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2009年6月

2009年6月29日 (月)

「三銃士」の今までのあらすじ

「D'Artagnan(ダルタニャン)物語」

「三銃士」の今までのあらすじ


Aleksandr Dumasの「三銃士」はD'Artagnan物語と言われる長編小説の初期のもので、その後「二十年後」、「ブラジュロンヌ子爵」として完結する。
「三銃士」は、以前書いたものを修正加筆すると

三銃士のあらすじ……ガスコン(ガスコーニュ)生まれのダルタニアンは、18歳になるとパリへ出で近衛銃士隊に入隊しようとした。
父親からの紹介状を持って、銃士隊長トレヴィル(トロワヴィル伯爵ジャン・ド・ペレ)邸に行くまでに、ひょんな出来事から三銃士と噂される有名な剣の使い手の剣士と決闘する羽目になることから友情に結ばれる。
この三人が有名な
アトス……実は(オリビエ・ド・ラ・フェール伯爵)‥随一の剣の使い手。
ポルトス‥‥実は(ブラシュー・ド・ピエールフォン・デュ・ヴァロン男爵)‥怪力の持ち主。
アラミス‥‥実は(のちの司教)‥随一のインテリ、美青年。

そして主人公のダルタニャン(のちに伯爵)の4銃士ということになる。

 下宿先が小間物屋の二階でそこの主人にも、夫人にも会わないと不思議に思っていたところ美貌の若い婦人と知り合いう。
 誰だろう…とさんざ調べてみると、下宿の夫人でボナシュー夫人(23歳)であった。
 稀に見る清楚で美しい女性にダルタニアンは少し恋心を抱いて尚も探索する。…と、なにやら怪しげな行動から王妃アンヌ・ドートリッシュのもっとも信頼されている侍女(宮廷婦人)であることが分かる。
 ここでダルタニアンは、この侍女の言葉から王妃アンヌ・ドートリッシュを助けてリシュリュー枢機卿の陰謀から守ることを誓う。(ダイヤのネックレス事件)

 英国のバッキンガム公爵(ジョージ・ヴィリヤーズ)への使いに三銃士を動員して、リシュリュー枢機卿(アルマン‥ジャン・デュ・プレシ・ド・リシュリュー・男爵)の手先であるミレディーやロシュフォール伯爵の追撃の追っ手を振り切り目的を達成する。
 イギリスから帰国後ラ・ロシェル包囲戦に参加しているうちに、実戦実績からリシュリュー枢機卿に認められて念願の近衛銃士隊の隊員になる。
 マリー・ミション(実は、王妃の側近シュヴルーズ公爵夫人)からボナシュー夫人が幽閉されている修道院を知り、同時に釈放状を手に入れる。
 国王に従って戦場を離れている間を利用して、ボナシュー夫人救出作戦を敢行する。
 しかし、釈放状の存在を察知した魅惑的な「絶世の美女」ミレディー(ミレディー・ド・ウインター伯爵夫人・アンヌ・ド・ブリュィ)は、幽閉されている修道院をつきとめる。
 そして、いち早く修道院に駆けつけたミレディーは、あまりの美しさに誰も王妃の側近と疑わず、修道院長はそれを信じ込んでボナシュー夫人との面会を許す。
 同じく清楚な絶世の美女ミレディーを見たボナシュー夫人も、疑いを持たずに隙を見せて暗殺される。
 ボナシュー夫人の暗殺に一歩及ばなかったダルタニャンは、必死でミレディーを捕らえ、即刻アトスやリールの首切り役人ともに罪状を並べ立てて彼女を処刑する。

罪状の一つ。
「フランス王国の敵と内通した罪、国家の機密を漏らした罪、フランス軍参謀本部の計画を挫折せしめた罪」
 エピローグ。
 ダルタニアンはリシュリュー枢機卿に呼ばれ、ミレディー暗殺等の厳しい尋問を受ける。
 しかし、「この書類の携帯者は、余の命令により、国家のために行動する物なり。
                   1627年12月3日     リシリュー」
というミレディーに交付した事実上無意味な「無限委任状」「赦免状」を示し切り抜ける。
リシュリュー枢機卿は、苦笑して逆にダルタニャンを近衛銃士隊の副隊長(士官)に任命する。
そして、他の三銃士は暫くして皆引退した。

「二十年後」に続く。

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D'Artagnan物語・三銃士Ⅱ 継続のお知らせ 

D'Artagnan物語・三銃士Ⅱ 継続のお知らせ 

「第10章 第3部ブラジュロンヌ子爵 ルイ14世と Nymph達(愛妾)1,序章」
と言うものを書き始めてそのままになり3年も経過してしまった。
序章で述べたとおり「第6巻は、1660年5月であって、フロンドの乱終決から7年後と言うことになる。」(ダルタニャン物語「ブラジュロンヌ子爵」「十年後」は第6巻「将軍と二つの影」)
それで、1658年の「砂丘の戦い」で史実上のD'Artagnanが「近衛銃士隊隊長代理候補」(大尉待遇)(隊長代理・マザラン枢機卿の甥/ 形式上)に昇進するのを書き、続けて「隊長代理(隊長は形式上国王)に昇進する1667年まで。」
そうすると小説に又繋がると言うものだった。

Aleksandr Dumasの原作の三銃士、即ちD'Artagnan物語は、新聞小説であり時系列では史実に近い部分もあるが、架空人物に関してはかなり時代考証的にはいい加減である。
Dumasは、どの時代の人物かというと、ナポレオン3世とほぼ同時期の人物である。
ナポレオン3世が「2月革命(1848年革命)勃発後」にフランス政界に復帰するのと反対に、Napoleon1世が没落した後の王政復古時代に大活躍した人物である。
だから、小説「モンテ・クリスト伯」などその時代背景を多少描き出していると言える。
しかし、三銃士が活躍したAnshanRegime(アンシャン・レジーム)時代の貴族社会を、時代考証をある程度無視して「王政復古時代」の感覚を取り入れている。
だから、D'Artagnan物語の時代構成で、17世紀のフランス小説を書くとはっきり言って出鱈目な小説になる。
そんな小説というのは貴族社会というものが分からない日本人には気にならないかも知れないが、フランス語にでも訳されたら大笑いのものになろう。
実は、そんな小説がネット上にあった。
藤本ひとみ「愛しのダルタニャン」。(平成15年7月11日から連載されていた新潮社のWeb文庫)

その馬鹿馬鹿しい小説の批評をしていたので再掲しいみる。
但し、一部修正加筆してある。
「彼と一夜をともにした絶世の美女の名はミラディ、枢機卿の命を受けた女諜報員(スパイ)だった。」と「三銃士もの」と名乗りながら主人公はミラディである。
Dumasの小説(以下原作)の三銃士は1625年からラ・ロシェルのプロテスタント軍攻防戦が終わった1628年まで、リシュリューは枢機卿が宰相となった直後の4年間を背景としている。

作 品(「愛しのダルタニャン」)は、従来の三銃士に抜けていたダルタニャンの素性(後年のモデルの)を正確に記載し、その他この時期の史実(バッキンガム公 爵の真珠ばらまき事件や1625年アミアンでの事件)を解りやすく挿入してより小説の厚みを付けている点では評価出来る様に思う。
又、女性作家特有な書き回しとして男性像、特にダルタニャンやバッキンガム公爵の素顔など大して詳細に説明しなくとも顔が浮かんでくるというところはサスガとしか言いようがない。
小説の内容になるとこの時代の背景として宮廷内部の事件が中心となる。事実は「小説よりも稀なり」であって原作よりも実際にあった出来事の方が小説らしい。
さて、ここに人物設定として主人公である「ミラディ」に関して英国での素性を明らかにしている。
シェフィールド男爵夫人ミラディ・ウィンター。
未亡人であり結婚は縁故をもとめてのことであると書かれている。
しかし、現在よりも身分制度の厳しい時代に一目で貴族階級かどうか解る英国に置いて「ミラディ」の素性は解りにくい。
映画「マイフェアレデイ」を見てもらえば解るとおり言葉や立ち振る舞いからして違う。
何せダイアナ妃を見てみれば解るとおり「貴族階級」というのはあのような身なりをしている。簡単に書けば長身・金髪である。尚戦前の将校と下士官は身なりだけで区別がついた。
「愛しのダルタニャン」は平成16年5月30日現在第46回26章になっている。
物語も第22回 シュヴルーズ伯爵夫人(シュヴルーズ公爵夫人でなく)が登場する頃から三銃士を離れて宮廷事件になる。
第25回10章に「この者が、今日から、ボナシュウ夫人と一緒に下着係を務めることになりました。名前は、ミラディ・ウィンターと申し、歳は、今年で二十歳でございます」
下着係は、わずかに微笑んだ。
「シェフィールド男爵未亡人ミラディ・ウィンターでございます。ミラディとお呼びくださいませ」とシェフィールド男爵未亡人ミラディ・ウィンター事ミラディ(ミレディ)が宮廷婦人として登場する。
そして、ミラディの陰謀はシュヴルーズ公爵夫人を陥れてアンヌ・ドートリッシュの宮廷から第33回 第二部 第1章で追放に成功する。(1625年)
「当日付けで、王妃アンヌは、シュヴルーズ伯爵夫人に領地謹慎を申し付けた。
 シュヴルーズ伯爵夫人の領地は、トゥレーヌ地方の中心都市トゥールにあり、パリからは約六十リュー(約二四〇キロメートル)のかなただった。」

ここまでくると私などは違和感を憶えざるおえない。

まずシュヴルーズ公爵夫人が何故伯爵夫人に格下げになるのかが全く不明である。
何と言っても、シュヴルーズ公爵夫人というのは王妃アンヌの「お話相手(側近)」である。
そして、シュヴルーズ公爵夫人は史実上の人物であるばかりでなくこの時期、宰相リシュリュー枢機卿と同様な強力な権力を誇った人物である。
夫君シュヴルーズ公爵は、王妹アンリエット王女と英国皇太子の婚姻の交渉の実務者として英国国王の代理を務めるほどの重要人物である。その夫人と言いながら、事実上その実務を取り仕切ったのがシュヴルーズ公爵夫人マリその人である。
従い「愛しのダルタニャン」でミラディで等に簡単に罠を掛けられて失脚するというのはフィクションとしても解せない物である。
史実は1626年5月王位継承者問題に端を発した宰相リシュリュー枢機卿暗殺計画が発覚しその首謀者としてシュヴルーズ公爵夫人は追放されたのである。
1625年に既に追放されていたとすればこの事件は無かったことになる。実行者 シャレー侯爵(アンリ・ド・タレラン)はシュヴルーズ公爵夫人の取り巻き(愛人)であったから尚更である。シャレー侯爵は処刑された。
又シュヴルーズ公爵が伯爵なるというのは史実としては未聞のことであり、当時シュヴルーズ公爵夫人マリ・ド・ロアンはその出身の家柄が良いことを(歌に詠われるように)誇りにしていたのである。
そうして時代考証的に見るとシュヴルーズ公爵夫人は、公爵夫人でなければならない理由(別掲)が明確にあったのである。

もう一つ気になることは、「シェフィールド男爵未亡人ミラディ・ウィンター」である。
即ち、未婚(未亡人)の外国人の貴族(イギリス籍)がアンヌ・ドートリッシュの宮廷の衣服の係りになるということである。
なぜなら、宮廷婦人になるというのは貴族の婦人にとって高額な収入を得るものであって、それなりの夫の貴族としての力が必要だっのである。

たとえばリュィーヌ公爵夫人(未亡人)マリ・ド・ロアンは、リュィーヌ元帥(宰相シャルル・ダルベール・ド・リュィーヌ公爵)の戦死(戦病死)により未亡人となったとき、規定により宮廷から出なければならなかったのである。
そして、宮廷復帰の実現のために愛人であったシュヴルーズ公爵に言い寄って夫人に納まったのである。
即ち、「シェフィールド男爵未亡人ミラディ・ウィンター」は規定により宮廷婦人になれない。

尚、後日談としてマリ・ド・ロアンの結婚に関し、国王ルイ13世は不快に感じ、シュヴルーズ公爵を宮廷から排除(追放)する思惑もあったと伝えられている。
しかし、それを実行に移せなかったのはシュヴルーズ公爵が好人物であっただけでなく中々の実力者(宮廷人としても)であったからである。

歴史小説はその時代のルールによって書かなければならない。
「歴史をこちらに引き寄せろ」とは、池波正太郎氏の言である。(北原による池波『梅安影法師』講談社文庫版解説)
即ち、人物設定で「シェフィールド男爵夫人ミラディ・ウィンター 」はフランス人の貴族と結婚したことにすれば話は簡単につくことである。
同様に、小説で重要な役目をすることになるコンスタンス・ボナシュー(Constance Bonacieux)はどうしても貴族でなければ説明がつかない。
原作が平民であるから平民としたのであろうが原作でも物語の後半で貴族の扱いであるから齟齬(そごう)をきたしている。
「愛しのダルタニャン」では「コンスタンス、あなたが王妃様の下着係になれたのも、私のおかげでしたよね。さぞ私に感謝していることでしょうし、今回のことを心配してくれてもいることでしょう」とシュヴルーズ公爵夫人に言わせているが時代考証から言っても無理がある。

次回、1658年の「砂丘の戦い」から~~

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カメラ大中古市in前橋 ジャンクカメラ購入記

カメラ大中古市が2009/06/28群馬県前橋市・前橋問屋センターで例年のように行われた。

昨年末の12月にも「カメラ中古市」に行って、ジャンクカメラを4台、使用可能なジャンクに近いカメラを2台買って来たことは以前のエントリーのある。
その時は、11時近くに行ったからロクナものは無く、ジャンクカメラは可動可能な物はなかった。
何と言っても、初めというのは勝手が分からず右往左往するものであった。
さて、今回は9時からというものの町内の廃品回収があったから、その時間には行けなかった。
本来なら廃品回収の方を手伝う筈なのだが、手伝う人がいなくなる今年の後半には手伝って見ようかと考えている。
しかし、ここ2-3年書道展当番審査と重なって、みすみす唯一のご褒美の「宴会」にも出られず仕舞いなのである。
早く言えば、町内の仕事というものは、余程の暇人でない限りやっていられないとも思えてしまうこともある。

それで、前橋問屋センターに到着したのが9時30分ころ。
駐車場は満車札止め、駐車場案内人が出ているとは言え(違法)路上駐車がずらりと並ぶ。
こちらは、予定通り単車で行っているから難なく会場に入ったのだが、とても展示ブースに近づけない有様。
空いたところで販売されている中古カメラを見たら、コンタックスのT3などか56,800円とか5万円台後半でゴロゴロ並ぶ。
T3というのは、販売中止直前には105,000円位したものが54,800円で売られていたのを記憶する。
それが、販売終了となった途端75,000円程度に値上がりした。
確かに、CONTAX T3は秀逸なカメラであったことは間違いないが、銀塩カメラを使わない今では単に持っているだけと言うものなってしまった。
ジャンク品のコーナーも人が近づけないほどの黒山の人だかりなのだが、買っている人達というのは買う物が違う。
同一種類のジャンク品を多数集めて、一つの完動品にするというのが楽しみの一つらしいから一眼レフばかりを狙っている人が多い。
見たら、中にはレンズ付きのOM-1を抱えている人もいたから色々なものがありそうだった。
今年は、OMシリーズが多いのか色々だったが、昨年のように昔のレンジファインダー式コンパクトカメラというものは少なかった。
それを探そうとすると、昨年のような良品もない上に高かった。
まあそれで、見た目の綺麗そうなものを選んで買って来た。



一見完動品の様に思えた3点。
コニカビッグミニ・ブラック
キャノン・オートボーイ155
オリンパスμZOOM105 DX

コニカ BiG mini(1989年2月)
このビックミニは色違いで今でも持っている。
こうしてみるとブラックの方が格好良かったかも知れない。
買って来た時は、何やら風体が良くなくて動作も緩慢というものだったが、ビックミニというのはそんなものである。
帰ってきて、清掃した上点検してみたら完動品の様だった。
当然一番高く価格300円。


キャノン・オートボーイ155
これは、何やら設定が消えて妙なものだったが、電池もリチュウーム電池123Aが入ったまま。
電源を入れると気持ちよい音を立てて起動。
ズームも問題なし。
しかし、その内にフィルムのカウンター部に「H」の表示が出てフリーズ。
フィルムカメラというのは、フィルムを入れなくともシャッターが切れるようになっているはず。
結局、起動はするが故障品と言う事だった。
価格200円。‥‥やはりジャンク品。
オリンパスμZOOM105 DX

(1996年11月発売DELUXE)
このカメラは、気持ちよく起動する。
一時期人気カメラになった製品で、シャッターを切ると躊躇なく切れる。
今の水準からしても良くて来たカメラの様だ。これも電池入りで動作確認すると、ズーム、ストロボその他異常なし。
但し、フィルムカウンターに「E」の点滅表示。
これは、フィルムがないと言う事かと思ったのだが、10万円もするコンタックス出さえそんな表示はない。
それで、ダミーフィルムを入れて見ると中々フィルムがロードしない。
それても何とか入れて見ると「E」は「0」表示、「1」へ変化。
一枚シャッターを切った途端「2」になったかと思ったら、逆転して「0」へ。
巻き戻されていた。
やはりこれも故障品でジャンク。価格200円。


ミノルタMAC TELE(ミノルタAF TELEクオーツデート)
1,985年8月発売。
この機種も今でも新品で購入したものを持っている。
実はジャンク品としては2台目。
何か知れないが、ストラップはぶちぎれ電池(高価な2CR5)もなし。
背面のデート表示も消え風体が悪い。
しかし、現物を持っている感じからすると「完動品」と直感したのだが持ち合わせの電池を入れてテストしてみた。
日付表示は、電池を入れることによって復帰。
フィルムの開閉口は手動で固く、何やら妙な感じ。電源を兼ねる電池開閉口はしっかりしたもの。
電池を入れて見る。
異常なく完動品。しかし、このカメラというのはビックミニが出る以前のもの。
昭和60年頃の製品だ、何となく眠い写真しか撮れないものだった。
購入価格200円。


フジ・ZOOM DATE 76S
これは電池を入れたら起動したのだが、ズームボタンを押すと電源が切れてしまう故障品。
風体は良いが、ジャンク品。購入価格150円。



これぞジャンク品。
今回の最低価格品100円。


ペンタックス・ESPIO150SL
ケースつきの結構状態の良いものだったが、電池を入れても起動せず。
多少高かった購入価格200円の割には失敗製品。
これもジャンク。
こんな感じて、全製品の購入額は1,300円。

ビックミニとミノルタAF TELEクオーツデートが完動品だったから、他の製品はオマケというものだった。
しかし、そんなオマケのカメラもいつかは2,000円、3,000円、5,000円と下取り製品に化けるからどうしても購入する必要があると言うもの。
これで、そのうちにカメラを買い換えることが出来ると言うものである。
自分で苦労して買ったカメラなど、下取りになどしたくないものなぁ。

別のことだが、このカメラ大中古市でも新品カメラを売っていた。
但し、型遅れ品。
SONY α300
今ネット価格は、36,000円強。
それを35,000円程度だったかで買っている人を見た。
性能的に安いのか、高いのか良く分からぬところだが欲しかったのなら買い得ではある。
但し、31,000円前後で売られていた実績があるからどうなのかなと言うものでもある。

そして、噂に聞いたのだが中古品のうち本当に良いものであれば、展示前日に業者が買い集めてしまうことがあるという。
事実そんなこともあると思うが、小生などは古い機種はあまり興味がないからあまり関係ないと言うものの感じではある。

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2009年6月27日 (土)

要注意・見切り品とアウトレット商品

要注意・見切り品とアウトレット商品

……激安「訳あり品」大人気 「カニ」「夕張メロン」から家具まで‥‥
とJ-CASTニュースが報じている。

最近、アウトレットモールなどが活況を呈し、スーパーではいつ頃の製品なのか分からないものを激安で売っている。
小生もつい最近、Dinos(ディノス)で去年の売れ残りのコートなどを買ったのは先日エントリーで書いたとおり。
ネットシップでもアウトレットと言って、「わけあり品」として正規のネットショップの売値の半値の商品があって、ケチってそれを買って見た。
それはプリンターのインクなのだが、一つは箱が少し潰れていた程度のもので、もう一つはパッケージが旧型だった。
実は、プリンターのインクなどは、最近キャノンのカートリッジに「推奨取付期限」と言うものが印刷されている。そう言う表示がなかった頃、カートリッジをプリンターに取り付けたらいくらも使わない内に詰まってしまったことがあった。
昔のプリンターはヘッド一体式だったから、それで買い換えという憂き目になった。
最近のものはどうなのか分からないが、古いものはインクの水分が飛んで濃度が濃くなる、詰まりやすいと言う事がありそうだ。

ヤマダ電機に行くと、お買い得品というワゴンセールになっているものがある。
以前、ワゴンセールになっていても安くなかったりしたこともあったが、先日覗いたところつい最近まで1,980円で売られていたUSBハブが500円だった。
USBハブというのは、Win98の頃では「高級な部品」な部類で当然1.1で5,800円もした。それが1,480円~~980円と下がっていったものの、USB2.0に変わって古い製品は使えなくはないが、使わない方がよいと言うものになってしまった。
今は、USB2.0のハブで980円から1,480円と言う事になったが、電源供給もので500円は激安。
これも買ってきて気がついたのは、電源のコンセントの向きが一般のパソコン用スイッチ付テーブルタップと逆になっている。
これもご愛敬というもので、電源供給が必要なければ要らないと言うものだった。

そして、もう一つのワゴンには、山積みの二種類の無線マウス980円。
BUFFALO BLMU-WN/Sシリーズ、これが「27MHz無線接続‥約1m通信」「分解能800dpi」「レーザー式」「アルカリ単4×2本」と言う仕様。
もう一つは、エレコムの「M-DY1URシリーズ」あたりの製品。これも「27MHz無線接続‥約1m通信」「分解能800dpi」で「光学式」
今までいろいろ使って見たのだが、「27MHz無線接続」というのは実際ほとんど使えないと言うか、誤動作が多い。それで最近は「2.4GHz帯のワイヤレス方式採用」のものが主流になっている。
実 際、「2.4GHz帯ワイヤレス方式は、使用する場所が非磁性体で最長約10m、スチールデスクなど磁性体でも最長約3mという広範囲な場所での操作を可 能にするワイヤレス方式です。」と大方メーカーの説明にはかかれてあって、実際使って見て有線のものと大差ない感じがした。
処分品だから、分解能800dpiだし27MHz無線接続だったりして、こんなものだと980円(10%P還元)でも買って損をする。
最近の分解能というのは1800~1200dpiで横長で広いパソコン画面でも瞬時に移動できるようになっている。やはり使えないマウスではある。


赤いマウスが27MHzの無線。
黒が2.4Ghzの無線但し、マウスは健在でもパソコンへの受信部分(USB)が壊れて使用不可。

処分品というものは、いつも裏がある。それを見極めないととんだ散財。
2-3年前の正月初売りにUSBメモリー512MBが500円だったので買ったら、USB2.0と書いてあったもののUSB1.1でしか動作しなかったものがあった。

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2009年6月24日 (水)

鳩山邦夫前総務相を応援・読売・編集委員世論誘導の不思議

鳩山邦夫前総務相を応援

読売・編集委員世論誘導

2009/06/23産経新聞Webに「止まらない暴走! 鳩山邦夫前総務相『このままでは自民党は死ぬ』」と最近でも日本郵政の西川氏批判が収まらない報道がある。
も うそろそろいい加減にしてくれと言うものだが、個人的には週刊ポスト(07/03日号)の「西川善文〈日本郵政社長〉『〈政官財の巨大利権〉背任パンドラ の箱』が開いた! 内部資料入手 古巣・三井住友FGにカード事業で100億円が流れ込む。資産300兆円に巣食う奴ら」
で書かれている通りの憤懣がある。
それは、従来から郵貯カードの主流は年会費無料のセゾンだったのが、民営化された途端に「JP BANKカード」として三井住友VISAに一本化されたことだ。その後JCBも追加されたというもののセゾンの様に無料ではない。
そもそも三井住友系というのは「金」に聡(さと)く、利用者に厳しいと言うのが、以前カード関係その他の利用者サービスで小生が調べた感想である。

週刊ポストでは、日本郵政の西川氏は知らぬ存ぜぬと国会で発言したらしい旨が書かれていたが、実際は稟議書にしっかり印が押されて決済されている証拠が載っていた。
西川氏が日本郵政の社長になったから、古巣に恩恵を与えたような印象は大失敗だろう。
だから「日本郵政社長、『チーム西川』速やかに戻す 三井住友銀出身者」
‥‥ 日本郵政の西川善文社長は23日の参院財政金融委員会で、「チーム西川」と呼ばれる三井住友銀行出身者を銀行に戻すよう、佐藤勉総務相から指示されたこと を明らかにした。そのうえで「できるだけ速やかに戻す」と述べた。共産党の大門実紀史委員への答弁。 (日経新聞Web2009/06/23)というのは当然のことだ。
そして、失敗だと分かれば即刻セゾン(クレディセゾン)も「JP BANKカード」に追加するのが筋というものだ。
そして、利用者の利便性を追求しない会社というのは自然と淘汰されるのは自明の理だ。
大体70歳を過ぎだ人間など、どこに行っても部下の言いなりだというのがNHKの福地茂雄会長(75歳)を見ても良く分かるものだ。
だから、年齢的なものから見れば西川氏などを起用するというのは妙なものなのである。
そして、共に「李下に冠を正さず」と言う事を部下の言いなりになって忘れた人物であると言うことだ。

兎に角、鳩山邦夫前総務相が、かんぽの宿その他で何やら言い続けているのとは、この部分では次元が違う。
元三井住友銀行元頭取の西川善文氏と言うのは、そのように「金」を使う、稼ぐと言うことに関しては「こすっ辛い」人物で、そう言う人物を2006年に指名したと言う事だ。

読売新聞2009年6月21日13S版・経済11Pに「けいざい百景」編集委員・安部順一というのがあった。
吹き出しの題「日本郵政は民間会社か」。
書き出しははこうだ‥‥‥

「『民間事業に国が直接介入するのは努めて避けるべきだ』。日本郵政の社長人事を巡る騒動で、麻生首相がこう話すのを聞いて、ちょっと首を傾げてしまいました。」
冒頭でこの様に書き始めているから、いわゆる鳩山発言と似た傾向の論調であることが分かる。
その理由として挙げているのが、‥‥
「『官から民へ』の精神は尊ぶべきですが、株主の立場でモノを言えるのは政府しかありません。その政府が口をつぐんでしまったら、だれが経営を最終チェックするのでしょう。」
「一連の混乱を招いているのは『株式会社=民営化』というレッテルです。」
それを補完する論調でとして、原美喜子・ロンドン大学客員研究員に言わせている。しかし、GMなどの民間会社に「公的資金」を入れて「ガンガン文句を言う」のと郵政民営化とは話が違いすぎる。
日 本でも、一時国有化された金融機関には「ガンガン文句を言う」というのはあったことだ。例は、別次元のことで郵政民営化例にならないと本人も分かっている ようで、「りそなホールディングス」を持ち出し、それでも説明できないと見ると「政投銀行(日本政策投資銀行)」まで持ち出している。
日本政策投資銀行とは、行政改革で本来直ぐに完全民営化されるべきものが、天下りとかの官僚機構の思惑から先延ばしになっているアレである。
そして、国民から預金などを集めているわけではなく、今や1,000億円以上もの貸し倒れが生じていると報じられている妙な金融機関。
こんなものと大問題として取り上げられた郵政民営化とは、これも次元が違うものだ。
この様な「例にならない」例を取り上げて、
「『株式会社=民営化』というレッテルが、あたかも日本郵政は民間会社であるかのような錯覚を生み、‥‥中略‥‥問題を混乱させているように思えます。」という。
「混乱させている」のは、鳩山邦夫前総務相だけであったのは誰でも知るところだったはず。
鳩山邦夫前総務相が外部から見ると「パフォーマンス」にしか見えないような妙な行動は、元々国民世論ではなかったはず。
そして、何よりも大きく間違っているというのは、日本郵政のかんぽの宿の検証では第三者委員会で問題なしであり、人事も事実的な株主である財務省が了解していたということである。
だから、報道で良く述べられているように編集委員・安部順一がいう株主とは、「鳩山邦夫前総務相」ではなく財務省である。
鳩山邦夫前総務相が絡んでいたのは、
郵政株式会社法第九条が定める(取締役等の選任等の決議)、
「会社の取締役の選任及び解任並びに監査役の選任及び解任の決議は、総務大臣の認可を受けなければ、その効力を生じない」
という形式的なものに過ぎない。
最後に、
「政治的思惑から日本郵政を切り離したいという思いはわかりますが、実際に株式が売却されるまで国の子会社です。必要な介入をためらうべきではありません。」
と郵政民営化「反対」という本心を明かすのである。

「郵政民営化反対でない」のならば、本来郵政が民営化されたのはなぜか問い直される必要がある。
そして、郵政選挙によって民営化されたのは、「官」が行っていた手法というのは良くないと国民が思ったからで、「官」の運営から「民」の運営になったと言うことである。

そうであるのに、「民の運営」になったらそれが気にくわないと「官」や「政治」が絡むというのは、正に「民の運営」に反対。
郵政民営化反対というロジックにすぎない。
大読売新聞の高給取り・編集委員ともあろうものが情けないではないか。

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2009年6月23日 (火)

パソコンの寿命と延長保証 その2

パソコンの寿命と延長保証 その2

ノート型パソコンと言えば、DELL Inspiron 6000(2005・winXp)という製品が昨年秋から内蔵液晶を認識しないと言う現象に陥っている。
これは「パソコンの寿命3年はこんなものかいなぁ」という「2008.11.1」のエントリーで多少述べておいたもの。
購入してから3年と3ヶ月で壊れたもの(液晶が表示されず)だが、起動時間は散々直そうと思って検証して、動かした後でもたったの536時間、起動回数523回。
「これは自宅で普通に動かしていれば7-8ヶ月の時間。事務用なら2-3ヶ月というところ。」と書いた。
この時の認識では「実は2年の延長保証と盗難保険までとって於いた(事実上の3年)」だった。
ところが、先週「保守サービス契約期間終了のお知らせ」と言うものが来た。
見れば、保守終了日は2009年7月XX日だった。
保守内容「引き取り修理サービス」。
Dellというのは、保証書も個別のサービス内容も同梱してこない。それでどんなものか忘れてしまったから、良く分からなかったのだか「エクスプレスサービスコード」と「サービスタグナンバー」と言うのがあった。
同梱されていた説明書には上述の二つで保証を管理しています様なことが書いてあったが、忘れて余り読まないのかも知れない。
いずれにせよ、HPを開いて
「お客様の製品の保証情報を確認することができます。製品のサービスタグナンバーを入力してから『検索』ボタンをクリックしてください。」
「サービスタグナンバー」を入れてみると出で来るではないか。
「コレクト&リターンサービス(引き取り修理サービス)」‥‥4年間
「パーツ保証期間」‥‥4年間
「コンプリートケア(盗難事故対応付)」‥‥3年間
Inspiron 6000を買ったときどんな保証を付けたのかすっかり忘れてしまった、EDi Cubeの教訓から当時の最高保障に近い形で保証を付けた様だ。
最近のDellのノート型パソコンだと
こんな保証だった。‥‥‥‥‥(Dell HPによる見積もりより)
標準 - 1年保守 [引き取り修理] [価格に含まれます]
デルケア - 3年保守 [引き取り修理, 事故・盗難損害対応] [+ 14,700円]
デルケア プラス - 3年保守[出張対応による修理, 事故・盗難損害対応, 海外サポート付] [+ 17,850円]
デルケア プレミアム - 4年保守 [出張対応による修理, 事故・盗難損害対応]
今ならデルケア プラスから無料アップグレードで4年保守に!6/22(月)まで [+17,850円]デル推奨
ここで多分
「デルケア - 3年保守」と言う契約をしたのではないだろうか。
今の延長保証の例でも「今ならデルケア プラスから無料アップグレードで4年保守に!6/22(月)まで」と言うのがある。
この時々期間限定の特典で「引き取り修理」だけ4年に延長というものだったのかも知れない。
こんな時の認識は、やはり3年だったというものだなぁ。
いずれにせよ、「保険」だから使う事がなければほとんど無駄に終わる。
実際のところ、高性能を狙ったデスクトップのBTOパソコンの方が故障が多い。
逆に言えば、ノート型というのは安定性を狙って結構激遅パソコンではある。
この液晶が未接続という表示になって、液晶がブラックアウトしたままのInspiron 6000は、外部液晶モニターを使って動かすと本当に嫌になるほど遅い。
特に、デスクトップパソコンの液晶モニターのアナログ側に接続すると、止まっているかの様に思える始末である。
故障部分は、実は皆目見当が付かない。正にバイオスが潰れたような感じなのだ。
それで想像するとグラフィックの「ATI Mobility Radeon X300 128MB」あたりかも知れない。なぜなら、液晶モニターは非接続になるし、IEの表示に横線が入っている様な妙なことがある。
FireFoxでは異常なし。
いずれにせよ、パソコンの中心となるところが壊れたら中々直しようがない。 それで、今日昼過ぎにDellの「テクニカル電話サポート」というところに電話してみた。
最近のDellのサポートは最悪との評判でどうなるのかと思ったのだが‥‥
月曜日というのは、普通混んでいるのが常識で、昔のNECやSONYのサポートでは中々繋がらなかった。しかし、「個人のお客様 デクニカル電話サポート混雑状況」という部分を見ると昼間は「2分以内」。ほんとかな??
ダメ元でフリーダイヤルの電話でかけてみた。
最初に、サービスコード入力があって暫くすると、日本人と見られるオペレーターが出た。
ここまでは早い。
「エクスプレスサービスコード」を聞かれて、製品を確認してそちらのサポートに回すという。それから10分ぐらいの待ち‥‥「あと5分です。」「途中で電話を切ると順番が最後に廻って遅くなります。」とアナウンス。
「あと3分です。」「あと1分くらいです。」で繋がるのだが、予想した通り「中国」へ繋がったようだ。
明らかに、少々「たどたどしい日本語」で、本当に通じるのかと思わせるものだ。
これが有名な「中国経由Dellサポート」かと久々納得したりして。
そこは兎に角、素人に毛が生えた様な「サポート」は遠慮させて貰って「引き取り修理サービス」を要求して終わり。

そこで、先方は「保守延長契約」を奨める。保守サービス契約終了後保守契約すると料金が違いますとか、保守契約が切れると次回は6-7万円の修理代がかかりますとか言う。
「保守延長契約」なんてDellのHPからいくらでも出来るし、ここで直して後何年使うかと言うところもある。
今、70,000円出せば同程度の性能のものなら買える時代。
次回壊れたら、直さず廃棄処分というのが正解なのだろう。
それにしても、今回は正に運が良かったとしか言いようがない。
そして最近、延長保証とか保険をかけてそれを使ったことがほとんど無いし、逆に掛けなかったために保証期間中に壊して保証も効かないと言うこともあった。
それにしても、このInspiron 6000というのは液晶の見えが極端に悪い製品ではあった。

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2009年6月22日 (月)

パソコンの寿命と延長保証 その1

パソコンの寿命と延長保証 その1

近年毎日Dellcomputerから安いパソコンがあるから買えとFAXが流れ、東芝のDynaBookからの「Room1048(ルームトウシバ)Mail」は毎週のように配信される。
ヤマダ電機へ行っても、最近はノート型パソコンか「なんちゃって」デスクトップパソコンばかりで、性能と耐久性を持ち合わせているようなものは見あたらない。
しかし、そんなに薦められても今のパソコンを買う気になれない。
それは、
「マイクロソフトは最新OS『Windows 7』を、Windows Vistaが発売された2007年1月のちょうど3年後にあたる2010年1月に発売する予定。」
と言うからである。
実際、Windows Vista版PCを他のパソコンを使う練習用にと買ったのだが、中々馴れないし保存したファイルもどこへ行ったのか探すのに一端迷うことが今でもある。
今のOS・「Windows Vista(R) Home Premium SP1 正規版 (日本語版) 32ビット」と言うのは、今でもすこぶる評判が悪いOSである。
早く言えば、Win XPの改悪と言って差し支えないものでハード的にも大きなスペックを要求するだけでなく、ウィジェットも反応が良くない。
一般的には、問題点としてプログラムの互換性の問題、そして大きいのはOSが判りにくいと言う事。先ほど述べたように何か探そうとしても中々見つからないというのはWindows Vistaである。
それで企業では未だにWin XPが中心になっていると言われるが、小生もXP搭載ハソコンを中心に使っている。
但し、Win2000では、既にインストール出来ないプログラムも多数出て来ていて、WinMeとの互換を持たせる必要もそろそろなくなってきた。
今は「Windows 7 製品候補版: ダウンロード」という「Windows 7 ベータ版のテストにご参加いただきありがとうございます。」などと言うものがある。
その他「RC 版は、少なくとも 7 月中は提供される予定」ともある。

今度のWindows 7には、
「あのウザいUAC(いちいち起動する度に許諾を求めてくるアレ)の表示強度が変更できたり、ウィジェットのアクセス方法が改善されたり、タスクトレイの改良、電卓の強化などなど。」
「『システムの復元』もその容量指定がついに可能になりました。今までは各ハードディスクに300MB以上の空き容量が必要で、各ディスクの領域の最大15%を使用し、領域がいっぱいになると古い復元ポイントから自動的に削除していました。」
など、使い勝手が悪かったWindows Vistaの改良版ということになった。

だからWindows VistaはXPの様に長く使われることはなくて直ぐに終焉して、Windows 7に変わってしまうと言うことなのだろう。
要するに、XPから飛ばしてWindows 7の変わるのが今後の流れというもの。
そうであるならば、今更VistaPCの買い増しなど誰がするものかと思うものだ。
買うとすればあと1年以上待つ‥‥と言っても買ったばかりだから買わないけどね。
そして、次回はBTOの組立メーカーに頼むものになるのかノート型になるのか未定というものだ。
《 保証 》
組立メーカーのBTO保証に関しては、そもそもメーカー品を組み合わせるだけだから保証は1年。組み立てが悪かったと言う保証は1か月で配送料は無料そんなものだ。
一方、Dellや東芝、EpsonなどだとBTOでも一般の1年保証に加えて2年、3年、4年というものがあったりする。
その昔、EpsonのEDi Cube TP830AVという激安パソコンがあって、この時延長保証でプラス2年だったかで多分合計で3年保証にした。
この時実は例の富士通製だったかのHDD製造エラーがあった。
お陰で2年でHDDが突然起動しなくなり、ついでに RICOH/RW9120,OEMというドライブも故障。ここは、延長保証のお陰でHDD、RICOH/RW9120、電源交換で戻った来た。
これも、製造エラーのHDDに又交換されたために、きっちり2年弱でHDDがいかれた。それはそれで屑ゴミになったのだが、延長保証の有り難みを感じたものだった。
実は、パソコンが完全にダメになったのは2台しかない。
一台はこのEDi Cube TP830AVと、ベイシヤ電気(当時はプラグシティ)のオープンセールで朝6時から並んで買ったNEC VALUESTER NX VE667J/3。
このVALUESTER NX VE667J/3もHDDが1年を過ぎた頃から崩れ始め、運が良ければ起動すると言う程度のものになった。
HDDはSeagate 30GBだったのだが、元々の使い方が悪かったのか、やはりオープンセールの激安品と言うのは店頭在庫、展示品には駄目なものがあると今からなら思うもの。
その上これはDVDドライブはかなり古く、市販の映画DVDは読み込まなかったりする。本当にNECは昔、時々ガラクタパソコンを作ると思ったものだった。

今では、こういうHDDのトラブルはあまり聞かなくなった。なぜなら、急な電源カットでもHDDのアームはコンデンサーに蓄えられた電源で元に戻るからであり、OSもそれに対応しているようだ。

オープンセールの激安品だったVE667J/3は、延長保証という制度があったのかなかったのかの頃で、1年で屑ゴミになった。
いずれにせよ、最近のパソコンのハードという面では使い方を知っている人が使えばそれほど壊れなくなった。
一番問題の電源カットによるHDD・Errorは回避出来たし、後は熱による破損だがこれも最近は放熱が以前より良くなって直ぐにへたることはない。
後は製造エラー程度だが、こんなものは1年の内に出てくるものである。
だから、最近のパソコンでは延長保証は考えていない。

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2009年6月20日 (土)

コムテック COMTEC・GL957・・モバイルお買得情報

ヤマダ電機・モバイルお買得情報の可笑しさと

最新型COMTEC・GL957

ヤマダ電機では、ヤマダ電機モバイル会員になると毎週金曜日他にお買い得情報というものを送ってくる。
ヤマダ電機モバイル会員とは、例の「ケイタイdeポイント会員」のことでこの「お買い得情報」と言うのが何やら妙なものばかり。
先月も送ってきたと思われるもので2009/06/19 17時から20日までの限定。
「★レーダー探知機処分セール等、YAMADAモバイルお買得情報!★」
【現品限り】レーダー探知機が展示処分大特価!!

2009/06/19 17時前に接続しようとしたら、17時からでないと接続できなかったのだが、閲覧出来た時はほとんど完売状態だった。
それでどんなものだったかを書き出してみた。
値段の高いものから‥‥
コムテックLS938 21,800円 現行商品       (メーカー最上級モデルGL957)
セルスターAR530VE 15,800円 現行商品  (メーカー最上級モデルAR730FT)
セルスターAR340MT 15,800円 現行商品    (メーカー最上級モデルAR625MT)
コムテックLS880 12,800円  旧型
セルスターAR520FE 12,800円 現行商品  (ASSURAのGPSデータ更新不能)
ユピテル CR960  11,880円旧型(2006)
セルスターAR240SE 10,500円 旧型
セルスターAR260ME  9,980円 旧型
セルスターAR220SE  8,000円 旧型
セルスターAR50FE  7,800円 旧型
セルスターAR30VE  6,980円 旧型
セルスターAR20F   5,580円 旧型
以下略
一々ネットで調べてみると、取りあえずカタログに掲載しているものもあるが、ほとんど2-3年前の製品など。
展示処分品だから旧型であっても仕方がないと言うものだが、こんな高い金額を出して買うのかと思う。
コムテックの現行商品には、最新データーのダウンロードに対応しているものもある。
しかし、セルスターでは最新版ダウンロードに対応していないもの、その料金が掛かるものなどいろいろ。

レーダー探知機と言うものは、その昔はレーダー波を受信すると言う単純な機能が中心だった。
だから、無意味に自動ドアの電波を受信して鳴り響くと言うものがほとんど。
それで、あまり意味がなくうるさくて、必要がないと取り外す例が多かった。
そんなものが、6-7年前からはGPSレーダーと言って地図上のループコイルシステムやHシステム/LHシステム、オービスなどを知らせる機能になった。(メーカーHP参照)
特に最近は、それだけでなく「ドライブ info」として「エコ運転の目安として、ドライバーの運転を急加速・急減速の変化から判断し、グラフで表示します。又、走行速度・平均走行速度・最高走行速度も表示されます。」 とか‥‥、
実測の車速「スピード表示」、「分岐・合流ポイント」「急カーブポイント」「事故ポイント」「道の駅ポイント」「運転時間表示」「自宅アシスト表示」「目的地アシスト表示」など、メーカー搭載のカーナビに搭載されていない部分のドライブコンピューターの役目をしている。
だから古いカーナビなどで地図データーを更新していなくて、カーナビに掲載していない高速道路を走っている時など結構便利なことがある。なぜなら、カーナビ上では「空」を飛んでいるからである。
その案内とは、高速道路の入ったという速度警告やパーキングエリア案内などで大した事はないというものの多少なりとも安心感がある。(対応していない機種もある。)

この様に最近のレーダー探知機というのは、ドライブアシスト・ドライブコンピューター化していると言って間違いない。そして、それならば最新の情報を常に更新する必要があって、古いカーナビの様に「空」を飛ぶ様なことがあっては意味をなさない。
それで、最近は「最新データのGPSデータ・ダウンロード」と言うサービスがあって、コムテックでは最新機種では「無料ダウンロード更新」、
セルスターでは有料ダウンロード更新(2,100円年会費無料)、
ユピテルでは「35日限定 更新プラン(2,100円)、その他の更新プラン(年会費プランⅡ)」など。
何と言っても、コムテックの「最新GPSデータ無料ダウンロード」が光るというものである。コムテックの製品は最新のものは「無料ダウンロード」に対応しているものが多く、これを買っておけば何年かは買い換えが要らないという感じはある。

実は、GPSレーダー探知機というのは今セルスターのASSURAでは「Gセンサー搭載」、
コムテックでは、高感度トリプルエンジン搭載「超高感度GPSアンテナを採用し、今まで受信しにくかった高架下やビルの谷間でのGPS受信感度UP!!」と高感度GPSを売り物にしている。
しかし、セルスターのASSURAではGPSレーダー探知機 AR-730FTは発表されたばかり。AR-720FTは(Amazon.co.jp での取り扱い開始日: 2009/3/17)と言った過渡期の製品。
一方、同じ2-3月発売のものには、コムテックCOMTEC GL957がある。
「コムテック(COMTEC) 超高感度トリプルエンジン搭載タッチパネル式GPSレーダー探知機 GL957」は、Amazonでは人気商品となっている。
実際調べたところ、楽天店、Yahoo!店では事実上売り切れ状態で、最安値を更新しているAmazonだけでしか売られていないことが分かった。
カーショップやヤマダ電機では、30,000円を遙かに超える価格だったと記憶する。
Amazonでは、珍しくカスタマーレビューがあって、そのトップがこの記述であった。

「AR-30VEからの買い換え, 2009/6/17・By     DVD野郎 "小僧"」
「今まで使っていたCellster Assura AR-30VEがエラー電波を拾う様になったので買い換えました。(GPSは、問題ありません。)
ここで、同時に車載して高速道路・一般道300Km程度走行した感じです。
GPSの検知は、AR-30VEより1秒くらい早く似た感じですが、オービスに関してもAR30VEより数秒早く知らせてきます。
AR30VEは、1インチ液晶なので音声が中心、GL957は2.5インチの液晶はよく分かります。その上、結構明るいところでも何とか見えます。
オービスに近づいて行く時に、視覚的かつ距離を表示するのは安心感があります。
その他、高速道路だとパーキングエリアも告知します。
カーナビが古くて、使い物にならない時便利。
尚、ソーラーモードだとスリープモードになって全機能が使えません。
DCコード接続で、常時表示しないとありがたみが半減します。
写真の表示の「ナビゲーションスコープ」だとスタンダード表示に比べて制限があります。
その他、AR-30VEではオービスの位置が多少変わっていますね。
GL957は安定した性能で、AR-30VEを取り外しても十分だと思いました。」

実際、COMTEC・GL957を着装して高速道路を走行してみると、スピードメーター100Km/hが実測90Km/hで、110Km/hを示して実際の100Km/hであることが分かった。
だから、高速をスピードメーター100Km/hで走るとやたらと追い越しを掛けられると言うのが理解できた感じがある。
液晶画面もシャープ2.5インチASV(アドバンスド・スーパー・ビュー)液晶採用というので、明るいところでもそこそこ鮮明。
(以下メーカーのHPより)
「シャー プが開発したASV(アドバンスド・スーパー・ビュー)液晶は、上下左右160度の広視野角と液晶分子の変化速度を向上させることにより、動きの速い映像 も、残像少なくクリアに表示できる最先端の高性能TFT液晶です。本製品は、アニメーションの様な滑らかな、動きのあるモーションレイヤー表示を採用して います。」

但し、地味めな待ち受け画面が二種類で、それに設定するメニューのバリエーションが少なく、その他「ナビゲーションスコープ」などに設定するには、多機能過ぎて分かりづらい部分もある。
実際は買ってきて、両面テープで手の届く範囲、顔の正面に貼り付けてそのまま使えば問題なく、何もいじる必要はない。
注意するのは、ソーラー電源ではなくDCコード接続を選択するべきものと言う事。
そうでないと、種々の情報はほとんど表示もしない。だから、必要があるとすれば、DCコード接続設定ぐらいなもの。
これも元々そうなっているから実は設定不要。
使い勝手はよいものの、電源ケーブルの処理というのが面倒と言えば面倒か。
長く使うには最新の、最上級品というのはやはり安心感がある。

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2009年6月19日 (金)

NHK「アジアの“一等国”」について 」の公式見解を読む

NHK「アジアの“一等国”」について 」の公式見解を読む

NHKは、放送総局長会見 2009/6/17で
「4月5日放送のNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」第1回「アジアの“一等国”」について 」の公式見解をPDFの形で発表した。
(http://www.nhk.or.jp/japan/pdf/asia.pdf)
このPDFでは何と6ページにも亘り、問題箇所を上げて説明している。
しかし、その説明と問題箇所の表現とは大きく異なる。NHKが説明文の通りの見解ならば、例えば「人間動物園」と言う表現は出で来ない。
そして、「日台戦争」という造語は不適切極まる。
元々「日台戦争」など言うことは歴史で聞いたことがないし、当然歴史教科書に載っていない。そんな造語を勝手に作って良いのか誰だって思う。
しかも、その説明が出鱈目と来ているから始末が悪い。なぜなら、
「台湾全島『平定』までの戦闘は苛烈で、日本軍だけでも死者5,000人にのぼり、日清戦争の戦死者の過半数に及んでいます。」
と説明しているのだが、この5,000人に関しては既に看破されている。
それは、4,642人はマラリヤなどの伝染病による戦病死と判明しているからである。
そして、1995年の「日清戦争百年国際シンポジウム」で「日台戦争」が使われたというのだが、このシンポジウムと言うのがネット検索しても出で来ない。

参考文献として挙げたもの3つ
「日清戦争と東アジア世界の変容」東アジア近代史学会
「日清戦争―秘蔵写真が明かす真実 ・檜山 幸夫 (著)」
「東アジア国際政治史・川島 真 (編集), 服部 龍二 (編集)」

本に載っているという「日清戦争と東アジア世界の変容」東アジア近代史学会・とは、Amazonの紹介文に
「日清戦争から100年を経過し、国内外で活発なシンポジウムが行われた。本書は国内の「東アジア国際政治史・川島 真 (編集), 服部 龍二 (編集)」シンポジウムから選んだ論文を収録。上巻では総論、国際関係、東アジア世界に関する17論文を収載する。」
とあって、「日台戦争」という言葉を論じたものではない。
次に「日清戦争―秘蔵写真が明かす真実 ・檜山 幸夫 (著)」
「日本の民衆は、日清戦争によって初めて国家と天皇を認識し、軍隊を容認し、日本人であることを自覚する。日清戦争は、日本はもとより東アジア世界に大きな影響を及ぼした。50年戦争の幕開けとなった日清戦争の本質を明かす。」
この中で「日台戦争」、「日朝戦争」、「五十年戦争」という新造語が出てくるらしいが、歴史用語ではない。

「東アジア国際政治史・川島 真 (編集), 服部 龍二 (編集)」実はこの本も一般的ではない。特に以下の書評が付くと言うのは妙な気がする。
○【毎日新聞2007年「この3冊」】(五百旗頭真氏)
「東アジアという場における日本が十全に語られるのは初めてである。」
○朝日新聞 [07/12/23(日) 朝刊] 書評委員お薦め「今年の3点」
「個別事項に関する豊富なコラムに参考文献、そして便利な年表がついている。」(高原明生氏) (東京大学大学院 法学政治学研究科 教授)

○漢民族についてというのがあるのだが、ここまで来ると言いがかりか。
この説で言えば、日本民族も漢民族と言う事になる。
○中国語
この説明も全く出鱈目だろう。
こんな説明だと日本は中世時代は日本語ではなく、中国語を使っていたと言う説明でも成り立つ。
J-castニュースでは
「番組偏向」批判にNHKが説明文 抗議団体「これでウソが分かった」
で説明されている通り、「台湾人男性から抗議を受けている事実はない」 と言うのも大嘘であることが分かっている。

それにして、この様に苦しい説明文をつけなければならなかった、そして付けても「言い訳」としか説明出来ないことをなぜ放映したのだろうか。

そして、問題箇所は説明文を付ければ全て訂正して表現し直さなければならないものばかり。
それで納得しろというのは詐欺に近い。
本来なら、全て訂正してその上訂正放送でもすべきことだ。
福地茂雄会長は元アサヒビール社長だが、元のビール会社のように部下に任せっきりで、後で営業の失敗は一緒に謝って廻れば、擁護すればよいと言うものではない。
なぜなら、NHKは公共放送だからだ。
民間会社の失敗は倒産に繋がるが、特殊法人は潰れない。
しかも、国民から強制的に視聴料を徴収している特殊法人。

この様に、国民から大批判を受けてまともに答えることが出来ない反日番組を作り、それを単に擁護するのが民間から来た会長の役目でもあるまい。

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2009年6月18日 (木)

初夏に秋冬物を買う可笑しさ

初夏に秋冬物を買う可笑しさ

梅雨に入っても昼間は晴れて、夕方から雨が降る毎日。
「アメデス」というフリーソフトを入れたら、外では陽が差しているのに「雨です。」を連呼する。
これは「気象庁の予測データを利用しており、10分ごとにデータが更新される」代物なのだが、気象庁の予測が全然当たらないというのは不思議なものだ。
気象予報が当たると思われるのは、携帯電話で発信する「10分天気予報」の様な感じがする。
つい最近東京のデパートでの話、この時期に冬物バーゲンをして結構大盛況だったとか。
今だから、当然定価の半額以下だし、衣類というものは腐らないから買い得というものだろう。
小生も、先週大して要りもしないのに閉店セールで半額だからと高級ティーカップを買った。これも陶器だから腐らないし、いずれ眺めつつコーヒーをたしなもうというのが本心。
しかし、しばらくすると飽きて疎略に扱って割ったりする。
今では、年賀状の抽選で当たったカタログ通販のコーヒーカップを壊しそうな気がしてならない昨今である。
そんなところに、いつものディノスから「ディノス☆特典メール」と言うのが来て、「2009夏プラス5%off eクーポン」をお知らせしますと言う。
これを利用すると、実際は13%off! 【2009年7月17日まで】というもの。
例年この時期に来るもので、これが使える時というのは結構何も買う物がなかったりする。

つい先日、Justsystemから前原光榮製の「ジェントル16」という16本骨の傘の案内があって、傘を探してみるとAmazonに強強度の24本骨グラスファイバー製の傘と言うものがあった。
買った人の評価を見ると「重い」と言うのがほとんど。その重さ908 g。
軽いものを探しても670 g。ちなみに、「ジェントル16」は565g。
家で、一般的な軽合金で出来た65センチのジャンプ傘は、450g程度だった。
最大級の75センチに至って、やっと600g弱というものだった。
このことから見て、「ジェントル16」は565gというのは傘の大きさから言って、ギリギリの重さと言うものだろう。
実際、通販などだと買って失敗したと言うものも結構あるかも知れない。特に中国製というものの中には使い勝手を度外視したものもたまにはある。

そのディノスで傘を探したのであるが、元々男物の品揃えが貧弱なところに来て、珍しいものがあるはずもない。
結局、思い付いて「ポケッタブルコート」と言うものを探してみた。
この梅雨の時期、ちょいと羽織ると便利なものであるし、秋の長雨の時だと結構便利にするものである。
しかし、この薄手のポリエステルコートというものが最近はあまり売っていない。
何年か前にイトーヨーカドーで見た時は、シーズン外れとはいうものの簡単なものても10,000円前後したものだ。
今男物というのは、激安でサマースーツでもシーズン遅れ品で15,000円で売っているから10,000のナイロンコートと言うものは結構高い。
但し、最近はほとんど見なくなった。

それで、探し当てたのが「シャンブレースプリングコート」というもの。
(販売期限:2009年09月28日)
DAMA collection HOMME 2008年夏号 \19,900(税込)
前回販売価格 \9,950(税込)の20%OFF!!
(※前回販売価格とは2009年4月27日時点の価格です。)
今回販売価格 \7,960(税込)
‥‥と売れ残り品だったから半値以下。しかも、事実上ブラックのみ在庫。

これから13%off送料無料で、ディノス会員価格\6,923(税込)
心配なのは、L(胸囲116着丈102.5ゆき丈88.5cm)と結構細身なのだな。
そして、直ぐに届いた商品は立派な箱(?)に入って届いた。
製品は、Lサイズでもやはり細身だった。
商品説明を改めて見ると「デザインは、細身のダブルトレンチコート。」とあった。
これでは、今時のデブには売れないなと思うことしきり。
それにしても結構しっかり作ってあって、真冬でも東京なら使えそうな代物。
あまりしっかりしていてこれで、「ポケッタブル仕様」かいななのだ。
多少不満があるとは言うものの、製品自体はそこそこだし、7,000円以下では文句も言えまい。
元々DAMA collection HOMME(ダーマコレクション・オム)というのは「こだわれば上質素材 大人にふさわしいワンランク上」と紹介している通り比較的上質なもの。
これが、結構売れ残りが沢山ある。
売れ残ると言っても、元々ディノスで男物を探す方が難しい。
ディノストップページから男物へたどり着けなかったりする。

いずれにせよ、この梅雨の時期に着ようと思ったら、厚手で結局秋までお預けになったと言うものだった。
それにしても、スーツは買わないよな。
夏服は着る期間が短いから痛まないし、最近レセプションでも着た切り雀で間に合わせている。
でもジャケットは必要かな、但しほとんど使い捨て状態になるが。

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2009年6月17日 (水)

景気が上向いたと実感できない わけとは

景気が上向いたと実感できない本当のわけとは

日銀は、「日銀、景気認識を上方修正」(読売新聞Web)と金融政策決定会合で景気の現状認識を修正した。
「景気は悪化を続けている」から
「大幅に悪化した後、下げ止まりつつある」‥‥と。
‥‥「日銀の白川方明総裁は会合後の記者会見で、在庫調整や現在の財政・金融政策が『先行きの民間需要の回復を保証するものではない』と指摘し、企業収益の悪化に伴って設備投資や個人消費が減少する可能性に強い警戒感を示した。」(同上・読売)
しかし、相変わらず「日銀は同日の会合で、政策金利は全員一致で現行の年0・1%のまま据え置いた。」なので別に何か政策が変わったわけでもない。

実際のところ、世間様ではボーナス10%カットならまだしも、出ないと言う話も聞く。
公務員が少し減額になるから、それに連れて益々民間は減額になりそうな雰囲気である。そのボーナス減額によって、今後住宅ローン破綻が益々増えると予想している報道もあった。
そう言えば住宅ローンで「ステップ償還・ゆとり償還」と言う制度。
米国のサブプライムローン破綻原因とったもなった段階的に跳ね上がるローン。
「ステップ償還というのは、住宅ローンの返済において、償還開始時の負担を軽減するために、当初一定期間(ステップ期間)は元金の返済額を減らし、償還しやすくした償還方法のことをいいます。」と説明されている。
このローンが跳ね上がって、ボーナスカットなら正にお手上げ状態だろう。
サブプライムローン破綻の時は、2年経過した後でローンが一気に上がったが、米国では次に5年間据え置きの、その上のニアプライム、プライムにも償還でローン破綻が増加すると言われている。

日本は景気対策をやったというのだが、実態として景気が良くなったと言う話は聞かない。
今日のTVではあるハウスメーカーが契約金を高く取ったり、又は全額前払いなら100万円安くするとかと言う誘い乗ったばかりに、ハウスメーカーの会社が倒産してほとんど金が戻らないと言う話。
そして日銀は、未だに金融機関が持っている社債などの債権を買い取るなどして中小企業な金を貸す算段をしている。
しかし、日経ネットPlus++で「貸し渋り、金融庁と銀行に認識差」と前田裕之(日本経済新聞社解説委員)が述べている通り、中小企業には貸し渋りと共に金が廻っていない。
企業としても赤字なら銀行は金を貸してくれないし、黒字にすると利益の約40%を税金に持って行かれ、残りの60%を借金返済の廻す。
税金を滞納すると金融機関は融資をしないから税金はしっかり納めると、資金繰りが益々厳しくなるという悪循環である。
要するに、今の中小企業は黒字でもそして当然赤字でも経営が苦しいというのが現状なのである。

それなら、低金利の金はどこへ行ったのか。
米国が金融バブルの時は海外に流れたが、今は金地金になった??
はっきり言って良く分からないと言うものだろう。
多分、昔のように銀行の当座預金に資金供給しても市場に金が廻らないというのは、いつものことなのではないだろうか。

低金利政策というのは、低金利であるならばその「低金利の資金需要」があって金が市場に「ジャブジャブ」回ると言うのが前提なのだが、実際ゼロ金利時代からそうなっていない。
実態は、低金利にすればするほど市場は停滞して、金が廻らなくなると言うのが「失われた10年」を含めた低金利時代の経済ではなかったろうか。
この金詰まりに、金を回すには「政府紙幣」を発行するという説も一時期賑わした。しかし、今ではあまりそんな話は聞かない。
2兆円の定額給付金で景気浮揚とあったのだか、実際給付されてみると一人あたりわずかな金で、結局どこかに消えてしまって実際はやはり無意味だった。

その金詰まりの中で、自民党は選挙対策として「消費税増税12%」を打ち出した。
読売新聞の社説では、「財政再建新目標 消費税引き上げから逃げるな」(6月14日付・読売社説)であり、「消費税に焦点が当たるのは、財政再建のためばかりではない。少子高齢化の進展で膨らみ続ける社会保障費を賄う財源として欠かせないからだ。」と書いてある。
一方、日経新聞社説2009/06/16「社説2 国への信頼なしに安心なし(6/16)」では
「予算のでたらめな使い方は枚挙にいとまがない。社会保険庁による年金保険料の流用、国土交通省の道路財源の無駄遣い、農林水産省で発覚した労働組合の闇専従問題、公共事業を食い物にする官製談合――などだ。これらを総括しなければ国民負担の拡大に踏み出せないだろう。」
‥と消費税値上げには、従来からの行政改革と、政府の無駄、天下り、利益誘導などを徹底的に排除するという国民への約束が果たされていないと述べた。
誰が考えても、消費税と増税分がどこへ消えてしまうのか、北朝鮮の「宮廷経済」の様に(官僚)宮廷費になっさてしまうのか、国民は誰も政府を信用していないと言うのが本当だろう。

この様に見てみれば、低金利でも貸し渋りが横行して融資と金利とは関係ないことがありありと分かる。
それならば、ある程度政策金利を上げて行く必要がある。
何と言っても政策金利・年0・1%。
上げる幅というものはいくらでもあるものだ。
以前、政策金利4%がインフレとデフレとの境目の金利であると述べた。
だから政策金利が4%を超えない限りデフレは収まらない。
もういい加減に、経済と言うものは自分の頭で考えたらどうかと思うものである。

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2009年6月16日 (火)

鳩山邦夫前総務相を擁護する奇っ怪なマスコミ

鳩山邦夫前総務相を擁護する奇っ怪なマスコミ

鳩山邦夫総務相が6月12日に辞任して、逆に何やらマスコミが鳩山邦夫前総務相を持ち上げているのは何やら奇っ怪としか思えない。
そして、朝日・毎日新聞世論調査ではそれぞれ「内閣支持率:19%に下落…首相『私の責任』」「内閣支持、19%に急落 朝日新聞6月世論調査」と報道関係者は喜んでいる節もある。
鳩山邦夫前総務相も妙な記者会見をして、それが空気が読めないのか、行き当たりばったりな事しかできない麻生総理と言うのを暴露してしまった事もあるのではないだろうか。
朝日新聞Webには、インタビューの質問としてこんな風に書かれている。
「鳩 山前総務大臣が今日記者会見で、今年の春頃、麻生総理から手紙をもらったことを明らかにしました。その手紙の中では、総理の言葉として、『西川社長の後継 人事で悩んでいることと思います。自分なりの考えで後継にふさわしい人が何人かいますのでリストを同封します』と書かれていまして、鳩山前大臣はそのリス トをもらったと述べられています。このことに対する事実関係を教えて下さい。」

つまり、麻生総理も鳩山邦夫前総務相もお互い「空気が読めない」人物だと言う事なのだが、麻生総理の方が鳩山邦夫前総務相ほど政治的に馬鹿ではなかったと言う事でしかない。

ここで、鳩山邦夫前総務相の肩を持つというか、同情するどう見ても民間の経営者としてはオヤと思うことが書かれていた。
「【週末に想う】「出来レース」責任不問は疑問・エフシージー総研 小林静雄・SANKEI EXPRESS」
そこでは、「かんぽの宿」の格安の払い下げ問題に関して、
「民間企業なら、会社の資産を破格な安値で特定企業に払い下げようとしたことが判明すれば、経営責任をとるのが当然だ。」
「自民党内からは鳩山批判が出され、マスコミは鳩山氏を『奇人扱い』で報じるというおかしな騒ぎになった。社外役員などで構成する指名委員会は『西川続投』のお墨付きを与え、かんぽの宿問題の責任には目をつぶってしまった。」

何を書いているのか、良く分からないというか「会社の資産を破格な安値で特定企業に払い下げ」と言う感覚が本来間違っている。
先ず、「かんぽの宿」は、「民間企業」が作ったものではないと言う事で、もし「民間企業」ならば採算が合わないところで直ぐに撤退していたはずだ。
元々、割高な工事費、採算性だけでなく、元々採算性を度外視して作られたものであるから、「民間企業」であるなら計画立案した人物は即刻責任を取らされている。
しかし、「かんぽの宿」では誰も責任を取ったと言う話はない。だから「民間企業」という話はお門違いだろう。
そして「経営責任をとるのが当然だ。」と言うのだが、本来経営責任を取るのは総務省の方ではないか。
フ リー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にはこう書かれているではないか‥‥「実質的に、郵便貯金会館やその他の官庁の「公共の宿」などと 同様に、かんぽの宿が旧郵政省の中堅幹部の天下り先確保の目的もあったことは、旧郵政省時代の人事から明らかであった。」
「かんぽの宿」は西川社長が作ったものではない。そして、民間感覚なら不良資産として、即刻処分する。しかも、法律によって期限が決められているのである。

あのバブルの頃の不良資産・債権というものは、30%戻ればよい方だったと言うではないか。
そして、そんなことはほとんどあり得なかったが、80%~100%戻れば大栄転だったと当時の金融マンから聞いたことがある。
だから、「民間企業」であるならば「民間」感覚で、西川社長は実行したに過ぎないと言うものだ。
それを良質債権を投げ売りしたふうに取ると言うのは、どう考えても理解できないものではないか。
少なくとも、バブルを経験してその後の不良債権処理に奔走した企業人の感覚からすれば非常識だろう。
今、「かんぽの宿」などはバブル時代に役人が、自分たちもと踊って作った不良債権のようなものだ。そして、今頃になって不良債権を解消しようとしている。
民間ならそんな会社はとっくの昔責任を問われて破産し、その不良債権は処理済みだ。

そして、【週末に想う】で続いて驚く記述が
「与 党内にも『民間のことに政府が口出しするのはよくない』との声もあったが、バカを言うなと言いたい。日本郵政の資産は、もともと国民共有の財産である。そ れを総務相が『認可』という形で、国民に代わって監督しているのであって、注文をつけるのは当然の職務であり、鳩山氏がいうように至極『正しいこと』なの だ。」

「総務相が『認可』という形で、国民に代わって監督している」というのは形式であって、経営をしているわけではない。
もし、細かい事まで指図するのであれば、民営化する必要もなく国の責任でするべきものの筈。
そしていったん民営化された以上国は「口出しするのはよくない」というのは当たり前で、
もし出来るのなら民営化以前に処理していればよいものだったはず。
その出来なかった事に対して文句をつける、何のための民営化かと言うことが問われる。

そして、格安で投げた様に報道された「かんぽの宿」などは、民営化前の時代のものだ。その方がよっぽど酷かったのではないかと不正確ながら思われてならないのであった。

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2009年6月15日 (月)

戸田恵梨香とHighway Walker

2009/06/14は、またまた北関東道と東北高速道を使って、小旅行というより法事だった。
岩槻インターまでの約1時間40分程度の旅である。
何時もの通り、日産のカーナビというのはデーターが古くで北関東道は太田桐生インターが掲載されていない。
これは、今度の定期点検でバージョンアップするから良いとして、2011年には東北道に繋がる時はどうしたらよいのだろうかと思ったりもする。
それで、最近GPSのドライブガイドのようなものを購入した。それでサービスエリア程度ならカーナビがなくても案内してくれるというのは便利になったものだ。
今回も、羽生PAでHighway Walkerという地図の載っているドライブガイドを貰ってきた。

5月に貰った時は、ロングスカートで良く分からなかったが、今回の表紙は綺麗。
最近女優さんというのはほとんど見なくなったりして、名前だけ知っているというか、最近の女優さんの名前というのは似たり寄ったりだったりする。
1988年生まれ、20歳なのだなぁ~~~~。
女優さんは、一般人より4-5歳精神年齢が高いと言うから、一般人なら24-5歳の感じなのだろう。
フリーペーパーのこのHighway Walkerは、今年から戸田恵梨香になったのかも知れない。
兎に角、昨年はカンフーパンダだったそうだ。
そんな感じで、用を足しての帰路。
カーナビが言うこと聞かないこと。
設定では、絶対に東北道のルートを示さないし、東北道岩槻インターに乗ると外環から関越自動車道へ回れと出る。
それに反して、宇都宮方面に車を向ければ、次のインターから下りろの指示ばかり。
カーナビがうるさく言っても、そのまま走るというのは気分が良くないものだ。

あとから地図を見たら、国道16号をひたすら走って、川越インターから関越道に乗った方が速かったかも。
次回からは考えよう。

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2009年6月13日 (土)

鳩山邦夫元総務相の辞任の馬鹿さ加減

西郷隆盛に擬す、戦略なき

鳩山邦夫元総務相の辞任の馬鹿さ加減

2009/06/12鳩山邦夫総務相は、「麻生太郎首相に辞表を提出、受理された。事実上の更迭となる。」と報道された。
「『残念ですけど、辞めざるを得なかった』『世の中、正しいことが通らない時がある。今、政治は正しいことを言っても認められないこともある』と述懐。
その上で自らを明治の元勲、西郷隆盛になぞらえ、『西郷隆盛翁が征韓論の際、岩倉具視に『岩倉公、あやまてり』と言って潔く政府を去った。西郷公も信念の人だから。私も潔さが大事だから』」
「いずれ歴史が私の正しさを証明してくれる」と言い残し‥‥(産経新聞Web「『【鳩山氏辞任】』『私は西郷隆盛公だ』『潔く去る』」2009.6.12)

鳩山邦夫総務相の辞任劇を見て、苦笑した人は物事が良く分かっている人達だろう。
なぜかと言えば、鳩山邦夫氏は自らを征韓論で下野した西郷隆盛に擬しているからである。
その上、輪を掛けたのは「いずれ歴史が私の正しさを証明してくれる」であって、西郷隆盛のように「正しさ」が証明されなかった時はどうするのだろうか。
歴史を論ずる時に、歴史上で偉人が言った言葉や起こったことなどは覚えているのは良いことなのだが、その歴史上の意味を理解しないと言うのでは歴史を知らないのと同じ事なのではないだろうか。
こんな歴史上で起こったことなどは、年表を見れば直ぐに分かることだ。

だから、鳩山邦夫総務相の辞任で西郷隆盛公を出しているというのはどう考えても妙である。西郷隆盛公は、当時の国内の不満を「征韓論」でかわそう言うのは、国内に残っている(海外に視察の他の)政府の意見の体勢だとしても、歴史としては間違いだったろう。
そして、西郷隆盛公は西南戦争を起こし二度と中央政界に戻ることはなかったし、「征韓論」も歴史は否定している。
もし、本当に西郷隆盛公に擬しているのなら「学校で習った歴史らしき歴史」しか学んでいないと言う事ではないか。
辞任するのなら、もっと早くに辞任すれば正に「私も潔さが大事だから」なのだったはずだが、多分総務相という大臣職が良かったのかも知れない。

そして、ここのところの支離滅裂の行動を見てみれば、どう見ても時々の思いつきの言動しか思い浮かばない。
「かんぽの宿」譲渡問題の他、「東京中央郵便局の建て替え問題」、「草薙問題(公然わいせつ容疑で逮捕)」もあった。
「東 京中央郵便局の建て替え問題」に関して、世論が乗ってこないとなると直ぐにトーンダウンし、「草薙問題」も「事実だとすれば、めちゃくちゃな怒りを感じ る。イメージキャラクターとしての社会的な責任を持って行動してもらいたい。最低の人間としか思えない」と発言するも批判を受けると発言を取り消す始末。
「かんぽの宿」譲渡問題批判発言も、実は痛烈な批判にさらされている。
「投資した額とその価値は同じではない。売り手が2400億円投じて建物を造ったとしても、それが買い手にとってそれだけの価値があるかとは別問題だからだ。
例えば10億円で建設しても、その建物が素晴らしく高収益を上げるならば、倍以上の価値があるかもしれない。
しかし、使い勝手が悪く適当な用途が見つからないとすれば、1億円の価値もないだろう。バブル崩壊後、数百億円かけた豪勢なゴルフ場が何十分の一の価格でいくつも譲渡されたのは、その例である。
BizPlus・GCAサヴィアングループ取締役佐山展生氏第8回「日本郵政問題の裏にあるも)」

「民営化前に別業者に1万円で払い下げられた不動産が、6,000万円で転売された事実も明らかになった。」と報道では批判されているが、どう見ても何か事実が隠されているのではないかと思う。
リゾートマンションが1,000円で売りに出されていると言う事があるとすれば、実際は売値1,000円でも滞納金が1,000万円あったりして色々と裏があるものである。

まして条件付の上一括して売却なら、良いところ、悪いところと取り混ぜて売却されるもので、悪いところばかりだったら誰が買う物かというものだ。
そして、誰も買わない物というのは、限りなくゼロに近づいて行く。
これが、原理だろう。
上述のBizPlus佐山展生氏は、「『かんぽの宿』譲渡の白紙撤回で最も得をしたのは、この大不況前に買収価額を提示したものの、その金額で買収しなくて済んだオリックスである。」と述べている。
事実そうだろうと思う。
鳩山邦夫元総務相は、かんぽの宿の売却を停止させたものの何の目算があるわけではない。
その事実として、かんぽの宿問題は何も解決していないし進んでもいない。
だから、はっきり言って、鳩山邦夫総務相のパフォーマンスとしか見えない。

この様に常に脈絡のない事ばかりする人物というのは、以前述べたようにどう見てもその時々の「戦術」に終始して、「戦略」がない人物であると断定して良いだろう。
穿った見方をすれば、郵政民営化反対を貫く。
郵政民営化を元に戻すと言うのであれば総務相を受けるべきでなかったし、色々言われている通り「郵政選挙の大勝利」が現在の自民党である。
だから、「穿った見方」としての「郵政民営化反対」であろうと一貫した戦略でもない。

民主党などはもっと酷く、鳩山代表などその時々で又相手によっては言うことが違う。
民主党もその時、その時の思いつきで政策を立案し今後日本をどの様にして行こうというビジョンが見えてこない。
竹中平蔵・慶応大学教授が言うように、民主党が「官僚制打破」として政治任用として官庁に人を入れ官僚に頼らないとするならば、今でも正確な政策立案が出来る筈ではないかと書いている。
そして、民主党の中で戦略を持っていると思われるのはただ一人小沢一郎氏だけと言うのは、お寒い限りである。

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ウェッジウッド(Wedgwood)プシュケ・ティーカップ&ソーサー(リー)

コーヒー・紅茶を高級なカップで‥‥楽しむ

2009/06/12の朝見慣れぬ広告が入ってきた。
それは輸入ブランドショップの閉店セールの広告。最近、ブランドショップなど言うところにはさっぱり縁がない。
時計は??、通販で買ったカタログ落ちのソーラー電波時計。格好は良くないが正確無比の上に電池交換もなし。
最近は、ネクタイピンもしないし、あまり売ってもいないようだ。たばこは吸わないからライターも必要なし。
アクセサリーは持たず、ブランドバック??は、昔買ったのがある。こういう鞄というものは長持ちするし一時期の流行の時買った物を使い倒している。
要するに、ブランドショップへ行っても買う物がない?と言うはずなのだか、よく考えてみたら買う物があった。
それはマグカップ、コーヒーカップの類だった。
以前、「エインズレイ ハワードスプレイ(AYNSLEY Howard Spray)フッテッドマグ ターコイズ 」という非常に綺麗なブルーのマグカップを持っていて悦に入って使っていたのだが、なんと落として割ってしまった。
それ以来、何か探していたのだが中々気に入ったものが見つからない。
まあ実は、AYNSLEY Howard Sprayのマグカップは色違いの「イエロー」を持っているのだが何やら落ち着いた感じにならないと言うのは不思議なものだ。

‥‥と言う事で、10時開店というのに10時に出かけていった。
到着したのは10分過ぎで、まだ喧噪の中というものでもなく駐車場は2-3台の空きがある程度。
店内は、当然既に多くの人が入り込み何やら物色しているようなのだが、買っているのはハンカチ、時計、香水小物というものだろうか。
要するにほとんど女性ばかり。
広告もロクに見なかったから何があったかと、一応店内を一巡して食器コーナーを見つけて‥‥
混んでいたのは、実はこの「食器コーナー」だった。何と言っても表示価格の半額ときている。
開店10分と言うのに、既に袋を下げている客ばかり。隣では、バカラのグラスをまとめ買い、大人買い。
さすが万単位だと手が出ない。
でも今から考えたら半値なら一客でも良かったかも、後の祭りだが。
食器コーナーというのは、全てガラスケースの中に入っていて、そのガラスケースが開けてあるというもの。
めぼしいものは既に、ウェッジウッド(Wedgwood) スウィートプラム・マグカップ(リー)(満水容量340cc 口径8.5cm 高さ10cm横幅11.5cm)と言ったものしかなかった。
これが、売値4,200円‥50%引きで2,100円。
コーヒーカップの安そうなもの、 ウェッジウッド(Wedgwood)プシュケ・ティーカップ&ソーサー(リー)は手が出ないか。7,350円‥50%引きでも3,675円。
同系のもの8,000円台と7,000円 台のものなどまだまだあったが、値段が安そうなもの。
ウエッジウッド(Wedgwood)クリオ(CLIO)リーC/S(カップ&ソーサー)と言うもの。
4,777円‥50%引きで2,388円。
そして、それにWedgwoodエブリデイ・ブラック・マグカップ980円‥50%引きで490円。
と言うものを足して買って帰ってきた。
但し、レジで延々と待たされて、出てきたのは10時40分。
‥‥あれれ‥道路まで車が連なって渋滞していた。
こっちは、例のスクーターだから駐車スペースも要らず簡単だったね。

てな事で、事務所に帰ってってきたものをネットで調べてみた。
1、ウェッジウッド(Wedgwood) スウィートプラム・マグカップ
現行商品、ネット価格は4,200円(輸入元希望小売価格5,250円)
2、ウエッジウッド(Wedgwood)クリオ(CLIO)リーC/S(カップ&ソーサー)
中々見つからないと思ったら、「廃番品 在庫限り」というもの。
しかし、これは高い。ネット価格9,240円(輸入元希望小売価格11,550円)だった。
尚、CLIOとは「ギリシャ神話に出てくる9人の女神の一人で、彼女の名は【祝福】を意味し叙事詩と歴史に霊感を与えるとされる」という。
3、Wedgwoodエブリデイ・ブラック・マグカップ
「国内代理店で取り扱いのない」と言う事で、ネット上ではほぼ完売になっていた。
価格は、950円から1,980円まで。
「国 内流通の少ないスタイリッシュモダンな希少アイテム!・シンプルで美しいエブリデイはヨーロッパのホテルや有名レストランなど一流の商業向けに製作された スタイリッシュモダンなライン。ウェッジウッドが得意とする波打つ曲線でバランスよく仕上げられたストーンウエアは、永く愛用でき料理をひき立ててくれま す。海外のレストランやホテルにいるような、いつもと一味違った食卓を演出してくれる美しいブラックカラーの食器をぜひ。」(サントノーレの説明)
ふぅ~んそうかいなと言うものだか、要するに商業用の陶磁器というものだろう。
この種類には、ホワイトとこのブラックがあると製品のタグに書いてある。
「ヨーロッパのホテルや有名レストラン」では、多分ホワイトを使って、ブラックが売れ残って日本に輸入されたのか、実際は不明。

色々とカップ&ソーサーを探していたら、上述した
ウェッジウッド(Wedgwood)プシュケ・ティーカップ&ソーサー(リー)と言うものに出会った。
ネット上で比較的上位に出で来るから、売れ筋なのだろうか。
ネット上写真では恐ろしく良い「エメラルトグリーン」が映えていた。

実は、午後に店の方へ行く用事があったので、490円なら結構Wedgwoodエブリデイ・ブラック・マグカップも良かったので、もう一つ買おうかと寄ってみた。
まあ、しかし「食器コーナー」のめぼしいものは綺麗さっぱり高いものも含めてなくなっている。山のようにあった2,000円程度のマグも半値とあって、数客のみ。
見ると、不思議。
ウェッジウッド(Wedgwood)プシュケ・ティーカップ&ソーサー(リー)が奥に一つだけ残っていた。
結局、結構散財して買ってしまったのが今回の顛末。

商品説明
Psyche (プシュケ)とは恋愛の神キューピッドの妻となった美しい女性のことで、ギリシャ神話「キューピッドとプシュケの結婚」に想を得たシリーズです。
結び目のないリボンのようなデザインLoveknot(愛の絆)は、解けることのない2人の永遠の絆を表現しています。」なのだそうな。

一人、コーヒー、紅茶を楽しむには高級で気に入ったカップでと言う事だ。

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2009年6月12日 (金)

鳩山総務相の性格・人物を分析する

鳩山総務相・鳩山邦夫氏の性格・人物を分析する

「『妥協知らず』鳩山総務相 一体どんな人物なのか」と題してJ-CASTニュースが報じている。
鳩山総務相と言えば、今現在も日本郵政の西川善文社長の再任を認めないと頑張っている人物として最近賑わしている。
別に、今回だけでなく「アルカイダ発言、ベルトコンベヤー発言」など何かと妙な言動をする人物である。
J-CASTニュースでは、
「解決の糸口は見えず、『閣内不一致』とも言える状態が続いている。自民党内にも『パフォーマンスがすぎる』といった批判も出ているが、本人は気にする様子もない。なぜこれほど『頑固』なのか。真意はどこにあるのか。その人となりに迫ってみた。」
と言うのだが、
「頑固さを、どのように読み解けばいいのか。」
「上杉(元秘書のジャーナリスト)さんは、09年6月11日朝のテレビ朝日系『スーパーモーニング』で、『一度、正義感を求めて『ロックオン』してしまうと、絶対曲げない人。兄(由紀夫氏)も共通していて、一度決めたことは、選挙に落ちようが変えない』」
と分析しているという。
これだけでは、良く分からないのだが実は東大時代の成績が一番だったというのがご自慢のようだ。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にはこんな風に書かれている。
「学 生時代から秀才で知られ、高校時代は大手予備校『代々木ゼミナール』で行われる年3回の模擬試験を全てトップで通した程であった(元公設第一秘書の上杉隆 は、かつて立ち読みで受験参考書を暗記していた邦夫の記憶力を指摘している)。大学時代はゴルフ部の活動に明け暮れていたが、専門課程への進学試験を学年 1位で通過し、法学部でも記録的な数の『優』を獲得するなど、成績は抜群であったという。邦夫自身は『(みんなが必死の)予備校の模試はともかく、大学の 成績なんて自慢にならない』と述べている。」
(出典・大下英治「小説 東大法学部」、AERA2005年4月25日号「『一番の人』その後の人生」)
実は、阿比留瑠比(産経新聞・政治部外務省兼遊軍担当記者)のブログ「国を憂い、われとわが身を甘やかすの記」のエントリー「調子に乗りすぎた鳩山総務相の言動について」
にこういう記述がある。
〈鳩山氏の法相時代のエピソード〉
「鳩山氏の法相時代のエピソードとして以前、こんな話を聞いたことがあったからです。
 あるとき、鳩山氏のところに何の用かは知りませんが、やはり成績自慢の片山さつき衆院議員(同じく東大法卒)が訪ねてきた際に、こんなやりとりがあったそうです。
 片山氏 『鳩山先輩はずっと首席だった聞きますが、テストは全部一番だったんですか?』
 鳩山氏 『…二度ほど、一番じゃなかった』
 片山氏 『なーんだ』
 この話を鳩山氏本人から直接聞いたという人によると、鳩山氏は『片山は全く失礼なやつだ』と激怒していたそうですが‥‥以下略」
余談だが片山さつき衆議院議員の『ウィキペディア(Wikipedia)』にはこんな風に書かれている。
「幼 少の頃から並外れた記憶力を有し、高校時代には駿台全国模試で全国1位となるなど成績は優秀であった。1977年、高校3年の時、イギリス保守党党首(当 時)のマーガレット・サッチャー(後のイギリスの首相)が来日し、視察のため片山が通っていた東京教育大学附属高等学校(現・筑波大学附属高等学校)を訪 れた。彼女の経歴を知り、『女性でも国を動かすことができるのだ』と感銘を受けた片山は、以後国を動かす仕事として官僚になる道を選んだ。」(出典・日本 テレビ『いつみても波瀾万丈』(2006年5月7日放送))

何かこの大学時代の話を聞いて、何か思い付くことがあるだろうか。
何に似ているのか。
昭和で言えば、陸海軍の参謀の話になるのだが、参謀になるほどの人物はもっと賢い(?)から馬鹿な参謀の口だ。
日露戦争、司馬遼太郎著「坂の上の雲」によれば、第3軍乃木希典大将の参謀長伊地知幸介少将(後男爵)と言う事になろう。
この人達の特徴というものは、この鳩山邦夫総務相と同じように他人の意見というものを聞かなかったということに尽きる。
昔の軍人さん特に陸大、海大出身の軍人さんは、戦史を読むと学校秀才で応用が利かなかったと、これでもかという記述が多い。
さて、鳩山邦夫総務相の様な人物が一般社会の会社の社長だったとしよう。
もしそうなら、いっぺん何かで思い込んだら「これをやれ」という命令で、ワンマン社長だろう。
しかし、そんな会社は社長が「商売の神様」でもない限り直ぐに潰れる。
一方、社長が「商売の神様」なら大発展で、あの松下幸之助氏を思い浮かべると言うものだか、松下幸之助氏と鳩山総務相とは似てもにつかない人物である。
「商売の神様・経営の神様」松下幸之助氏は、丁稚奉公から始め、失敗もし、戦後になってからGHQによって「制限会社に指定」されて苦労もしている。

この鳩山邦夫総務相は、元々家柄が良くて、お金にも困らないし勉強では大自慢。
衆議院議員を10期も務め、文部大臣、法務大臣などにも就任した。
自分でも、大した人物だと思っているに違いない。
そして、自分が考えることは全て「正しい」そして、学校時代も全て正しかったから間違いない。
こんな人物が「商売の神様・経営の神様」であるはずがない。しかし、どう考えても鳩山総務相というのは自分は「商売の神様・経営の神様」だと思っている人物だと言うことだ。

そんな人物が経営する会社がまともであるはずがない。
改善意見をを言う者、欠点の痛いところを突く社員、役員は即刻首が左遷が待っている。
正に、「どてらい男」のモーやんが丁稚奉公に出た店の主人のようなものだ。
だから、東大出の社長というのはかっての重厚長大産業、疑似官僚化した即ち民僚化した企業にしか生息しなかった。

片山さつき衆議院議員が主計官だった時、のエピソードが2009/06/11産経新聞・【正論】に掲載されている。
片山さつき衆議院議員が官僚だったからこの人物も過去官僚と言う事になるが、言動を見てどう考えても鳩山総務相とどっこいどっこいのような気がする。

「〈財務省の軍縮政策の誤り〉当時の防衛担当主計官、片山さつき氏(現衆議院議員)は『平和な今日、一体どこの国が日本を攻めるのか』と防衛庁を叱責(しっせき)し、要求の75%を削った。」
(2009/06/11産経新聞・「【正論】佐々淳行 防衛費GDP1・5%に増額を」)
主計官時代の所行で有名な話のこう言うのが、学校秀才の典型例だろうと言うか、‥‥‥
片山さつき氏などは「木を見て森を見ず」と言うものだ。
そして、この「木を見て森を見ず」と言うのが戦前の軍人官僚の典型的な行動パターンなのである。
事実、陸大出の天保銭組の元参謀(少佐参謀)に話を聞いたことがある。
その時聞いたのは、陸大では戦術は教わったが、戦略は聞いたことがなかったと言う事だ。
そして、もし教わっていたらねぇ‥‥‥

こういう、鳩山総務相や片山さつき衆議院議員など、学校秀才で到底挫折したと言う事がないような人物は、いわゆる「官僚型」人物に多い。
即ち、戦略を描く「政治家」には不向きな人物と言うことだ。
よくよく見たら、日本の政治家には「戦術家」はいても、戦略家、政治家はあまり見えない。
あの民主党のもう一人の鳩山氏、岡田克也幹事長ともにそっくり瓜二つではないか。
実際、岡田克也幹事長の方が、過去官僚だけに官僚臭さえ漂う。

地球温暖化問題で政府は、「2020年までに05年比で15%削減する。」として、代表部にメッセージを送った。
日経新聞社説(2009/06/11)で「先進国全体の削減量とのつじつまは合わせているが、この考え方で国際社会をどれだけ説得できるだろうか。」などと書いているが、説得など出来るはずがないのは当たり前だろう。
先進国に出来るはずのない目標を要求して、自分たちはそれでは不満と称して何も削減しないで「金」をむしり取ろうとする。
以前言ったように、「話せば分かる」と言うものではないのは当たり前だろう。
そして、日経新聞では「温暖化防止は将来の子孫に残すべき地球のありようを問うている。科学が予見している地球規模の気候変動と被害を抑える強い意志があるか」と政府間パネル(IPCC)の話を無批判に信じ込んでいる。
しかし、IPCCは、地球温暖化に関しての議論は封じていて、「科学」とも思えないような予測、やっていることを無視している。
予測、即ちデーターは予測だから何でも使える。実験科学ではこれを普通、捏造というのだ。
地球温暖化議論というのは、科学でも環境問題でもなくEUが仕掛けてきた単なる政治問題だ。
そして誰でも、天気予報に似た予測に疑問を持っている。
それを、本当に外国の世間様が決めたものは何でも正しいと思っているのだろうか。

鳩山総務相の過去の失言「アルカイダ発言、ベルトコンベヤー発言」は、「これらの発言は「確信犯」だった様子だ。(先出・J-CASTニュース)」 という。
こんなもので、政治的な発言として悦に入っていたら全くお粗末なものだろう。
所詮、戦前の戦争に負けた軍人官僚的な思考回路では、日本を又第2、第3の敗戦とも言われるものに引きずり込むと言う事は間違いないかも知れない。

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2009年6月10日 (水)

クラスター弾禁止条約なぜ・参院全会一致批准なのか

クラスター弾禁止条約なぜ・参院全会一致批准なのか

「クラスター爆弾 早期批准を歓迎する」とは、毎日新聞の2009/06/10の社説
である。
毎 日社説では、「不発のまま地上に残った子爆弾が、地雷のように突然爆発して市民を殺傷する悲劇も後を絶たない。そんな爆弾の保有や使用を禁じる『クラス ター爆弾禁止条約(オスロ条約)』批准案が10日、参院本会議で可決される見通しとなったのは実に喜ばしいことだ。」と単に状況しか述べていない。
続けて「これらの国々(ノルウェー、オーストリア、メキシコ、アイルランドなど)と並んで日本がいち早く批准にこぎつけることは誇ってもいいだろう。」という。
ならば何を誇るのか、国連という核保有国が常任理事国の先生に「良くできました。」と褒めて欲しいのだろうか。
そして、明かされるのは「条約はノルウェーなど8カ国がすでに批准している。(産経)」と未だ8か国だけである。
それだけでなく、米国、ロシア、中国は参加していないし、批准しても留保条件を付けているところもある。
そしてなんとしても妙なのは、日本の自衛隊というのは正式軍隊として、他国に攻め込むと言う概念なのかと言う事である。

日本の政治家や政策官僚達が誤解しているのは、自衛隊というのは他国に攻め込む軍隊だと思っていることだ。ソマリア沖の海賊対策にもまともに自衛隊を派遣できず、他国の様に国際法に従って海賊に対して攻撃できると言うものではない。
それが国会議員が想定する軍隊なのか。元々日本には軍隊というものは制度上存在しない。
自衛隊というのは、未だに警察予備隊という警察軍にすぎない。
だから当然、他国を攻撃すると言う事を想定しておらず事実国会としても承認しないだろう。
必要になるのは、日本が他国から攻められたときの自衛であってそのための自衛隊であるはずだ。
攻められたとき、日本はどのように自衛するのだろうか。
既に、海岸線を防御する地雷もない。
毎日社説は「この兵器は、対人地雷禁止条約が1999年に発効した時から全廃の運命をたどっているともいえよう。日本は同条約に参加し、各国の地雷除去にも協力して感謝された。」と「感謝された」と言うが誰に感謝されたのか。
単純には「地雷除去にも協力」だとしても、本当に感謝されたのかは分からない。
そして、日本は、対人地雷を他国に設置するはずはないから、「感謝する」のは日本を攻めようと思っている国しかあるまい。

ここまで来てなんとしてもおかしい、大笑いなのは「日本は軍事大国に、特に米国に条約参加を働きかけるとともに、被害者支援の面でも積極的に貢献すべきである。」と言うところであろう。
なぜなら
「昨年のグルジア紛争でロシアとグルジア両軍がクラスター爆弾を使い、民間人の少なくとも16人が死亡、54人が負傷した。レバノン領内でイスラエル軍が大量にクラスター爆弾を使ったことも知られている。ベトナムやコソボ、アフガニスタンでも使われた。」
「米国は2003年のイラク戦争以降、クラスター爆弾を使っていない。」と書かれているのに、廃棄を米国に要求している。
本来言うべきなのは、中国、ロシアが一番であって、軍事基地を日本に置いている米国ではあるまい。
それだけでなく、軍事に関して未だに「話せば分かる」と勘違いしているところではないか。今軍事費を増大させて、台湾攻撃を想定している中国が絶対に軍縮もせず、クラスター爆弾なども廃棄しないというのは当たり前の話だ。
中国、米国が持っているから廃棄できないのは、ロシアとしても同じ。

こういう自ら無防備ならば、軍隊を持たなければ「攻められない」というのは、余りに歴史を知らなすぎる。
あの故加藤周一氏の「憲法第9条」を世界に広めよう、「世界標準にしよう」というナイーブな考え方に等しいのはお笑いごとである。
永世中立国スイスが重武装国家になった経緯は、ウィリアムテル伝説とその後の国際状況から誰で知っているはず。
結局、日本が攻められたときどのように対処するのか、今の国会議員からなにも聞こえてこない。スイスの様に24時間以内に20万の正規軍が出動できるはずもない。
何も考えずにヒョコヒョコ調印に行った中曽根外務大臣もノーテンキだが、参議院の全会一致というのも、何も日本の国防と言う事に気をかけていない国会議員ばかりで暗澹たる感じを得るものだ。

ちなみに、毎日社説では「クラスター爆弾が日本の防衛にとって絶対欠かせない兵器かどうか。代わりに自衛隊が『精密誘導能力を有する装備品』導入を予定していることもあり、同爆弾の廃棄が直ちに防衛力低下につながると主張するのは難しかろう。」と書く。
未だどうなるのか分からない事柄っをもって、「防衛力低下」に繋がらないと断定するのは言論人としては許されても国民の生命財産を守る政府、国会議員としては失格だろう。
そして、クラスター爆弾の廃棄、代替えの武器の調達に何百億もかかると言う事に言及しない。
赤字国債を増発して消費税12%でも足りないと言っている政府としては不誠実だ。

国会議員も中央官庁の官僚も金はどうせ税金だから「湯水の様に使え」と思っているのに違いない。
不正流用が発覚して自己破産の申請を選択した社団法人「日本農村情報システム協会」を見れば、国から補助金という税金はあぶく銭だと思っている事は間違いなくそうに違いない。

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2009年6月 9日 (火)

良い子ブリッ子が「綺麗ごと」で日本を滅ぼす

良い子ブリッ子が「綺麗ごと」で日本を滅ぼす

日本はいつから主義主張、原理原則国家から単なる「良い子ブリッ子」の国になってしまったのか。
日本の外交や国内政治というものを見ていると、妙なエコだとか省エネだとかと言うものが目に付く。
特に最近ではCO2削減・「温室効果ガス排出削減」と言う事ばかりが目立つと言うものの、要は欧米に「良くできました」と言われたいがためとしか思えない節がある。
現に、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスが温暖化の原因とも限定出来ていないし、「地球温暖化」すら確定できていない。
ある雑誌の対談を読むと、ある国会議員に「地球温暖化は確定していない」というと、「ノーベル平和賞を疑うのか」言われて、馬鹿馬鹿しくて議論にならないという。
一方以前ある女性有力代議士が、「EUで環境大臣と言えば重要閣僚で副首相級の人物がなる。日本でももっと重視して欲しい。」と言うようなことを言っていた。
環境問題は、今や欧米の世界の政治問題で環境問題ではないと言うのなら正にその通りというところなのだが、実際の意図は単なる大臣の序列の問題のように見えた。
日本の政治家というのは、どうしてこういう風に「ナイーブ」で上辺の綺麗事だけを信じて本質を問わないのか不思議に思う。
上辺の「綺麗事なら」素人だって出来る。
政策に責任を負わない日本共産党だと‥‥
「共産党の市田忠義書記局長は8日の記者会見で、温室効果ガス削減に向けた日本の中期目標について、1990年比で30%減を目指すべきだとの考えを表明した。(産経新聞)」
とある。もしそう主張するのならば、「隗より始めよ」とばかり自党から30%削減してみたらどうか。

綺麗事と言えば、あの非核三原則や武器輸出三原則など実態にそぐわないものが沢山ある。こう言うのは「奴隷の平和」の産物なのだが、それをもってあの故加藤周一氏じゃあるまいし、大したものだろうと虚勢を張ってみたところで、誰だって苦笑せざる終えない。
逆に「サド国家・自虐国家」とはこのことか、綺麗事を言って国民も守れない「保護国」とはこのことかと納得する。

最近のいい加減にしてくれと言う「綺麗事」とは、日本郵政人事だ。
鳩山総務相が西川日本郵政社長の続投を認めないと騒いでいる問題でも、鳩山総務相が言っていることは「絵に描いた餅」、単なる理想論・「綺麗事」と写る。
確かに、西川日本郵政社長はゆうちょ銀行のCCカードを無料だったセゾンから住友VISAとJCBの有料カードにした。
こんなところは、出身母体を優先するという利用者の利便性を考えない暴挙だろう。
今時、たしてメリットのない有料カードなど持つと思うのが時代遅れ感覚に違いない。
「公共料金等のカード払い」、「決済口座を給与預入または年金自動受取りにご指定」「直近1年間のご利用30万円以上」で1,312円の年会費が無料になると言う。
しかし、みずほ銀行なら元々年会費無料で、振込手数料やその他の手数料まで無料だ。住友系というのは一般にシケタ事をするところだからこんなものなのだろうが、国民から見れば気に入らないのは確か。
そして、この
「自 民党の森喜朗元首相は8日夜、CS放送番組に出演し、日本郵政の西川善文社長の続投問題について、『これだけ大騒ぎになったのだから、西川さんも責任を感 じなければいけない』と語り、早期の事態収拾を促した。(産経新聞)」という森喜朗元首相も未だに日本人的ウェットの感覚が抜けないと言うのも困りもの だ。

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皇室もご愛用16本骨傘

前原光榮商店の・皇室もご愛用16本骨傘

昨日から「皇室もご愛用16本骨傘紳士用ジャガード・ネイビー」というメールマガシンがJustsystemから届いた。
これは父の日の企画というもので、色々なところから届くメールの一つである。

この「皇室もご愛用16本骨傘」というのは、TVで紹介されていたのを見た事があった。
傘に関しては、不思議と昭和天皇が黒い「16本骨傘」と言うのを差しているのTVで見た記憶があって、「あれか」と言うものだった。
但し、昭和天皇の持っていた16本骨傘と言うものはかなり大きかった気がする。
その実はその「16本骨傘」というものを二つ持っている。
ホームセンターで中国製のもの(手開き)を見つけて一つ、それとまだ景気の良かった時代に車屋で貰ったもの(ジャンプ傘・中国製)が一つ。
共に黒地で寸法は、60cm×16本。
今確認すると、どうも前原光榮商店の傘のレプリカを変形したような作り。
だからジャンプ傘の方は、結構立派げに見えて未だ使っていない。
Justsystemで販売しているものは、「皇室もご愛用16本骨傘 紳士用 ジャガード・ネイビー」と書かれているが、「皇室御用達 前原光榮商店 オンラインショップ」によると「ジェントル16」という普及品タイプ。
製品仕様は
手開き、親骨の長さ/60cm(紳士仕様)×16本
閉じた全長/87cm、重さ/565g
素材:布地/ポリエステル100%、ジャガード織中棒/国産樫
価格は、Justsystemと同じ税込 \17,850 (楽天店も同じ)

又よくよく見てみると、中国製のジャンプ傘型レプリカも似たような「メイプル(楓)ハンドル版」風だった、但し比べるとかなり安っぽい。
それは、1,000円程度と17,850円では違って当たり前なのだが、本家本元が大きさが60センチというのにはがっかりした。
HPによると、Premiam Grande という上級仕様は65センチで60センチ級というのは一番小さい方なのだろう。
そのJustsystemでの昨日販売では残り7、と見たら夕方には売り切れ?、直ぐに残り14になっていた。それが今は残数5。
結構よく売れているのだなぁと思う。
どうでも良いことだが、「前原光榮商店」のオンラインショップなら納期は不明と言うものの選択の幅があった。

もう梅雨に入って良さそうなものなのだが、今年はまだ良い天気の日が続く。
学生の教養部時代、6月1日が開学祭(開校記念日)で休みだった時、晴れた日というものをあまり見た事がなかった。
実はクラスの誰かが、教育学部国語科の女子学生と話をつけて模擬店をやった。そこでは、なぜか首を突っ込んで、当時ポンコツ車を持っていたから運搬係をやった。
小雨の中、開学祭の模擬店と言うものは結構惨めだった。但し、来る方。
やっている方は、他学部の女子学生と話す機会などなかったから、そこそこ後のコンパでは楽しかったものだった。
雨音は「1/fゆらぎ」だった様に思うのだか、その雨音が好きなのか雨の日と言うのは結構好きだったりする。
但し、最近では車で出かけるので、タイヤが滑るし汚れるしであまり好きではない。
そして、雨の日でも傘を差さずに買い物に行けたりする。
よって、あまり傘を使わなくなった。
それでも不思議と傘は今でも好きなのである。
なぜなら、昔小雨が降ると何か縁起が良かったりしたものだったからである。
特に重要な試験の時など小雨か、雨が降りそうな天気だと、受かるかなと思ったりして。
逆に、大雨や雪でも降った日には最悪と言う事もある。
兎に角、年を取って最近は、感受性が鈍くなり、又感覚が鈍くなった。
だから、そんなことも感じる事も無くなった。

それでも、今日ホームセンターに行ってポリエステルのジャンプ傘を買ってきた。
65センチ(特価)490円、70センチ(特価)490円、75センチ半額で(特価)245円。
ホームセンターで売っている傘は、65センチ程度が標準のサイズである中で、16本骨傘60センチというのはどこか頼りない。
出かけた時500円の傘なら、平気で傘立てに置いておけるが18,000円近くする傘なら怖くてしょうがない。
但し、あまりの高級品だと一目で見て分かるから間違えることはなくても、持って行かれると言う事はありそうだ。
16本骨傘、そろそろ「車屋で貰った」ものでも使う時期が来たかと今思うものである。
それで「皇室もご愛用16本骨傘」を買う物欲を抑えられる。
こんな事で、定額給付金を使ってなるものかというのものだ。

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2009年6月 8日 (月)

世襲は政治家ばかりか芸能界まで蔓延る

最近の世襲は政治家ばかりか芸能界まで蔓延る

近年、自民党では世襲政治家、二世議員の禁止などと言うようなことを言い出しているが、芸能界では、二世芸能人ばかりの話題だ。
タレント、明石家さんま(53)と女優、大竹しのぶ(51)の長女という鳴り物入りの話題性で、芸能界デビューしたIMALU(19)(産経新聞)」
いきなり「米映画『ザ・スピリット』では、物語のキーワードとなる“究極のDNA”つながりで、宣伝キャプテンに任命された。」とある。
いろいろと新聞各紙のインタビューでは持ち上げているのだが、写真を見る限り「あっそう」と言う感じた。
以前は、二世芸能人と言う事をマスコミには黙って芸能界進出して、名前が売れて、実力を認められてきてから、誰々の「娘、息子」と言う例が多かった様に思う。
しかし、最近は初めから二世芸能人で名前を売るから、どう見ても実力というものは後から、ダメならバラエティタレントでと言うものなのだろうか。
何と言っても、井上和香が嵯峨京子の娘だとは気がつかなかったものな。
もっとも、最近は嵯峨京子と言っても誰も知らない時代にはなった。
そして、二世タレントだと紹介する時に、プレゼンが要らないから楽なのだと言うが、実は二世タレントで成功している例というのはあまり多くない。
少し前にTVかラジオで、加山雄三の娘「梓真悠子」はモデル(女優)だと言うが、ほとんど売れていないモデルだったと酷評していた。
梓真悠子も既に結婚して二人の男の子の母(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)と言うから、今ではあまり活躍していないのは確かである。
政治の世界のように今まで政治に関して全くの素人で、父親の地盤を継いで何年も経たずに国務大臣になるなど、国民から見れば素人でも大臣は務まる。
官僚の言いなりかと、苦々しく思ったりもする。
それに比べて、芸能界は本当の実力の世界。
今有名な司会者業でプロダクションもやっている関口宏。
この関口氏の父親は、名優佐野周二。大昔、俳優としてTVにも出たが大根役者でどうしようもなかった。
子供は、父親の仕事に関して門前の小僧で、ずぶの素人とは常に違う。だから、二世芸能人と言えども、全くの素人から見れば大分違うしチャンスも多い。

そ して、芸術の世界というものは耳学問、「門前の小僧」と言うものは、全くの素人とは確かに何倍も違う。だから、書家の二世とは書作の次元が違ったりして、 中々太刀打ちが出来ないと言う事が多い。その上偉い先生から見れば、誰々先生の子と言う事でそれこそ「プレゼン」、紹介が要らないと言うものである。
本当に、血縁も縁故もない全くの素人からと言うのは、どこの世界でも苦労するものだ。

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2009年6月 7日 (日)

子供の親として考える文系気質、理系気質

最近の学習塾へ行かせる子供の親として考える
文系気質、理系気質

夜9時過ぎ、車で駅の廻りを通りかかると昼間では想像も付かない光景に巡り会う。
それは、明るい看板と、煌々(こうこう)と光る照明、そして大量の自転車が置いてある姿である。
それは何かと言えば、進学塾、予備校というアフタースクールである。
事実小生も子供を迎えに行くところである。
今、中高校生は塾に行くなどは当たり前になって、行っていない方が珍しいものになった。
塾に行っていないのは、ピアノその他のお稽古や、部活、その他など時間的に余裕が出来ないと言う場合である様に思える。
振り返って自分を見てみれば、小学校では個人の先生が進学塾をやっていたところへ通っていたものの、中学では当時常識となっていた英語専門の塾しか行っていなかった。
その進学塾、「分からなかったら質問しろ」と言う程度のものであるし、それではと質問すると「そんなことで質問するな」という昔ながらの(夏目漱石の「坊ちゃん」を思わせる)旧制中学式の馬鹿馬鹿しさ。
これでは、行っている意味がなかった。
塾の先生は前中から飛び級で一高東大へ進学したような秀才。
所詮頭が良すぎる人物が勉強を教えると「分からないところ」が判らないという妙なことになる。
事実うちの女房殿のように「昔神童今タダの人」だと、試験など一夜漬けで充分と言い張るが、実際言った通りに子供が勉強して、九分通り想像していた結果で良くなかった。
その女房殿が珍しくどこかで仕入れてきたらしく、文系気質と理系気質というのがあると言う。
それで聞いて見ると、文系気質で特徴的なのは「話せば分かる」と思うことなのだそうな。
「話せば分かる」を検索してみると、あの五・一五事件の「犬養毅首相の『話せば分かる』」
と共に、「話せば分かる」否定論がごまんと出で来る。
長年実業界に身を置いた感じで見ると、「話せば分かる」とは金の事であった。
経済、商売では「金」を払えば「話せば分かる」であって、実際の複雑な人間関係やいざこざなど「金品の絡まない」時では一切「話せば分かる」と言う事は通用しない。
逆に、「話せば分かる」、分かって欲しいというのは、甘えでしかないのかも知れない。
だから、「話しても分からない」となれば「恨み、辛み」を長年持ち続けてどこかで反撃しようと身構え、「言葉の武器」と飛躍のエネルギーとして蓄えておくというのが必要なのかも知れない。
実際、何をせずとも不思議なことに後に完膚無きまで「心の内で叩きのめした」と思えることも過去には多々あった。
それは兎も角も、この文系気質の考え方だと物事を展開して行くのにA→B→Cと順を追って一つ一つ発展させて行く。
しかし、子供によってはA→B→Cと発展して行くのに、Aをしっかり覚え込ませるとAに固執してB、Cに中々進めないケースがある。
昔数学の授業を受けた時、その教師は先ずCを示してはっきりと覚えさせ、次にA→B→Cと転換させて理解させた。
その時の教科書はどうなっていたのか覚えていないが、数学教師の教員免許を持っている小生も同じ教え方をするだろうと思う。
実際、そう言うものの考え方というのもが理系気質そのものなのだろうと思う。
その理系気質と言えば、前橋高校2年の時。
遠山教授(当時の群馬大学)の数学教室で「理系人間とは、物事を考える時1から順々に、コツコツ考えを構成して行く人間」、「数学も奇抜な解法ではなく、基本から解いて行くのが理系気質」、「初めから上手い方法はないかと考えを巡らせるのは文系気質」と言っておられたように今でも記憶している。
遠山先生の数学教室は、兄の時代から続いていたかなり古いもので、日曜日の朝6時半から中央前橋駅の裁縫学校を利用して行われていた。
授業料も経費程度で、当時の名の知れた学生はほとんどと言って良いくらい1回は通ったものだった。
但し、先生も定年を迎えてこの年(前橋高校2年の時)に閉鎖したかも知れない。
実際は、ほとんど受験に影響がなく小生など前女校(前橋女子校)の美人の女子学生に会いたさ、制服見たさに出かけたようなものだった。
ツイッギー(Twiggy) の影響か当時流行始めていたミニスカートが全盛だったのこの頃。私服でミニの女子学生は血気盛んな高校生にとって目の毒だった。
紺と黒の制服の中で妙に浮いていた、その美女。
別の数学(高校)の塾で1mの距離で2-3回お目に掛かって、附属(群大教育学部)出身の開業医の娘だとよく知っていた。附属出身の人は派手だからどこにいても何となく目立つ。
その年の秋の前高2年の時、前橋女子校のクラスとクラス交換会をした事があった時でも何となく「色っぽく」垢抜けていたのが附属出身者だった。
もっとも、公立出身者からは毛嫌いされていたというのは、高校を卒業した直ぐ後に、偶然「クラス交換会」をしたクラスの女子学生(後医学生)に出会った時に再確認した。

遠山先生の理論によれば、理系気質はA→B→Cと順を追って行くのと言うことになるのだが、その順を追って物事を考えて行くのは、実はかなり難しい物事の展開の場合、事象なのだと実は大学院に入ってから実感した。
だから、中高校の数学の様に早い話、暗記物の数学では実は意味をなさない。
逆に言えば、理系気質の子供はA→B→Cと順を追って行かなくても、Cを示せば理解出来る。
論理が難しければ、戻って簡単にA→B→Cを説明すれば良いことである。逆に言うと、文系気質の子供は簡単な理論でもA→B→Cと順を追ってでなければ理解出来ないと言うのかも知れない。

しかし、密かに思うのは、簡単なことでもA→B→Cと順を追って行かないと子供は理解できないと甘く見ているのは親、教師なのかも知れないと言う事でもある。
子供の能力と言うものは、大人が思っているほど馬鹿ではないと言うものではないだろうか。

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2009年6月 5日 (金)

栃木県イメージの低落・足利事件・不祥事捜査多発

栃木県イメージの低落・足利事件などの不祥事捜査多発

栃木県と言えば、最近ではお笑いのU字工事 (ユージコウジ)で少し宣伝されていると思うのだが、あのU字工事の話し方は栃木弁と言うより東北弁に近い様な気がする。
実際、それだけで栃木県民なら少し嫌な感じがしないでもないだろうか。
今回の足利事件では、元幼稚園バス運転手菅家利和氏の冤罪が確定したが、顔を見ただけでもどう見ても殺人犯には見えない。
実際そうでなかったのであるし、栃木県警は1年も尾行して行動を監視して不審点はなかったというのだからあきれるというものではないか。
その上、
「当時の刑事部長(75)は『無罪が確定したわけではない。問題はこれから。法律に基づいて妥当な捜査をし、自供も得ている。(菅家さんが)やったと信じている』と話した。」(産経新聞・2009.6.4Web「【足利事件】「捜査は妥当だった」「思い出したくない」 栃木県警元幹部ら」
と言う始末で、どうも余り反省している様子はない。

そして、栃木県警と言えばあの「栃木リンチ殺人事件」が記憶に新しい。新しいと言っても1999という10年前。

(2006 年4月12日に宇都宮地裁は「栃木県警の捜査怠慢と被害者死亡との因果関係」を明確に認め、県や加害者に計約1億1270万円の支払いを命じた。賠償額の うち約9,630万円について県に連帯責任があるとした。‥フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
これは、「主犯の父親が栃木県警の警部補だったことから、被害者家族の捜査依頼をことごとく退け、栃木警察が組織ぐるみで隠蔽をした事件です。」とも言われている。

足利事件の方は、平成2年(1990年)5月12日のことで、「栃木リンチ殺人事件」より9年前のことなのであるが、栃木県警の意識というものは全く変わっていないということなのだろう。
会社組織というものは、カラーがあって性格的に同種の人達を入社させるというのは普通に行われているところでもあるし、実際その会社に行ってみるとそんなものである。
一方、警察などの官僚組織というものは、同種の人達が集うと言う事はない。しかし、上意下達(じょういかいだつ)の世界では、自然と同種の人々に作り替えられて行くのは間違いないだろう。
そこでの異分子、例え正常な神経を持った人達の意見を押しつぶし成果主義に走る。
そんな雰囲気なのでないかと言うのが栃木県警なのかも知れない。
そうでなければ、何年かごとに全国的に話題になる冤罪や事件が起こるはずがない。
少なくとも、徹底的に事件を解明する必要がある目だろう。

ところが、富山の「富山連続婦女暴行冤罪事件」で富山県警は組織防衛に趨り、ほとんど謝罪しなかった。
栃木県警はどうするのか今後の注目されるが、同じような事だと大批判が起こるかも知れない。
なぜなら、裁判員制度が始まっていい加減な捜査では混乱するからである。
事実、月刊WiLL 2008年07月号(2009年05月26日発売)「許すな、警察のでっち上げ偽装工作」(粟野仁雄)では、裁判官は国民の見方、弱いものの見方ではなく警察、官僚の見方だと言う事が如実に分かるものである。

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2009年6月 4日 (木)

週刊新潮・記事・新聞折込みチラシ水増しの本当の悪事

週刊新潮・記事・新聞水増し・折込みチラシの本当の悪事

週刊新潮・2009年6月11日号では、(「新聞業界」最大のタブー「押し紙」を斬る!
ひた隠しにされた「部数水増し」衝撃の調査データ
と言う記事が載った。

この記事は、J-CASTニュースに書かれてあった。
「新聞業界最大のタブー? 週刊新潮が『押し紙』特集記事」朝日新聞の広報が「調査した地方の特別な事情」と弁解にならない様なことを言っていた。
別の記事では、「週刊新潮の『部数水増し』報道に抗議文送付」とサンスポが報じている。

「新聞業界が販売部数を水増しして公表、広告料金をつり上げているという趣旨の記事を『週刊新潮』6月11日号が掲載したのに対し、朝日、毎日、読売新聞の各社は4日までに、記事は事実無根とする同誌編集部あての抗議文を送った。
  新潮側が4日付の新聞広告の見出しで「読売18%、朝日34%、毎日57%が配られずに棄てられていた」などとしたのに対し、各社は同日付の紙面で『実態 と異なり、全く信用できない』などと反論。訂正や謝罪を求めるとともに『損害賠償を含む法的措置を検討する』(毎日新聞)などとしている。」

週刊新潮の記事では、「読売18%、朝日34%、毎日57%が配られずに棄てられていた‥‥」に続き、産経新聞も取り上げられいてるが産経も50%以上だ。
そして、読売新聞が極端に少ない理由というのは、その地域では拒否する販売店の力が大きいそうだ。
ところで、販売部数の数値は、読売新聞は1000万部、朝日新聞は800万部、毎日新聞は390万部、日経新聞は、390万部、産経新聞は220万部(2,005年)と言う事になっている。

朝日新聞の「押し紙」の過大さは以前からマスコミに載ることがあって、何年か前に朝日新聞販売店の店主が抗議のために自殺した事があった。
過大な「押し紙」のために何億円も借金を作って、販売店を続けられなくなり自殺して金を返すしか方法がなかったというような記事だった。
実際、朝日新聞の新聞勧誘などは正に「押し売り」まがいであって、家に勧誘に来た時はドアの間に足を入れて閉めさせないようにするほど執拗で悪質だった。
その販売店はその数年後に潰れた。

この週刊新潮で指摘しているのは、実は「押し紙」という販売部数水増しというだけではない。
もっと悪質な、詐欺まがいと指摘されているのは「新聞折り込みチラシ」の部数水増しなのではないだろうか。
20年以上前の話、実際の経験によると、「新聞折り込みチラシ」を例えば人口25万人くらいの都市の場合、全戸に入れるには15-20万部必要と言われていた。
しかし、事業所・店舗があるとはいえ、戸数が人口と同じくらいあるはずがない。
本来なら精々5万部も入れれば大方入るのが実態ではないかと思ったのは、ポスティングしてみたあとのことだ。
なぜなら、アパートなど新聞を取っている家は思ったより数が少ない。これで何万部も折り込みが入るはずはないと言うものだった。
時の営業部長に問いただしたところ、半分も新聞に入ればよい方だという。
そして、新聞屋に広告を頼みに行く広告屋も例えば5万部と言って、5万部も広告を印刷していないのではないかと訝ったの事がある。
なぜなら、営業所でその広告を使うから少し持ってきてくれと言ったら1,000枚も持ってきたことだ。
だから、広告屋も適当な数しか新聞屋に持って行かず、折り込み代だけ置いてくると言うのではないかと思ったのである。
当時でもB4一枚5円だったように記憶する。
今、ポスティングで「軒並み配布」の場合B4‥4.5円-5.5円。
この方が間違いなく、5万部で20万くらいの都市ならほぼ網羅するのではないか。

その昔は、ポスティングという仕事はなかったから、仕方なく10万部を入れたことがあったが、ほとんど効果がなかったこともあった。
その時、本当に配布されたのか、なんと町の中心部にでも配布されないのだ。
なぜなら、「折り込みチラシ」は読売、朝日、毎日‥‥と新聞販売店別に持って行く。
非常に妙なものなのだ。

今回、一地域の完全に近いリサーチで販売部数の水増しによって、折り込みチラシを水増ししていると言うことがほぼ明らかになった。
こんな事は、以前から「折り込みチラシ」を入れているところは薄々感づいている事で、今後は「ポスティング」に移るかも知れない。
なぜなら、ポスティングだと、細かく地域を限定出来たり、戸建て、集合住宅と限定出来るからである。
折り込みチラシの部数偽装というのは、今から思えば本当に許せない事だった。
この記事のように、本当の「闇」と言うものは明らかにしなければならないし、正して行く必要があるだろう。
そして、この記事を書いたフリージャーナリストの黒薮哲哉氏は、「私は、押し紙問題を取材する過程で、読売新聞西部本社サイドから2件の訴訟を起こされました。」と書いている。
米国なら多分暗殺されているかも知れない。ジュリア・ロバーツ・デンゼル・ワシントン主演・映画「ペリカン文書」(1993)と言うのがあった。
映画では数人暗殺されるのであるが、新聞記者グレイは真相を突き止める。
同じく、書道界では危なく撃ち殺されるところだったが、ここは日本。
むち打ちの刑ならぬ百叩きの刑の様な、直接無関係な人物から??影での批難囂々個人攻撃、変人扱い、言論封殺、人物否定。
彼らの本心や本当の人物が見えて興味津々、人物分析をする良い材料になった。
なんだ俺は、マゾか‥‥。

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2009年6月 3日 (水)

週刊ポスト2009・6・12号特集「どっちが得か?」を完全シミュレーション

週刊ポスト2009・6・12号特集・<「ニッポンの大問題」徹底検証リポート>PARTⅠ

「どっちが得か?」を完全シミュレーション・いっそ「年金解体」して全サラリーマンに3,000万円返還せよ!
週刊ポストの中吊り広告に釣られて、早速記事を読んでみた。
今の年金制度というのは、あまり年金を払わなかった世代に対して若い世代が養う様な形になっている。元々5~6%程度で運用するというのが随分昔の年金の仕組みだったような気がする。
今は4%程度で運用と、限りなくゼロ金利に近い今では、夢のような数値で年金を運用することになっている。元々、高金利で5~6%程度で運用されていれば危ない株式などの資産運用で何兆円も失うことはなかった。
その上、金を役人に任せておくと何に使うか分からないというのは、最近になって明らかになっている。
昔は、役人に任せていれば安心という観念があったが、あの「私のしごと館」に建設費581億円が投入されている時の批判を見れば、任せておけないというのは国民の共通認識だろう。
大不況の中でその完成間近の時点、大問題が指摘されていた時、担当者は絶対必要だと強弁した。
こう言うのは、あの「NHKスペシャル」の反日的偏向報道に批判に対するNHK当局も、役人も全く同じ。
要は常に組織防衛であって、国民のためと言う観点は全く抜け落ちている。
台湾問題に関して、歴史を捏造して「反日台湾」を偽装した「Nスペ]批判、大顰蹙に対して、福地NHK会長は偏向報道を否定する国民の視点を欠く不思議な「組織防衛」をする始末である。
政治からの独立と言いながら、国民から強制的に聴取料を取り立て、一方で政治的な報道をし、その国民からの批判には耳を貸さない。
こう言うのも、日本の民主主義国家でない一面であるし、実は日本は法治国家ではないのではないかと思わせるところも多々ある。
憲法では言論の自由を謳いながら自由な発言をすれば、組織から追い出されるというのは田母神元空幕長を見れば分かることである。

さて、「『年金解体』して全サラリーマンに3,000万円返還せよ!」なのだが、HPでは
「なんと驚くことなかれ、
50歳で「159万円」、40歳で「2218万円」、
30歳で「4126万円」も得だった――」
「給与明細で『控除』の欄に記される、厚生年金保険料の数字。2万円前後から、高い人で4万円ほどだろう。ボーナスからもガッチリ取られ、現在40代のサラリーマンの場合、生涯で3000万円ほども払うことになる。だが、現行制度では、その資金は『自分のため』ではなく『他人のため』に使われることになっている。『世代間扶養』という聞こえのいい言葉のもとに作られた現在の年金制度。その仕組みが崩壊しつつある今、いっそ年金を一度“ご破算”にしてしまえば、どうなるか。」
と言う試算である。
問題は、こういう年金をバラマクには組織と金が掛かる。
早い話、資産運用から年金管理、多くの天下り公益法人まで金食い虫である。
それで、年金をご破算にして返す。そして、その資金はサラリーマン自身が運用する。
記事では、運用益が過大のような気がするが、少なくとも老後になって狙える年金がないということにならない。
色々な試算の内容はよく見なかったが、いわゆる積み立て保険を掛けるかその分毎月預金するかに似ている。
積み立て保険では、途中で死ねば満額保険が下りるが、満期まで置けば良くて元本が戻るというもの。一方、年金は途中で死ねば0であるが、20年以上掛け続ければ年金がもらえるかも知れないと言うもの。
そして、貰って直ぐに死ねば、大損と言う事になる。

いずれにせよ、今年金を貰っている人達は「大儲け」の口だが、まだ受給対象になっていない人達となれば全くの無駄金と言う事になろう。
なぜなら、年金受給年齢は益々高年齢化し、結果もらえる期間も短くなって大方損をすると思われるからである。
週刊ポストの言い分というのは、今の若い人達から見れば至極当然だろう。そして、年金を廃止すれば消費税の増税も少なくなる。
あとは、ナイーブな官僚、政治家を廃して、国民の税金を諸外国からかすめ取られないようにする事だけである。

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2009年6月 1日 (月)

前橋市・敷島公園の沿革秘話

前橋市・敷島公園の沿革秘話と県庁所在地秘話

2009/06/01地方紙の上毛新聞に敷島公園の事が書いてあった。
敷島公園とは、前橋市にある広大な公園である。
公式HPによると「敷島公園は、利根川と広瀬川に挟まれた場所に約37haの広大な面積を有しています。」とある。

しかし、その沿革は単に「前橋市街地の北側、利根川の左岸に位置する敷島公園は、大正11年に官有地の払い下げをうけて公園となりました。」とあるだけでその実態は書かれていない。
元々の敷島公園というのは、今現在ある姿になるまで結構紆余曲折がある。
なぜなら、「園内は、約2,700本の松林があり、平地の松林としては全国有数の規模です。」(前橋まるこどガイド・HP)とあるのだが、小生が子供時代はボート乗り場からずく先には、ロープで仕切りがあって松林の過半は私有地だった。
そのうちに、そのロープの位置が北に移動して行き、最後に木の冊で出来た松林の一画まてになった。その頃とは、昭和30年代半ばだったと思う。
最終的にも前橋市が周囲を買収し、区画整理と一貫して整備して今の状態になった。
それは、まだ戦後のことで大正時代はどうだったのだろうか。

そのヒントは「大正11年に官有地の払い下げ」と言うところにある。
実際、前橋市はまだ原型だった敷島公園を市有の公園にする意義を感じてていたものの実は資金がなかった、「金」が無かった。
そこで、頼みにしたのは前橋市の中の有志。特に、県庁所在地を前橋市に持ってくる時に中心的な資金集めをした人物に依頼した。

県庁を持ってくるのに当時の金で100,000円必要と聞いて、10,000円を用立てるからと言い出したのは、もちろん初代前橋市長下村善太郎氏。
「当時、生糸の輸出で財を成していた前橋では、生糸商人と後の初代市長・下村善太郎により、県庁を前橋城跡に誘致する事を明治政府に提案し、各部署が分散配置されていることに不便を感じた明治政府はこの案を了承し、県庁は前橋に移転した。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)」

当時の10,000円とは、今で言えば2億とも3億円とも言える額であったのだか、そこで資金集めを相談したのが荒井甚次郎氏だったという。
荒井甚次郎翁は、埼玉・川越藩の出で明治維新の時に、時の城主(松平氏)に付き従って前橋(厩橋)に入橋した。
甚次郎翁は、廃藩置県と共に県庁職員となり地方行政を担当したが、その後民間に移り事業を興した。
そして、その事業が順調になると番頭に譲って、新しい事業、運送、土木、建設業を興し続けた。
それだけでなく、その事業で得た大金を利用して当時流行した生糸、米などの相場に進出してその資産を莫大なものにした。
子供には、「楽になったから」らく。
「千金の金を持てるようになったから」泉太郎と名付けたぐらいである。
その居宅‥‥前橋市の中心部にあった1,500坪の大邸宅には、お客が引きも切らなかったという。
そんな風に前橋でも指折りの大金持ちがこの荒井甚次郎翁であり、慈善事業にも精を出した人物でもあった。
だから、下村善太郎氏が頼みとするのは当たり前で、当然甚次郎翁は、自らは5,000円出すからと応諾した。
そして、当時の前橋の有志に勝手に請求書を送りつけたという。
ランクは5,000円、3,000円、2,000円というものだったという。
最高ランクの5,000円を請求された数人も快諾し、50,000円前後までは集まったが100,000円まではほど遠い。
中には、2,000円を請求されながら、説得にもかかわらず最後まで支払いを拒否した人物もいたという。
それで仕方なく下村善太郎氏は、集まった金の金額を以て交渉した結果、政府から快諾を得たというのが本当の話なのだという。

そう言う経緯であったので、またも資金繰りと言うところでは甚次郎翁のところに話が舞い込んだ。
多少病魔に冒されて具合が悪かった甚次郎翁ではあったが、依頼を受けて払い下げの資金を出し、即刻前橋市に寄付をするという手筈をとった。
その後、甚次郎翁が前橋市の求めに応じて交渉の上買い増しを続けたものの、甚次郎翁の病状が悪化してその後の買い増しは頓挫した。
ただそれは、今で言うなら敷島公園のほんの一部であって、今の松林はほとんど含まれていない。
実は、その後も実際は同じく有志を募っての買い増しを続け、戦後まで続いた。
しかし、終戦後農地には「農地解放」があったと同じように、宅地には「財産税」と言うものがあった。
その税率90%という高額のために当時の高額納税者、土地持ちと言われた人達は、物納によるしか納付できず、いわゆる前橋市の有志という人達はほとんど破産した。

不思議なことに、「支払いを拒否した人物」は戦後大地主として残ったはずだが、今は良く分からない。
こんな話は、歴史の中に消えてしまって残っていない。
当時郷土を発展させようとした人達は、名前を残そうとはしなかった。
理由は、郷土に尽くすのは当たり前であったのと、石碑などに名前を残さずとも当時は誰でも知っていたことだからである。

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