« ソマリア沖海賊対応に見る民主党に政権を任せられないワケ | トップページ | syuun の不思議な少年時代 その20 »

2008年12月28日 (日)

ソマリア沖海賊対応に見る民主党に政権を任せられないワケ その2

ソマリア沖海賊対応に見る民主党に政権を任せられないワケ その2

今回のエントリーで、何時も見て頂いているS氏からコメントを頂いた。
‥‥‥‥‥
問題は、海自は全く実戦向けじゃないということなんですよね。
それこそ、いわゆる重巡視船を海保に装備した方が早いのじゃないかというくらいです。
まず大前提として、交戦法規がない。というか、そもそも軍法がない。
高度な訓練を受けたプロ集団という能書きはともかく、単なる公務員が武装したのと実のところ大差ない状況です。
今のまま送り込んで、交戦してあいて殺したら刑事事件として裁かなければならないのですよね。それこそ左翼が驚喜するでしょう。

その点、海保はちゃんとした法的地位があり、経験も豊富。装備も小火器など豊富に持ち、セキュリティだって持っていますから、大型艦派遣なら同乗させられます。
そもそも、海自はセキュリティ要員は専門ではもっておらず、ろくに訓練も受けてない船乗りが兼務することになってます。
例の特殊部隊はあれはセキュリティ要員ではありませんから。

それと、装備に関していえば相手は漁船ですから主装備には40-57mm程度のハイテク自動砲で十分です。
問題は、おっしゃるとおり装甲が不十分ですから、対策が必要でしょうね。

ただ、本当は他国に習って海自を派遣できた方がいいのです。
個人的は、そういう状況で、無理して派遣すべきではないと思います。
法整備を半世紀も放置してきたツケですね。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
巡視船としては、「しきしま」級の重武装巡視船
(総トン数は6500トン・対空レーダーはちくご型護衛艦などに装備されているOPS-14・ヘリコプター2機・35mm連装機関砲2門、20mm多銃身機銃(バルカン砲)2門・プルトニウム運搬船護衛用として1990年度予算で開発されたもの)
を使えという指摘もある。
これは、巡視船型をした護衛艦のようなもので、本来護衛艦を使うべきところ政治上の目的で作られた。
但し、各国のフリゲート艦(駆逐艦より大きな巡洋艦)に比べると、見た目も迫力はない。

この護衛艦派遣というのは、既にG8で軍艦を派遣していない国は日本だけとなって、既に国際社会から孤立しつつあるという点につきる。
だから、護衛艦の派遣以外の選択肢はないというのが実情なのではあるまいか。
民主党の小沢氏にしろ、国連貢献だアフガンに自衛隊を派遣しろと言いながら冷淡なのは、小沢氏と言うのはその場限りの事で言う人間ということが分かる。
要するに、原理原則がない従来型の政治家の一人だということではないか。

そして、国際問題に関しても日本人は「手続き論」から真面目に細かくやり過ぎるきらいがある。
しかし、日本人の真面目なやり方は実際評価されるとしても「政治上」は無力というのは、過去エントリーした記事の国連機関に勤めた日本の元官僚の回顧録ではっきり言っている。

その手続き論としても、実は「海賊対策として」閣議決定してしまえばある程度運用出来てしまうと言うのが、今の日本の状況になっている。
そして、自衛隊はあの「田母神俊雄・元航空幕僚長論文問題」で「文民統制」と言うことを散々言われたから、政治が判断すれば出で行かなければならないことになる。
要するに、これは国会軽視なのだか、現に「村山談話」や「河野談話」その他国会の法律でもないことが法律のように扱われている以上有効だろう。
もし、無効だとするならば、「村山談話」や「河野談話」、政府見解を法律としては無効とせざる終えない。
ダブルスタンダードを貫くと、益々混迷した政治情勢になる。
戦前は、軍国主義と言いふらすが、理論が確定していないために広義のシビリアンコントロールと言うものはなされていた事は間違いない。
小沢氏は、麻生氏のお手並み拝見というところだろうが、それで政権が取れるのかと疑問を抱くのが、今回のソマリア沖海賊対応なのではないか。

|

« ソマリア沖海賊対応に見る民主党に政権を任せられないワケ | トップページ | syuun の不思議な少年時代 その20 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ソマリア沖海賊対応に見る民主党に政権を任せられないワケ その2:

« ソマリア沖海賊対応に見る民主党に政権を任せられないワケ | トップページ | syuun の不思議な少年時代 その20 »