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2011年1月13日 (木)

群馬県立前橋高校同窓会・書家作品展Syuun作品解説

群馬県立前橋高校同窓会・書家作品展Syuun作品解説

平成21年の年末の忙しいときに行われた、「前中・前高同窓会創立100周年事業」の内の書家作品展を紹介します。
同窓会設立は100周年と言うことなのですが、創立は明治10年なので学校創立の方は133年になります。
今回の解説は、同窓書家作品展に出品した作品についてになります。
解説はpart3です。但し、細長作品の特殊例というのが2回続けてになります。
特殊例というのは、作品を作る上でのポイントの取り方が違うというもので前回part2では一般的な方法からのボイントの取り方。
そして、今回は従来型のポイントを敢えて使ったという、多少難しい設定になっています。このポイント。
それは、どの位置から書き始めて、どの位置で終了するのかという大原則と共に、見学者(作品を見る人)の目線をどのように意識するかという点を考慮することです。
書作品というものは、毎日見て、毎日新しい発見があって「厭きない」という作品である必要があります。
考えても見てください、漢字の条幅などは戦前教育を受けた人は100%漢文は読めましたから、その「漢字」作品を毎日見て読んで、そして文字のすばらしさを再確認します。
それは、「かな」作品でもしかり、「近代詩文(調和体)」では読めないとダメですが必ず読めます。
そういう可読性というものは、二次元の文字作品が「読む」と言う作業によって三次元化されるというものです。
しかし、可読性のない「読めない書」という前衛書・墨象であれば、作品そのものだけで見る人にたいして「三次元化」感じさせるものでなければなりません。
そして、そうでなければ作品とは言えません。
そうでなければ、単なる悪戯書きです。
そういう作品を作るにはどうするかというのが、作品解説と意図というものです。

この「書家作品展」では、嘘かホントか分かりませんが、嫌がらせを受けました。
一方、あまり自慢はしたくないのですが、誹謗中傷という話が出たので書くと昔の同窓生から絶賛を浴びました。年賀状にも記載がありました。
そういう風に全く書を知らない人でも、評価してくれる人もいる。
実はこの「画家・書家作品展」はだいぶ顰蹙ものの展覧会でした。
絵画の方に間借りした書家作品展はそれなりに好評だったのですが、「画家作品展」は酷いものでした。
それは、意図的に物故作家を中心にして、現役の画家、彫刻家、美術家の大家を排除したもので同窓画家作品展ではなかったということからです。
しかも、展示された作品のほとんどが「パン画」という売り絵で、作者の代表作などではなかったという点でもあります。
この「パン画」と言うものは、油彩では元々の作品を見ながら同時に10点程度模写した作品です。
だから、画廊の展示即売会などに行くと、全く同じ作品が大小中とあってそれを選べるという妙なものがあります。
小生だったら、そんなものを作者の代表作と展覧会に出されたらたら赤面すると言うものでしょう。
そして、売り絵を展示即売会として出すならともかく、画家の作品展には出品しないと言うのが、絵を良く知るものとしては常識です。
そういう常識を欠いた展覧会が「絵の方‥‥画家作品展」でしたから、画家のお弟子さんも憤慨したことだと思います。

いずれにせよ、小生の作品解説を見て今後の展覧会の評価の参考にでもしてもらえればと考えています。

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