« 極太5m HDMIケーブル | トップページ | 野党気分が抜けない「民主党」と 北斗の拳の「自民党」 »

2009年10月 1日 (木)

国民の6割が反対する「選択的夫婦別姓制」

国民の6割が反対する「選択的夫婦別姓制」

をなぜ推進するのか民主党

「夫婦が別の姓でも婚姻関係を保てるとする選択的夫婦別姓制を導入する民法改正案が来年の通常国会に提出される見通しになった。」(産経新聞・社説2009/10/01)
民主党は、今回の選挙でマニフェストに記載していなかった「選択的夫婦別姓制」を強引に進めるらしい。
「千葉法相は「(夫婦別姓が)これまで実現しなかったことが異常だ」とも述べた。平成8年に法相の諮問機関が選択的夫婦別姓制導入を答申し、これに沿った法務省案が作られたことなどを指した発言だ。自民党法務部会で独自の改正案が示されたこともある。(同)」

‥‥と言うらしいのだが、当時内閣府が行った世論調査では62.3%が「選択的夫婦別姓制」に反対だった。その国民の意識を無視して強引に推し進めるというのは民主主義ではなく全体主義だろう。
そして、詳細をみれば
平成8年調査
1.選択的夫婦別姓制度‥容認派‥32.5%
2.選択的夫婦別姓制度‥反対派‥39.8%
3.「夫婦は必ず同じ姓を名乗るべきだが、結婚前の姓を通称として使えるよう法改正することはかまわない」選択的夫婦別姓制度‥‥条件反対派‥‥‥‥‥22.5%
要するに夫婦別姓反対派は、62.3%である。
と言うように絶対反対派が容認派を上回っていたからどうにもならなかったはずである。

そこで平成13年調査になるのだか、ここで国民を騙そうとしたのが法務省の官僚達である。野田聖子氏HPの「選択的夫婦別姓制度」というところにはこんな風にある。
http://www.noda-seiko.gr.jp/old_data/hitokoto/131106.html
「内 閣府が今年8月に発表した世論調査によれば、選択的夫婦別姓制度のため「法改正をしてもかまわない」とする人が42%で、反対した人の32%を上回りまし た。5年前の調査とは賛否が逆転しています。特に、結婚を控えた20代、30代では男女共に、8割前後が法改正を「容認」と回答しています。また、内閣府 の諮問機関である男女共同参画会議基本問題調査会も先月11日、世論調査の結果に触れて「選択的夫婦別姓制度を導入する民法改正が進められることを心から 期待する」と取りまとめたほか、福田官房長官(男女共同参画担当大臣)や森山法務大臣も同制度導入に向けた民法改正に前向きな発言をし、状況は急速かつ大 きく変化しています。」(野田聖子HP・平成13年11月6日 「選択的夫婦別姓制度」)
ところが実際はそうではないと言うのが内閣府のデーターが表している。
要するに、単に絶対的反対派が減ったのみで「選択的夫婦別姓制」反対は変わっていない。
平成13年調査では、
1,選択的夫婦別姓制度‥‥容認派‥‥‥42.1%
2.選択的夫婦別姓制度積極‥‥反対派‥29.9%
3,選択的夫婦別姓制度‥‥「夫婦は必ず同じ姓を名乗るべきだが、結婚前の姓を通称として使えるよう法改正することはかまわない」選択的夫婦別姓制度‥‥条件反対派‥23.0%
即ち、選択的夫婦別姓制度反対派は‥‥‥52.9%である。

そして、平成19年1月に内閣府が発表した世論調査「内閣府大臣官房政府広報室」では、

1,選択的夫婦別姓制度・容認派‥‥36.6%
2,選択的夫婦別姓制度.積極・反対派‥35.0%
3,「夫婦は必ず同じ姓を名乗るべきだが、結婚前の姓を通称として使えるよう法改正することはかまわない」条件‥‥‥‥‥‥‥‥‥反対派‥25.1%
即ち、選択的夫婦別姓制度反対派は‥‥‥60.1%である。

と言うように、絶対的反対派と容認派とは拮抗してしまった。
しかし、「選択的夫婦別姓制」反対は以前過半数を割っていない。

産経新聞社説でも
「一 時期、内閣府の調査で、夫婦別姓への法改正を容認する声が法改正を不要とする声を上回ったこともあるが、最近は、賛否が拮抗(きっこう)している。また、 中高生の6割以上が「両親の別姓」を嫌がっているという別の調査もある。」という風に説明しているのだが、世論調査での「条件付反対派」の意見を無視して いるというのはどいう判断なのだろうか。
今の民主党政府の方針では、完全「容認派」の意見に沿っているのであって、他の6割の意見を取り入れていないという不自然さがある。

野田聖子氏のHPでは「諸外国ではもはや選択的夫婦別姓が主流である」と言う。しかし、米国などでは戸籍が存在しないのではなかったかと思うし、そんな国は多い。
特に中国などの女性蔑視が本来強いところでは、
「中国の女性が夫の姓を名乗らせてもらえないのは、夫の血統に参加させてもらえないからで、女性抑圧の証拠みたいなもんだ」(正論11月号・p107諸星清佳「(特集)社会党なき社会党の時代」) という。
又、あの福島瑞穂大臣はその著書「楽しくやろう夫婦別姓」の中で
「東洋の伝統は本来、夫婦別姓。もっとも、これは男女平等の考えからではなく、同姓不婚思想からくるもので、中国を中心に発生した」(正論・同上p108)

こんな事から見ると、「選択的夫婦別姓制」というのは「男女平等」とか「男女共同参画」とは関係ないことが分かる様な気がする。

共産主義や全体主義の大原則というのは、家族の解体である。
ヒットラーは、ヒットラーユーゲントを創設して、子供を家庭から離しナチスの手先とした。そして、両親を告発させることでナチスへの忠誠心をあおったのは有名だろう。

又、野田聖子氏のHP「選択的夫婦別姓制度」に戻るのだがそのページに面白いものがあった。
以下の‥‥‥‥
党三役申し入れ賛同者一覧(順不同、敬称略)   
野中広務、加藤紘一、馳浩、笹川尭、河村建夫、七条明、山本明彦、松島みどり、
小渕優子、土屋品子、佐々木知子、吉野正芳、林省之介、木村隆秀、三ツ林隆志 、
山口俊一、世耕弘成、谷本龍哉、後藤田正純、田野瀬良太郎、北村誠吾、谷畑孝、
町村信孝、菅義偉、伊藤達也、上川陽子、渡辺喜美、奥山茂彦、福井照、新藤義孝
平井卓也、尾身幸次、奥谷通、大村秀章、浜田靖一、砂田圭佑、中馬弘毅、竹本直一
熊代昭彦、坂井隆憲、横内正明、大野功統、浅野勝人、伊藤公介、野田聖子           
                                                                   平成13年11月6日(火)

「昨 日、自民党国会議員有志の一人として、また、与党女性議員政策提言協議会・選択的夫婦別姓に関するプロジェクトチーム座長として、党三役(山崎幹事長・麻 生政調会長、堀内総務会長)に対し、「選択的夫婦別姓制度」に関する申し入れをいたしました。上申内容は以下の通りです(賛同議員氏名については文末をご 参照ください)。
 1)     「選択的夫婦別姓制度」導入に向けた民法改正を議題とする自民党法務部会を開催し、早急かつ徹底した党内議論を進めることを申し入れる。
 1)     党法務部会での議論・検討を経た後速やかに、今臨時国会に、当該問題についての閣法が上程され審議に付されることを要望する。」

これら議員の中に、もう落選してしまったり引退してしまった人物もいる。
しかし、隠れ「なんちゃって左翼」と言う人達が良く分かろうというものだ。

|

« 極太5m HDMIケーブル | トップページ | 野党気分が抜けない「民主党」と 北斗の拳の「自民党」 »

日本の経済・金融議論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 国民の6割が反対する「選択的夫婦別姓制」:

« 極太5m HDMIケーブル | トップページ | 野党気分が抜けない「民主党」と 北斗の拳の「自民党」 »