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2008年12月11日 (木)

ソニー大量リストラ・技術軽視、ソフト重視のツケ

ソニー大量リストラ・技術軽視、ソフト重視のツケ

2008年12月11日の新聞各紙社説では、産経新聞「ソニー人員削減 雇用安定に官民で知恵を」、毎日新聞「社説:ソニー大リストラ 雇用への北風が吹きすさぶ」、朝日新聞「ソニー人員削減―日本型経営の意地見せよ」とソニーの「世界全体で1万6000人削減する大規模なリストラ策」に対して懸念を示している。
そうは言うものの、ソニーは随分前から技術革新を軽視して、ソフト路線。すなわち、金融方面にシフトしたのではなかったか。その時にソニー銀行やらファイナンス、生保損保などの保険事業に参入したのではなかったろうか。
そして、創業者の井深大、盛田昭夫氏が亡くなると共に技術軽視と新しい技術、革新製品と言うものが生まれなくなった気がする。
なぜかと言えば、社長が技術者ではなくて「音楽家」になったからではないだろうか。
少なくとも、盛田昭夫氏が健在なときはハードとソフトの両面をもって最良だったように思える。
しかし、大賀典雄社長になった頃からどう見てもおかしい。
続いて、社長になった出井伸之社長(CEO)も経済学部出身で技術屋ではない。
そして驚くことに、ハワード・ストリンガーCEOも技術屋ではなくてTV映像屋だったりする。
この様に、SONYはここ10年技術軽視の傾向が強くなって、パソコンのVAIOは元々台湾のOEM。液晶は後れを取ってSamsonの液晶を導入し、オマケにSamsonにソニーの技術を横取りされる始末(?)
パソコンを作っていないから、アップルiPODでマックに後れを取り、今ソニーにどんな新技術があるのか?
又ヒット商品も何であるのか、さっぱり聞こえてこない。
最近読んだ週刊誌には、そのソニーの技術軽視体質による基礎研究の廃止が取りざたされていた。その研究の担当者は、スタッフも何も取り上げられて単なる窓際に置かれたというのであった。
こういう、本来の最新技術のソニーからの営業重視の体質になってしまったソニーには、生き残る道は少ないのではないか。
そして、パソコン関係ではSONY製というのは、低性能の象徴だった。
VAIOは、インプレスなどに提灯記事を載せて、販売戦略重視で売りまくるものの、設計の未熟さから熱暴走などでクレーム殺到だった。
かって、DVDのピックアップがサンヨー製からSONYになった途端、書込品質が落ちたことがあった。(最近は克服されているが)
いずれにせよ、ソニードライブの古いものは使い物にならなかった。
そして、最近は敢えてソニー製の商品を買わなければならないという事もなくなった。
今やパソコンのVAIOなど持っていれば恥さらしだし、他にどんなものがあるのか‥‥
但し、コニカミノルタから買ったデジタル一眼レフ事業は、SONYではないから結構良いものを作るし、ユーザーでもある。
この点から言えば、SONYが危なくなってデジタル一眼レフ事業から撤退して貰っては困ると言うのが偽りざる心境である。

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