« 亡医師のお通夜と甘い物(通販)のお話。 | トップページ | NZ大地震で「九死に一生を得る」幸不幸の不思議さ »

2011年2月27日 (日)

官尊民卑が露出した民主党政権と雑誌「正論」論調

官尊民卑が露出した民主党政権と雑誌「正論」論調

雑誌「正論」が金曜日(25日)にも配達されてきたので「さっさ」と一通り読んでみた。
近年こういう雑誌が売れなくなってきたという話は良く聞くもので、ついぞ「諸君」は廃刊になった。
雑誌「諸君」が廃刊になったのは、本が売れなくなったと言うより出版社の事情によるのではないかと実は思っている。なぜなら廃刊の近く1年くらいは買おうと思っても書店で売っていないことが多かった。
書店で売っていなければ売れるはずもないから、部数が減るのは当たり前である。
そして、雑誌「諸君」というのはいわゆる似非「保守派」という人達が巣くっていた雑誌でもあった。その似非保守派本人達の立場は戦後余り変わらなかったかも知れないが、日本の国民世論が戦後教育・プロパガンダの呪縛からいち早く解け、振り子の振りが元に戻ったと言うことである。
そう言う振り子の揺り戻しが元々保守派の雑誌であったはずの「文藝春秋」が左傾していると見られ、その同じ出版社の「諸君」は目障りだったのかも知れない。
振り返って雑誌「正論」を読むと近年では「オオカミの遠声」の様な感じがしてならない。
国民の目から見れば、今の菅民主党政権というのは国民が意見として何を言ってもまともに答えず、やりたいことをそのまま押し通す。国会論戦を見ても野党の質問にまともに答えず、言い逃れをして結局聞く耳を持たない。
こんな様であれば雑誌で何やら騒いでも「煩いことを言っている」と何も影響されない。
単なる不満のガス抜きでしかないという気がしてならない。
だからそんなガス抜きでいくら議論しても、自民党時代とは違って何も影響されないし取り上げることはない。
意見が採り上げられたとしても、例によって「気を鼻で括る」答弁や質問趣意書の答えでは意味をなさない。
しかも国民や野党はたまた、民主党内部からの意見が煩いからと「ゲハイム・シュターポリツァイ(Gestapo)」(ラスヒス国家保安本部)まがいの民主党(軍)兵として自衛隊を使ったりしている。その言論統制のみならず「民主党執行部が所属全議員に対し、テレビやラジオに出演する際、番組名やテーマをあらかじめ届け出る。(産経新聞・共同通信)」という末期症状である。
ここで菅首相は予算が上手く成立しなくても何としても首相の座にかじりついて、何らかの成果を残そうとしている。
こういうことが何故なのかと思っていたら正論「『8月15日』は解放記念 日罷り通る自虐教科書」と言うところにこんな風に書いてあった。
「‥‥『共産主義的人間』ほど、一度権力を握ったら、それを乱用しがちなものである。‥‥」
分かりやすく言えば、彼らは日本の国益や国民のためと言うのではなく全て「個人のため」という独善的な自己愛に基づくものだと言うことである。
だから民主党を批判する者に対しては、国家権力を動員して弾圧もするし制限もする。これでは、今の日本は民主主義国家ではないと言う事になる。
そう言うことで、今や日本は経済的な閉塞感どころが政治的な閉塞感さえ出始めている。
だから、明日はどうなるのかと国民は不安がるのだが民主党というのは危機管理は、民主党内部だけの危機管理であって、国民と国家に対する危機管理は欠如してしまっている。
国は、民主党のためだけのものだと思っている様な国会対策委員長が存在する現在、国民としては早く民主党という醜態な政府か去ってくれることを首を潜めて待っているのである。
この菅政権の「聞く耳」持たずと言う民主主義国家としてあるまじき行為というのは、直接国民に係わる事としては国土交通省などの国の機関が正にそうである。
例の八ッ場ダムの問題を見ても現地の言い分を全く聞かなかった。
たとえば道路拡幅という単純な説明会でも、本来なら住民の意見を聞いてそれを幾分か反映させると言うような事は一切無い。
いわゆる説明会というのは、民主主義国家として「国民の意見を聞いた」という形式的なものである。
その論戦が、今の国会での有様と重複して見えるというのは、日本の国は末端の国家公務員からして意識を入れ替えさせなければならないと言うことかも知れない。
特に国土交通省などの人間は、公共工事で土建業者に絶対権限を行使して威張るから、関係ない住民に対しても同じ態度を取る。
おまえら、我々の税金で喰っているのだろうと腹が立つ。
未だに官尊民卑どころか国民を「クソ」と思っているのが、中央官庁の役人だけでなく地方事務所小役人までそうだから始末が悪い。

|

« 亡医師のお通夜と甘い物(通販)のお話。 | トップページ | NZ大地震で「九死に一生を得る」幸不幸の不思議さ »

日本の経済・金融議論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 官尊民卑が露出した民主党政権と雑誌「正論」論調:

« 亡医師のお通夜と甘い物(通販)のお話。 | トップページ | NZ大地震で「九死に一生を得る」幸不幸の不思議さ »