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2009年8月 8日 (土)

穂村弘氏の「『受け取らない』重圧…」の「気くばりのなさ」の疑問

穂村弘氏の「『受け取らない』重圧…」の「気くばりのなさ」の疑問

読売新聞平成21年8月4日(火)夕刊「いま風・火曜日」に穂村弘氏の「『受け取らない』重圧…」・配られるマナーという記事があった。

最近の読売新聞を見ていると、尻尾を出さない朝刊に比べて、あまりたくさん見ていないと思われる夕刊に時々妙な事が多い。
毎週金曜日には、例の「紫舟」という自称女流書家が見るに堪えない題字を書いて、悦に入っているし、鈴木美潮記者のdonnaでは度々カリスマ記者の馬脚を現したりする。
読売新聞2009/07/14夕刊掲載「鈴木美潮のdonna」というコラムでは、読売書法会の先生方は事実上コケにされて見るも無惨だった。
それで今回は「マナー」と言う事なのだが、穂村弘氏は「駅前などにティッシュを配っているひとが立っていると、緊張する。」‥‥そして、「受け取らない決意を固める。」とある。
内容はたわいもない事で、ティッシュをもらっても「花粉症でもない私はティッシュを使う機会がほとんどない。」
それで、「鞄の底に放置されたティッシュは半年もかけて、少しずつぐじゅぐじゅになってゆく。捨てるにも気合いがいるのだ。」
こんな事は、文章に書いて人に見せるなど馬鹿馬鹿しい事だ。子供が夏休みの宿題での作文だったに間違いなく良い点は付かない。
もらったティッシュは、必要がなければまとめて箱にでも入れておけばよいのであるし、最近ではこのティッシュを使った日常使用に使えるケースだってある。
何も「鞄の底に」詰め込んで持ち歩く必要もないのだ。
小生など実際、ティッシュはかなり使う。
パソコンプリンターのインクの詰め替えには新聞広告を下敷きにするとしても、最終的にはティッシュ。そして、このインクの詰め替えこそ「エコ」だ。
その他、CD・DVDの清掃なら何やらそれこそ「鞄の底に放置されたティッシュ」の活躍の場は大きい。但し、ティッシュにはローションが入っていることもあるので注意。
まあそれは兎も角も、穂村弘氏はそんな事を言っているのではない。

「普段ティッシュを配っているひとが、渡される立場になったとき、どうしているのだろう。正解を教えてもらいたいものだ。」
という実に馬鹿馬鹿しいことなのだ。
この歌人でもある穂村弘氏と言うのは、簡単なバイトでもやったことがないのだろうかと不思議に思うことである。
何故なら、「ティッシュ配り」というのは、大方バイトだからだ。
大きなダンボール、2-3箱全部配れとかいうもの。全部配ってそのバイトは終わる。
配れなければ、何時までも立ちん坊をしていなければならないというものだ。
そうであるならば、気軽にもらってあげると言うのが「親切心」と言うものだろう。
だから、穂村氏の質問の回答は迷うことなくは、「喜んでティッシュをもらう」なのだ。
物事を考える時、常に他人の立場において考える。
その昔NHKの鈴木健二氏が「気くばりのすすめ」の本を書いていたが、実際「気くばり」が出来るようになるというのは、欲がなくなってある程度年を取ってからなのかも知れない。
逆に言えば、「気くばり」が出来ない人というのは若いのかも知れない。

この文章では「マナー」を説いているのだが、実は「気くばり」というマナーを欠いてしまっていることを暴露したお粗末なものだった。

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