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2009年7月15日 (水)

「真田昌幸“懐の深さ”が勝利のカギ」 名将の采配・第4回

NHK・名将の采配・第4回

「真田昌幸“懐の深さ”が勝利のカギ」

2009/07/15放送・

以前テレビ批評で話題になっていた「名将の采配」と言うものを何とか忘れずに見てみた。ゲストは、清水圭、高橋和。
高橋和とは、良く分からなかったのだが将棋番組にNHKお気に入りの解説者として出ていた「女流棋士タレント」と思い出すくらい。
最初はアシスタントの単なる元「お天気お姉さん」かと思った感がある。
しかし、今回はこの一見ノーテンキな無知を装ったゲスト、清水圭、 高橋和が「名将の采配」の番組をぶち壊した感がある。
何と言って、初めから真田昌幸なんて知らぬと「ドッ白け」なのである。
清水圭は、その上無理に何やら台本通り忠実に馬鹿を演じてるように見える。
そして、城攻めの家康方・鳥居元忠、大久保忠世、平岩親吉は兵約7,000。真田方は兵約1,200人‥‥‥フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』。
‥‥と放送で真田方と徳川方の兵力の差を聞かれるのだが、高橋和に至っては、兵力差を将棋の駒の差で言うバカバカしさ。
少なくとも、戦力は兵力の比の二乗に比例するくらい言えなかったものか。
だから、平地で対戦した時の戦力差は1対10~34倍になる。
しかし、城攻めの場合は3倍ないし4倍の兵力が必要と言われているから、7,000でも実は充分ではない。
何故なら、戸石城の信幸、矢沢城の昌幸の従兄弟矢沢頼康の出撃も許してしまうからである。
但し、NHKの筋書きでは、真田信幸、幸村が斥候隊兵300となって、徳川方を城に誘い込む事になっている。

そして、その何も知らないはずの清水圭、高橋和が不思議なことに、名将真田昌幸の策をことごとく見抜いて行く。
そして、今流行の「バカタレント」宜しく、ハイタッチだ。
これは、NHKが筋書きを書いた「馬鹿タレント」風の味付けに違いないが、何か視聴者を馬鹿にしているのではないかと思えてくる。
それだけでなく、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で見る、この「第一次上田合戦」・神川合戦の模様は、NHKの城攻めの状況と微妙に違う。
はっきり言えば、徳川方の攻め手が甘すぎる。
NHKの城攻めだと、名将と謳われる徳川家康の旗本衆の「鳥居元忠、大久保忠世、平岩親吉」の立場がない。
名将を破ったのだから、真田昌幸は希有な名将・策士と謳われたのであって、NHKの説明だと城攻めの家康方が間抜けとしか見えない。
それにしても毎回清水圭、高橋和のノーテンキな無知に付き合わされなくて良かった。
そして、日本人は、平和呆けで如何に軍事音痴になってしまったのかつくづく思わせるものがある。
次回のNapoleonの「アウステルリッツの戦い」をどう説明するのか見物である。

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