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2009年12月

2009年12月31日 (木)

反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ その5

小説「坂の上の雲」を読み直す・その5 詳細1

反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ

12月27日(日)放映第5回、留学生

第5回では、第4回の後半の続きとして第2巻「須磨の灯」の冒頭語から始まっている。それは、

「子規の従軍は、結局こどものあそびのようなものにおわった。」と言うものだが、
その次は
「こういう時期、軍艦『筑紫』が、呉のみなとに帰ってきた。塗料が剥げ、艦橋のあたりに弾痕が残っていて、いかにも戦場がえりといったすさまじい形相を示していた。」

日本軍の負の部分を強調するのナレーションは原文を使うというNHKの汚いやり方である。
このNHKスペシャルドラマでは、小説の「須磨の灯」の部分のあちこちから抜粋したりと、つまみ食いでどうも小説の流れにのっていない。
従って、あちこちの書かれている事を探すのが面倒である。
ここで、問題の部分について検討してみる。
子規は真之に戦争の詳細を聞き出すところで小説には
「ところでいくさのあいだどおしていたぞ、やったか、ときいた。」とある。
NHK版ではいきなり飛んで、この部分になる。

子規「日本軍は強かったのう」(方言込みだがほぼ原文通り)
真之「相手が弱すぎただけじゃ」(方言込みだがほぼ原文通り)
‥‥小説では会話中抜け
子規「清国兵はそんなに弱かったんか」(方言込みだがほぼ原文通り)
以下はも全て小説の表現を使っていない。‥‥‥‥
真之「まあ、今回は相手が負けてくれたようなもんぞえ」
    「なるほど、日本海軍の勇戦ぶりは見事じゃったが」
    「その技量はまだまだ劣悪じゃ」
子規「秋山真之の毒舌に掛かっては、日本海軍もかたなしじゃのう」
    身を乗り出して
    「どんな風なっとんじゃ」
    「淳さんの武勇伝をきかせいくれ」
    「敵の砲弾はくらったのか」
真之「一度だけじゃ」(方言込みだがほぼ原文通り)
    「乗っとたのは小さな砲艦でな、いつも後方をかけまわっていた
    ○原文では、砲艦ではなく巡洋艦、巡洋艦筑紫。
    ○この部分では、前ページの戻り変な構成になっている。
    「じゃがの一度だけ敵の砲台を攻撃する機会があったのじゃ」
子規「はあ」
真之「その時、巨弾が飛んできた」(小説の文章としてほぼある。)
    「弾は爆発せずに我が艦の左舷から中甲板をつらぬいて右舷側に飛び出し、そのまま海に落ちた」(小説の文章としてほぼある。)
着弾映像(小説に合わせた簡素な映像)以下NHK版だけの創作描写で小説にはない。
真之「わしの命令で、かわいがっとった部下を死なせてしもた」
    「あのとき坊主になろうと思った」
ここはNHK版の嘘、小説では「いおうとして、だまった」で発言していない
    「それ以来ずっと考えとる」
    「まだ答えはでとらんがのう」
子規「淳さんには時間があるんじゃけん、ずっと考えたらいいぞな」
    「わしも軍に従って旅順にいっとったが、いくさは見ることができんかった」
    「見たのは風じゃ」
    ○従軍映像
    ○俳句(本文中にない)
    「栄華を誇った支那も黄土の砂塵とともに滅びろうとしている」

    「一歩間違えば、日本も支那と同じようになるんじゃ」
    ○俳句(本文中にない)

こうしてみると、子規と真之の会話というのは湿りきった反戦一辺倒である。

しかし、小説「坂の上の雲」にこんなシーンはない。
小説では、勝ち戦で沸き立つ世論を背景に、子規が真之に戦争の様子を興奮して聞き、真之は、勝って兜の緒を締めよとばかり海軍の欠点を批評する具合。
なんと言っても、こんなしんみりした会話など当時の風景として似つかわしくない。
そして、NHK版では凱旋してきた真之を「少尉」と紹介しているが、中尉の誤りであることは「坂の上の雲」にしっかり書いてある。
直ぐ後に出で来るように、いきなり大尉に昇進するわけはないのである。
そして、小説では逢わなかった夏目漱石と真之が出会ってしまい、温泉につかるなどはどう考えても蛇足。
多分、脚本家は「坂の上の雲」の戦争の話は書きたくなかった、という感じがありありなのである。
そして、小説にない部分が延々と続く。
ここでは「二番町の家」という夏目漱石の借りている家の一階に子規は間借りしている。
子規は従軍後直ぐそのまま神戸の病院に入り、須磨の保養院で転地療養、そしてここで一人で居候をしていたのである。
NHK版では、小説に出で来ない妹の律が出てきて妙なことを言い出す。
当然、小説には記載がないNHKの創作。

律 「なんで結婚せんのですか」
真之「わしは軍人じゃ、お国に命をあづけちょる」
    「結婚はせん」
 「うちも同じじゃ」
    「うちは正岡子規の妹じゃけん」
    「兄さんが治るまで、結婚はせん」
    「子もつくらん」

延々とどうでも良いことに、なんとここまで17分51秒も掛かっている。
子規の妹律は、1回結婚して離縁され、前の4回のNHK版では又結婚をしたとあった。
そして、結婚していても子規のところに看病に来るとあった。
これは矛盾だ。
そして、真之自身「独身主義」とは書いていないし、本人も言っていない。
書いてあるのは、独身主義と兄の秋山好古が常々言っていたから同じと思われていたと言う事である。
しかし、その好古自身、日清戦争直前に結婚しているから律と真之の会話というのは整合性がない。
そして、このシーンが終わると突然、伊藤博文、陸奥宗光、井上馨が出てきて何やら深刻な話をするのだが、こんな部分は小説のどこにあったのか文脈の筋としては、「ト書き」で書かれているような部分で良く分からない。
ところが、突然に小説に記載がなく流れとして関係のない「閔妃暗殺」というものが写真入りで出で来る。
それが結構詳しいし、続いて抗日運動の旗と続く。
李朝がロシアと結ぶという状況を解説しているが、それが日露戦争の原因になったわけではない。
この部分を特に入れたのは、司馬遼太郎の「坂の上の雲」には、朝鮮の抗日運動が書かれていないと批判する人達に配慮したかNHK版の本心だろう。
日本の悪辣さを強調し、日清日露戦争から日本は「侵略」を繰り返した「侵略戦争だった」とNHK版では思わせたい状況がありありなのである。

それに相対するのが司馬史観の「坂の上の雲」で、反日又は、酷い国日本の情景として使える部分は司馬の小説を文章を使う。
又、上り調子に国力を増していった日本というものは否定し続けている。
伊藤博文、陸奥宗光、井上馨のシーンも暗い陰気な部屋で、「臥薪嘗胆」などと言わせて「暗い明治時代」を想定させるなど全くいやらしい。
NHKは都合の良いところの小説のつまみ食いばかりをして、司馬史観とは全く対極にある思想のものは何回も言うとおり「坂の上の雲」ではない。

急成長、上り坂だった明治時代の背景と、明治人という今では想像も付かない活力のある人々を司馬遼太郎時代より後の現代の自虐史観の視点で描く。

NHK版「坂の上の雲」というのは、見ていて本当にやるせない、時としてチャンネルを切り替えたくなるほどの自虐に満ちたものであった。

次は、留学生。

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2009年12月30日 (水)

マザーボードBIOS更新失敗

ここのところ少々暇になったのが悪かった。
それでBIOSのアップテートと言う事で、ASUSのHPから最新のバイオスをダウンロ-ドした。
アップデート方法は、今やFDデイスクではBIOSの大きすぎて入らないから、ASUS EZ Flash 2を使うべきだっのだが、ASUSにはアップデートユーティリティというソフトがあってそれを使用してしまった。
それで、最新版にアップデートしたら起動しない。
それで今度は、ASUS EZ Flash 2を使って色々試したがだめ。
バージョンを落としてもダメ。

BIOSは認識されているので、それなら、「Load Setup Defaultsを利用する初期化」を試みるもダメ。
それなら「CMOSクリア」。
ボードには〔CLRTC〕 〔CLRTC1〕 〔CLR_CMOS〕 〔CLR_RTC〕 〔CLRCMOS1〕と言うようなものは中々見つからない。
ニュアルで大体の位置を確認する‥‥そうだ見つけた。
マザーボード上の丸いボタン電池を抜く 。
3ピンの場合→ショートする場所を変えてあげることでショート状態に‥‥
さて起動。
Windows立ち上がらす。
何か最初の起動デスクがない状態。
起動ディスクが壊れた。
困ったものだ。
再度明日挑戦と言うところだが、ダメの可能性が強い。
修理?
3年保証だか、こう言うのは有償なのでしょうね。
結局買い換え???それにしても面倒な事だ。

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2009年12月29日 (火)

反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ 12月27日(日)放映第5回、留学生

小説「坂の上の雲」を読み直す・その4概論
反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ
12月27日(日)放映第5回、留学生

第5回では、第4回の後半の続きとして第2巻「須磨の灯」の冒頭語から始まっている。それは、
「子規の従軍は、結局こどものあそびのようなものにおわった。」である。
文字通り取ると第4回でNHKが描写する「住民とのトラブルの騒ぎ、反戦じいさんの反感など」住民とのトラブルの騒ぎはなかったわけで全く矛盾する。
そもそも第4回で、反日の清朝の民が出てくるところで矛盾している。
それは、柳樹屯で秋山好古に酒を売るときに旅順要塞の清国兵(よそ者の傭兵)の悪口を言っていたのに、子規が柳樹屯へ来るときはあたかも旅順要塞を守っていた兵が柳樹屯の村民の様な口ぶりだった。
清朝の兵隊というのは、徴兵制を敷く当時の日本とは全く違うというのは常識である。
事実、満州事変の頃でさえ軍閥という私兵を擁した軍隊が存在しているくらいである。
そして、李鴻章の北洋艦隊でさえ李鴻章の(事実上の)私兵であると昔の学校の教科書には書いてあった。
そんなわけで、子規は正に物見遊山のように大した軍隊の護衛もなしにぐるりと回ってきたと言うところである。
当時の日本は初めて諸外国に遠征して勝利した。あの眠れる獅子と言われた大国清朝に勝った。
日本中が勝ち戦で浮かれ、その勝ち戦の戦争中のエピソードを聞きたがっているというシーンが「須磨の灯」である。
小説では、無理して従軍をしてしまったために病状か悪化した様子が書かれているのだが、その後秋山真之が帰ってきての話である。
NHKでは、そこでわざわざ小説の部分をつまみ食いして文章を読み上げている。
「こういう時期、軍艦『筑紫』が、呉のみなとに帰ってきた。塗料が剥げ、艦橋のあたりに弾痕が残っていて、いかにも戦場がえりといったすさまじい形相を示していた。」

日本軍の負の部分のナレーションは原文を使うというNHKの汚いやり方である。
それでいて、高揚する部分は一切書かないからNHK「坂の上の雲」というのは別物である。
ここで、子規は真之に戦争の詳細を聞き出す小説には
「ところでいくさのあいだどおしていたぞ、やったか、ときいた。」と聞き出す。
そこでいろいろな裏話が出るのだが、そこで第4回の「巨弾がとんできた。」という部分でNHK版はねつ造の大損害。
真之は雑談でも話せる程度の損害を子規に話す。
余程深刻であるならば、人というものはあまり話さないものなのである。
そうして、小説では「坊主になろうとおもった」‥‥として「だまった。」と書いている(言わなかった)のに反戦、反日のNHK版では言わなかったことを言ってしまう。
すなわち、「坊主になろうとおもった」と言うのである。
あとは、小説の内容無視で反戦一辺倒に進み辻褄の合わないものになっている。

第5回は、留学生と言うことで、広瀬大尉と秋山大尉がロシアと米国に留学する。
実際、日露戦争の趨勢に全く関係なかった広瀬大尉に関してはほんの1ページ少々。
ここで、ロシア留学時代の広瀬大尉を大々的に描いてしまう。
これが大笑いの時代考証無視の部分で後で再度検証するものの、元々の司馬遼太郎氏自身がロシア貴族に関して無知同然の感覚だから仕方がないと言えばそうでもある。
しかし、小説に記載がなく流れとして関係のない「閔妃暗殺」というのを入れて、日本の悪辣さを強調するくせに妙な部分は小説通りとは‥‥
NHKは小説のつまみ食いばかりを強いてると言うことになる。

以下、その5細部検証へ

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2009年12月28日 (月)

Graphicボード換装・RADEON HD4670・H467QS1GH

HIS RADEON HD4670 IceQ DDR3 1GB H467QS1GH
今回、Graphicボード換装を換装することにした。
PCの構成はDscf0460

CPU : Intel Core2Quad Q6600
[2.40GHz/L2 8MB/QuadCore/FSB1066]
MOTHER   : ASUS P5Q-E
VGA : 【PCI-E】GeForce8600GT 256MB Leadtek製
と言うようなもので、WinVistaの時は快調に動いていたもの。
それがWin7にバージョンアップ。Monitorも1920×1080にしたところでいろいろと問題が出た。
どうも調子が良くないのが、Graphicボード

Photo
LeadtekWinFast PX8600GT
エクスペリエンスインデックスでは、エアロで5.6、3Dゲームで6.3とそこそこのはずなのだが、時としてモニターを認識しない。2009_12_27index
その上、何か爆音を響かせるようになった。
それでどんなものに換装するかというのだが、別に3Dゲームをしないが1920×1080に完全対応とネイティブなHDMI。
HDMIも7.1chに対応し‥‥そして特に安定性。
で先ずは選んだのがWinFast GT220 1024MB DDR3 Low Profile。
しかし、同じLeadtek WinFastで相性が悪かったし、GT220というのはあまり性能が芳しくない。
それで値段つられてHIS RADEON HD4670 IceQ DDR3 1GB H467QS1GHにしてみた。

Dscf0457

これは、結構強力なファンを搭載していて、何やら激安になっているボードである。

どちらかと言えばあまり3Dゲームをやらない向けというのだが、GeForce9600GSより性能が良くて9800の下ぐらいなもの。

しかし、昨年はGeForce9600GSあたりはかなり値段も高く、電源もバカ食いだったので8600となったがようやくというか、仕方なく換装である。

Dscf0458 換装はあっけいないものだが、換装する前にGeForceのGraphicボードのドライバーを抜いておかない面倒なことになる。

実は、これがWin7だと結構お節介であれと言うことがあるが実害はない。

CDのドライバーは古いのでネットから最新のドライバーを落として入れ替えたらエクスペリエンスインデックスが0.1下がると言うことがあった。

2009_12_28_radeon_hd4670

多分、安定性を考えて下げることもあるのかと思う。

2009_12_28_info Dscf0463

換装結果は、音は静かになったし、モニターの認識も問題なし。

Dscf0464

タダHDMIでつなぐと一回り画像が小さくなるが、これはモニターの調整次第。

いろいろあったが良い買い物だった。

 

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2009年12月26日 (土)

理念なき民主党・日本列島には日本人は住むな

理念なき民主党・日本列島には日本人は住むな

「高齢者の遺産に課税を 仙谷氏、相続税と別に」とは、産経新聞Webに載ったことだが、「仙谷由人行政 刷新担当相は26日の読売テレビ番組で、将来的な財源確保に向け、高齢者が死亡した後に残した資産に対し、相続税とは別の課税を検討すべきだとの考えを示 した。」という。

これを見たら小金持ちのお年寄りは、将来は一家で海外移住でもしなければと考えてしまうのではないか。
そうでなくとも多少儲かっている中小企業の社長は、何とかして子供に事業を継がせることに腐心している。
実のところ今老齢になっている経営者は、すでに相続対策は終わって後は順調に経営の安定を待つと言うとき、冗談じゃないよと言うのが本心だろう。
相続税対策というのは、何十年もかけて毎年息子、娘に会社の株を買わせて税金を払わせた成果である。その分消費も押さえやりたいことも我慢してのくらし。
だから国への信頼感などは、まるっきりないと言うのが本当である。なぜなら、国は国民を守ってくれるのではなく、国民から税金という形で搾取する圧制者であると言うことである。
元 々水と安全は「タダ」と言われてことがあったが、これは昔からの日本人が自らを律して来たことである。それが戦後、郷土に尽くしてきたある程度の成功者た ちには重税をかけて破産させ、同じく地域の安全と安定を保ってきた農村の地主をも破産させて農村の安全弁を外してしまった。
その分すべて国家が保証すると言うことになったが、本来そんな金はあるはずがない。
いわゆる生活に困った人を助けるには、金持ちからぶんどるしかないのが今の世の中である。
しかし、デフレ社会では金持ち、小金持ちは「限りなくゼロ金利政策」だから持っている金は目減りして、元本のまで手をつけて徐々に消滅。
そして今では「金も死んで持ってゆくものではないから」と多少自暴自棄になっているお年寄りもで始めている。
よくよく考えてみれば、十分な年金暮らしや生活保護、子ども手当、その他諸々というのは国が儲かっているときに国民に支払ってやれるものである。
国が儲かると言うことは、儲からない国もあると言うのが昔は流行った「ゼロサム社会」というものだったはず。
その儲からない国というのがつい最近まで米国であったのだが、もう借金漬けは無理となればどこから金を稼げばよいのかと言うものだろう。

民主党政権の人たちが理想とするような北欧の小国は、何回も言うように死の商人・武器輸出によって儲け自国社会保障を支えている。
そんなことが出来ない日本としては、実は社会保障そのものを再転換する必要がある。
金持ちから何度も取ってしまえ、そして相続税強化。相続税プラスの相続税というのは実は社会主義でも何でもない。
端的に言えば、持っていそうなところからとれ‥‥それは共産主義的ヒステリーである。
その証拠に、社会主義先進国の北欧では相続税がないか極めて低い。

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2009年12月25日 (金)

日本政府・「竹島」を放棄か?

日本政府・「竹島」を放棄か?

「高校地理解説書、「竹島」明記見送る…文科省」と言う記事が載った。
これは、高校の2013年度からの新学習指導要領の「地理歴史編」の日本の領土問題に関する記述で、竹島問題の明記を見送ったという。
これは10年に一度というから事実上竹島を日本領と子供に教えない、すなわち領土問題としての意識を持たせないということを示している。
それは、将来にわたって国民には竹島問題というものを忘れさせ、結局「竹島」という領土は放棄されたものと同じ意味を持たせるものである。
領土問題でこんな姿勢を見せるというのは多分日本だけだろう。
実際のところは、昨年の自民党政権下では「竹島問題は昨年7月公表した中学校社会科の解説書で、『我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れる』と記述した」とあるように民主党になって「竹島」を放棄する意志を示したものと取って良い。
報道によれば「政府関係者によると、今回の記述は文科相や外相、官房長官ら関係閣僚が協議を重ね、最終的には鳩山首相の判断に委ねられたという。」と首相の指揮権によって新学習指導要領の解説書が書き換えられたことが明らかになっている。
「日本列島は日本人だけの所有物ではない」と公言する鳩山総理の面目躍如ではないか。
同じ理論ならば、「韓国の領土は韓国人だけ所有物ではない」といえるかといえば絶対に言えまい。
少なくとも「竹島は韓国の領土ではない」とはっきり言えるはずだ。
しかし、「言わない」というのが民主党というもの、鳩山政権の実態である。
今の民主党は軍事音痴で、とても自国の領土も守れそうもないというのは、普天間移設問題を見ても明らかでいずれこのままでは、尖閣諸島どころではなく、対馬も日本の領土でなくなる可能性が大きい。
「対馬も日本の領土でなくなる可能性」、それは「永住外国人への地方参政権の付与」によって簡単に韓国の領土になる。
そして日本政府が文句を言ったら、韓国軍隊を1大隊(1中隊でも可)でも呼び込めば終わりで日本政府は手も足も出ない。

実はそんな危ない鳩山政権を問答無用で擁護しているマスコミがある。
それは、この秘書が逮捕されても居直っている鳩山首相に対して、「自民党政権時代のように短期で首相が替わっては対外的に変に思われる」とは、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」で大竹まこと氏が言わされたことである。
大竹まこと氏が言う発言など、放送作家がそれなりに局の意向に沿って作られたものだからそのまま文化放送の姿勢というものだ。
鳩山首相などすでに世界中から「変な」首相と思われているのは、就任当初の論文(英文の寄稿文)からで今更始まったことではあるまい。
「2020(平成32)年までに1990年比で25パーセント削減する」と国連で表明した国際公約など初めにエースを切ってしまったために何の効果もなく各国では、陰で嘲笑されているなど常識ではないか。
その証拠に、国連気候変動枠組み条約第15階締約国会議(COP15)のコペンハーゲン協定では、鳩山国連発言は何の効果もなかったことでよく分かろうというものだ。
そして、文化放送で極論の言論人の意見を引いて鳩山首相の偽装献金を擁護する。
それたるや「誰にも迷惑をかけていない、自分の家の金を使った」と言うようなこと。
ところが、文化放送に登場してるコメンテーター森永卓郎氏は「相続廃止・禁止」論者であって、文化放送のとしては少なくとも相続税増税賛成派である。
そこで、鳩山総理の偽装献金というのは事実上の相続対策を「可」とするならダブルスタンダードということになる。
そんなことを言うのならば、いっそのこと相続税廃止にでもなれば相続税対策などいらぬではないか。
その上しらばっくれているのは、今度「贈与とした」ことである。
生前贈与というのは、最終的に87歳の母親に対する最終的に相続税に絡むことになる。
なぁに、贈与税を払っても相続税対策になるとは不思議とだれもいっていない。

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2009年12月24日 (木)

反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ第4回日清開戦2

小説「坂の上の雲」を読み直す・その3
反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ第4回日清開戦

NHKスペシャルドラマ第4回日清開戦に関するブログを読むと、原作を読んでいる人と読んでいない人の差というものが如実に現れている。
原作を読んでいる人は100%NHKスペシャルドラマに憤慨しているが、読んでいない人はそのまま受け止めている人が多いようである。
そのまま受け止めているというのは、NHKの自虐史観に違和感を持たない洗脳されたような人達で、この作戦というものはNHKとしてはうまくいったのかも知れない。
一方、《NHK「坂の上の雲」批判》、として検索してみると《NHK版は司馬史観と違う》というものは出で来なくて、朝鮮問題を扱っていない司馬遼太郎の「坂の上の雲」はけしからぬというものばかり。
しかし、司馬遼太郎氏が戦前に於いて知っていた日本国の一部だった朝鮮と、戦後の朝鮮というものは180度違っているだけでなく、日清戦争時代の朝鮮というものは又大きく違う。
彼ら「日本が朝鮮に何をしたか語らず、抗日運動にも触れてない」と言うようなことを主張する人達というのは、過去の価値観を現在の価値観で批判するという歴史を考察する時本来あるまじき考え方の人達である。
不思議なことに、彼らは平均的日本人より高学歴、そしてかなりの(親方日の丸)高収入で安定した生活の人たち。だから下劣で、残虐で、無節操で、嘘つきの無学な日本人に自らが裁判官になったつもりで教えてやるというもの。
しかし、その裏には何やらチラチラ見えるものがあったりして不遜なものである。

元の小説「坂の上の雲」。
この小説における作者司馬遼太郎氏の意図と言うものは、歴史上の史実は史実として確実に伝え、文献に書いていない事や解釈は司馬遼太郎自身の経験で書くと言う事である。
一方、史実があっても日清日露戦争では重要人物だった森林太郎(軍医総監)など書かれていないかったり、司馬史観と呼ばれる昭和軍隊の感覚で断罪したり、評価する事への批判もある。
しかし、それは別の問題で司馬遼太郎原作「坂の上の雲」とする以上、史実を曲げると言う事は原作者の意図を挫き許されない筈なのである。

そして、この第4回日清開戦の放映を見る限り、NHK側の意図というものが推測されるのである。
第4回冒頭は、第3回の最後に続いての豊島沖海戦の筈なのだが、大砲の発射の映像にあわせて申し訳のような30秒のナレーション。それで豊島沖海戦が終わってしまっている。
その中に、「宣戦布告前の7月25日、日本海軍の第一遊撃隊、巡洋艦・吉野・秋津洲・浪速が豊島沖で、清国海軍の済遠、広乙と遭遇。3,000mのところから済遠が実弾発射。戦闘が開始される。」という様なナレーションはない。

あまりに短いナレーションのために、最初の攻撃は巡洋艦浪速の東郷艦長による商船撃沈と思えてしまう策略がある。
実際、原作を読んでいない人はそのように解釈したらしいことが散逸されるし、実は筆者もそう取った。
実に悪辣な工作ではないか。

そのナレーションを再現し見ると
「宣戦布告はまだ行われていない。」
「しかし海上では最初の砲煙が上がった」
‥‥砲弾の海中着弾
「この日早朝、朝鮮西岸の豊島沖で日本艦隊は清国艦隊と遭遇し戦闘の火蓋が切られた」
(ここまで30秒で豊島沖海戦は終わり)
「さらに午前10時、敵艦を追いかけていた巡洋艦浪速は別の目標を発見した。」
(原作と同じ)
「大型汽船であった」(原作と同じ)
‥‥イギリス国旗の拡大
「マストに英国旗を掲げているが、清国陸軍の将兵を満載していることが分かった。」
(ほぼ原作と同じ)
「浪速はこの英国汽船高陞(こうしょう)号にたいし本艦に続いて来たれと命じた」
「ところが事態は容易には進まなかった」
「浪速の艦長は、(大佐)東郷平八郎であった。」(ほぼ原作と同じ)
「浪速からボートが出、士官が派遣された。」(原作と同じ)

原作では、臨検のために停戦命令で
「ただちにとまれ。ただちに投錨せよ」と書かれている。
以下延々と高陞(こうしょう)号のことを描き、撃沈するところで終わる。
原作では単行本の1ページ少々。

その後NHKでは、東郷平八郎を海軍省へ召還したシーンがある。
しかし、召還されたとは小説に書ないし、宣戦布告直前の戦時下において特別不祥事でもないのに、巡洋艦の艦長を召還する海軍は考えられない。
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にも記載なし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E5%B3%B6%E6%B2%96%E6%B5%B7%E6%88%A6
又、召還されて山本権兵衛が‥‥「高陞号」がイギリス船籍でイギリスの旗を掲げていたことを問題視しているが記載もないし国際法上関係もない。
同じく、山本権兵衛が1,000名の清国兵を救助しなかった事を非難したシーンも嘘。
実際は、実情をよく知らない伝聞をもって、英国海軍のフリーマンター中将が批判したもの。
但し、20世紀においては米英の戦闘機は、撃沈され波間に浮かぶ日本の輸送船の乗組員に機銃掃射を繰り返したことは歴史として残っている。

この様に見ると、NHKでは東郷平八郎を「悪の権化」の様に描いていることが分かる。
東郷神社という神社も出来て神様になった東郷平八郎をである。

この第4話を見て分かることは、先に述べたとおりNHKの自虐史観というのが透けて見える。
それは、日本が非常に鮮やかな戦争をして戦争に勝つと言うような史実、戦争賛美と取られそうな小説「坂の上の雲」の部分を排除する。
その代わり、日本が負けるシーン、勝っても戦争は悲惨であると描かれる「負」の部分のみ強調する。そのうえ「鉄のような強靱な神経を持つ」明治人を現代のひ弱な人間、ヒューマニズムで描く。
一方、中国(清朝)賛美を強調して事実を無視し、元々小説「坂の上の雲」で書かれている当時の清国実情を無視。

別の言い方をすれば、日清戦争で日本軍が勇敢に戦ったところは描かず、一見卑怯の様に見えるところは、海軍省の山本権兵衛まで出して批判。
当然、秋山好古も負け戦、威海衛海戦で1発(戦死3名)しか当たらなかった巡洋艦筑紫は、大損害と描き、弱虫の秋山真之は「軍人をやめたいとわめく」。
その上不思議にも最下級の少尉分隊士なのに、艦長のように演説したり、砲術長のまねごとをしたり、航海長の様に指示したりどう考えても逸脱。
海軍は「善」というNHKの思い込みか、戦時下に水兵が持ち場を離れて集まって雑談。
これではクラブ活動並の海軍で、月月火水木金金と訓練に励んだ明治海軍の面影なし。
それと砲撃中に水兵、将校が生身をさらしているという不思議さ。
普通なら爆風で飛ばされるはず。
勝ち戦の旅順要塞陥落では、只荒涼とした戦場を見せるだけ。
都合良いところは、小説「坂の上の雲」の原文で批判。

又、主人公の秋山真之は、軍艦の艦上で緊張すると豆をかじってこぼすような、だらしのない、弱虫。その上「かっぱえびせん」の様にいつも「豆」を食っている軟弱な士官として描かれている。(考えられない設定だか)
柳樹屯での日本軍の強制徴用シーンで日本軍の悪辣さをこれでもかと執拗に描く。
勝ち戦の原作で約14-5ページもある黄海海戦は都合が悪いのでパス。
これから今後予想されるのは、日本軍が活躍した「義和団事件・北清事変」はなし。
失敗した旅順口閉塞作戦は描く予定にはいっている。
旅順要塞攻撃、203高地攻撃は悲惨さを強調。
そして日本海海戦は、戦艦三笠以下回頭したところで続く戦艦に散々砲弾が当たると言うところを描くのだろう。
ここでは、三笠では吹きさらしの艦橋にいた東郷、加藤参謀長、安保砲術長、秋山参謀などは無事で、装甲に囲まれた司令塔で飯田参謀少佐、水雷長  管野少佐、副長松村中佐外は負傷なのである。
殿(しんがり)艦、6番艦日進では、前部主砲が吹き飛び松井参謀中佐戦死、その他17名死傷。司令官三須中将、航海長負傷‥‥‥と初期には散々だったのが日本海海戦である。
多分そんなシーンで終わると予測されるのが日本海海戦だろう。
その他妙なこととあげれば、
「真之が部下の花田(須田邦裕)に掲げ直すよう命じた直後『筑紫』は再び砲弾を浴び、花田は柱の下敷きとなって命を落とす。」という時の水兵花田。
明治23年の帆走蒸気海防艦「比叡」から秋山真之の分隊というのもおかしい。
詳細は、秋山真之の年譜のあるが、下士官水兵というのは余程のことがない限り軍艦を変わらない。
広瀬は、日清戦争中は「扶桑」という今で言う掃海艇に乗っていて、旅順口を掃海。
秋山真之とは横須賀水雷団第2水雷隊付になるまで会っていないし、同じ戦闘艦にも乗ってない。
後の広瀬中佐が、日清戦争中旅順口の掃海をやっていたと言う事から、旅順口閉塞作戦に関わる下地になる。
最後のシーンで海軍省で広瀬は大尉なにの、秋山は少尉のママ。
東郷平八郎が少将に昇進しているので秋山は既に大尉のはず。

秋山真之年譜
明治23年(1890年)、7月少尉候補生
帆走蒸気海防艦「比叡」(2,284t)乗り組み。
同年10月、同型練習艦「金剛」とともにオスマン帝国軍艦の生存者(エルトゥールル号遭難事件)をトルコへ送還。(11月1日シンガポール)

‥‥明治24年7月、 北洋艦隊司令官・丁汝唱提督が世界最強の戦艦・定遠、鎮遠(7,335t)他4隻、全6隻をもって来航。長崎、神戸、横浜。
‥‥東郷平八郎・1890(明治23)年5月13日~1891(明治24)年12月13日呉鎮守府参謀長

明治25年(1892年)、5月少尉任官。軍艦竜驤(りゅうじょう)分隊士。
明治26年5月、軍艦松島分隊士。
明治26年6月、巡洋艦吉野(4,160t)回航委員・分隊士・英国滞在。10月5日英国出発。
明治27年3月6日広島呉軍港着。
‥‥‥‥明治27年7月25日豊島沖海戦。日清戦争(宣戦布告8月1日)
明治27年、巡洋艦筑紫(1,350t)26サンチ砲2門。航海士。
日清戦争中は韓国牙山港入港で黄海海戦(9月17日)等参加せず。
‥‥‥‥明治27年11月21日第2軍旅順攻撃。日本軍戦死者・将校1名、下士官、兵卒229名。
明治28年1月、威海衛の戦い、秋山真之、決死隊の陸戦隊参加。白鉢巻き、白だすき。(中止)
明治28年2月、巡洋艦筑紫一回だけ砲撃を食らう。下士官1、兵2戦死、将校2、兵3が負傷。(海軍中尉?)
‥‥‥明治28年4月17日下関条約
明治28年、戦艦和泉分隊士
明治29年(1896年)1月、海軍水雷術練習所(海軍水雷学校)の学生(海軍大尉)
明治29年5月11日、横須賀水雷団第2水雷隊付(広瀬大尉先任着任・初)
(広瀬大尉は、日清戦争中は、掃海艇「扶桑」にて、旅順港口の掃海に従事。)
明治29年7月、報知艦「八重山」分隊長。(広瀬大尉・「盤城」航海長)
明治29年11月、軍令部出仕(勤務)
………広瀬大尉、明治30年3月盤城航海長より軍令部出仕(勤務)
明治30年6月26日米国留学と発令
明治33年5月20日帰朝命令
‥‥‥明治33年6月義和団事件・北清事変

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2009年12月22日 (火)

鳩山総理は「嘘つき総理」と呼ぼう

鳩山総理は「嘘つき総理」と呼ぼう

鳩山政権の問題は、3Kと呼ばれていた。
基地、献金、景気の3Kだが、基地問題は「Trust me」と首脳会談で言って結局先延ばし、結局信じてくれと言って平気でオバマ大統領に嘘をついた。
18日、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)に参加した首相は、クリントン米国務長官に普天間飛行場移設問題を先送りする方針を説明(産経新聞)」したとき首相は理解を得たと思ったといっていた。
(首相は18日になって「(長官に)十分に理解いただいた」と記者団に述べていた。読売新聞)
しかし、そんなことも嘘だったことは、
「米国務長官、藤崎大使呼び異例の会談(読売新聞)
「藤崎大使によると、21日朝、長官側から急きょ連絡があり、会談が決まった。長官は藤崎大使に「(自分の)考えを改めて伝えたい」と会談の趣旨を述べたといい、コペンハーゲンでの首相の説明を米政府として了承していないことを伝えた模様だ。」
と言うことで明らかになった。
要するに、鳩山首相は米国にも日本国民にも嘘をついたわけだ。
そして、献金問題でも
「上申書では資金管理などを元秘書に任せていたとし、虚偽記載や実母からの資金提供を知らなかったとしているとみられる。」(産経新聞)と知らなかったと言っているが、知らないはずはないのは当たり前だろう。
そして、知らなかったのならどう考えても異常としか思えないし、嘘であることは民主党発足当時に民主党に億単位の金を貸していることから明らかだ。
あの細川政権の時のように、自宅を担保に2億円を(新進党に)貸し付けているわけでないのである。
その上、細川氏は政党がなくなってしまったために貸した2億円は貸し倒れになったが、鳩山氏は、政党助成金でしっかり一括返済を受けているという。
次のKは、とりもなおさず景気問題。
景気対策は何をしたのと聞かれて実は何も思い浮かんでこない。
「国土交通省が現状の500万円の非課税枠を2千万円に拡充する」というもの何やら制限付きだったも不明確。
景気対策の具体案がないというのは、麻生政権がやった訳の分からぬ景気対策と言うことなのだろうか。
そうして、3Kには含まれなかったが民主党のマニフェスト。
「子ども手当」、「公立高校の無償化」、「農業の戸別所得保証」、「暫定税率の廃止」、「高速道路の無料化」、「雇用対策」などなど。
このうち実施されないことになったのが「暫定税率の廃止」。
批判が多かった「高速道路の無料化」は一部になったが、金を配る方の「子ども手当」、「公立高校の無償化」、「農業の戸別所得保証」はほぼ満額実施。
ならば、それで景気対策になるのか有効なのかと言えば疑問に思わざる終えない。
「農業の戸別所得保証」は、いわゆる兼業農家を支援して集約化を押し戻すものであるし、
「子ども手当」などもほとんど預金になって何の効果もないと言うことはいわれている。
「子ども手当」、「公立高校の無償化」などはなくして、旧国立大学の授業料を無料にすれば大学の首都圏一極集中はなくなるし、大学に行けなかった人だってゆけるようになる。
実際、高度成長期の昭和47年までは年額12,000円(入学金3,500円)だった。
当時の学生の家庭教師の1ヶ月のバイト代が8,000円くらいだったから、事実上無料のようなものだった。それは、奨学金をもらえば充分大学へ行けたのが現実だ。
それが平成14年の時点では、授業料496,800円入学金282,000円。
NHKでやっているスペシャルドラマ「坂の上の雲」を見れば、秋山兄弟というのは授業料が無料だった陸軍士官学校(好古は、その他師範学校)と兵学校へいっている。
いずれにせよ、ばらまきに近い「子ども手当」、「公立高校の無償化」、「農業の戸別所得保証」は何の景気対策にもならない。
それはなぜかと言えば、消費をしないからである。
内需拡大、景気対策というのはいかに国民に金を使わせるのだか、多少の金をばらまいても消費の回らないのはさんざん実験したとおり。
鳩山総理は、「子どもを社会全体で育てる」とはいうが、子供は親がきちんと育てるのが筋である。
その上、子供の教育は中学生で終わるわけでもない、高卒で終わるわけでもない。
なぜなら、今の雇用情勢を見ても高卒では就職など出来はしないからである。
結局、大学なり専門学校なりで資格を取らせて、とも考えて親は子育てをするのである。
そうでなかったらあのお受験などの喧噪はあり得ない。
幼稚園から、小学校から、中学受験と今や高校受験が最初の受験ではない。
ここまで考えて、今は子供を産む。
鳩山総理の様に何も苦労しなかった人物には思いもつかないのだろう。
幸運にして、金にも、学力という頭脳にも苦労しなかった人物だから宇宙人と言うことだろう。
そういう景気対策にもならないバラマキを決め、「暫定税率の廃止」して同額の別の税金とするというのは、これまた詭弁というか国民に嘘をついた。
別の税金というのは何なのかは明らかにされていないが、元々道路特定財源だ。
この道路特定財源というものは、道路を造ると補助金で地方に交付されるものでいわゆる土建事業の典型的なもの。
「コンクリートではなく人を大事にする政策」から逆戻りして、自民党時代の土建行政、兼業農家の過剰保護政策に戻ったと誰でも思う。
伝達した民主党の小沢幹事長は、元々「ミニ角栄」と称された田中派土建行政の親玉。
何やらどこかで馬脚がチラチラと見えたりして。
ガソリンや車検、登録時の払う「暫定税率」というのは、常に「消費行為」と言うことにつきる。直接的にはガソリンを買ったり、車の車検を通したり、買ったりしないとその恩恵は受けられない。
間接的には、物流に影響するし観光バスだって影響するはず。
要するに、「暫定税率の廃止」というのは景気対策でもあった。

それにしても、物事の優先順位を決められないというのは余程苦労知らずである。
我々など、学校の勉強でも全部いっぺんには出来ないから常に「優先順位」を決めて一つ一つ解決してゆく。
そんな「優先順位」を決めなくともすべて出来るというのは学校秀才には良くとも、一端壁に打ち当たったら跳ね返されて、右往左往では一国の首相としては困りものなのである。

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2009年12月21日 (月)

小説「坂の上の雲」を読み直す・その2・NHKスペシャルドラマ第4回日清開戦

小説「坂の上の雲」を読み直す・その2

侵略者を強調、反日プロパガンダと化したNHKスペシャルドラマ第4回日清開戦

NHKスペシャルドラマ第4回日清開戦12月20日(日)放映
日清戦争のシーンになったらどういう事になるのか見てみたが、秋山好古が登場するまでは、まあそんなものだろうという感じがした。
秋山大隊(騎兵少佐)の戦闘シーンは、旅順に向かう「双台溝から山間堡」の地点で一個旅団以上の敵と遭遇したと言うシーン。
大方小説通りであるが大隊が酒を買うようなシーンは出で来ない。
ここで、酒を売る老人に何やらいやみを言わせているのはNHKの論理だろう。
金を払わないのなら酒など持ってくる筈もなく、文句も言うはずはないのである。
パールバックの大地を読んでも分かるように、中国人というのは征服者が来ればどこかに逃げてしまうというのは大昔からの常識。
NHKの感覚というのは、中国と日本を同じと思っている浅はかさがある。
一方、海軍の開戦となると
豊島沖海戦(小説から抜粋)
宣戦布告前の7月25日、日本海軍の第一遊撃隊、巡洋艦・吉野・秋津洲・浪速が豊島沖で、清国海軍の済遠、広乙と遭遇。3,000mのところから済遠が実弾発射。戦闘が開始される。
済遠は逃走、広乙は座礁降伏し、済遠を追いかけていた浪速が、清国陸軍将兵が満載された大型汽船を発見した。
ここからが、第3回の最後と第4回の冒頭にあたる。
詳細をナレーションででも入れたらどうか、清国と砲火を交えたのは東郷平八郎が最初ではない。
NHKとしては、日本人は好戦的と印象を持たせるつもりかとと言うことは、後半に証明される。
黄海海戦
日本側は一艦も沈まず、清国艦隊は12隻のうち4隻が撃沈。残る7隻は旅順に向かって逃走。
威海衛の戦い(海戦?)
‥‥清国海軍の巨大戦艦、定遠、鎮遠が威海衛に逃げ込んでそれを攻撃するために、水雷艇による魚雷攻撃を仕掛けた戦いである。

秋山真之が登場するのは、この威海衛である。
だから、秋山真之(少尉・航海士)は、巡洋艦筑紫1,350トンという砲艦並みの軍艦乗り組みとなり、黄海海戦などにも参加していない。
小説にあるのは、思い出話に子規に語ったことで、
「(巡洋艦筑紫)威海衛の港口にあって港内を砲撃していたとき、巨弾が飛んできた。」
「その巨弾は爆発せぬままに筑紫の左舷から中甲板をつらぬいて右舷側へとびだし。そのまま海中に落ちた。いわば串刺しの目に遭ったが、このとき、下士官1、兵2遭わせて3人が即死し、将校2、兵3が負傷した。『甲板は血だらけになった』」
この様に見ると、NHKスペシャルドラマのシーンが多少違和感がある。
なぜなら軍艦に弾が当たりすぎる。そして、敵の軍艦の砲撃で多数兵士が死んだように描かれているのは大分違う。
その後のシーンとして軍人を止めようか、とかのところがあるが小説にはない。
その巡洋艦筑紫軍艦の艦上で広瀬少尉(番組では)に
「広瀬さん」‥‥軍人にこういう言い方はしない。
「わしは軍人には向いとらん」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「いくさは恐ろしい、さっきまで隣にいたやつが、一瞬にして死んでしまう」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「儂(わし)はあのとき命令をださなかったらあいつは死んどらん」

当然こんな部分は、小説にはなく当時の秋山真之が言うはずもない。
要するに、NHKの主張解釈ということである。

しかし、以下のことは不思議なことに全く入れられていない。
一方、「双台溝から山間堡」の時の苦戦している戦闘で、秋山好古が部下の伝令に
「河野(第一中隊長)にそう伝えよ。貴官は第一中隊をひきい、乗馬をもって敵の砲兵陣地を攻撃、これを撃滅すべし」‥‥…
河野大尉は死を決意し、好古の前で刀の礼をし、
「これでお別れします」と言い、駆けて行った。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
実際、この突撃は情勢の変化で中止になり
「河野大尉にいえ。命令中止」と言って退却になる。
砲兵陣地を騎兵隊が突撃するというのは場合よっては難しく、この戦闘の場合クリミヤ(Crimea)戦争(1854-56)での「バラクラバの戦闘」に見られるように全滅するのは必到なのである。
司馬遼太郎は、「アノトキ秋山サンハ酔ッパラッテイタノダ。」と言うことで逃げているが事実ではないだろう。

司馬遼太郎は秋山真之の心境として‥‥
「人の死からうける衝撃が人一倍深刻であるという自分を知ったのもあのときからであった。」とあるのだが、少し小説から離れると本当にそうだろうかと思う。
多分、これは司馬遼太郎本人の感じたことではないかと思うのである。
そして、実際、事実として秋山真之の言葉としては書かれていない。
なぜなら、小説「坂の上の雲」の司馬史観では、旅順攻撃の乃木大将を無策、無能の将軍として罵倒している。
しかし、実際はその乃木大将は、日露戦争後男爵になり後に伯爵になった。又、参謀長の伊地知幸介少将は、同期トップで中将に昇格(ウィキペディアWikipedia))後に、男爵になった。
この事実は何なのだろうか。
戦争で軍人などが大量に戦死するのを忌避するというのは、色々な書物を見る限り第一次大戦末期からである。
それは、Evil(イープル)という塹壕戦による大量の戦死者を出してから考えられ、第二次イープル戦と言われた戦いでは、50万人という被害が出た後は今の感覚に近くなっているのである。
それで、第二次大戦で、まだ第一次大戦の感覚が抜けなかったHitlerや米国のPatton将軍など戦死者多量に出ても勝てばよいという感覚は批判されるようになった。

この日露戦争というのは1904年勃発。第一次大戦まで10年もある。
19世紀末期というのは、日本では西南戦争を経験して、多少の血を見たり大量の戦死者など今の感覚では計り知れないものがある。

いずれにせよこの問題は後日の談としてさておくとして‥‥
NHKスペシャルドラマでは、子規が従軍記者として決まった部分で変なシーンが出てくる。
これも小説にはなく当時の雰囲気が書かれている小説の中身から見て異質である。
当然嘘で、NHKの言い分という解釈である
子規が従軍記者に決まった、大阪師団とともに支那へゆくと大喜び。
そこで、母親が
「随分親しかったお国と戦っているのじゃな」
「見てごらん、掛け軸は漢詩」‥‥
妹が
「漢字も支那のものじゃからな」‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥母

「支那は夢のようなお国で誰も憎い敵じゃとは思わなんだ」
この部分は、NHKとしては現在の中国にたいして釈明しているのではないかと思わせる。
そして、それを上回る変な部分が次に出でくる。
それは、子規が戦地を廻った部分が映像化されていた部分で、この部分は小説には記載がない。(「須磨の灯」)
そのシーンは、占領軍として柳樹屯、金州城、旅順などのシーンで日本軍が略奪をしている風なところがあることである。
ここに、秋山好古に酒を売った老人が出で来る。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
子規などの従軍記者が歩いてゆくと
「日本人だ」‥‥と言って中国人が逃げ回る。‥…あり得ない風景。
「やめてくれ、持って行かないでくれ」
「それを持って行かれたら」
「もう村には何もない、すべてあんたらが持っていった」
「わしらは一体何を食って、飢えをしのげと言うんじゃ」

取りすがろうとするこの老人を警護の軍人が銃床で蹴る。
ここで子規が飛び出て、「○○、酷(むご)いことやめんかね」

「この子の親はお前らに殺された」
「いつかきっとこの子が親の敵を討つ」
子規は通訳を曹長に頼むが、まともに通訳をしない曹長に子規が食ってかかるという次第。
シーンは移っても子規は強圧的な曹長に小言を言われ続ける。

このシーンはどう見ても酷(ひど)い。

多分、NHKの主張として日清戦争からは「侵略戦争だった」という刷り込みをしたいように思えてならない。
そしてどう考えても反日プロパガンダそのままなのである。
小説にないところでNHKスペシャルドラマでは、またまた反日反戦的なNHKの思想を入れ、反日を煽るのは感心しない。
1900年北清事変(義和団事件)という義和団を中心とした事件があったが、日本軍の規律の厳しさは日英同盟につながったという歴史は有名なのである。
そして、不思議なことに医官の森林太郎(森鴎外)に会って歓談する。
小説「坂の上の雲」では絶対に出で来なかった森鴎外である

柳樹屯のシーンでおかしいのは、住民がキチンといるのに「略奪」などがありそうに表現しているシーンであることである。
日本軍が略奪をしているようなシーンなのだが、NHKは日本軍が金を払って現地調達しているシーンだと強弁するだろう。
しかし、それにしては発言がおかしい。
そして、そういう発言をするというなら、逃げた住民などは戻ってこないと言うのが常識であって、住民がいると言うのは治安が保たれている証拠でつじつまが合わない。

そして、最後に小説には全くない事、海軍省において秋山真之にもう一度東郷平八郎に会わせてしまうことである。
その上、酒を飲んだり、女々しい悩みを打ち明けたりビリャードをしてしまうなどあまりに酷すぎる。
最後に秋山真之が東郷平八郎に質問する。
「よき指揮官とはなんでしょうか?」
「ご自分が出した命令を後悔したことはありませんか?」


元々そんな邂逅はなかったから、そんな質問はないはず。
何やらNHK風のいやな女々しい秋山真之というのは小説「坂の上の雲」の真之とは別人としか思えない。
何と言っても、本来5尺の気が強い小男の筈なのである。

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2009年12月20日 (日)

なぜかゲップが出る藤原紀香

なぜかゲップが出る藤原紀香

2009/12/19昼間、主演ミュージカルの宣伝のためか藤原紀香がTVに出ていた。舞台メイクをしていたのか何かやつれたような感じは、CM、CFとは別人の雰囲気がある。
散々騒がれたのは、確か2年も前かと思ったら丸々3年前だった。
過去のエントリーには「藤原紀香の結納返し「パネライ」の時計」2006.12.12などがあった。
過去をよく見てみれば、結婚を期に仕事も益々入れて、CM、CFばかりでこの人は何を考えているのかと思った。結果、予想通り子供も出来ずに離婚。その後は?今と同じ。
他方同時期に結婚した吉岡美穂。
こちらは確認したら「でき婚」だった。
今年の12月の週末にIZAMがTVに出でかかあ天下風を宣伝していた。
以前、占ったら「主婦となると超一流の部類」と言うのと「噂によると、料理名人」というのは、TVに映ったらそのままだったし、容姿も全然変わっていない。
しかし、女性というのは主婦・母親になると「余裕」というか、自信というか気張らない何かを感じる。
シングルマザーの竹内結子は、TVに出てきた時見ると子供は親が見ているからか、どう見ても母親の感じしないし、未だに娘気分が抜けない「気持ちが悪い」ところがある。
それはそれで何か使いようがあるから良いのかも知れないが、藤原紀香というのはどういうものだろうか。
はっきり言えば、もう見飽きた。
いつも全く変わらない藤原紀香は見飽きたと言う気がするのである。

別に何か色気が特別にあるというのではなく、そして結婚したからと言ってもTVなどに出まくって生活感のない人物。
女優、モデルというのは、その姿、存在だけが商品で、感情を持たない決まった役柄の中で動いてるというのは、撮影現場を見れば納得するところである。
しかし、その「女優、モデル」の枠を破って私生活を売ってしまうと、「役」と「実像」との区別が難しい事がある。
だから、女優にしろ、俳優にしろ自分の私生活は明かさないことがある。
良い例があの寅さんで有名だった渥美清。
渥美清の素顔なんて誰も知らなかったはず。
亡くなった時、少し素性が明らかになったがそれも一瞬だった。
役者にしろ、女優にしろ自分の私生活と女優生命というのは結構リンクしていて、プラスにもマイナスにも働く。
だから、藤原紀香の結婚はどうしてしたのか不思議な限りなのだが、結果仕事の変化も生活の変化も切り替えられなかった人物は、どう見ても「もういい」と思ってしまう気がする。

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2009年12月19日 (土)

Windows7不具合続出 重要?VideoドライバーのVersionUP その2

Windows7不具合続出  重要?VideoドライバーのVersionUP その2

BlueScreenエラーはどんなときに現れるのかいろいろ検証した見たところ、WINDOWS7UPGRADEADVISORで非対応と表示された‥‥
CyberLink DVD Suite Ver5.0.2403
CyberLink LabelPrint Ver2.0.2208
と言うものを起動するとBlueScreenエラーになることがある気がする。
元々Windows7を導入したときは何も影響がなかったのであるが、毎回のような修正プログラムが入ってくるとどうもおかしくなるというのが今も起こっている。
だから、問題なく動いていたものも「修正プログラム」によって「問題有り」になってしまうわけでやたらと面倒なのである。
ここで問題のLabelPrintは使ったことがないしバージョンUpもできないと来ているから即刻アンインストールした。
Power2Go5.5は使うことがあって、これがBlueScreenエラーの原因の一つと考えられ、 DVD Suiteの中のPower2Go5.5を、体験版Power2Go6.0(ダウンロード)にした。
これはWINDOWS7UPGRADEADVISORの調査でも対応版であったし、Power2Go5.5同梱のPowerDVD ver7、PowerBackup Ver2.5.3425は対応版であった。
要するに、ADVISORで「問題ある」と出でこなければどうと言うことではないらしい。
体験版Power2Go6.0は、30日使えるが何とかする必要がある。
取りあえず、CyberLink DVD SuiteのうちのPower2GoとPowerDVDだけ使っていれば問題ないと言うことになる。
CyberLinkでWin7対応というDVD Suiteの後継というのは、Media Suite8というもの。
ブルーレイ対応版が、13,800円もしてDVDまで版が8,800円と言うところ。
これはフルパッケージの簡易版で取りあえずは何とか使える。
その他としては、Power2GoとPowerDVD ultraというフルパッケージを買っても割引率が大きいのでたいして変わらない。
まあ、いろいろ悩みどころである。

さて、最近1920×1080というハイビジョンの画面を表示できる液晶モニターが流行っている。小生もそれに便乗して購入してみたのだが、こういうものは古いビデオカードだとなかなかうまくゆかない。
古いものは、MSI MS-StarForce GeForce FX 5700 (NVIDIA GeForce FX 5700)と言うものだったが、D-subのアナログでしか表示できなかった。
但し、最近のモニターは性能がよいのでDVI接続とほとんど変わらないのはありがたい。
GeForce FX 5700の最終バージョンアップは2008.5.13が最終でver 175.16だった。
一方、Leadtek製GeForce8600GT 256MBの方は、2009.11.26 ver.195.62でこれを当てておかないといろいろと面倒なことになりそうである。
不思議と新しいWINDOWS7UPGRADEADVISORで旧ドライバーは非対応と出た。
http://www.nvidia.co.jp/object/win7_winvista_32bit_195.62_whql_jp.html
GeForceに関しては
http://www.nvidia.co.jp/Download/Scan.aspx?lang=jp
より専用のドライバーがダウンロードできる。勝手に調べくれるから楽なものだ。

エラーメッセージ
WER-46550-0.sysdataを捕まえて見てみた。
内容は

<?xml version="1.0" encoding="Unicode" ?>
- <SYSTEMINFO>
- <SYSTEM>
<OSNAME>Windows 7 Home Premium Home Edition</OSNAME>
<OSVER>     </OSVER>
<OSLANGUAGE>1041</OSLANGUAGE>
<ARCHITECTURE>0</ARCHITECTURE>
<PRODUCTTYPE>3</PRODUCTTYPE>
</SYSTEM>
<MEMORYDIAGNOSTIC />
- <DEVICES>
- <DEVICE>
<DESCRIPTION>USB Root Hub</DESCRIPTION>
<HARDWAREID>USB\ROOT_HUB&VID8086&PID3A34&REV0000</HARDWAREID>
<SERVICE>usbhub</SERVICE>
<DRIVER>usbhub.sys</DRIVER>
</DEVICE>
- <DEVICE>
<DESCRIPTION>Intel Processor</DESCRIPTION>
<HARDWAREID>ACPI\GenuineIntel_-_x86_Family_6_Model_15</HARDWAREID>
<SERVICE>intelppm</SERVICE>
<DRIVER>intelppm.sys</DRIVER>
</DEVICE>
- <DEVICE>
<DESCRIPTION>ACPI 電源ボタン</DESCRIPTION>
<HARDWAREID>ACPI\PNP0C0C</HARDWAREID>
</DEVICE>
- <DEVICE>
<DESCRIPTION>WAN ミニポート (IP)</DESCRIPTION>
<HARDWAREID>ms_ndiswanip</HARDWAREID>
<SERVICE>NdisWan</SERVICE>
<DRIVER>ndiswan.sys</DRIVER>
</DEVICE>
- <DEVICE>
                             ‥‥‥‥‥と延々とシャッドダウンまで続く。
+ <DRIVER>
<FILENAME>yk62x86.sys</FILENAME>
<FILESIZE>315392</FILESIZE>
<CREATIONDATE>09-28-2009 00:22:00</CREATIONDATE>
<VERSION>11.22.3.3</VERSION>
<MANUFACTURER />
<PRODUCTNAME />
<GROUP>NDIS</GROUP>
</DRIVER>
</DRIVERS>
</SYSTEMINFO>

で最後。
こうしてみるとCyberLink DVD Suiteは直接影響しているわけではなく、影響されてシステムがおかしくなると言うことが言えそうだ。Windows7のハグ潰しはまだまだこれから。

USBが切れると言う話しもあるが、うちではIEEE1394に繋いであるスキャナーを認識しなくなる。

使う時しか起動しないが、電源が入っているから何時でも使えると言う事にならないのが残念。

これも最近そうなったので、時間が経つと色々と妙なことが起きるものだ。

その他変なのは、起動させてパスワードを入れ最終画面になった時に信号が切れてブラックアウトすることだ。

最近、その後又自然と認識するが、どうもVGAの限界なのか良く分からない。

ワイドでない19インチの液晶だと問題ないからVGAの限界とも思えるが、相性というものかも知れない。そして、一旦、表示されれば問題なしと言うところが又妙。

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2009年12月18日 (金)

がっかりした「暫定税率廃止」の廃止とダメ人間の集まりの民主党

がっかりした「暫定税率廃止」の廃止とダメ人間の集まりの民主党

民主党の目玉公約だった「子ども手当と暫定税率廃止」。これが党の2010年度予算の要望書によってあっけなく覆された。
「子ども手当」に所得制限か付いて支給はそのままとなったが、年収860万円でも貰えると言うから子育て世代は、ほとんど貰えると思って良いものである。
実際、子供が小学生ならば、その世代というのは元々手当てを貰っているもので年間1万円少々だったか?(児童手当(月額5000円か1万円))
それが1ヶ月で貰えるというのだから貰える方の立場としては有り難いと言う気はする。
しかし、そんな金というのは通帳に入ったままで塾の授業料の一部として消えるようなものだ。だから民主党の子供手当てが実施された暁には、「子供手当」で塾の費用が賄えますというものが流行るかも知れない。
こんな子供手当で何をしようというのか不思議なもので、まさか景気対策でもあるまい。いつまで続くか分からない「子供手当て」より雇用対策というのが重点課題ではないか。
民主党は、「コンクリートではなく人を大事にする政策」、「社会全体で子育てする国にする」というのだそうだが、どう考えても「人(国民)を大事にする」政党だとは思われない。
なぜなら、未だに「定住外国人参政権」と叫んでいるなど国民を愚弄するものだし、「子供手当て」にしろあの「定額給付金」のように国民に支払われるのではなく、定住の住民(外国人を含)に支払われる筈だから国民にはきつい話なのである。
いずれにせよ、今の民主党は理念先行、現実無視。党益先行、国益無視。
‥‥というものだから、本当のところは何をしたらよいのかさっぱり分からないと言うものだろう。
元々金銭感覚の無い鳩山総理や小沢幹事長だから、いや何やら庶民感覚のありそうな民主党の政治家は排除されて「言」を持たない。
だから前原国土交通大臣からして御殿女中の様な感じがする。

さて、車関係の税。先日車検の経費は84,000円を超した。後から車検整備費が来るから実際幾らになるのか今や戦々恐々なのである。
この景気の悪い時に、何も調子が悪くない車を点検整備するほど無用と思われるものは無い。
しかも車検は走行距離ではなく、初年度は3年としても2年ごとだ。
車が良くなって、日本車では故障など5年間ぐらいはほとんど皆無だ。しかし新車で3年車検というのは「とおの昔」に変更されてからまだ変わっていない。
それで、暫定税率の廃止になってガソリンも車検も、買う時の諸費用も少しは安くなるかと思ったらどうもそうではないらしい。
高速道路の無料化は北海道だけ??
元々関東では無料化は見送られているし、今の土日1,000円というのも100km圏は関係ない。そして、ほとんど車が走っていない北海道の高速道路の無料化、もともと無用の長物なのである。
実は、暫定税率廃止になってガソリンが安くなれば、週末にはどこかへ行ってみようかという気にもなるが、高いままならまあ良いかである。
そして、ガソリンの暫定税率廃止なら流通関係も活発になるはずなのである。
要するに、暫定税率廃止はいつも言う様に景気対策になるかも知れない。暫定税率の代わりに環境税を導入すれば所詮「排出権取引か何かに使われて」金が国外に流出することに繋がる。
鳩山政権も、国連の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で1兆7,500億円の途上国支援と言い、確かアフガンにも2兆円の拠出を約束した筈。
毎月1,500万円の小遣いを首相のように国民も貰っているなら、容易い金額かも知れないが、国の防衛費を削り、科学技術予算を削り、国民の教育費を削っても1兆円も出で来なかったのが事業種分

結局頭の中だけの理念という理想だけで、実際にやってみると非現実的というのは、どう考えても理解できない。
よくよく見れば、小さな会社でもやっていたというマネージメントを持つ民主党議員など余り見あたらない。
鳩山首相は、例の通りの1,500万円が小遣いの宇宙人だし、小沢幹事長は元闇不動産屋と呼ばれた人物だし、岡田外務大臣とてイオンの御曹司で過去官僚。
官房長官は労組出身と言ってもとても潰れそうもない大企業の労組。
前原(国土交通大臣)氏もあの偽メール事件が見破れなかったくらいだから、民間企業の経営者にもなり得ない。
亀井大臣は、言わずと知れた元警察官僚。福島みずほ大臣も小金持ちの社会派弁護士。
ざっと見ても現実的に物事を取り仕切ったという、足に地が付いた地道な経営をやってきたという感覚はない。
実際、そう言う連中のやることというのは、理想論は言うが何をやっても空回りで早く言えば「結果」が出ない。
あの鳩山総理の「一生懸命やりました」というのは、大学の4年の卒業論文までだ。
政治という「プロ」のやる仕事というのは、大学院で「結果」をだして「成功物語」を書かない限り「修士」、「博士」と言うものは取れないものと同じである。
その結果が出せない大学院生というのは「満期退学」で、いや「満期退学」と書ける方はその後「博士」と言う肩書きが付くが、そうでないものは時間を無駄にして単に止めて行くだけである。

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2009年12月16日 (水)

小説「坂の上の雲」を読み直す その1

小説「坂の上の雲」を読み直す その1

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」が放映されることになって、司馬遼太郎の原作を読み直してみた。
NHKでは第3回、国家鳴動12月13日という番組が放映されたが、秋山好古の結婚のシーンなどは小説にはない。NHK版ではいらぬ脚色やらが多くておやおやと思うところもある。
そこで、なんと言っても逸脱してると思えるのは、秋山真之が士官候補生の時に東郷平八郎(中将・舞鶴鎮守府長官、後の常備艦隊司令長官)と出会うと言うことである。
なぜなら、原作では第3巻の「風雲」のところでわざわざこう書かれている。
「が、難が一つだけある。
東郷が、秋山真之という伊予うまれの少佐とは、ほとんど過去に接触するところがなかったと言うことであった。」
そして、秋山真之と東郷平八郎を会わせるシーンになんと9ページも割いていきさつを述べているのである。
要するに、秋山真之と東郷平八郎との邂逅(かいこう)というのがいかに大切なのかと言うことを紹介しているのである。
しかし、NHK版では清国の艦隊が日本に来たときに、偶然会わせてしまうという妙なことを演じている。
多分後での展開で物語を省く予兆なのだろうが余計なものである。

さて、原作の方の「坂の上の雲」ではあの和田春樹東大名誉教授が「日本、ロシア主戦派の同盟案黙殺 日露戦争直前、新史料発見」と騒ぎ立てたベゾブラゾフは、第2巻で登場するも第3巻ではあまり登場しない。
それはなぜかと言えば、以前のエントリー「ベゾブラゾフ同盟案の眉唾文書・和田名誉教授の歴史的無知」で述べたとおり、極東の権限のすべてはアレクセーエフ提督が極東太守府長官になったことで集約されているからである。
しかも「旅順会議」のあとベゾブラゾフの意見が否決され、次からの御前会議には出席していないのである。
第3巻は、「外交」という部分で日英同盟のことが書いてある。
日英同盟がどのように締結されたのかなかなか参考になる記述であると当時に、当時の英国外相ランズダウンが林董駐英公使に言った言葉が引用されている。
それは日露平和論者であった伊藤侯爵が、ロシアに非公式に訪問した後にランズダウンが批難した部分である。
伊藤侯爵が実際のロシアの行ったときは、ウイッテ伯爵が待ち受け、新任の外務大臣ラムスドルフ伯爵が対応して、伊藤候を歓待してロシアが平和外交を推進しいてる様に見せかけた。
小説では、「シベリア鉄道が、今年中に完成をしない。これが完成するまで開戦は避けるべきであり、それまでは日露は平和であるほうが、戦略上必要だった。」とある
しかし、伊藤侯がロシア側に打診したことに対し、文書で回答してきた。
その内容は、日露戦争直前にロシアが日本に示した回答と何ら変わることはないもので‥‥「伊藤は、失望したと書かれいてる。
その後に言われたのが次の事柄
「忠告しておきますが、ロシア人というのはいつでもその盟約を反故(ほご)にするという真義上の犯罪の常習者です。伊藤候に、ロシアの冬の快適さにあまり浸られないほうがよろしいとおつたえください」
明治35年(1902)1月30日日英同盟は調印された。

ところでも現実主義者の伊藤侯に関連して、司馬遼太郎は政治家評をしている。

「ついでながら、政治におけるまるっきりの現実主義者は二流以下の政治家にすぎず、政治家というよりも商人であるにすぎない。政治家がどのような理想をもっているかにおいて人物の品質がきまるものだが、しかし政治が現実からはなれて存在しない以上、理想の比重が重すぎる人物は、結局は、単なる願望者か、詩人か、それとも現状否定のヒステリー的な狂躁者になりがちである。」

いみじくも、「友愛」を掲げて日本をして「亡国政府」と言わしめた民主党政権というものは、「現状否定のヒステリー的な狂躁者」と言うのがふさわしいとは残念なことなのである。

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2009年12月15日 (火)

民主党の政治感覚を嗤うと言うよりあきれる嫌なヤツ

民主党の政治感覚を嗤うと言うよりあきれる嫌なヤツ

昨今、民主党の強権政治という民主的でない政治を目のあたりにするが、民主党の小沢一郎幹事長が行った14日の記者会見ほど妙なものはなかった。
特に問題になっている「天皇陛下の政治利用」と言う問題で、
それは、最後に「小沢氏が平野官房長官に対して、(天皇陛下と習副主席の)会見を要請したという報道」に対して‥‥

「政府の決めることですから。私が習近平副主席を天皇陛下とお会いさせるべきだとか、させるべきでないとか、というようなことを言った事実はありません!」

と言う。
そうであるならば、同じく政府が決めることだから「天皇陛下と習副主席との会見」について云々いう必要はないではないか。
そう言っていることだから、小沢氏が要請したと言う事を白状したようなものだ。
そして、小沢氏の行って言いることに対して新聞記者が反論できていないというのはどうかしている。
なぜなら、小沢氏が言っている「天皇陛下の国事行為、行動は、国民の代表である内閣、政府の助言と承認で行うことなんですよ。」というのはあくまでも手続き上の問題であること。
その前の前提として、日本国憲法

第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

第7条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
1.憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
2.国会を召集すること。
3.衆議院を解散すること。
4.国会議員の総選挙の施行を公示すること。
5.国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
6.大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
7.栄典を授与すること。
8.批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
9.外国の大使及び公使を接受すること。
10.儀式を行ふこと。

天皇は、「象徴天皇制であって」政治に関わらないことを述べている。
その「政治利用」をさけるために第3条の「天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。」が存在する。

そして、政治というものは「政治化したら政治」であると言う事である。

即ち、羽毛田信吾宮内庁長官が「習近平国家副主席と天皇陛下の特例会見」を批判し、民主党の山岡賢次国対委員長がその「官房長官とのやりとりを発表すること自体異常だ」と批判。
渡辺周総務副大臣(民主)は「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」と指摘。「やめていいなら、今からでもやめた方がいい」と、会見中止も検討すべきと言い。
又、社民党の阿部知子政審会長は「(会見は)特例でも認めてはいけない」と強調。
国民新党の亀井亜紀子幹事長代理も「象徴天皇制は国の基本で、きちんと(しなければならない)」と語った。 

と言う事で、「習近平国家副主席と天皇陛下の特例会見」は政治問題化した。
政治問題化したことを強硬に推し進めるというのはまさしく「政治利用」で小沢氏の屁理屈というのは、居直りでしかない。

ここのところ民主党というのは、なんでも上手く行かないと居直って「それで悪いか」と言うような素振りをみせる。
こんな政党は、どう見ても民主的ではない。
道理を言ってもはぐらかし、法律を犯しても知らぬ振り、物事を勝手に解釈して他人を翻弄し、約束も破る。
米国との問題も何の見通しもないままに、先送りして逃げるというのは正しく卑怯、極まりない。
もし今の民主党のような人物がいたら誰からも「総スカン」を食らうのは明らかである。
要するに、民主党のような人物というのは従来の日本人らしくない嫌なヤツなのである。

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2009年12月14日 (月)

ベゾブラゾフ同盟案の眉唾文書・和田名誉教授の歴史的無知 ・和田名誉

ベゾブラゾフ同盟案の眉唾文書・和田名誉教授の歴史的無知

2009年12月07日(月)共同通信伝として
日本、ロシア主戦派の同盟案黙殺 日露戦争直前、新史料発見」として、あのいわく付きの「和田春樹東大名誉教授が発見した。」と報じた。
その内容は、

「和 田名誉教授はロシア国立歴史文書館(サンクトペテルブルク)で、皇帝から信頼された大臣待遇の主戦派政治家ベゾブラーゾフの署名がある1904年1月10 日付の同盟案全文を発見。同盟案は『ロシアが遼東半島を越えて、朝鮮半島、中国深部に拡大することはまったく不必要であるばかりか、ロシアを弱化させるだ けだろう』と分析、『ロシアと日本はそれぞれ満州と朝鮮に国策開発会社をつくり、ロシアは満州、日本は朝鮮の天然資源を開発する』ことなどを提案してい た。」

と言うもの。

説明としては「日露戦争開戦1カ月前、ロシア側の主戦派の一人と考えられていた政治家が戦争を回避しようと日露同盟案を準備しているとの情報を得ながら、日本政府が黙殺していたことを示す新史料を、和田春樹東大名誉教授が7日までに発見した。」と言うもの。

この和田春樹東大名誉教授、北朝鮮による拉致被害者を否定し続け、竹島問題では日本の歴史を否定して韓国の言い分をそのまま言う様な親ソ、親北朝鮮、その他、その他の歴史的事実無視のとんでも「あっち系」の人物である。
そんなことを報道するマスコミも大方耳学問でしか学ばない不勉強。
多分日露戦争開戦前夜が書かれている司馬遼太郎「坂の上の雲」の第2巻も読んでいまい。
第2巻を読んでいれば、その時の雰囲気というものが良く分かるものである。
ところが、司馬史観ではウイッテ伯爵(蔵相)の「ウイッテ伯回想記」を中心に述べているから一方的であると批判する向きもある。
しかし、ソ連崩壊と共に旧ロシア時代の文献が開示されて、2005年の頃に新資料発見という日露戦争史が数多く出た。実際それをいくつか読んでみた。
それによれば、ロシア側の戦争被害の実態や旅順攻撃のロシア方の見方等なるほどとは思わせるたが態勢には影響がなかった。
今回、同じく2005年4月に出た
日露戦争史・20世紀最初の大国間戦争・中公新書 横手慎二
http://book.asahi.com/review/TKY200506140207.html
を元に読み解いてみよう。
この日露戦争史は、1990年代になって解禁されたアレクサンドル・スヴェーチンという軍事思想家の日露戦争論「最初の段階にある20世紀の戦略」【(1937)、1938年処刑による封印。】をよりどころにして書かれている。

ベゾブラゾフという名前については、「坂の上の雲」の第2巻に書いてあるとおり、元近衛騎兵連隊大尉でロシア皇帝に取り入って戦争と侵略を吹きかけた強硬派の人物して有名である。
そして、1902年にはウイッテ伯爵(1903年8月蔵相解任)はこのベゾブラゾフに追い落とされ、ニコライ二世に取り入って200万ルーブルという金をせしめ極東に林業開発会社を設立した。
この間、1903年にはロシアが満州から撤兵せず、清国政府に7か条の要求をしている。
但し、清国政府は要求を拒否し露清交渉の内容は国際的な批判をあびた。
そんなこんなでベゾブラゾフは、1903年5月19日に宮廷顧問官に任命されている。
1903年7月1日から10日まで「旅順会議」と言うものがツァーリ、アレクセーエフ提督(関東州長官)、クロパトキン、ベゾブラゾフその他の実力者を一堂に集めて極東政策を協議させた。
この会議で、クロパトキン(陸軍大臣)は「満州と遼東半島の権益を守ることに優先させる」と言う事で一致し、強く戦争を支持したベゾブラゾフは事実上失脚するのである。
その会議での決定とは要約すると
1、朝鮮半島は実行を見合わせ、満州とは同列に扱わない。
2、満州においてはその権益を守るために軍隊を常駐させる。
3、日本を孤立させるために、満州では清国政府が一部を除く都市を外国人に開放することを認める。
この内容は、日本政府に伝わりロシアは戦争回避に動いたと政府首脳は思われたが、7月28日には、ラムズドルフ外相に対して「極東に於ける両国各自の特殊利益を確定するを期して」という交渉を行っているが、事実上拒否。(手交8月12日)
その間に、アレクセーエフ提督が新設の極東太守府長官就任し、極東地域の全軍、行政権、外交権を掌握するに至った。
10月3日ローゼン公使から手交された回答
内容は省略。
10月末に日本の対案が手交。
11月2日日本の対案を拒否。満州権益はロシア専権。韓国権益は日本の権益を制限しロシアの権益拡大を要求。
12月11日ロシア対案が手交。日本の要求をほとんど拒否。
12月16日日本・元老院会議「満韓交換論に基づく妥協の可能性を探る」
12月23日第三次案をロシア側伝える。
12月29日ロシア側は御前会議。
1904年1月6日ロシア側対案が小村寿太郎に手交された。
その内容の一部には
「満州及びその沿岸は日本の利益範囲外なることを日本に於いて承認すること。
同 時に、露国は満州の区域内に於いて、日本又は他国がその清国との現行条約の下に獲得したる権利及び特権を享有することを阻碍(そがい)せざるべきこと」と いう一文が含まれていたが、中立地帯についての条項であり、日本が韓国領土において「戦略上の目的に使用せざること」という既定を復活させる条件である。
分かりやすく言えば、11月2日の対案の亜流である。
1904年1月13日日本の対案を提示。
ロシア側は、28日に会議を開き決議を上奏というも28日になると先延ばし。
日本は、1904年2月6日外交の断絶。
この様な経緯を見れば、1904年1月10日のベゾブラゾフの同盟案など何の価値がないものであることが分かるであろう。
なぜなら、この「ベゾブラゾフ同盟案」に書かれている「満韓交換論」というのはロシアで完全に否定されている事実がある。
しかも、この時はベゾブラゾフは失脚中であって、ロシアの中枢にはいない。
そして、ロシア側の最終的な態度として手交の際、ラムズドルフ外相は、戦略目的で韓国領土が利用されないことと、直接勢力行動の範囲に緩衝地帯を設定するという事を望んでいると述べられている。

結局のところ、ロシアは満州には一切手を触れさせないで後には併合し、韓国も後にはその一部とするという意図が見て取れる。
しかも、その方針は一貫して変わらなかったことが分かるものである。
何の権限もないベゾブラゾフが何を考えようと無意味というものでないか。

だから、司馬史観でいう「窮鼠猫を噛む」とは正にこのことなのである。

国際政治学では「セキュリティ・ジレンマ」という専門用語があるという。
これによれば、日本がロシアに戦争を仕掛けるというのは当然という解釈と言うことが成り立つ。

そして、こんな無意味なベゾブラゾフ同盟案を探し出して、騒ぎ立てるあの「お騒がせ」和田春樹東大名誉教授と言う人物は、全く歴史も調べもしないと言うノーテンキには驚かされるというものだろう。
そして、日露戦争な関する開戦の部分ではあらためて司馬史観というものは間違いない事は事実が証明するものである。

歴史をいろいろと研究すると、実はあのハルノート、パールハーバー攻撃と大東亜戦争突入も日露戦争開戦とそっくりである。
MacArthurが日本が開戦したのは「Security」のためであると米国の公聴会で発言したことは、歴史を鑑みれば至極納得するところでもある。

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2009年12月13日 (日)

Windows7不具合続出 Dump File原因発見?

BlueScreenエラーをMinidumpファイルを解析することによって確かめてみた。
それは、Windows Debugging Toolsを使うのではなく、一緒にダウンロードされるWinDbgというツールを用いることで見られた。
どういう理由か分からぬが、Windows Debugging Toolsと言うのを使うのが分からないという事だったのだが、結果読めたのだから良しとする。
そのファイルを読んでみると、
Unable to load image \SystemRoot\system32\ntkrnlpa.exe, Win32 error 0n2
*** WARNING: Unable to verify timestamp for ntkrnlpa.exe
*** ERROR: Module load completed but symbols could not be loaded for ntkrnlpa.exe

要するにntkrnlpa.exeと言うのが止まっているというか、反応しない。
ところが、ntkrnlpaというのは32bit版のNTカーネルというもので、Windows7本体というものである。
早い話、OSが何かの都合で停止していると言うわけである。

これなら、アプリか何かの影響ではないと言う事なのである。
Windows7もsp2が出るまでは安定しないはずだから、これからいくらでもエラーは出で来るものだ。
但し、NTカーネルの一部がどういう状況下で停止するのかは分からない。
その後の様子をも守って行くしかないと言うのが現状のようだ。

もっとも、このレポートには「scsiscan.sys」の問題ともあって、他のレポートには、「ntkrnlpa.exe」の問題ともある。

Microsoft (R) Windows Debugger Version 6.11.0001.404 X86
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.

Loading Dump File [C:\XXX\XXXXX\XXXX-XXXX-01.dmp]
Mini Kernel Dump File: Only registers and stack trace are available

Symbol search path is: *** Invalid ***
****************************************************************************
* Symbol loading may be unreliable without a symbol search path.           *
* Use .symfix to have the debugger choose a symbol path.                   *
* After setting your symbol path, use .reload to refresh symbol locations. *
****************************************************************************
Executable search path is:
*********************************************************************
* Symbols can not be loaded because symbol path is not initialized. *
*                                                                   *
* The Symbol Path can be set by:                                    *
*   using the _NT_SYMBOL_PATH environment variable.                 *
*   using the -y <symbol_path> argument when starting the debugger. *
*   using .sympath and .sympath+                                    *
*********************************************************************
Unable to load image \SystemRoot\system32\ntkrnlpa.exe, Win32 error 0n2
*** WARNING: Unable to verify timestamp for ntkrnlpa.exe
*** ERROR: Module load completed but symbols could not be loaded for ntkrnlpa.exe
Windows 7 Kernel Version 7600 MP (4 procs) Free x86 compatible
Product: WinNt, suite: TerminalServer SingleUserTS Personal
Built by: 7600.16385.x86fre.win7_rtm.090713-1255
Machine Name:
Kernel base = 0x83443000 PsLoadedModuleList = 0x8358b810
Debug session time:
System Uptime:

*****************************
* Symbols can not be loaded because symbol path is not initialized. *
*                                                                   *
* The Symbol Path can be set by:                                    *
*   using the _NT_SYMBOL_PATH environment variable.                 *
*   using the -y <symbol_path> argument when starting the debugger. *
*   using .sympath and .sympath+                                    *
*********************************************************************
Unable to load image \SystemRoot\system32\ntkrnlpa.exe, Win32 error 0n2
*** WARNING: Unable to verify timestamp for ntkrnlpa.exe
*** ERROR: Module load completed but symbols could not be loaded for ntkrnlpa.exe
Loading Kernel Symbols
..................................................................................................................................................
Loading User Symbols
Loading unloaded module list
.....
*******************************************************************************
*                                                                             *
*                        Bugcheck Analysis                                    *
*                                                                             *
*******************************************************************************

Use !analyze -v to get detailed debugging information.

BugCheck 9F, {4, 258, 858d44c0, 83569b24}

*** WARNING: Unable to verify timestamp for scsiscan.sys
*** ERROR: Module load completed but symbols could not be loaded for scsiscan.sys
***** Kernel symbols are WRONG. Please fix symbols to do analysis.

*************************************************************************
***    Your debugger is not using the correct symbols                 ***
***                                                                   ***
***    In order for this command to work properly, your symbol path   ***
***    must point to .pdb files that have full type information.      ***
***                                                                   ***
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***    provided you with these symbols if you need this command to    ***
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***                                                                   ***
***    Type referenced: nt!_KPRCB                                     ***
***                                                                   ***
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***    Type referenced: nt!KPRCB                                      ***
***                                                                   ***
*************************************************************************
*************************************************************************
***                                                                   ***
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* Symbols can not be loaded because symbol path is not initialized. *
*                                                                   *
* The Symbol Path can be set by:                                    *
*   using the _NT_SYMBOL_PATH environment variable.                 *
*   using the -y <symbol_path> argument when starting the debugger. *
*   using .sympath and .sympath+                                    *
*********************************************************************
*********************************************************************
* Symbols can not be loaded because symbol path is not initialized. *
*                                                                   *
* The Symbol Path can be set by:                                    *
*   using the _NT_SYMBOL_PATH environment variable.                 *
*   using the -y <symbol_path> argument when starting the debugger. *
*   using .sympath and .sympath+                                    *
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Probably caused by : scsiscan.sys ( scsiscan+59de )

Followup: MachineOwner---------

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Windows7不具合続出・もう電源カットでしか終了しないのか

Windows7不具合続出・もう電源カットでしか終了しないのか

Windows7を使い始めてもう少しで2ヶ月になる。
このWindows7もVISTAがそうであったように、Updateを繰り返してゆくごとにエラーが出始める。VISTAではWidgetの不安定さに泣かされる部分があったが、最近起動時に全部表示されないと言う事も間々ある。
実際こういう時というのは、画面の管理としてWidgetを管理している部分が止まっている。それでもPCは普通に使えるのだが、そう言う時は時として他のプログラムが突然停止することもある。
本来Windows98、Meの頃と違ってプログラムの停止がOSに影響すると言う事は無いが、逆にOSのプログラムがどこかで停止状態だと当然その上のアプリが停止することもあり得る。
こういうOSの不良動作というものは、Windows Updateをするまでは気にもならなかったが修正プログラムというものがひっきりなしに入ると不安定になる。
WindowsXPのSp3が出る直前では、自動でWindows Updateをしておかしくなって、直ぐに又修正プログラムが更新されて治ったなど言う事は日常茶飯事だったがWindows7では治らない。
特に最近では、半日も稼働させているとシャットダウンしない様になった。
普通正常な時は10秒でシャットダウンしたのに、放っておくと30分、1時間と経って再起動する事がある。
再起動して表示されるのが
「予期しないシャットダウン」という間抜けな表現なのである。
要するにOSのある部分とアブリケーションの何かが暴走して終了しないと言う事らしい。
正確に言うと「ドライバが電源状態遷移の要求を正しく処理しない場合に発生します。」とMicrosoftのサポートにある。
これには
「このエラー メッセージは、通常、次のいずれかの操作の実行中に表示されます。」
    * シャットダウン
    * スタンバイ モードへの移行またはスタンバイ モードからの復帰
    * 休止モードへの移行または休止モードからの復帰
とある。但し、WindowsXPの頃の話。
Windows7の場合、シャットダウンの時だけだから別の理由があるのかもれない。

詳細を見るとこんなもの
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
問題の署名:
  問題イベント名:    BlueScreen
  OS バージョン:    6.1.7600.2.0.0.768.3
  ロケール ID:    1041
この問題に関する追加情報:
  BCCode:    9f
  BCP1:    00000004
  BCP2:    00000258
  BCP3:    858D44C0
  BCP4:    83569B24
  OS Version:    6_1_7600
  Service Pack:    0_0
  Product:    768_1
この問題の説明に役立つファイル:
  C:\Windows\Minidump\121109-33977-01.dmp
  C:\Users\○○○○\AppData\Local\Temp\WER-66596-0.sysdata.xml
オンラインのプライバシーに関する声明をお読みください:
  http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=104288&clcid=0x0411
オンラインのプライバシーに関する声明が利用できない場合は、プライバシーに関する声明をオフラインでお読みください:
  C:\Windows\system32\ja-JP\erofflps.txt
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Minidump
Windows でデバッグ用に作成された最小メモリ ダンプ ファイルを読み取る方法
http://support.microsoft.com/kb/315263/ja
色々調べて行くうちに
こんなものを見つけた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「Windows 7 で Minidump データを閲覧できるようにする」
http://report.station.ez-net.jp/software/microsoft/windows/7/minidump.asp
□ Minidump ファイルを閲覧する
 Windows NT 以降、Windows で致命的なエラーが発生した際に、通称 "ブルースクリーン" と呼ばれる、エラーメッセージが表示されます。
 このとき、システム設定の 「起動と回復」 で、デバッグ情報の書き込みを有効にしておくと、可能な範囲でデバッグ情報をハードディスク上に記録してくれるようになります。
 このデバッグ情報の書き込みのうち、"最小メモリダンプ" を選択した場合に Minidump ファイルが生成されます。
 ディフォルトでは "C:\Windows\Minidump" フォルダに "MiniMMYYYY-NN.dmp" という形式のファイル名で保存される様子ですが、この内容を確認するには "dumpchk.exe" が必要となります。
 Windows 7 では、このプログラムは標準ではインストールされていないので、次のように環境を整えてあげる必要がありました。
□ Windows Debugging Tools のインストール
 Minidump ファイルの内容を参照するためには "dumpchk.exe" が必要となります。Windows 7 の場合、このプログラムを使用するには "Windows Debugging Tools" をインストールする必要があるようです。
 Windows Debugging Tools は、平成 21 年 10 月 20 日現在、下記の URL からダウンロードすることが出来るようになっていました。
        * 32 ビット版 Debugging Tools for Windows
http://www.microsoft.com/japan/whdc/devtools/debugging/installx86.mspx#a
        * 64 ビット版 Debugging Tools for Windows
http://www.microsoft.com/japan/whdc/devtools/debugging/install64bit.mspx
 自分の環境は 64 ビット版の Windows 7 でしたので、"64 ビット版 Debugging Tools for Windows" の方から、"dbg_amd64_6.11.1.404.msi" をダウンロードすることにしました。
 ダウンロードしたプログラムを実行すると、Debugging Tools for Windows (x64) のインストーラーが起動します。
 そして、手順通りに進めて行けば、インストールは完了します。
 インストールが完了すると、インストールフォルダに "dumpchk.exe" が格納されているので、それを用いて次のようにすることで、ファイルの内容を閲覧することができます。
        dumpchk Mini102009-02.dmp
 64 ビット版のディフォルトのセットアップの場合には、"C:\Program Files\Debugging Tools for Windows (x64)" フォルダーにデバッグツールはインストールされていると思います。
 なお、Debugging Tools for Windows をインストールした際に併せて導入された "WinDbg" ツールを用いて、Minidump の内容を閲覧することも可能でした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
その他、
「再起動するたびに "システムは深刻なエラーから回復しました" メッセージ」という類はXPの時に解決されたように思うのだが、Windows7でも起きることがある。

C:\Windows\Minidump\121109-33977-01.dmp
C:\Users\○○○○\AppData\Local\Temp\WER-66596-0.sysdata.xml

情報としてはこれしか出でいないので、dmpを見るしかないだろう。
sysdata.xmlというのは消えてしまうので中々探せない。
いずれにせよ、Windows7には苦労しそうだ。
そして、Windows7と互換性を持てなかったCyberLinkのソフトも検証してみる必要がありそうだ。

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2009年12月12日 (土)

四面楚歌・鳩山首相の優柔不断のバカバカしさ

四面楚歌・鳩山首相の優柔不断のバカバカしさ

民主党政権発足から3ヶ月が経った。政権発足から100日ルールも終わりを告げようとしている。
その鳩山首相は、3K問題(献金・経済・基地)で立ち往生と言われているが、よくよく見てみても鳩山弟に言われるとおり何も決断をしていない。
例の米軍普天間基地の移設問題にしても、米国と直接交渉だと言っても米国は乗ってこない。
例の「対等な日米同盟」「東アジア共同体」「米国と中国の中間に立つ日本」などを鳩山首相に吹き込んだ張本人とされる(闇の外交政策顧問)寺島実郎多摩大学学長は、入らぬ事とばかり米国へ「ご説明に行っても」門前払いという状況である。
そして、米軍普天間基地の移設問題など、県外だとかグアムだとか妙なことを入っている人達というのは軍隊というものを全く理解していないと見て良い。
なぜなら、沖縄の海兵隊基地と言うものは極めて合理的に出来ていて全てワンセットだと言うことである。
だから空港だけ大阪だか神戸に持ってくれば事足りる(大阪府知事の「関西受け入れ論」)という問題ではない。そして、実際のところ沖縄としても基地が無くなれば、その基地で働いている沖縄より高い水準の給与を貰っている人達は失業するし、基地に土地を貸している地主には地代が入らなくなる。
社民党の主張する沖縄以外国外となれば、沖縄の経済にも影響する。
米軍普天間基地を廃止して、グアムというのも距離的に無理であるし、移転するというなら全面移転しかあるまい。
ところが沖縄基地と言うのは地勢的に重要なところであって、アジアに関する米軍基地としては代替えがない。
こんな事を考えれば、米軍普天間基地の移設は従来からの方針でゆくしかないのは自明の理だ。しかし、田母神問題を見ても分かるように民主党というのは軍事・安全保障音痴だから米国もあきれて話にならないと言う事だろう。
そうして、だだをこねた子供のように「事情を分かって欲しい」と言っても単なる民主党の事情。
社民党の「県内移設断固阻止」と言っても何も具体策もない観念論では政権政党とは言えない。元々国民の支持がない政党の意見を民主党の意見とするのは民主主義に反する。
ここで社民党を無視しても又は、切っても100%問題ないというのは政治的一般論だが、政権政党に不変なしという嘘は既に崩れ去っている。
社民党など、ここで政権から離れれば、来年の参議院選挙で消滅してしまうかも知れない恐れがあって絶対に離れられないだろうし、政権政党であってもどうなるか分からない。
既に、公明党が閣外協力にやぶさかでない状況である以上、連立政権を解消しても問題ないところに来ている。
さて、そこまで状況が煮詰まり、岡田克也外相も北澤俊美防衛相も現状の移設案で仕方がないと言っているのになぜ決断できないのか不思議なものだ。
一方、例の小沢幹事長はそんな優柔不断の鳩山総理を尻目に中国に600人もつれて朝貢外交。はっきり言って、「俺は知らないよ」なのである。
ヒットラー(Hitler)なら星占いでもやっていたようだし、米国の元大統領夫人はやはり占い師に頼っていた。
ここで、前出の寺島実郎氏という占い師ならぬ「宇宙人を先導する飛行士」が鳩山氏を先導するようだが、足下を見透かされて撃破されたのではお笑いぐさである。

結局、3K問題で何も決断出来ず鳩山総理大臣は日本の国を守るのではなく、あの麻生前総理のように単に総理大臣という地位を守ろうとしているとしか思えない。
尚も言えば、民主党政権は、社民党や国民新党を切ってもどういう事はない。
なぜなら、自民党が二階俊博選挙対策局長を止めさせられないくらい自浄能力も見識もなくなっているから、参議院選挙で自民党が勝つことは100%あり得ないからである。

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2009年12月10日 (木)

Adobe Photoshop Elements 8は、ママ写真の道具か

Webライセンス認証のAdobe Photoshop Elements 8は、ママ写真の道具か

12月、年賀状はどうしたという言葉に、今年は書展に関わらないので暇になったから年賀状でも作るか!と言う思いがよぎったりする。
2009/12/10朝の「とくダネ!」を見たら、なんとあのAdobe Photoshop Elements 8を使って子供の写真を切り抜き、建物や空港の写真と合成するという年賀はがきの作り方を実演していた。
Adobe Photoshop Elements 8は、体験版があるのでダウンロードして使ってくださいなどと言うがこれが「PhotoshopElements_8_LS8.exe・1.17 MB」、「 PhotoshopElements_8_LS8.7z・1.06 GB」もある。
それだけでなく「体験版 Photoshop Elements 8 は、初回起動日から 30 日間の使用期限があります。使用期限を過ぎた後に再インストールを行っても、起動することはできません」
と言うもので、[Adobe ID を作成] も必要とまあ結構めんどくさい物なのである。

そんなことは取りあえずとしても、前のエントリーで取り上げたように画像ソフトを使って必要な部分を切り取り、貼り付けというのは、一番高度な操作の部類になる。
TV画面では、子供の写真を切り取る時に大分外側を大まかに切り取って、他の写真に貼り付け、余分なところを消してと言う多少面倒な作業だったが Adobe Photoshop Elements 8だともっと正確に出来る筈なのである。
但し、年賀状という大雑把な印刷だと雑な画像処理でもそれほど目立たないと言うのかも知れない。
それならそれで良いとしても、今の年賀状ソフトだと簡単な画像編集ソフトぐらい付いてくるから、かなり高度なことも出来る Adobe Photoshop Elements 8というのはレベルが高すぎるきらいがある。
はっきり言えば「冗談じゃないよ」と言うのが画像編集ソフトと言うものである。
画像の一部を切り抜いて、貼り付けというのは近年簡単になったとはいうものの未だに結構ハードルは高いものである。
ほんと番組の「とくダネ!」の出演者は操作できたのか実は疑問なものなのである。

そして、 Adobe Photoshop Elements 8の体験版が良かったからと製品版を買ったとしてもインターネットに接続していないと起動しない。
体験版のダウンロード、製品版へ変更するためのシリアル番号の購入および製品のライセンス認証を行うには、Web(インターネット)に接続している環境が必要です。(体験版 Photoshop Elements 8 インストール手順(Windows))」
以前の体験によると Adobe Photoshop Elements 8を起動しようとして何かルーターの調子が悪くてWebに繋がるのが遅れた時、 Adobe Photoshop Elements 8が一旦起動したと思ったら落ちてしまった。(起動しなかった)
ノート型パソコンの場合、時として外に持ち出してWeb環境が構築できないことがある。こんな時は、Adobe Photoshop Elements 8が使えないと言うのも不便なことなのである。
外出先で一寸(ちょっと)何かしてやろうと思ったら使えないと言うのが最近のライセンス認証をWebで毎回するソフトで非常に使い勝手が悪い。
Microsoftの製品の様に一回ライセンス認証を取ったら、再度取る必要かないと言うものなら何とか使えそうだか Photoshop Elements 8などのようなソフトというのは、なるべく敬遠したいと言うのが心境である
但し、Webで毎回認証するとはAdobeのWebサイトには書いていない。

LANケーブルを抜いて起動させたら起動したから毎回Web確認するSuperXPUtilityとは違うようだ。
よくよく説明を呼んだら「ライセンス認証」は他社の作ったものだったようだった。

ちなみに、下部に書いてあるとおり同時に使わなければ、PC2台までインストール可。

しかし、 Photoshop Elements 8からはWebが必須となっていて、
「Acrobat 9のリリース以降は、インターネット接続が検出されると、このプロセスがユーザの気付かない間に自動的に行われるようになり、ライセンス認証がより簡単で便利になりました。」とあるから、今度もう一度確かめてみる必要がある。

当該ソフトウェアが適法にインストールされたコンピュータのプライマリ・ユーザーは、一台のポータブル・コンピュータまたは家庭にある一台のコンピュータ のいずれかに、当該ソフトウェア製品の第2のコピーをインストールして、当該プライマリ・ユーザー専用の使用に供することができます。但し、ポータブル・ コンピュータまたは家庭用コンピュータ上のソフトウェアを、プライマリー・コンピュータ上のソフトウェアと同時に使用することはできません。

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景気循環の輪を修復することがデフレ経済の薬

景気循環の輪を修復することがデフレ経済の薬

最近「値引きしないと売れない」というスーパーなどの報道がある。
売れないというのは、衣服や耐久消費財などもそうだろう。
その昔から住宅を買うとその中に入れる家具を買い、電化製品を新しくしてという風に経済が廻っていった。
それと同じように、季節が変わるごとに新しい流行の服を買いそろえたり、パーティ用の装いを考えたりという景気循環があった。
景気が悪くても「景気循環論」によって、春が来れば芽が生えるように段々と景気が良くなると言われたものだった。
昔、その景気循環が廻っていた時は、冬場に景気が悪くても春になって不動産需要から土地が買われ、建築が始まり、家具が買われ、電化製品が買われて景気が回復してくる。
すると、需要が喚起されて製造業が活況を呈し賃金も上がって、又土地建物を買えるようになるという循環。
ところが、日本の国民の中にいわゆる「資産」と言うものを「金融、債権」で持つ者と不動産で持つ者が出現していた。
不動産を資産で持つ者というのは、高度成長期のまだ不動産の価格が今から思えばタダ同然と思われた時に買って、市街化区域に指定されたためにその価値が100倍に上がって土地持ちになった。
又は、戦前から土地を持っていたか、農地解放で同じくそれこそ本当にタダ同然で土地を手に入れた様な人達である。
そう言う土地持ちというのは、元々金融資産は余り持っていなくても大した才覚が無くても只土地を持っていたと言うだけで、バブルの頃は大金持ちになった。
一方、そう言う安いタダ同然の時に土地を買うというチャンスに恵まれなかった人達の中の金持ちは、高い給与をもらったり、株で稼いだりして金融資産というところで金持ちになった。
例えば、田舎の秀才が中央官庁の役人になって、天下りを繰り返して金融資産をもって小金持ちになったとしても不動産という点では、小さな「ウサギ小屋」の家が買える程度のものだ。
ところが、古くからの土地持ちは、才覚が無くてもほんの少し土地を売るだけで大豪邸を建て、アパート経営をして遊んで暮らすと思われている。
実際は、土地、不動産も経済の一部であるから、安い時に買って高い時に売ると言うのは経済行為に過ぎないのだが、土地持ちでない人達は「不合理」と感じたらしい。
それで、その「金融資産」を資産として持つ人達というのは、「やっかみ」をもってなのか不動産持ちを攻撃し、バブルの時はその不動産取引まで攻撃するに至った。
そして、その不動産、不動産取引ということに関しては米国経済に指標として入っていな
いのを幸いとして、不動産取引という事柄を無視。
その上、元々土地持ち、不動産持ちという人達は、共産主義が「貴族と見なす敵」と共通していたから不動産取引を攻撃し続けたと言う事は以前述べた。
簡単に言えば、不動産価格を「資産」として価値のないものにすれば、土地成金は成立せず、金融資産を持つ人達、「努力して」小金持ちになった人達だけが本当の「小金持ち」という筋合いである。
そうして、土地持ちの国民を貧乏にすると当然のことながら、金融債権も暴落することになるがそんなことは「知らぬ存ぜず」というのが経済学者などだった。
なぜなら、彼ら高給取りの学者、経済人などの給料は保証されていたからである。

いずれにせよ、バブル崩壊によって景気循環の「輪」が切れてしまった。
景気循環の輪が切れたのが経済学者に分かったのが、失われた10年の末期だというのが日本経済として哀れであった。
その間の「住専処理」を代表とする不動産ヒステリーは、不動産の価値を十分の一に引き下げたが、「土地神話アレルギー」に駆られる学者、評論家は未だに不動産アレルギーから抜けないでいる。

さて、その不動産を価値のないものにすれば、土地需要というものは押さえられ家具を買う者などは無くなる。
従って、家具屋は、ほとんど消滅し残ったのは東南アジアからの激安輸入家具を扱うニトリぐらい。
なぜなら、古い家には高級な家具ではなく輸入品の安い家具で充分というわけである。
電気製品も、最近は性能が良くなって5年は楽々持つし余程のことでもない限り買い換えない。
最近男物の紳士服などスーパーで10,000円もしないが、バブル以前は縫製も簡略化され、生地も単純なビジネススーツがスーパーの2月の最終バーゲンでやっと30,000円だった。
バブル崩壊後でも、3月のスーパーの最終バーゲンで15,000円なら買いという時代があったが、それも最終的に10,000円くらいになった。
しかし、今は最終処分品ではなく最初から10,000円、二着で15,000円だ。
それでも男物の背広など売れない。
なぜなら、それほど必要ではない時代にもなっているし、紳士物に関してはデフレが続いたために10,000円スーツがまだ痛まないで健在である。
そして、その10,000の背広は中国製だが縫製は上級で、布地もそこそこ。
30年前の昔なら5~60,000 円でも買えなかったかもしれない代物。

景気循環の輪が切れるというのは、必要なものではなくとも時期が来れば買っていたものが、電化製品などや衣服が傷まなければ買わないと言う時代になったと言う事である。
先ず、その先駆けが車の長期保有で最近は10年も乗る、乗り潰すなど不思議ではなく、それでは車は売れない。
景気循環の輪が切れれば、金が廻らないからデフレになるというのは当たり前で、本来ならば景気循環の輪を何とかして繋げる必要がある。

そのために金をばらまくと言っても、分割払いでチョロチョロと貰ったのでは砂に水を撒くようなものであることは自明の理なのである。
景気循環の輪を切った原因の不動産の活性化は、不動産を持つことによって「利益」を生むようでないと活性化は望めない。
車という動産を動かすにも、不動産を動かすにも共産主義的な「やっかみ」思想。
「金持ち優遇」批判では、到底おぼつかない。
そして不思議なことに、「金持ち優遇反対」、「相続税強化」と叫んでいる学者、政治家などの人達というのは、普通の一般人より金融資産を多く持っている場合が多い。
彼らが言う金持ちとは粗方「不動産持ち」であって、大会社の大株主は別として、彼ら「金融資産」持ちを示していない。
彼らから見れば、「金融資産持ち」は「金持ち」ではなくて小金持ちなのである。
そして、この小金持ちというのは打倒すべき「敵」ではなく経済の潤滑油として保護すべき存在と思っているのは確かだ。
そして、その「金持ちの不動産持ち」は公官庁、税務署にも持っている事は一目瞭然、隠せないから売ることも出来ない土地に掛かる相続税がガッポリ来るが、金融資産というものは探し当てないとわからないから隠しおおせると言うものである。

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2009年12月 8日 (火)

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を再考する

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を再考する

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」、12月6日(日)放映の第2回「青雲」
第1回「少年の国」を見た後、どうも知っている原作と違うのではないかと思ってしまって原作をもう一度読み直してみた。
すると、第1回と第2回とは第一巻で第1回で描かれているものというのは本来ならばナレーションで済むような部分を映像化している。
NHK版の「坂の上の雲」の主人公は秋山真之とはいうものの、小説の冒頭で書かれている秋山好古の士官学校に入学する経緯がばっさりと切られているのは解せない。
そして、種々の幼年時代というものはどう考えても読み飛ばしてしまう部分ではないだろうか。簡単に言えば、長大な小説の中で本当の枝葉末節の部分である。
その枝葉末節の部分で本来なら述べておく必要がある部分は逆に無視されてしまうという部分もある。
それは、秋山真之という人物を本木雅弘という174㎝の身長のある俳優がやっていることである。なぜなら、秋山真之というのは原作ではっきり述べられているとおり色黒な小男だと言うことである。
そして、小説を読んでゆくと登場人物のうちの主人公のもう一人、正岡子規の部分は小説としては枝葉の部分であると理解するが、この部分をNHK版のように大きく扱うと別の話になる。
その他妙な部分というのは、原作では女性がほとんど出てこないし、子規の妹の律も大きく扱われていないし、真之が兵学校の休暇で帰ってきたときも会うシーンがない。
そして、好古自身が独身主義を主張し真之もそれに従っていたから、律の再婚には関わらなかったことが小説にはある。
この軍人の独身主義というか、晩婚主義というのは日清戦争から第一次大戦までの間では割合と多かった様に思える。
第一次大戦の塹壕戦を描いた、小説「鬼将軍」(The General・1936年・セシル・スコット・フォレスター(Cecil Scott Forester)の主人公も晩婚主義者で40歳前後で結婚している。
それにしても、小説で将来の好古の妻となる「多美」14歳の登場部分で馬に乗ってくるというのは変であるし、第2回で「鯛」を差し入れするというのも原作にはなく違和感がありすぎる。
なぜなら、明治維新後の旗本御家人というのは一番生活が苦しかった筈で、非常に経費のかかる馬など持ってといるはずもなく尾頭付きの鯛を食べる筈もない。その困窮からそのお姫(おひい)様のうちの数多くは芸者になって家計を支えた。
関ヶ原の戦い後、西軍のお姫様が生活のために花魁になった話は良く知られているところである。ちなみに、明治の元勲の夫人にはこの芸者上がりのお姫様が多かったと記憶している。
そして第2回「青雲」になってくると第1回と違って、割合と原作に忠実になって生きていると思いきや、海軍兵学校や陸軍大学の部分なると原作と違いすぎる。
まず、秋山好古は士官学校第3期生で、陸軍大学では第一期生であることはNHKスペシャルドラマでは述べられているが、入校生は10人と小説にある。
日本の陸軍大学というのは、確かドイツでは参謀学校でドラマではなんと約40人もいるのである。
第1期卒業 明治18年 10名
第2期卒業 明治19年 9名
第3期卒業 明治20年 7名
第4期卒業 明治21年 13名
第5期卒業 明治22年 10名
第6期卒業 明治23年 12名

第12期卒業 明治31年 17名
第13期卒業 明治32年 41名
陸大卒業者は明治後半から増大してくるが、草創期は少ないしはっきり分かっているのだから約40名というのはおかしい。

その陸軍大学でのメッケル(ドイツ参謀少佐)の授業で連隊の行進長さを聞くシーンがあるが、小説のどこかに書かれているかもしれないがこの部分で小説には書かれていない。
書かれているのは
「戦いは、出鼻で勝たなければならぬ」
「宣戦布告のあとで軍隊を動員するような愚はするな」である。
続けて、メッケルは、
「宣戦したときにもう敵を叩いている、というふうにせよ」
それと参謀旅行という実践に即したものをやったとある。
今で言えば模擬演習というものだろう。
一方、海軍兵学校の方のシーンでは、カッター競技になっているのだが、小説では「分隊単位の競争でマラソンをするという催し」とある。
この教育方針は英国のダートマス海軍兵学校の教育法そのままだったとある。
真之の足の速さ、敏捷さを書いている。
又、秋山真之は、2年次から首席のクラスヘッドで「秋山真之クラス」と小説にある。

第3回、国家鳴動12月13日(日)は、多分この続きだろうがどういうことになるのか、陸軍大学や兵学校のシーンで小説で書かれていることを取り入れていないからどうなることか。
第1回で入っていなかったシーンとして、秋山好古が小学校教員の検定試験を受けて、「五等助教」になって、月給7円。
すぐに本教員の検定試験を受けて月給9円。(17歳)
そして、年齢を2歳ごまかして、大阪師範学校(全国に7校)に入学し1年で卒業する。(三等訓導)
月給30円。愛知県立名古屋師範学校附属小学校奉職。
この頃、師範学校出だと普通の小学校の校長にいきなりなったと書かれている。
ちなみに、当時の30円というのは今の小学校の校長ぐらいの年俸以上だと考えられる。
その給料の高さについて説明書きが小説にあって、「明治25年、26歳で日本新聞社に入社したときの(正岡子規)給料が15円であった。」とある。

余談だか、陸大第1期首席卒業に東条英教中将(1855年11月8日に陸奥の盛岡藩士東條英俊の嫡男)というのがあった。
あの東条大将の父親である。
日露戦争での「抗命問題」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「知識理論ともに当時日本軍人の最高レベルであったが、本来学究向きで実戦向きではなく、それに融通の聞かない彼の性格も有り不幸にも「実兵指揮能力不足」という最低の評価が下された。」
そして、第一期生、二期生を含めて大将になったのは秋山好古一人であった。

第4回、日清開戦12月20日(日)
第5回、留学生  12月27日(日)
第2部
第6回、日英同盟
第7回、子規、逝く
第8回、日露開戦
第9回、広瀬、死す

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2009年12月 6日 (日)

Adobe Photoshop Elements 8活用・ 久しぶりの画像編集ソフト

Adobe Photoshop Elements 8活用・ 久しぶりの画像編集ソフト

Adobe Photoshop Elements 8。
今年久々画像ソフトを買った。
Adobe Photoshop Elementsの初期版は、Epsonのスキャナーのハンドルソフトとして持っていたが、何せ古い。
そのPhotoshop Elementsは、まだまだ卓越した機能というものは無くて、その後発売されたPhoto Impact 10に乗り換えて、切抜き、合成、修正といろいろと使っていた。
ところが、多分パテントの関係からかPhoto Impact10やその後で買ったCorel Paint Shop Pro Photo X1にも付いていない機能があって、Photoshop Elements併用しなければならなかったと言うところがあった。
画像編集ソフトというのは、昔VAIOのノート型パソコンにはAdobe Photo Familyという写真編集ソフトがプリインストールされていたが、ほとんど使ったことがない。
その後Adobe Photoshop Elementsも進化して、Photo Impact 10 が出た翌年のAdobe Photoshop Elments 6くらいからPhoto Impact 10の機能がほとんど入ってしまった様だ。
それでも、Adobe Photoshop Elements やPhoto Impact 10 、Paint Shopを組み合わせて何とか使っていたというのは、Adobe Photoshop Elementsの最新バージョンの優位性というものが見あたらなかったからである。
ところが、Adobe Photoshop Elements 8には、今まで苦労して切り抜いたりしたことが自動で容易に出来そうなのでバージョンアップ乗り換え版と言うものを買ってみた。
他のソフトと言えば、Photo Impact 10も11か12が出たのが最後であるし、Corel Paint Shop Pro Photo もX2が最後のようでAdobe Photoshop Elements 8しか選択枝がない。

ネット上でAdobe Photoshop Elementsを検索してみるとGoogleが提供するフリーのPicasa 3と言うのが常に引っかかる。
ブログやHPによると、Adobe Photoshop ElementsとPicasa 3とは大して変わらないと言うような記事が乱立して「オヤ」と思うことも多い。
それで取りあえずAdobe Photoshop Elements 8の入門書という本を買ってみた。
「これで完璧Adobe Photoshop Elements 8」2,280円(出版社:インフォレスト )
書評にわかりやすいとか、うまく解説してあるとか書いてあったので買って見たのだが、「え!」と驚いてしまうような代物だった。
今では、(パソコン初心者・初級者向け書籍)速効!図解 Photoshop Elements 8 Windows版 (速効!図解シリーズ)や、
Photoshop Elements 8 スーパーリファレンス for Windows&Macintoshと言うものがあるが、こちらの方が少しは良さそうだ。
「これで完璧Adobe Photoshop Elements 8」と言う本を見ると、こんな程度しかできないのならPicasa 3で充分であると思われるのである。
そして、不思議なことに新機能というものは一切書かれていない。
実際、Picasa 3程度ならば、デジカメのハンドルソフトでもかなり出来てしまうものなのである。
それで、この解説書を見てみるとAdobe Photoshop Elements 6あたりの内容から全く変わっていないのではないかと思わせるものであった。
なぜなら、Adobe Photoshop Elements 8というのは、起動させると「編集」と「整理」と言う項目に分かれていて、元々「整理」と言う部分のElements Organizerに写真を読み込ませて そこから編集することが基本になっている。
従って、Elements Organizerを起動させないと出来ない機能も存在して、その拡張としてPhotoshop Elementsに進むことが出来る。
ところが、解説書ではElements Organizerが無かった頃のAdobe Photoshop Elementsから書き起こしているために、いきなり「編集」という方から始まる。
それだから、こんな解説書というものはほとんど使い物にならないと言う事が分かる。
実際Adobe Photoshop Elements 8からの新機能というのは、
この解説書に書いていない「合成写真」機能と「写真を再構成」機能。
合成写真を作り「不要な部分を簡単に削除」というPhoto merge Scene Cleaner。
「パーフェクトな集合写真を作成」というGroup Shot windowなど。
今まで写真の解像度を合わせ、切り抜いて貼り付けたりすると言うのが自動で作成できるという機能である。
その他種々の自動機能が備わっている「スマートブラシツール」などは「クイック選択ツール」の拡張版と言われている。
その「クイック選択ツール」は、「ブラシをなぞることで類似した色のエリアを自動的に選択してくれる機能で、スマートブラシツールは領域を選択した上で、そこに様々なペイントを施してくれるもの。」
その他、Photomerge exposure(フォトマージエクスポージャー)、「露出調整」は最近話題の「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と呼ばれる処理。

こんなものを使いこなして、Adobe Photoshop Elements8を買う意味があるというものだろう。
昔から解説書というものは、買っても役に立たないものが多くて特に画像処理ソフトというものは、解説書を読むと直ぐに眠くなる始末のものである。
それだけ面倒で、やっかいなものと言う印象を与えるのは妙なものである。

そんな解説書のうちかってのJustsystemの花子というソフトの解説書などはもっと酷かった。
近年Justsystem自体がそのことを理解したのか、ソフトにそこそこ詳しい解説書を付けてきたりしている。しかし今「花子」というソフトが使えるというという人はほとんど見られない。
小生など、新機能は別して何やら手探りで使い方を覚えてしまったが、時たまうまく動かせなくなると言うのはご愛敬である。
実際Justsystemの一太郎以外のソフト、三四郎などにしてもある程度までは使えても、少し混み入ったことをすると突然機能しなくなって、使いたい物が使えないと言う事がある。
それは使う順番によるものだと思うが、DTPソフト、画像ソフトというのは面倒なものである。

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2009年12月 5日 (土)

簡単な歴史に学ぶデフレ経済を読み解く  その3

簡単な歴史に学ぶデフレ経済を読み解く  その3

日本国民が持つ資産と言えば、先ず土地建物という不動産、次に現金、そして株、債権の類だろう。
その不動産というものは、共産、社会主義思想を持つ人達によって徹底的に価値のないものへと導かれた。しかし、これは国民対する裏切りというものに違いない。
そして、そう言う不動産を攻撃した人達というのは、不思議とほとんど例外なく高給取りで金融資産を多く持っている人で、どう考えても一般庶民とはかけ離れた人達である。
それは、「その2」で書いていいるように、ロシア革命で貴族と言う知識人を打倒しよう、抹殺しようとした人達が同じく貴族であったと言う事実は押さえておく必要がある。
日本の不動産というものは本来それほど高価ではなかった。多少高かったのは、利便性の良い都市部の中心ぐらいであった。
そして、高度成長期の地方都市の郊外では坪数千円から一万円というのが相場で、100坪の土地は高々100万円で買えた。
今の価格に換算すると精々500万円である。しかし、実際はその土地を今買うとすると3,000万円位する。ざっと6倍。
昔と違って、都市整備が進んで価格が上がったとしても100坪1,000万円と言うところだろう。
それでは、なぜ土地がそんなに上がったのかと言えば、単なる「需要と供給」の結果である。
先ず第一の原因は政府が供給を抑制した。
それは、都市計画法というものを作って、「市街化調整区域」という住宅を建てられない地域を設定したからである。
都市計画というものは、例えばフランスのNapoleon3世がシャンゼリゼ通りなど一体の整備をしたのは、一種の強権を持って行ったもので民主主義国家においては中々難しいものがある。
取りあえず経緯は兎も角も、都市計画というものが無かった日本で官僚が都市計画というものを作りたくて机上で作ったのが「市街化区域、市街化調整区域」である。
これによって供給が押さえられ又、核家族化によって住宅需要が増せば土地の価格は上がるのは当たり前。それで、国民は「資産」と考えて値上がり前に争って買ったのが土地というものだった。
しかし、今に至っては少子化で子供の数は減り、一人っ子など言うのは当たり前の時代になった。要するに需要が減り、海外進出で要らなくなった工場跡、不要の土地は売りに出され供給は増えるものの不況、デフレもあって益々需要が伸びない。
それで、建設経済研究所常務理事だった長谷川某氏の思う壺のように資産価値は激減したと言うものである。

こんな風に見てゆくと、国民が資産として持っていた土地建物というものは既に資産価値が薄れ、しかも価格設定は取引事例比較法などではなく、収益還元法に移行している。
しかし、国民が資産として持っているものであるから、何とかして資産価値のあるように施策が必要である。
しかも土地の価格の下落によって地方都市の固定資産税収入は激減し、実勢価格と公示価格との差が下に開いたままで縮まる気配はない。
従って、土地を持つと言うことは必然的に相続税を多く払うという事になる。
バブル崩壊後は、売却するよりも路線価価格で「物納」した方が不動産価格が高いという、馬鹿な状況が続いている。但し、最近ではその「物納」すら制限する政策に移っているから国民をバカにしたようなものである。

いずれにせよ、国民のもつ不動産を無価値にしようとする勢力が存在する以上不動産価格を正常な形に持って行くことは無理だろう。
次の資産は、預金、貯金だか、これも限りなく「ゼロ金利政策」を日銀はバカの一つ覚えの様にやっている。
彼ら日本の金融、経済学者が今まで正しく経済対策をすることが出来たのかと言えば、どうもそうではなくでその場限りの思いつきではないか思えない。
なぜなら、土地の価格が上がればそれを抑えようと、土地の供給を押えたり、土地取引を停止させたりと経済を止める強権手法に訴えようとする。
そうでなければ、高いキャピタルゲイン課税で縛る、果てまでは最後に需要すら止めようとする。それでいて経済が失速するかどうかは無頓着なのである。
結果はバブル崩壊と失われた10年を創出させたが、それを推進した経済人、役人、マスコミはだれ一人責任を取っていないという無責任体質である。
それを称して、「その時の空気がそうさせた」とは、どこが聞いたことがあるだろう。

預金の価値を上げるとは、利上げしかない。但し、利上げしても10年以上のゼロ金利政策と言うものは中々回復し難い。
しかし、やらなければデフレ経済は回復しない。

次に、債権、株なのだが‥‥
EUを中心にして、既に経済は回復基調にある。
そして、不思議なのはあのリーマンショックをもろに被ったはずのEUが、未だに日本円に対してユーロ高であり続ける。
そのカラクリは「その2」で述べたように、EUの主力産業というのが軍事産業であることである。
以前述べたように、武器輸出国世界第10位のスウェーデンは民生品のボルボ(軍事産業)の自家用自動車部門やサーブ(軍用機メーカー)の自動車部門などはビックスリーに売却済みであるとしても、ボルボ、サーブの軍事部門は健在である。何と言ってもあのダイナマイトのノーベルの国なのである。
銃器もスイスのエリコン社のMG FF 機関砲、エリコンFF 20 mm 機関砲などEUだけでなんでも揃う。

‥‥と言う事は、武器輸出三原則は廃止しなければならないし、米国向けの素材など無償技術供与は止めるべきだろう。
しかし、日本が武器輸出国になっても簡単に武器が輸出できると思ったら大間違いで、そんなに簡単には行かないと言うものがある。
そして、岡田外務大臣は単に戦争の復興支援というだけでアフガンに行ったらしいが、そんな単純なことではないことは明らかではないだろうか。
分かりやすく言えば、EUや米国、ロシア、中国など国連の常任理事国を構成する国々には、戦争とそれに付随する武器輸出市場というものが不可欠なのである。

デフレ克服、ここまで国の無策、いや当て外れな政策を繰り返されたら国民としては、「政府など信用できるか」というところに行き着く。
ところが、例の森永卓郎氏や某経営コンサルタント氏や昭和一桁時代の元NHKのディレクター氏は、相続禁止又は、相続税を高額にせよとの賜っている。
そう言う彼らというものは、常に高みに自分を置いて「上から目線」であって、相続税という税金をあの事業仕分けでも明らかになっている様な「信用の出来ない」無駄使いの政府に渡すのか?‥‥なのである。
そこで森永卓郎氏には、それなら政府は信用できるのかと聞かれれば即座に「信用できない」という。正に矛盾。

そうして、デフレ対策としてどうしようもなくなれば相続税の廃止しかない。
年間2兆円というのは、バブル崩壊以降安定した税である。
なぜ廃止がデフレ対策なのかと言えば、ある程度儲かっている中小企業は後継者に事業を継がせるために延々と相続税対策をしているからである。
だから、そんな相続税対策など要らなくなれば消費が行われるはずなのであるし、安定して事業は後継者に引き継がれる。

この様に見てくると、デフレ対策というのは戦後今まで日本政府、自民党がやってきた社会主義政策を一旦改め、もう一度資本主義政策としての日本。普通の日本を構築せざる終えないと言う事なのではないだろうか。

しかしもこんな事は民主党や、言っていることとやっていることが正反対な「偽善の」社民党などでは到底無理というものだ。
国民には節約と省エネを強要していながら、鳩山総務大臣は億単位の小遣い。
小沢幹事長は、政党が解党した時に本来返すべき政党助成金と言う税金を政治団体に寄付と言う形で何十億も横流し。
一見貧乏を標榜し、弱いものの見方と言いながら、同じく億単位の預金を持つ社民党党首の福島瑞穂氏。
今、民主党政権ほど国民とは相当ずれているとは思えないだろうか。
どう考えても、現金をたらふく持っている現政権では、インフレは敵としか思えないではないか。
「木によりて魚を求む」心境なのは正に残念である。

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2009年12月 4日 (金)

簡単な歴史に学ぶデフレ経済を読み解く  その2

簡単な歴史に学ぶデフレ経済を読み解く  その2

経済の歴史というので少し古い事をから述べて行こう。
今民主党が来年度から廃止する予定の暫定税率というのは、1973年(昭和48年)に起きた石油ショックを契機として、税収を確保するために臨時に田中角栄氏が議員立法という形で作られたものである。
だから政府は、石油ショックによる一時的な税収不足を賄うためと称し、道路特定財源として数年間徴収するという名目で始めたものである。
従って、暫定税率なのである。
ガソリン税が上がった翌日、55円/Lのガソリンは82円/Lとなった。
しかし、その暫定税率というものが土建行政の利権と結びついてしまったために石油ショックという景気が回復しても無視された。
実は、この暫定税率・道路特定財源というものが、それ以降日本政府に対する不信感を持たせる結果となった事は否めない。
その第一次石油ショックは、高度成長時代というものを終わらせ、公害問題の拡大化と合わせて軒並み企業の新卒採用中止が相次いだ。
実は、この石油ショック後の混乱期は、土地ブームの終焉を意味して政府は国土法などの規制を強化して宅地開発を抑制した。
今では、笑い話のような特別土地保有税や特別土地取得税というものが存在したなどどう考えても正気は思えない。
税制では、短期譲渡、長期譲渡の他に超短期譲渡という税区分を作り不動産に関する規制を強化したと言うのが、1975年(昭和50年)以降である。
そして、それからバブルまでの約11年間が不動産不況という時期である。
この様にしてみると、第一次石油ショックが起きて以降徹底して不動産というものを日本政府というか当時の大蔵省、マスコミは攻撃してきたのである。
その不動産取引について最大限の攻撃というのが、あのバブル潰しの直接原因になった銀行局長通達「総量規制」であったのは誰でも知るところでもある。
お陰で、20年先に起こる筈だった不動産需要の減少というものが一挙に押し寄せた。
しかし、ハブル崩壊後の平成になっても経済評論家、当時の大蔵省、経済企画庁、日銀と全て「景気循環論」を取っていたから救いようにないものだった。
そして、「失われた10年」の頃になって、「景気循環論」ではない「デフレスパイラル」に入りつつあると白状せざる終えなかったのがメディアに登場した経済評論家だった。

そのバフル経済の時、世間一般の人達、財界人など、そのバブル経済を潰そうなどと思った人はいなかった。
までは考えられない事だが、就職活動などというのは皆無に近く、面接に行けば高級ホテルのディナーに招待されて全員合格などと言うのは当たり前で、何社に断りを入れるかと言うのが話題になったものだ。
この様に民間の会社が好景気を謳歌する中で、ねたましく思ったのが「官僚」と東大を中心とする御用学者。そして、自ら膨大な利益を得ていながら「思想的に」批判を強めたのが朝日新聞を中心とするマスコミ各社。
なんの事はない、役人と学者は「好景気を享受できない」不満とやっかみを覚えたのであり、そして、そこに共産主義的な思想が横たわっていた。

昔から、土地などの不動産に対して政府やマスコミ、学者が攻撃性を帯びるのは何故なのかと思っていたことがある。
なんのことはない、その後多少の知識を得たら「共産主義」の基本だった。
なぜなら、土地を所有するという人々というのは共産主義が創世された欧州マルクスの時代では、貴族しかいなかった。
その貴族が敵だと言うのが共産主義の一解釈だか、ボリシェビキによるロシア革命の革命家「プレハーノフ、ツェレテリ、チヘイゼ、ポトレソフ、ジェルジンスキー、ルチャルスキー、レーニン」などは貴族出身者であるから馬鹿馬鹿しいものである。(「人物ロシア革命史・鈴木肇・恵雅堂出版2003」)
米国では、土地の所有者は貴族であり排斥すべきものという事にならなかったのは、土地が有り余っていた広大な国新興国家だったと言う事もあるかも知れない。
実際、欧州では今でも大土地所有者というのはほとんど元貴族階級であって、昔は庶民は土地を持てなかったという事があった。ロシアでは農奴がいたくらいである。
ちなみにフランスのシャルル・ド・ゴール国際空港(L'aéroport de Paris-Charles-de-Gaulle)の元の土地所有者というのは3人だった。
そして、戦後の農地解放を見れば、土地の所有がGHQ内部の共産主義者にとっていかに目障りだったかと言う事が如実に分かる。
これはヘレン・ミアーズ(Helen Mears)の「アメリカの鏡・日本」(Mirror for Americans: JAPAN)伊藤延司 訳という書物に書かれていることでもある。(1949年日本占領連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーが日本での翻訳出版を禁じた衝撃の書。)

この様に、戦後の日本の官僚、共産党の東京大学支部ものあるような東大の偉い学者先生とその薫陶を得た人達は、国民の70%が不動産を所有して「資産」としているものに対して永延として攻撃を掛けて来たのである。
バフル潰しでは、建設経済研究所常務理事だった長谷川某氏は「不動産は資産として認めない、価値のないものにする。」というような話をする始末。
「資産」と認めないのなら、なぜ昔から「財形貯蓄」という不動産購入資金を貯める預金などあったのか聞いて見たいものだった。

さて、第一次石油ショック後は、高度成長期の好景気が嘘のように大不況が襲った。
しかし、デフレにはならなかった。
なぜなら、不動産は上がることはあっても下がることはなかったからである。
なぜ下がらなかったのかと言えば、政府が土地の供給を数々の税制を導入して制限したからであった。
土地の供給を押さえることによって土地価格の下落を誘うという経済の原則・「需要と供給」を破ると言うのが、バフルの時でも発揮された日本の国の日銀や経済学者姿である。
そして、バブルの時、旧国鉄の広大な所有地を売りに出すという話はマスコミの猛反対にあって潰されたが、その後の土地下落によって国民に大きな負担を強いた責任は誰も取らなかった。
しかし、第一次石油ショックのころはハブル期の様な融資規制という憲法違反に抵触しそうな事はやらなかった。
‥‥とはいうものの、国土法というある一定規模の取引きでは、土地の価格を政府に問い合わせて価格(市場価格の80%程度)を決めさせるという異常な形態今で見てもおかしい。
そして、あの「総量規制」(1990年3月発令)が法律ではなく通達だったというのは、国土法というのが資本主義経済にそぐわないと言う事が分かっていたからであり、かなり違法性の強い劇薬だったと言う事を象徴している。
その総量規制は、バフル崩壊後の1991年12月には一旦停止されたが、廃止をすることに対して反対が多く、廃止されたのは失われた10年になってからである。

そうして、第一次石油ショック以降のバフル発生までの約10年というのは、高金利時代であった。
第一次石油ショック直後の高度成長期の住宅ローンというのは、あまり良く整備されていなかったせいもあるが、信用金庫だと年利10%を超えるなど当たり前だった。
住宅金融公庫融資が無抽選で誰でも借りられるようになった頃でも住宅ローンは7%~8%の金利だった。
簡単に言えば、1,000万円25年ローンを借りて月額支払いが75,000円くらい。その上かなりの所得制限もあった。
この様に、バブル以前というのはインフレ時代で不動産という国民の資産は毎年含み益として増え、預金という現金は一時期複利で年利10%で回せた。
国民に金があれば、デフレは起きないと言うのは当たり前だろう。
現在EUなどが回復基調であるのは、ひとえに元々高金利で国民に金があると言う事と、国の主要産業が軍事産業で日本の国のように民生品を扱うのと違い景気に左右されにくいと言う事である。

その3へ続く。

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2009年12月 3日 (木)

簡単な歴史に学ぶデフレ経済を読み解く  その1

簡単な歴史に学ぶデフレ経済を読み解く  その1

政府は、デフレ経済に入ったと最近言っている。しかし、そんなことは今更であるなど国民は百も承知だ。
日本がデフレ経済に入ったのは、例のゼロ金利政策に突入した以前のことで、日銀は「ゼロ金利政策」を打ち出してもデフレとは言わなかった。
デフレとは何かと言えば、物の価値が無くなること。
別の言い方をすれば国民の持っている財産が目減りすることである。
要するに、金(かね)、現金で持っていれば目減りしなくても一旦物に変えた途端に価値が下がる。
これは、車を買って登録した途端に何十万円も車の値段が下がるのと同じである。
ならば国民は金を使わずに現金を持っていさえいれば裕福かと言えば、金を使わなければ飯も食えない。
入ってくる金がなければそれこそ預金を取り崩して使わなければならない。
そうならば必要なもの以外金を使わなくなると言うのがデフレの一つ。
しかも、毎年、持っている土地、建物の価値が無くなって困った時に自宅を売ろうと思っても幾らにもならなければ個人資産の「含み益」も減る。
世の中の金がなくなり、国民の資産が目減りする。
金がないから預金を取り崩して益々金がなくなる、と言うのが個人のデフレスパイラルというものだろう。

ならば、個人が金を使えるようにするにはどうするかと言えば、例の「定額給付金」やら民主党の「子供手当」と言うものを与えて使ってもらうと言う手。
しかし、例え全額消費に廻ったとしても例のエコポイント制度の様に波及効果はない。
そして、実際のところは所得の給付になるから単に預金が増えるだけ、と言うのも定額給付金の時で分かっている。
一方、それによって増税されるところもあるから、一段と消費が落ち込むことになる。
なんのことはない、今の政府のバラマキによって逆にデフレを加速させるというものである。
そのデフレを加速されるものとしては、例の「CO2・25%削減」。
25%削減とは、どういう指標で計るのかと言えば石油の輸入量。
だから産業が活発に金を稼せぎ、景気が活発化して行くとCO2が増えるという計算。
そして、その汗水垂らして、頭を絞って稼いだ金はそっくりEUや途上国に献上という有り難くない話し。これではデフレ脱却など出来はしないではないか。
元々CO2の増加量と地球温暖化とは関係ないという話しもあって、いわゆる「地球温暖化対策」というのは政治問題であることは常識である。
それで、米国も中国もそれなりの駆け引きをし、又EUも実際の削減に踏み込むこともない。そこで取り残されたのが「良い子ブリッコの」日本という訳だが、種々の宣言をするのに政治的意図もなしにエースを切ると言うのは素人以下のポーカーでしかない。
今の民主党政権は、初めに「カッコづけ」ばかりやっていたナイーブにもので、事業仕分けで批判されると居直る始末。
文化放送では、経済評論家の荻原博子氏は、「スーパーコンピューターの予算削減・凍結」に関して、「その予算を使う特殊法人があるでしょうそこが悪い」と「事業仕分け」でも話にならなかった事を持ち出して擁護する。
この荻原博子氏は、今はデフレだから債権などに換えず、現金で資産を持ちなさいと庶民に個人防衛の「浅知恵」を教え込む経済評論家だが、なんでも民主党贔屓だというところに欠点がある。

さて、政府がデフレ宣言をしたのは、国債を大増発するという前触れとも言われている。
これが大問題でデフレを加速させると言う事は読売など一部の新聞でしか報じていない。
簡単に言えば、国債の増発による国債価格の下落、長期金利の上昇である。結果、国民が借りている変動型の住宅ローンの金利が上がる。
デフレで資産価値と持っている金が少なくなっているのに、ローンまで上がると来れば住宅ローン破綻も珍しくなくなる。
そこで例の亀井大臣の「返済猶予」だが、猶予されるとなるとその後の返済額が膨大になって結局返せないと言う事になる。
なんと日本で米国のサブブライムローンの元凶になったような住宅、土地価格の暴落という事態になりかねない。
特に、あの穴吹工務店のサーパスマンションなど倒産してしまった会社の物件など買った途端に大暴落、中古でも値段が付かないかも知れない。
又、土地価格が下がれば、固定資産税に依存している地方が益々疲弊して国の支援を仰ぐことになる。
なんと国債増発が新たなデフレスパイラルの入り口になりかねないということになる。
だから、民主党がバラマキをしようとしているマニフェスト政策など精査しないと無意味になる。
現状はマニフェスト至上主義とマニフェストにあえて書いていない事を押し通そうとするから齟齬が生じる。
そして、常に「マニフェストに書いてありますから」だったが、それでは予算が立たない状態だ。
例の子供手当てや農家の所得保障というものはほとんど経済効果を期待できないもの、又高速道路無料化は弊害が多いものである一方、ガソリン税の暫定税率廃止の経済効果が見込まれる。
それを環境税という訳の分からないもので吸い上げて、所詮排出権取引で外国に売り渡したら日本は益々デフレが進行する。
そして、「ガソリン税の暫定税率廃止」というのは実は地方の住民に対する通勤、流通保障の様なものであり、物流に関しても効果がある。
よく自動車用ガソリンを使えばCO2が増えると言うが、ガソリンは産業用の原油の一部の留分から作られるのでガソリンを元に原油換算などは出来はしない。
自動車用ガソリンというのは、使わなければ余ってどこかに積み上げられると言うものである。

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2009年12月 1日 (火)

未だに古典的手法「量的緩和」に固執する日銀の無策

未だに古典的手法「量的緩和」に固執する日銀の無策

・日銀、デフレ克服へ「量的緩和」 資金供給10兆円、「為替にも影響」 ・と日経新聞Web版では、2009/12/01臨時の「金融政策決定会合を開き、追加の金融緩和策を決めた。」とある。
産経新聞では「政府・日銀の狼狽ぶり浮き彫り 臨時政策決定会合」。
読売新聞では「日銀が追加緩和策…0・1%で3ヶ月、10兆円供給へ」というもの。
内容は、読売新聞が詳しく書いてある。

「新 型オペ(公開市場操作)は日銀が短期金融市場の誘導目標としている年0・1%の政策金利を適用して、金融機関が期間3か月程度の長めの資金を低利で調達で きるようにすることが特徴だ。新型オペの導入によって現在、年0・13~14%で推移している期間3か月のオペの金利は年0・1%まで下がり、3か月未満 の市場金利も徐々に低下するとみられる。」

要するに、金融機関は今までより低金利で日銀から借りやすくなると言うことだが、国債の価格に反映される長期金利は、値上がり傾向にあることは先ほど報道されたばかりである。だから直接庶民に関係する住宅ローン金利は高くなる様なのである。
長期金利が高くなると言うのは日本の国債の信用度が減ると言うことで、来年度予算では歳入より国債の方が大きいと言うから益々信用度が下がる。
それであるならば、民主党のバラマキの「民主党政権の目玉施策のひとつである『子ども手当』」その他などは実施が難しいはずである。
しかもその手当ては

「関西社会経済研究所(大阪市)が全国を対象にウェブ調査したところ、「貯蓄」が37%で最多を占めたことがわかった。」(朝日新聞Web)とあるように消費に廻らない。

例の定額給付金がほとんど消費に廻らず、単なる生活費の足しに消えて無意味だったのと同じである。
それどころか、公共事業を減らし、将来への投資の科学技術、教育費も減らしと目に見えるような主要なものまで減らすというのは益々産業が疲弊する。
事業仕分けの国会議員の中には、いま国内「消費」を奨励して内需拡大をすべきなのに「自衛隊の軍服を海外(中国)で作れ」と言う様な感覚の人達ばかり。
これでは、景気が良くならないのは当たり前である。
そして、日銀は相も変わらず金融機関の口座に金を溢れさせるが、いつもの通り市場には出て行かないというのはこのデフレ経済の通常の常。
そんなことが分からない様な高学歴・高収入の日銀の幹部様であるはずがない。
早い話、プラザ合意にあるように日本の実質金利を米国より下げて日本に金が向かないようにするという例の「円キャリートレード」を推奨する様な政策。
今は「ドルキャリートレード」になっているが、「円キャリートレード」になったところで日本国内の「デフレ」が止まるはずはない。
デフレというのは、日本国内に金がないという事で何とかして日本国内に合理的に金をばらまく必要があることである。
金がないから増税する、消費税を上げるというのは短絡的であって、そこにはどういう日本社会を創設するのかというビジョンが必要である。
ところが、そう言う展望が一切無いと言うのが高度成長が終了した以降の日本の姿勢である。高度成長期は「キャッチアップ・追いつき追い越せ」で政治的には「冷戦構造」と分かりやすかった。
日本をどういう国に持って行きたいのかと言う点では、小泉改革の時は「自己責任の世界」、「小さな政府」、「民間に出来ることは民間に」、「規制は緩和して罰則は強化」という米国型資本主義を標榜したように思える。
今は、民主党政権になったら全て反対のことを敢えて行うという「天の邪鬼政治」に凝り固まってしまった。
天の邪鬼政治なら米国型消費経済を止めて、中国型市場経済共産主義に移行するという「東アジア共同体構想」か、そうでなければ北欧型社会主義的かと言うところである。
しかし、東アジア共同体など中国がもともと乗ってこないし、米国も入れろと言うからその昔の、1921年のワシントン会議で、米英仏日間に調印された四カ国条約に似てくる。
実は、この四カ国条約によって日英同盟は破棄され、大東亜戦争(日本政府見解正式名称)へと発展して行く。
日本政府首脳も英国のチャーチルも破棄に反対していた日英同盟を全権大使という資格を持って、日本政府の了解なしに破棄に調印したのが例の幣原喜重郎全権大使(元首相)。
今では、米国追従と言う事で外務官僚の神様と言われているそうで、外務官僚出身者は事実は書けても批判できないというらしい。
保守派と言われる元外交官の岡崎久彦氏でさえ、幣原喜重郎氏の失敗は書くものの批判は加えていない。
だから、日米同盟を破棄する事になる「東アジア共同体構想」など無知な人の思いつき構想に過ぎない。
残るは北欧型社会主義。
大方スウェーデン型の社会主義を狙っているというのは、数々の新聞論調と増税論を振りかざす人々の間から臭ってくる。
ところが、彼らの理屈というものはスウェーデンの税制の増税という部分だけという良いとこ取り。
以前のエントリーでスウェーデンに関しては多少かいておいたが‥‥‥
スウェーデンが40%の税を課せられても表向き国民から不満が出ないというのは、国民が政府を信頼しているからである。
それは、政府は国民を守ってくれる、そして国民も政府を守ろうという気概である。
その気概は歴史的なものであって、1932年に社会民主労働党政権以降のスウェーデンは中立国宣言をしたが、第二次大戦下ではナチスドイツの影響下にあった。
ドイツ軍のノルウェー進攻と共に、ドイツ軍のスウェーデン国内通過を許したことはその後の武装中立政策の強化に繋がったと言う事である。

要するに、日本のように米国に守ってもらうのではなく徴兵制と強力な軍隊、EU特有の軍事産業によって支えられ、当然相続税も存在しない。
ちなみに相続税は北欧諸国ではスウェーデン、デンマークは、相続税なし、ノルウェー10%、フィンランド13%。
こんな風に見てみると、日本と北欧では全く話にならないほど違う。
ついでに言えば、日本が北欧並みに税を上げれば、日本の国の製造業はほとんど破綻して残らないか海外に出る。
中小企業もスウェーデンには存在し得ないと言う事を知るべきだろう。

結局、北欧型社会主義というものは日本では成立し得ない。
尚、社会保障費負担に関しては、ドイツでは独身者、単身者など子供のいない国民はかなり高くなっている。
将来彼らの子供達が社会保障費を負担するわけで、子供がいない人達は厄介者扱いである。
日本でも、あの某東大教授・先生の様に独身で子孫を残せなかった人達には、多額の社会保障費を負担してもらうのが筋というものだ。

いずれにせよ、19世紀までの経済思想で21世紀の経済を試みようとするのが時代遅れである。

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