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2010年4月14日 (水)

電動スクーター・バイクは本当に必要なのか

電動スクーター・バイクは本当に必要なのか

近年エコブームという訳の分からないことから電気自動車が流行っている。
近年は、電気自動車では力が出ないからハイブリットカーなのだが、純然たる電気自動車も電池が良くなったから可能になった。
しかし、電気自動車ばかりになれば、電気会社も電気を作るために原発を作らなければならないし、不要となったバッテリーはどうするのかということも出で来る。
そんなことは、ガソリン車がなくなった時の要らぬ心配というもので、その頃には種々の事柄が笑い話になっているかも知れないのである。
2010/04/14、フジテレビ系、朝のとくダネ!では、新型の電動バイクを持ってきて、色々と説明をしていた。そして、こういうバイクというのはバイク屋ではなく電気屋で売っているのだとか。
それは、作っている会社がバイクメーカー以外と言うことだった。
しかし、売っている電動スクーターというのは、いかにも原付I種と分かる貧弱なもので、ガソリン車なら10万円もしないしろものである。
それが電動スクーターとなると最低約20万円、場合によっては50万円だという。
価格の高いスクーターというのは、充電時間が2-4時間と短く少しの合間に充電(リチュームイオン電池)出来るが、20万円程度のものだと従来型の様に8時間充電(鉛・シール電池・寿命2-3年、3.6万円程度)。
それで1回の充電で走れるのは約40-50Km。
これでは、商売では使えないし少し遠乗りしようと思ったら無理。
近距離なら、電動スクーターより自転車の方がマシというものではないかと思ったりもする。
こういう電動バイクというものは、ネット検索してみるともう既に色々なものが売られている事が分かる。安いのは前述の通り電池の違い。
このTV放映の電動スクーターは、原付I種といういわゆるファミリーバイク(50cc未満)に相当する部類である。そして、TV放映していたのはどう考えても最高速度・時速40Kmぐらいしか出ないしろものの様な感じがした。
こういう電動スクーターの中には、登坂能力約12度、最高速度55km/h以上という物も発売されているもののある。
海外では、強力なバイクも発売されているようであるものの、作れるという程度のもの。なぜなら普通のバイクの方が圧倒的に安く高性能であるからである。
そして、ガソリン代、排気ガスと言っても小排気量だからそれほど問題になるとは思われない。
昨日は、何故だか新聞やTVで電動スクーターを紹介していたが、小生ならこんな電動スクーターなど怖くて乗っていられない。
こういう原付バイクの制限スピードというのは30Km/h。
車の量の多くない裏通りをとろとろと走るなら良いとしても、国道などの高速車両と交通量が多いところではほとんど追い越されることになって怖い。
だから、見て見てれば50ccバイクというのは安全を考えて、例え違法でも最高速度一杯の60km/hで走っていることが多い。
しかし、こんな50ccバイクというのは、60km/hで巡航することを想定していないから実に不安定なものだ。
それで、この原付I種スクーターと言うものは、20年以上前に卒業して今は原付II種に乗っている。
そして環境に配慮して電動スクーターに乗るというのは良いとしても、無理な走りをして自らの命を縮めるようでは本末転倒というものではないだろうか。

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