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2010年10月10日 (日)

国民に迷惑をかけたと言わない建設会社「フジタ」社員

国民に迷惑をかけたと言わない建設会社「フジタ」社員

2010/10/09「唯一身柄の拘束が続いていた高橋定さん(57)が19日ぶりに釈放されたとの一報が9日午後入った。」(毎日新聞Web)
ここでのコメントは、(産経新聞Web)
○日本に住む高橋さんの妻は、フジタを通じ
「大変安心いたしました。ご尽力いただいた方々に感謝いたします」
○フジタ広報室
「中国当局より取り調べを受けていた当社社員のうち、残された1人の居住監視が解かれたとの連絡を受けました。最後の1人が解放され、非常に安心いたしました。解放に向けご尽力いただきました外務省、大使館はじめ関係者の皆さまに感謝申し上げます」
○フジタ高山浩一郎総務人事部長(毎日新聞Web)
「大使館からの情報で元気そうだと聞いていますが、健康状態が心配」
「今か今かと待ち続けていたので大変うれしく思っている」

○高橋氏(総領事館を通じ)
「皆様に大変ご心配をおかけして、申し訳なく思っております。関係する皆様のご尽力に感謝いたします」

ここで何か腑に落ちないという思いを抱かないだろうか。
それは、今まで言われているとおり「尖閣諸島での衝突事件」とこの拘束は関連していたと思われていただけでなく、その通り政府は対応したはずである。
そのために、検察が拘留を延長したにもかかわらず一転して「船長の解放」をしたという話が伝わっているし、報道もされている。
しかも最後の一人を人質の様に残されて「尖閣諸島での衝突事件の証拠となるビデオの公開」を阻止されたという事実も存在する。
そうであれば、「尖閣諸島での衝突事件」以降中国が妙な制裁措置を執っているにも拘わらず、フジタの社員が軽率な行動をして捕まり国益を損じたことになる。
そう言う外交上のキーポイントになったと言うことを考えれば、フジタの社員その他は
国益を損じ軽率な行動を取ったことに対し深く反省して国民に謝りたい。」といったくらいなことを言っても不思議はない。
ところが、事実は「尖閣諸島での衝突事件」との絡みが出でいるのにフジタでは関係ないと言っていた。
しかし、朝日新聞(Web)が報じているとおり関係がないわけではない
「中国側は表向き、高橋さんらに対する措置は『個別の案件』としてきた。しかし、菅直人首相と温家宝(ウェン・チアパオ)首相が4日、ブリュッセルで会談し、東シナ海の尖閣諸島沖で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件後に悪化した日中関係の修復で一致したことを踏まえ、中国側が高橋さんに対する措置を解除したとの見方が一般的だ。」
10日には帰国して記者会見を開くと言うが、間違いなく「国民」とか「国益」とか言うことは出で来ないだろう。
政府・民社党としては、ここで「国益」とか「尖閣諸島」との言葉が出て来てはマズイと思っている。
そして、間違いなく「別件扱い」を押し通して、「尖閣諸島」との関連は避ける。

これも「尖閣諸島での衝突事件の証拠となるビデオの非公開」と「フジタ社員の拘束を無関係とする」という中国側との政府の秘密交渉の果てであるとすれば、政府は国民を欺していることになる。
これってどこかで聞いたことがないか‥‥そう戦前の大本営発表のそのままの精神構造というものは、負の遺産として民主党に脈々と受け継がれている。

日本人の平和呆けにはあきれるだけでなく、何か虚脱感を覚える解放劇だったではないか。

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