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2009年3月28日 (土)

第5回壮玄会かな書道展 を見る

第5回壮玄会かな書道展が2009年3月27日から29日まで、前橋市民文化会館小展示ホールで開かれている。
壮玄会は、前橋市在住の吉田壮峰先生の社中展である。
出品者は、数えると33名で、目録には34点しか書いていないが、実際には100点以上の作品が飾られている。

かなの書展というのは、何時も華やかで見る目を楽しませる。
やはり、平安朝の王朝文化、日本文化の繊細さというのは「かな文字」に限る。

妙義山美術館からの帰りに寄ったから、夕方になってしまったが、観覧者が絶えない盛況な展覧会であった。

書作品の傾向としては、「吉田壮峰流」と称している通り、いわゆる「日展・読売系」、「毎日系」、「あきつ会系」とも一線を画す書風になっている。
元々関西の「かな作家の巨人」の系譜と言われているが、元の先生が亡くなってしまったためにそのままになっているとか。
強いて言えば、毎日系の「かな」の日書美に作風が似ているかもしれない。

中央に小品が並ぶ、時たま昔見知っていた(?)名前を見つけるのは興味深い。
かな作家は、雅号をつけず本名の人が多い。やはり雅号はかな作家に似合わないか?

いずれにせよ、「柔らかさ」王朝文化の「華やかさ」が全面にあふれ出る展覧会であった。
解りやすく言えば、展示会場そのものが一つの作品と言うべきか‥‥と言うところなのである。

今、壮玄会は中央の展覧会から離れで独自の書風に挑んでいるらしい。
群馬県書道展や前橋市民展ではお馴染みの社中だが、昔は中央展の表彰式で同じ式次第に名前が載った人がいた。
中央書展の無鑑査の頃で、小生は平の「特選」なのに、最高賞の「院賞」だったと記憶する。
その後、その人物は諸般の事情から書から離れて、最近又始めるようになったとか。
書の世界というものは、色々なことがあるものよ。
そのまま続けていたらどうだったろうかと思ったりする。

そしてその書作家の名は、案内状の後ろの方にあった。
意図して後ろにあったのではなく、表示順で名前が偶然に後ろの方に位置したらしい。
これも、面白いものだと思う。

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