« ‥‥暗澹たる気持ち‥‥‥文藝春秋2008 12月号立ち読み「世界同時不況 日本は甦(よみが)えるか」 | トップページ | 地方を犠牲にして、大都市・大企業だけ栄えた国の経済の終焉 »

2008年11月17日 (月)

水と緑と詩のまちが泣く・街路樹伐採・前橋市

11月も中旬になって、周りの木々の紅葉もだんだんと綺麗になった。特に今年は、赤や公孫樹(いちょう)の黄色には目を楽しませることもある。
結構小道など綺麗なものだ。
しかし、こういう広葉樹というものは、夏には木陰を作り、今散々言われている「二酸化炭素」吸収には効果がある。
そして、不思議なことに紅葉というのは、色々な場所で時期というものがある。
ところが、最近国道などの街路樹では紅葉が見られない。
なぜならば、10月下旬から木々の剪定に入り、紅葉して落ち葉が落ちる前に刈り取ってしまうからだ。
落ち葉が、下水路をふさぐという色々な理由があるのは確かだが、味気ないことだ。

ところが、そんな車が多く通らないようなところでも異変がおきていた。
それは、前橋市立図書館の駐車場だった。

驚くべき事に、あるはずの樹がない。
この場所の過去の写真を見てみれば明らかだろう。


この写真は、2003年12月に余りに綺麗だったので撮っておいたもの。
逆の方角から見ると。

この銀杏の木は、いつ頃からあったのか記憶がない。すくなとも20-30年以上前から同じ状態であったはず。
この駐車場が出来る前は「逓信病院」が戦後あって、その後空き地だったのだがその頃にあったのかも分からない。

そして、この銀杏の葉は、結構近所の人が掃いていたりするのだが、今や無残なことになってしまった。

切り株の後も新しい無残な銀杏の木。
これは、落葉する前に切ってしまおうという意図が見え見えだろう。これでは前橋市のキッャチフレーズ「水と緑と詩のまち」が泣くと言うものだ。


無残な切り株が並ぶ。

よく見れば分かるように、街路樹や木々が恐ろしく少ない。
そう言えば、群馬県庁の周りの樹齢100年を超える「厩橋城」からの木々を一時の行事のために一斉に切ってしまった。
それは、国民文化祭というのが、群馬県で行われたときで、そのイベント用に巨大スクリーンを設置するのに松の木が邪魔だったからであると言われる。
そして、一部を伐ると不自然と用もない全部の樹をきってしま伐ってしまった。
その時の小寺知事は、その後の5選を目指した知事選で落選し、その報いを得たが木々は戻らない。
小寺元知事などのように旧自治省出身の落下傘政治家は、地元の伝統文化を破壊するのが通例で、戦後は県庁のある場所の厩橋城の遺稿は徹底的に破壊された。

それにしても、小さな木々だと言っても、市民に楽しまれた樹を単なる役人の都合で伐採するというのは、前橋市というのは地球温暖化阻止を唄っていながら、実はそんなことは「関係ねぇ」という役所だと言うことがよく分かる。

そしてこの美しい風景は二度と見られないのである。
2003年12月2日撮影。

露出時間 : 1/125秒
レンズF値 : F4.9
ISO感度 : 100
Exifバージョン : 0220
オリジナル撮影日時 : 2003:12:02 10:01:33
対象物の明るさ : EV6.8
露光補正量 : EV0.0
開放F値 : F2.8
レンズの焦点距離 : 24.00(mm)

|

« ‥‥暗澹たる気持ち‥‥‥文藝春秋2008 12月号立ち読み「世界同時不況 日本は甦(よみが)えるか」 | トップページ | 地方を犠牲にして、大都市・大企業だけ栄えた国の経済の終焉 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水と緑と詩のまちが泣く・街路樹伐採・前橋市:

« ‥‥暗澹たる気持ち‥‥‥文藝春秋2008 12月号立ち読み「世界同時不況 日本は甦(よみが)えるか」 | トップページ | 地方を犠牲にして、大都市・大企業だけ栄えた国の経済の終焉 »