第12回 艸玄会書展 開催
第12回 艸玄会書展が、2009年3月13日から15日までの3日間、前橋市文化会館小展示ホールで開催されている。
艸玄会書展は、隔年で開催されているもので、艸玄会の会員は群馬県書道展・委嘱作家以上、前橋市民展審査員以上の人達を原則として会員としている。
要するに、会員は世間一般に言わせれば書道の先生に位置する。
そして、この展覧会では会員の他に、孫弟子、ひ孫弟子‥‥という準会員の人達も若干出品している。
従って、社中展と言えばその先生に連なる全ての人が参加するという展覧会とは多少異なる。
‥‥‥‥‥‥‥
又、艸玄会とは、大澤雅休先生の高弟であった横堀艸風先生の社中である。
横堀艸風先生は、既に亡くなられて10年以上も経ち、その弟子が続けて会を運営している。
大澤雅休先生とは、前衛書、墨象という分野の草分けである。
日展5科に関しては、日展委嘱の時に遺作が陳列拒否という事態になって、その後日展から現代書系が全て抜けた原因を作った。
その時の作品は、佐久市美術館にある。
今なら前衛書ではなく、一字書とも見られるもので時代も変わったものだと思う。
さて、その大澤雅休の流れを汲む「艸玄会」であるから、「前衛書、墨象」が中心に飾れている。
実際、漢字条幅作品や近代詩文などもあり、一般の書展とは一風趣を変える。
大展示ホールの方で、「第27回一線美術会」という洋画の展覧会をやっていて、美術関係の人達も多く訪れる書展となっている。
正面中央が横堀艸風先生、又両側が後の会長大倉洞雪、副会長井田彰風先生の遺墨になっている。
話によると、横堀艸風先生の作品は親族が書道をしなかったために、作品が散逸してあまり持っている人がいないとの話。
書作品はあっても、「前衛書」の作品はよりない、見つからないのが現状の様だ。
今回の展覧会ではテーマを「花」と決めて、「花」作品を色紙大で書いている。
花は、花を題材にした「花」の文字でも、文中に花があっても、「絵」でも良くバラエティに富んでいる。
従い、漢詩の「漢字」、「かな」、「一字書」、「前衛・墨象」あり。
今朝、早々と(社)群馬県書道協会会長・水谷龍雲先生がお見えになったようである。
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