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2009年5月 5日 (火)

丸橋鳴峰<書の世界>展 を見る

丸橋鳴峰<書の世界>展 を見る

丸橋鳴峰先生の展覧会が2009/05/02より6日まで「ベイシアIS伊勢崎店・4階イズホール」で開かれている。
実はこの同時期に高崎シティギャラリーで佐野雲外会長率いる「第10会・墨真会書展」、そして金澤子卿先生の小品展が開かれている。
まずは丸橋鳴峰先生の展覧会というのは、丸橋先生の展覧会の方が面白いからでもある。

丸橋先生が3月末で教員を退官されて個展を開かれたのが、この丸橋鳴峰<書の世界>展である。
パンフレットには、「(38年間という)長い教員生活の集大成として」と書かれている通り、160点もの作品を展示してあり、全部を紹介できないのが残念なほど「力」の籠もった作品群であった。
又、この展示会は、ベイシアの意向なのか展示即売会も兼ねているようで、そこそこ「売約済み」の赤印が付いていた。

伊勢崎で展覧会をすると言うのは、どうもこの展示会場しかないようで伊勢崎となると必ず訪れるところである。
そして、入り口正面の作品は何やら門の上に掲げられている「書」の様な感じで何か迫力がある。

丸橋鳴峰先生は、あの今井凌雪先生の弟子で、以前から群馬の書道会では知らない人がいない有名人である。
従い、群馬県においては上毛芸術奨励賞(現・上毛文化賞)、その他県展では山﨑種二記念特別賞を51歳の若さで受賞された実力者でもある。
群馬では当然、(社)群馬県書道協会理事・運営委員・審査員をなされているばかりではなく、読売書法展では幹事、日本書芸院では一科審査員、その他いろいろで、書ききれないほど多くの経歴・役職を持つ先生でもある。

今回は、巨大な大作というものは無く、小品だったり手頃な大きさと言うものが多い。
事実、半切額でも自宅に置いておくにはどこに置こうか迷うものである。

丸橋鳴峰先生の社中展を含めての展覧会は、近代詩文など取り混ぜていつも楽しませる「書」という展覧会である。
要するに、固くならないでその中にガッチリとした作品や緻密な作品を取り混ぜ絶妙なバランスを取っている。
やはり展覧会というものは、そうでなくてはならないのではないかと思う。
なぜなら、展覧会とは「勉強」ではなく、見て楽しむのが基本なのではないだろうかと思うからである。

だから、丸橋鳴峰先生の作というのは、こういう風に見ても何となく「アート」なのである。
元々新潟大学(特設)書道科‥‥今はどんな名称か不明なのだが、出身のバリバリの書の専門家というのが丸橋先生の素顔でもある。

今回は、社中展(墨鳴会)ではなく、個展なので使用した筆、墨、硯、雅印が展示されている。
まあ驚くなかれ、雅印は40種近く10人の先生に刻して貰っている。
その他、ご想像とはいうものの硯は良く分からなかった。

下の写真はそのほんの一例。
写真は、小生も刻してもらった印が多い阿部裕幸先生の作。

こう言っては、失礼だがOH先生もまともに刻する事もあるのだとつくづく思った。うちの社中の人の雅印は‥‥?なのだけどね。

丸橋先生は、水墨も書かれる様で随分と色が付いた作品がある。
元々書は「書画」というもので、絵を書けないというのはやはり片手落ちなのだろう。
小生の師の横堀艸風も水墨は得意で作品に絵を描くことがあった。
そう言えば、今度の(社)群馬県書道協会会長になられた天田先生も水墨は先生に付いて習い、得意であるはず。
いずれにせよ、白と黒ばかりの「無彩色」の世界に「色」がつくと何やらホットするものである。
そして、この丸橋鳴峰先生の個展も何やら円やかで「ホットする」展覧会であった。

入り口で歓談する丸橋鳴峰先生。
還暦になるというのに、白髪も見えませんねぇ。
年齢は分かっても実は年齢不詳、いつまでも少年の純粋な気持ちでとと言う事なのでしょうか。

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