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2010年4月13日 (火)

故井上ひさし氏を大絶賛する新聞論調の裏側

故井上ひさし氏を大絶賛する新聞論調の裏側

2010/04/12、朝刊休刊日だったので新聞と言えば夕刊だった。
この夕刊を見て驚いたのは、読売新聞第一面で死亡記事、その上「よみうり寸評」(4月12日付)で絶賛。第14面でほぼ全面を使っての追悼記事。
ここで書かれていることは、いわゆる表面上の表の顔である。
文化功労者の時の話で、「DV功労者」と言う言葉が出たらしいから、井上ひさし氏のDVとその凶暴性については公然の秘密だったわけだ。
しかし、新聞には一言も書かれていない。
同じ「9条の会」の梅原猛(85)氏が「一貫して庶民の側に立ち、そこには虐げられた者への愛情があった」と述べたことは、本当に何の皮肉なのかと思わせるものがある。
事実は、「そこには虐げられた者への愛情があった」どころか、虐げる者の典型的人物であったはずである。
その虐待というのは、人間だけでなく猫などの動物に関しても「高所から落とす」とか「火をつける」とかの話が語られている。
そして、記者会見は井上氏が主宰したこまつ座社長の井上麻矢氏の話だけ。
一番近くにいたのは二女ではなかったか。もっともっと悲惨な人間模様は、ネットで検索すればこれでもかと言うくらい出てくる。
日本では、死ねば神様とか言って死者に鞭打つことはしないと言うが、井上ひさし氏だけはどうしても許せない。
「9条の会」という一種の教条宗教の様な団体に参加して、「奴隷の」平和を唱えながら、自分の親族は見殺しにする。こんな批判のサイトを探すにはことを欠かない。
新聞では、「直木賞や読売文学賞など多くの文学賞の選考委員を務め、後進の育成に尽力した半生でもあった。」と書かれている。
物は言いようとはこのことで、大方5年で辞める直木賞の選考委員を20年も務め、文藝春秋社で困ったという話も伝わっている。
それは、数多くの文学賞の選考委員を務めて、出版、言論界で権力を行使したとの批判もある。

それで何か良いところでもないのかと探したものの、何も見つからなかった。
2010/04/13産経新聞「産経抄」にもいろいろな矛盾した事柄が書いてあって、なぜなのかと言うより何か違和感がある。
井上ひさしさん、鎌倉にも大きな足跡(読売新聞)
「近くの主婦(79)は『おだやかで、偉ぶらない人でした』としのんだ。近くの喫茶店経営の女性(75)は『気取らない人で、よく店に来ておしゃべりしてい た。会ったのは去年の暮れが最後。西行ではないけれど、『花の下で春死なん』という気持ちだったのかも』と、しみじみと語った。」
記事にでで来る人は、不思議とみんな70歳代以上の高齢の人達ばかり、それもみな真実は話さない。

5-6年前にある老人が亡くなったことがあった。
これは事件だったのだが、新聞に出た近所の人のコメントは「なぜあんな良い人が‥‥」と判で押したようなコメントばかり。
しかし、本人を良く知っていた者としては、それなりの理由はあると自戒したものであった。
「死ねば神様」、「死者に鞭打つことはしない」とは言っても昔のことである。そういう単に水に流せる様な淡い「嫌なこと」は昔ながらの節度ある世界でこそ有効だった。
ところが、今やグローバル社会と言って、従来の日本的対応というのは通用しない世の中になった。
既に通用しないのに政治家は、外交や政治に「逃げ」として日本的対応をし続ける。
そして、井上ひさし氏は「九条の会」で有名であるとともに、「鎌倉・九条の会」を「井上ひさし 内橋克人 なだいなだ」で立ち上げた。
よく見てみれば、井上ひさし氏を社交辞令以外で擁護するのはこういう人達しかいないというのは、その本質を示している。
昔から、年を取ったら「顔はその人の人生の縮図」とも言うし、 「40歳を過ぎたら自分の顔に自信を持て」ともいう。
「九条の会」の人達の、小田実、加藤周一、井上ひさしその他、晩年の写真を見ると皆人を射るような目つきをしている。
こういう優しさのかけらも見られない目とは、「鬼の目」というものである。
トルストイの作品に「What men live by」という小説がある。
日本語題「人はに何によって生きるか」だったか?

いずれにせよ、小生などは彼らと対極にあると思う。
だから、彼らのように名誉も栄光もなく単に小市民として生きる訳である。

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