統領選勝利・戦後世代大統領を分析する

オバマ米大統領選勝利・戦後世代大統領を分析する

米大統領選は、バラク・オバマ上院議員(47)の圧勝の結果に終わった。
ジョン・マケイン上院議員(72)は、やはり年齢という部分が大きなハンディだったのではないかと思う。
テレビカメラから、写真から見れば白髪頭で多少髪の毛の薄いマケイン上院議員には、どう見たって若さを感じられない。
そして、米国大統領のジンクスは薄毛、禿げ頭の大統領候補は大統領になれないと言うものがある。例外はあのアンゼンハワーEisenhower大統領のみである。
そして、女性副大統領候補としてペイリン・アラスカ州知事(44)を指名したが、仏のサルコジの物まねに引っかかるほど脇が甘くて、結局何の役にも立たなかった。

それで、従来の共和党政権では日本を重要視してきた経緯がある。
しかし、民主党政権では思いつくのは、あの日本嫌いだったローズベルト大統領や、最近では日本を無視したカーター、同じく同盟国パスして米中で物事をまとめようとしたクリントンなど‥‥、民主党政権は日本にとって疫病神である。
それは、あたかも米中で日本に対して封じ込め政策を行うようなものであった。
一方、今の日本は10月末の前航空幕僚長の「論文投降問題」程度で揺れてしまうほど、60年前の呪縛から逃れていない世代が政府を牛耳っている。
ところが、仏のサルコジをはじめとして戦後世代の指導者というのは、日本がかって米国と戦争をしたと言うことを忘れている。
今の感覚で言えば、日本というのはよい子ブリッコの「堅物国家」、脅せば金を出す国家としか見ていない。
よく、フランスが米国に対してきついことを言っても、許されるからと言っても、日本には許されない。
なぜなら、米国にはフランスが送った「自由の女神」がある。
それは、米国の独立戦争は、時の国王のルイ16世の支援なくして成り立たなかったと言うことである。
もっとも、お陰でヒットラーの傀儡であるビシー政権が成立しても、戦勝国として国連で常任理事国に居坐っていられるということになっている。

日本では、不思議なことに米国の政権は民主党がとる事を歓迎している。
それは、共和党政権は「戦争」をする政権だ‥‥民主党は鳩派政権だと思っているのかもしれない。
しかし、大きな対戦としての対日戦争、続く朝鮮戦争、ベトナム戦争も全て民主党政権の時に起こっている。
だからといって、今度のオバマ氏が「熱い戦争」を起こすという可能性は多分ない。
それは、今緊急の課題は経済問題だからだが、「経済戦争」という冷たい戦争は起こす可能性はある。
そして、初めての黒人の大統領と言うことになるが、あの米国国務長官コンドリーザ・ライス氏を見ても分かるように多分アジア問題に関しては詳しくもなく、興味もないかもしれない。
そうであるなら、アジア問題に関しては従来の民主党のブレーン方針に任せると言うことも大いにある。
そして、白人でない政治家の通例通り革新的なことは一切せず、従来からの民主党路線で政治を行うというのは間違いないことだろう。
もしそうであるならば、多分日本は覚悟してかからないとトンでもないことになる。

今後どのような展開になるのか、朝鮮問題と経済問題がその答えを出すと言うものだろう。

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