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2010年3月15日 (月)

学習院初等科の学級崩壊・主客転倒・皇室批判の「週刊現代」

学習院初等科の学級崩壊・

主客転倒・皇室批判の「週刊現代」

学習院初等科の学級崩壊問題を扱う週刊誌は先週からいろいろなのである。
ところがよく見ると微妙なことに気がつく。
それはその週刊誌の政治的なスタンスである。
その立場が如実に表れたと思ったのが、先週12日発売の週刊朝日からである。
週刊朝日は、「前期入試 北大 名大 阪大 九大……合格者高校ランキング」という何時もの特集だから、学習院問題に関しては取り扱いは少ない。
しかし、案の定というか簡単に言えば「皇室批判」、「東宮大夫発言批判」に終わっている。彼らの言うことは、「乱暴な子供がいるのは珍しくない」、「(敬称なしで)愛子さまを特別扱いするのがけしからぬ」、「子供のけんかに親が口出しするな」と言った類である。前回の週刊新潮、週刊文春では、事実関係を報道すると言うことが主であまり批判めいたことは書いていなかったが、今日発売の「週刊現代」では「大論争 雅子妃はモンスターマザーなのか」との大見出しである。
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又、「週刊ポスト」では「『愛子さま登校拒否』で問われる父親・皇太子の役割」となっている。
「週刊現代」と「週刊ポスト」の政治的なスタンスというのは安倍政権の時に、どのように安倍政権を批判するのかというリトマス紙から明らかになってしまっている。
それは、一見右派にも左派にも与しないセンターを偽装しながら、実は隠れ左派であったと言うことである。だから、憲法、皇室、家族制度、伝統など従来のからの保守思想に絡むと突然本性をむき出しにする。
そして、この「週刊現代」と「週刊ポスト」のうちでは、刺激的な大見出しを掲げる「週刊現代」の方がかなり反皇室、そして左翼的であるようなのである。
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その証拠に「大橋巨泉・今週の遺言」という「とんでもコラム」がある。
第69回は「永住外国人の参政権反対よりも、日本を住みたくなるような国にしようよ」でなんと外国人参政権の反対の櫻井よしこ氏に「それは被害妄想の極致でしょう」と批判する有様。
それが「中国人の永住資格保持者が14万人」、「1億2千万人に対する14万人と言えば、約一千分の一である。『政治』を動かすなんて、百年たってもあり得ない。」と豪語する。
大橋巨泉氏と言えば、20-30年前の古い感覚のままで参議院議員になって、社民党どころか旧社会党左派の言動を繰り返し、猛批判に反論できなくて議員を投げ出した人物。
こういう人物にコラムを書かせて、と言うのが週刊誌のスタンスをよく分からせるところである。
さて、週刊現代では、「雅子妃はモンスターマザーなのか」と大々的に見出しをつけ、東宮大夫の定例会見で「学習院初等科の学級崩壊」を言わせたのは「雅子妃が事実の公表にこだわった」と断定している。
これは、どこかの記者の推定であって、そのように会見で発表したわけではない。要するに雅子妃に悪意のある報道である。
しかも、「学習院初等科に子どもを通わせる母親の言葉」として言わせているが本当かどうかは怪しいものの、「宮様が転校されるという噂がありますが、本当にそうであるんなら、早く転校していただいたほうがいいかもしれません。」
続けて記事では雅子妃批判をこれでもかと繰り返す。
「東宮大夫に会見させ、学習院に頭を下げさせた雅子妃の対応に、疑問を感じる父母もいると言うことなのだ。」
その次に「東宮職が悪い」と題して、皇太子の頃の話を学習院名誉教授(元初等科科長)川島優氏の言葉をだすが、実は週刊誌記者が期待することを何も言わないから、その後皇室批判の人達に延々と東宮職批判を繰り返させる。
わかりやすく言えば、根拠がない雅子妃批判ができないからである。
しかもほとんどが、推定の域を出でいないにもかかわらず断定的なのはいかがなものか。
そして最後に雅子妃批判の仕上げとして「美智子皇后からの提案」と題して、実は大したことも書いててないものの、暗に雅子妃の母親としての能力欠如を指摘する。
皇太子も雅子妃ももうアラウンド50歳。
この年になっても父母に文句を言われるというのは、冗談じゃないと言うものだ。
なんと言っても、美智子皇后の話が出てくるのがおかしい。
誰だって思うのは、一番の問題というのは学習院初等科が学級崩壊を防げなかったことであり、そういう児童を試験で合格させたと言うことではないか。
だから、「週刊現代」の主張というのは主客逆転している。
元々学習院初等科の対応がしっかりしたものであれば問題も、東宮大夫の会見もなかったわけである。
そして、週刊誌の出てくる記者や教育関係者が口を揃えて「乱暴な子供がいるのは珍しくない」という。
地域として、そういう乱暴な子というのはいるところもあろうが、少なくとも小生の地域では聞いたことがない。
小生など県、市などから「青少年育成推進委員」というものを委嘱している。そこで出で来ることは、今の子どもは率直で良く先生や大人の事を聞くのである。
そして、公立の小学校であれば兎も角、試験で入学する私立の小学校での学級崩壊などは余程に目に余るもの、前代未聞なのではないだろうか。

それにしても、「週刊現代」というのは妙な皇室批判をするものである。

次回は、週刊ポスト‥‥‥

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