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2008年11月 5日 (水)

一国の指導者、外交官に求められるもの

産経新聞のWeb版2008/11/05に【優先席から】評論家・金美齢 「結論ありき」の豪遊批判というコラムがあった。
中身の中心となるところは、

「最近の麻生太郎首相に対する「夜の豪遊」批判も、世襲、金持ち、贅沢(ぜいたく)、従って「庶民の苦しみを理解できない」と一部のメディアが野党を巻き込んで「初めに結論ありき」のキャンペーンである。社会全体が不況に苦しんでいるご時世に夜な夜な高級レストランやホテルのバーに出没するのはいかがなものか、と問われれば、多くの庶民が「許せない」という。半径100メートルの周囲にしか興味がない者にとって、一国のリーダーがどれだけの重荷を背負っているのか、想像する気もなければ、理解しようと試みたこともないだろうから、当然の成り行きだ。」

と言う部分なのだが、この「夜の豪遊」批判を巻き起こしたのが、「質問者は、北海道新聞の比較的若い女性記者」とブログ暴露していたのが産経新聞の福島香織である。

北海道新聞と言えば、左翼的色彩の強い新聞社として有名である。
確か、以前(1999年9月2日‥農水省記者クラブ(農水省建物内)での定例の事務次官会見。)中川氏が農水大臣だったときに日章旗を共同通信記者(朝日新聞は未確認)と一緒に記者会見場から持ち出したのが北海道新聞の記者だったと記憶する。

こういう記事を見ると、フランス革命(大革命)やロシア革命前後の欺瞞を見る思いがして実に面白く感じるものだ。
それはなぜかと言えば、ロシア革命で労働者のための政府と協調しておきながら、レーニンは貴族出身であるし、その他の指導者達の中にも労働者階級は存在しなかった事ではないか。
同じく、大革命では、思想の違いによる殺し合いだけでなく、ブルボン王朝の墓、その他の王族の墓までも暴いて破壊した革命後。
ナポレオンが帝政を敷き、外交は貴族出身のタレーランに頼らなければならなかった事を見ると、世界の指導者というのはなまじの庶民では勤まらないという事がよく分かる。

金氏が

「現に、ナポリサミットで、村山富市首相(当時)はディナーを欠席した。気おくれしたのか、体調を崩したのか、理由がなんであれ、一国を代表して出かけたのに職務を全うすることができなかった。」

とあの歴史上で「野合政権」と揶揄された村山政権の一国の首相とは似ても似つかない姿が目に浮かぶ。
確か、阪神大震災に対して、「なにせ初めてのことで‥…」との言葉をはいた報道には国民として卒倒しそうなものではあった。
そして、その首相としてあるまじき村山政権が残した残滓があの「村山談話」だと言うのは何というブラックジョークではないか。

そして、質問した記者の女史は、少なくともワーキングプアと呼ばれる年収200万円以下の社員でもないと言うのも同じくブラックジョークである。   

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