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2009年8月27日 (木)

「核廃絶」という言霊に酔う 共産党感覚と同じ民主党鳩山代表

「核廃絶」という言霊に酔う

共産党感覚と同じ民主党鳩山代表


‥‥【09衆院選】鳩山氏、「首相」就任後 国連で核廃絶演説へ オバマ大統領に「共鳴」‥‥という見出しが産経新聞Webに載った。(2009.8.27 01:20)
内容の出だしは、「民主党の鳩山由紀夫代表は26日、首相に就任した場合、9月下旬に米国のニューヨークで開かれる国連総会における演説で、全世界に向け『核廃絶』を呼びかける方針を固めた。」と言うもので、政治的に見て何の意味があるのかと疑問を投げかけるものだ。
内 容には「『オバマ大統領と一緒に核廃絶の先頭に立つ』との文言や『地球環境との共生』、『人類社会の未来』との表現も使って核廃絶の重要性を強調すること にしている。」と言うのだが、どこかで聞いた様な言葉だと思っていたら、共産党が「核の廃絶を目指す」とのスローガンで志位委員長がラジオ宣伝(文化放 送)していた。
そこで日本共産党のHPで「最近発表の政策・見解」と言うところを見てみると、「核兵器廃絶問題でのオバマ米大統領への書簡」と言うものがある。
その中で「核兵器が使われないことを保障する唯一の方法は、『核兵器のない世界』をつくることであり、大統領は、その大目標を世界の前に提起されました。」とあるのだが、別にオバマ米大統領は、米国の核兵器を廃絶するとは言っていない。
この点は、「新報道2001 党首討論抄録」で麻生首相が共産党の思い違いを指摘しているとおりだが、志位委員長というのは観念論ばかりで話にならない。

このオバマ発言に対して、あの田母神氏は‥‥「核廃絶」は米国以外の核の核廃絶で、米国以外の核廃絶又は、廃棄がなされれば相対的に米国の核の力が強くなる。‥‥と発言している。こんなことは、従来から米国が主張していることの延長線上にある。

だから、その鳩山代表も何か思い違いをしているのではないかと思われてならない。
そうして核廃絶を米国は言いながら、米国以外の国の核が増えればそれに釣り合うように増やしてきたと言うのが実態である。
そして、早い話核は数発も100発も同じようなもので実際は、持っているか否かと言う事だろう。(田母神発言)

元に戻ると、鳩山代表が国連で全世界に向け「核廃絶」を呼びかけても、日本は持っていないから「核の廃絶」などは出来ない。そうであるならば、核保有国「核の廃絶」をして貰わなければならない。
核保有国と言えば国連常任理事国なのだか、鳩山代表は「友愛」を持って中国に「核の廃絶」を訴えることが出来るか、インド、パキスタンに「核廃絶」を納得させることが出来るか。
まあ、誰が考えても笑い話にしかならない。
彼らが言うのは「安全保障上の理由から持つ必要がある」と必ず言う。その時、どういう反論が出来るのか。
‥‥と言うよりもそんなことを言う勇気も、政治力もないと言うのが真実だ。
その「全世界に向け『核廃絶』を呼びかけ」各国が一応拍手しても、各論になって拒否されたらどうするのか。
先に言ったように、日本には廃絶すべき核兵器がない。
そこで、「核保有国が廃絶しないなら日本は核武装する」と言うのならそれなりのインパクトはあるかも知れない。
しかし、社民党の主張をそのまま受け入れで(日本独自の)非核三原則を堅持し、法制化までしようとする国。
核武装は、その民主党の国是に反する。
要するに、靖国参拝廃止と、核武装禁止、核議論禁止と種々の政治的なフリーハンドをなくする。
民主党というのは、如何に自虐が好きなのかあきれる。

そう言えば、終戦記念日前後にNHKが核(兵器)についての賛否を問うていた番組があった。そこで思うのは、核兵器反対という人達は単なる観念論。
「核兵器反対」と言えば、「核兵器」が無くなると思っている様な人々、「核兵器」容認の人達は現実路線だった。
見たところ、反対派は髪の毛が白い人が多く、容認派は若い人が多かった。
本来、戦後民主主義的な思想の強いNHKだからどういう意図でやったのか分からない。どうせガス抜きだろうとと思ってじっくりなど見なかった。

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