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2009年4月 4日 (土)

G20・不毛の経済学ゆえに日本だけがデフレ墜落の惨状

G20・
不毛の経済学ゆえに日本だけがデフレ墜落の惨状

第2回金融サミットG20が開催され、新聞各社の社説として3、4日で述べられている。しかし、こんなに多くの国々、しかも経済状況が違いすぎる国々で協議して何が得られるのかと初めから分かっていたようなものだ。
日本は、単に金を出すだけ。
そして、11の新興経済諸国などは、例外を除いてほとんど経済援助を期待せざる終えない様な立場になった。
あとの意見というのは、米国とEU諸国の意見だけであり、正にその通りであった。
だから、泰山鳴動もせず、鼠一匹も出ずという結果に終わった。
米国が「各国に積極的な財政出動を求めた。国内総生産(GDP)比で2%以上を念頭に置いた。(読売新聞Web)」と財政出動求めたのに大して、EU諸国「ドイツやフランスは追加策は不要(同)」とした。
それは当たり前の話なのに、不思議とそのわけを新聞各紙は論説していない。
米国は、それなりにデフレに陥ってきているが、まだ完全にデフレに陥っているわけではない。
陥ったままなのは日本ただ一人という状況だ、と言うことを認識していないのは首相官邸だけかも知れない。
但し、日本に金がないわけでないのは誰でも知っていることだし、政府の口車を信用して積極的に株式投資や、海外投資した人は大損をして首が回らない。
それもババをつかんだのが、素人だけと言うのが本当の話だ。
金融機関だから機関投資家だから「プロ」と言えないのがこの世界で、「プロの様な素人」だから野村證券が潰れたリーマンの一部を買ったりしている。
お陰で、野村證券は大赤字に転落したのだが、こんな見通しのきかない「株屋」に投資を任せていたら間違いなく大損だ。
元々、野村證券というのは、株価操縦紛いなことをして手数料稼ぎをしていた証券会社だ。その手先として、最後に損をさせる投資家を抱え込んでいたのが当時の国際証券。
今では、野村系から離れて分離合併を繰り返して三菱UFJ証券となってしまったが、過去には、随分と損をさせてもらった。
いずれにせよ、確認しなくてはならないのは、EU諸国というのはデフレにもなっていないことである。なぜなら、消費国家でないから。
生活必需品以外買わず、耐久消費財は買わないからデフレが起きようもない。
良く日本の消費税は安いと増税を促す指標にEU諸国の間接税を示すことが多い。
本来耐久諸費材の輸出国でも消費国ではないから比べるのが異常である。
ならば何で国を運営しているのかと言えば、金融と武器輸出だ。
日本に輸出されている車、ボルボ(フォード)も潰れてしまったサーブ(GM)、オペル(GM)も米国ビックスリーの傘下だった。
要 するに、EU諸国は「金融」だけを立て直せば足り、武器輸出は‥‥イギリス(2位15%)、フランス(3位13%)、ロシア(4位10%)ドイツ(5位 5%)(スウェーデン10位)は、別に「経済危機の国を支援する国際通貨基金(IMF)の融資枠を拡大する点でも一致(同)」すれば困るものではない。
強いて言えば、米国に端を発する「ヘッジファンド」の規制ぐらいなものである。
そして、米国は日本の「失われた10年から学ぼう」と日本の経済の実験を分析しまくっている。
元々、「失われた10年から学ぼう」は、バブル経済をハードランディングさせようと米国の突き上げによって「総量規制」を行い。
その上に同じく米国から突き上げられて「不良債権処理」、「不良債権が増大する」との名目を持って、今で言えば大して大きくない「不良債権」を持つ「住専」を破綻させた事による。
米国経済学には資産として「不動産」は考慮されず実際問題含まれていないから、その膨れあがった債権バブルを潰すというのは大きな問題ではなかった。
結果、「失われた10年」どころか20年、25年になろうとしている。
しかも未だに、根本的なデフレ経済から抜け出でいない。

平成5年頃、「不動産鑑定士」の資格を持つある講演会に行って、2,000年(平成12年)には、不動産バブルが来ると予言した。
但し、その条件として公定歩合(現・基準割引率および基準貸付利率)5%前後とした。
しかし、2.5%だった公定歩合は、2000年には0.5%になり「不動産バブル」など夢の又夢だった。
実際の地価暴落は、それから約3年後。2003~4年だったのは皮肉だろう。

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