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2011年4月

2011年4月30日 (土)

「帝国海軍の勝利と滅亡」別宮暖朗著・書評(序章1)

「帝国海軍の勝利と滅亡」別宮暖朗著・書評(序章1)

ここのところ、ヨーロッパの二次大戦のDVDやその他戦記物など、戦争前夜もそして戦争中の政治史について勉強することが多い。
なぜそういう戦争がらみの政治史の本などを読むのかというと、戦争当事国の問題点や国を動かす人たちの人間像など、現代の社会に通じる洞察が得られるからである。
その国が、戦争という最終的な外交政策にうって出るときには、その国の国民性と共に制度の違いと言うものが露わなになる。
そして、何十年違ったとしても国民性や制度というものは形を変えて残っているだけでなく、基本的には変わらない。
戦後日本人は、残虐で虐殺を数々行ったとか、日本人というのは卑怯で信用出来ないとかと言うことが、戦後教育として刷り込まれた。
そういう洗脳にあった人達というのが前仙谷官房長官とかの世代でもあり、戦後民主主義に毒された教師による延々とした教育方針でもあった。
小学校の歴史参考書を見れば、これでもかと言うほど日本人の「あり得ない」残虐性が書かれていたものである。
そして、そういうことは東京裁判史観によって世界中でも信じられていたと言うより、そういうのが世界中の人たちの本質だった。
ところが、東日本大震災が起きてあれほどの惨状なのに、被災者による暴動や略奪、救援物資の取り合いということが起きていないと世界中で驚いていた。
こんなことは、我々日本人から見れば当然のことである。
本来日本人のDNAは戦前から延々と続いており、国民性というものは急に変わるものでは無い。
一方、日本人によって南京大虐殺があったと主張する中国では、未だに暴動があり、警察軍による国民虐殺などは報道を見れば当たり前である。
中国人の国民性と日本人国民性というのは、「東日本大震災」で見る日本人の国民性から見ても水と油であることが分かる。
しかし、日本の中のリベラルという知識人、特に弁護士や裁判官というのは未だに日本人は残虐で、中国人は「平和を愛する諸国民」であると勘違いしているようだ。
なぜなら、栃木県で警察官が職務質問をした中国人。この中国人が突然警察官を殴り飛ばし、押し倒し、拳銃を奪おうとした。挙げ句の果てに、民家に入り込んで重さ2キロの灯籠で殴りかかって来た。この時、警察官は凶器を捨てろと言うものの中国人が殴りかかって来たために発砲。それで中国人は死亡したのだが、裁判が起きている。
「前田順司裁判長は請求を棄却した1審宇都宮地裁判決を変更し、県に約1千万円の支払いを命じた。」「警棒で制圧することは可能で、威嚇射撃もせずに性急に発砲したのは、適正な拳銃使用を定めた警察官職務執行法に反する」とし、警察官の過失を認めた。==(産経新聞)

こういう裁判官というのは、やはり戦後民主主義者の申し子と言うべきだろう。

前置きが長くなった。
この著書は大きく分けて、日露戦争以前と以後について分けている。その分岐点にあるのがあの山本権兵衛(伯爵)であり、その山本権兵衛が作った基準の海軍のために自らが追われた。
そして大失敗したのが「戦時大本営条例」である。それは、参謀総長と海軍軍令部長を並列としたことである。
別宮氏は、「他国に類例を見ない『陸海二元統帥』はこれから生じた。」と書かれている。
この陸軍、海軍が全く別に作戦計画を建てというより勝手に海軍だけが暴走して勝手なことを始めたのが大東亜戦争であり、日米開戦であった。
事実として東条英機首相は、陸相、参謀総長も兼任したが海軍の暴走は押さえられなかったと述懐している。
海軍善玉論という著書が多数出されたことがあった。
海軍善玉論でその中心と思われるのが阿川弘之氏の3部作「山本五十六」「米内光政」「井上成美」などである。
阿川弘之氏は、海軍予備学生として海軍に入隊するから海軍擁護と言うこともあるかも知れないが、「米内光政」はともかくも「山本五十六」「井上成美」の方は何やら釈然としない部分が多い作であった。
なぜなら、米内光政、山本五十六、井上成美は条約派の「三羽がらす」これを「善」としている。しかし、米内は日米戦争に反対したが山本五十六、井上成美は推進派に廻る。井上成美は航空本部長になったから計画を立案し「新軍備計画論」という「島嶼防衛論」を展開する。これを別宮氏は、この通りやったから失敗したと述べる。
事実としてこの時の海軍は、補給と制海権という観念か欠如していたと指摘する。
そして砲術畑出身の山本五十六は艦隊決戦の概念しか思い浮かばす、航空部隊決戦になったのにその概念に固執した。
真珠湾攻撃という海軍だけによる日米開戦を山本五十六は計画し、その計画に固執した。歴史上のイフを考えれば、別宮氏は「真珠湾攻撃」がなければ日米開戦は起きず、当然日本の敗戦もなかったということが考えられる。
別宮氏の指摘から考えれば、海軍が善とした阿川弘之氏の3部作の「山本五十六」では、「真珠湾攻撃」を計画立案、実行させたのに山本五十六の責任というものは曖昧である。
特に、開戦前夜では海軍の最高実力者が海軍大臣でも軍令部長でもなく、現場の聯合艦隊司令長官であったことが問題である。
日露戦争前夜を見れば、海軍大臣でもない一官僚(大臣官房主事)にすぎなかった山本権兵衛が聯合艦隊司令長官を解任と任命が出来た。
「米内光政」は、海軍善の象徴的な人物である。
しかし、首相になったときに自ら予備役になって海軍への影響力を減じ、結果として海軍の暴走を押さえられなかった。強いて言えば政治における展望がないと言うべきだろう。
そして、そのために短命内閣に終わるのである。
小説の「井上成美」についてそれなりに持ち上げるのだが非常に歯切れが悪い。
その答えは、別宮氏が用意しているものであって阿川弘之氏の海軍を善とする3部作は、歴史観を誤らせると思われて成らない。
しかも、引用している戦後における提督達の回顧録は、自分が主張したのではなく「職責が主張した」と軍人官僚特有の言い訳をそのまま信じているというものであった。


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2011年4月22日 (金)

動画で見る 大井美津江展 その他SPエージング経過

動画で見る 大井美津江展 その他SPエージング経過

ここのところ、書道関係の記事が少ないので、かねてより撮影しておいた「大井美津江 展」の動画を編集してアップロードした。
大井先生は、(社)群馬県書道協会副会長、ぐんま女流書道協会会長などの要職にある群馬県ではそれと知られた先生である。
師匠は中島邑水先生で、この「大井美津江展」でも邑水先生の書風を継いでいる。
又、今回の展覧会は第13回群馬大賞展大賞受賞記念という銘があって、今安中市になった妙義山美術館で開催された。
この妙義山美術館は、道路の反対側から見ると丁度妙義山に重なるという構図になる。
但し、前橋からこの松井田まで行くのは時間が掛かるのは前回述べた通り。
東日本大震災があって、3月であったら行けなかったかも知れないという気もしている。
近年、書道展は動画と写真という構成で公開している。この理由というのが、写真だけでは会場の雰囲気が分からないということである。
そして作品の拡大部分も見られるのなら、居ながらにして展覧会に行って細部まで見てきたという雰囲気も出せる気がする。
そして、使っているSONYα55というデジ一眼も、動画を撮ることに関してやっと慣れてきた感じがある。但し、動きものに弱いために現状では部分的にコンパクトデジカメのサイバーショット DSC-HX5Vに頼るところもある。
今回のものは、ダイジェスト版で詳細の作品名称などは入っていない。
最終的にはハイビジョンのDVD版を作成する予定で、詳細版を作ったときこの部分の動画をアップするかどうかは不明。
今は映像を編集してDVDにして渡すものがいくつか溜まっていて、どうしようかと思案中でもある。それは、例の震災で編集する意欲が落ちていたと言うのが真実でもある。
ただし、こういう動画を編集するためにモニターやスピーカーを増設したから編集をしてみて、久々良い感じというのが沸いてきた気もするところである。
編集ソフトAdobe Premiere Elements 9は、価格コムの掲示板では発売当初不評なのだが、その理由というのが余り良く分からない。想像出来るのは非力なノート型PCを使って編集しているのか、何かPCに不都合があるという感じがある。
確かに、動画編集では高速で強力なパソコンが必要である。
激安の「PowerDirector 9 Ultra64 特別優待版」を買って、BDディスクに焼くほどの大容量で動かない、「落ちる」と書かれているものもある。しかし、PCの搭載メモリー8GB程度でBDクラスを扱うというのは無謀と言うものである。
大容量なら最低12GB以上で、最新のビデオカード、PCとでないとPowerDirector 9 Ultra64は動かない。
実際、どれだけ大きな容量のものを編集するのか良く分からないが、長時間のビデオ動画というのも結構扱いにくいものである。
そして又「高速で強力なパソコン」と言うのだが、小生が使っているPCがAcer製の安物で6万円台で、メモリー増設も使わなくなったメモリーを追加して6GBとしたもの。
詳細は、過去のエントリーでここに書いてある。そんなもので、ある程度はAdobe Premiere Elements 9が使えている。
実際、Elementsなので動画編集に関してある程度の限界があって、その限界に来てしまった感じがあるというのは致し方がない。
いずれ、Adobe Premiere Elements 9のチュートリアル4ないし5の総集編を作らなければとも思っている。

その他、ビクターEX-BR3ウッドコーンスピーカーのエージングでは、毎日微妙に音が変わって行くと言うのは驚きである。
やはり、木製なので相当エージングに時間がかかりそうである。
音が違ってきたことが分かるのは、低音部分。既に低音部の固体音的なところはケンウッドのLS-K711より出ている感じがある。
高音部は、よく確かめてみないと分からないが全体的に「音」が大きくなってきた。
スピーカーが振動を伝えやすくなって、音量が増したのだろうと思うものの面白いものであった。





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2011年4月17日 (日)

ビクターEX-BR3ウッドコーンのエージング10日

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ウッドコーンスピーカーのビクターEX-BR3を毎日聴いてエージング(鳴らし込み)している。オーディオに関しては、買って直ぐというのは中々思った音が出ないという感じである。測定器で測ると全音は出でいると言うのだか、人間の耳によると違って聞こえる。
普通の紙で出来たスピーカーの場合、劇的な音の変化というのは中々実感されないことがある。そして、最初の音質に我慢出来なくて何やら調整したりケーブルを取り替えたりと言うことをしてしまうために、エージングの劇的な音の変化というものを感じないことが多かったりする。
良く聞き込んでみなければ分からないうちに、何か変わったかなと言うのが「紙」のコーン紙で出来たスピーカーというものだろう。
このEX-BR3ウッドコーンスピーカー類に関しては、今回付属していたスピーカーケーブルを用いてあくまでも聞き込んでみた。

設置して聴いた最初は、低音部も高音部も切れた感じで、ボーカルの声が沈んでしまって聞き取りにくいということもあった。
完全にエージングが終わっているケンウッドのLS-K711と聞き比べると、明らかに音が出でいないと言うのが分かるほどであった。
ウッドコーンスピーカーを聞き始めた最初の状況はこんな感じであった。
女性ボーカルでは、竹内まりやの声は、艶(なま)めかして中音で聞きやすいというものの、より高音のZARDの坂井泉水の声は沈んで小さく聞こえる。
同じく高音のテレサ・テンの声なども沈んで良く聞き取れない。
男性ボーカルでは、徳永英明のアルバムVOCALISTが聞き取りにくいという感じであった。
このエージングには、FM放送も受信出来ると言うことで一石二丁でFMを流し続けることにした。FM放送地方局は、ここのところの地震や計画停電について適宜放送してくれる。だから何の情報も得られない東京のキー局の放送を聴くというのは。実に無駄な感じのするのが昨今になっている。
それでFM放送を聞き始めて2-3日頃に突然、高音部の聞き慣れない綺麗な音が聞こえたりする様になった。それから少し経つと、今まで聞いたことがない妙な音が聞こえたりする。
そういう言う風に、なにか変だな思いながらCDを聞いても余り変化は分からない。
そして、1週間を経とうとしていた頃、突然サブウーハーをつけてのではないかという低音が響いた。
これでエージングが大分進んだと思ったのはこの音がしてからである。
低音部の違った音が聞こえてきたのが、それから2回ぐらい。
取りあえず、1週間約50時間鳴らしつつけてどの様な感じになったのかと言うと、ZARDの坂井泉水の声の正常に定位して沈む事も無い。
徳永英明の声も正常に聞こえた。松任谷由実は相変わらずと言うところだが、ボーカルよりバックミュージックが大きいと言うのは何時もの通り。
テレサ・テンの声は鳴らしてはいるものの、もう少し。
そして、エージング10日目には大分自然に聞こえる様になった事を確認した。
良く聞けば、音質は違うもののケンウッドのLS-K711とかなり近いものになっている。
今度は、竹内まりやの声がかなり五月蝿い感じになったのは、高音部の音がで出来た証拠。
テレサ・テンの声はこんなものかと思うが、多分もう少し高音部が出るのではないかと思われる。
ケンウッドのLS-K711の音質以外の違いというのが、当然紙と木という部分もあるのだがスピーカーケーブルの違いではないかとここに来てやっと考えられる様になった。
エージングは、あと少しという感じになってきたがやはりウッドコーンはかなり時間か掛かりそうである。
それにしても、こんな9cmのフルレンジスピーカーで良くここまで鳴るものだと感心する。

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現在のところ、このスピーカーにインシュレーターなどはつけていない。
インシュレーターをスピーカーにつける意味合いというのは、スピーカーと一緒に周囲の床や机がスピーカーの壁面として共振して音を濁らせると言うことである。
昔、ブックシェルフ型のスピーカーが流行ったときはコンクリートブロックをスピーカーの下に置いて共振を防ぐという安価な方法が盛んだった。
これで明らかに低音が締まるというのは充分経験済みで、現在はサブウーハーはCBの下に置いてある。
ミニコンポの下にCBでも無いから、アスロックとかラムダというコンクリートブロック中空版の断片でもあればそれを利用するのが最適なのだが、それもない。
ケンウッドのLS-K711の方は、展示品のインシュレーターを貰ってきたのでそれを利用しているものの、EX-BR3はそのままとした。
その理由は、スピーカーが余り振動していないという感じからである。
「MDF(Medium Density Fiberboard・中密度繊維板ピアノフィニッシュ)」の効果は充分ありという感じはある。
スピーカーが振動していないのならインシュレーターの必要がないのは当然である。
そうとはいうものの、振動していないのはミニコンポでの話で、多少音量を上げると振動は感じる。
インシュレーターの導入で、ある程度小さい音で聴いている場合は必要ないであろうし、低音がより多く出る様になったら一考する必要があるかもしれないと言うのが現状である。







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2011年4月12日 (火)

ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3を聴く

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今日クレジットカード会社からカード決済の金額を知らせてきた。それが「え!!」という金額だったので、調べてみたら復興支援、消費拡大で3月末に買ったものがもう請求されていた。
自動車保険などは、カード支払いだと3ヶ月も後になったりするのだが、3月期末決済だと恐ろしく早い。それならば買った方としても一生懸命使ってやらないと、という気分になる。
3月は憂鬱だったが、4月になっても菅政権というのは心を入れ替えて復興に力を入れるという様に感じられない。
いくつ目の組織か分からないが「復興構想会議」も議長に筋金入りのリベラル人士、五百旗頭真防衛大学校長を起用する。
これは菅総理が本気で復興会議などやる気がないと見られても仕方がないことであろう。おまけに「首相の感謝メッセージ」は、中国に特別な考慮を示すという未だに菅政権の「宗主国中国」に忠節を尽くすと言うのは変わっていない様である。

そういう嫌なことは、忘れて音楽を聴く。
そうビクターEX-BR3という9cmウッドコーンスピーカーは、嫌なことでも忘れさせてくれる様なサウンドを出す。
今までのスピーカーは「紙」で作られている。ところがEX-BR3のスピーカーは、紙の代わりに樺材のウッドコーンである。

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当然、音質というものは独特な音を出すものでケンウッドLS-K711などとは、全く異質な音質である。
具体的にどういう音なのかというと、紙に比べて非常にクリアな音質であると言うことである。別の言い方をすれば単純で音にニジミがない。
LS-K711などと聞き比べてみると、紙のLS-K711が幅広い細かい音まで表現するのにウッドコーンは、そういう幅の広い音の表現ではない。
このスピーカーが9cmのウッドコーンであることから、中音重視の設計になっていて低音や高音というのはどうしても出にくい。
だから、低音の地を這う様な音というものは一切ない。

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そして、そういう中音重視というのは、クラシックではどうも広がりに欠け、適さない気がする。特にモーツアルトだと高音部の伸びか足りないので実に迫力不足になる。
何と言っても良いのは女性ボーカルである。他のどんな紙で出来たスピーカーでもこんなに艶めかしい音質を出すものは無い。

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FM放送の音源も聞き比べてみたが、ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI、ONKYO プリメインアンプ 最大出力85W+85W A-973(S)、KenwoodスピーカーLS-K703
の組み合わせでは、全く別の声に聞こえるくらいである。
又、EX-BR3のアンプのせいなのか、非常に音の定位が良くて、正に目の前で歌っている様に聞こえるというのは中々凄いところがある。

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現状、付属のケーブルを用いて聴いているのだが、ケンウッドKseries R-K711-Nの時ほど不都合は感じない。
BELDEN 8470やモンスターケーブルに取り替えたらどういう音になるのかは次回検討する。
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このEX-BR3で女性ボーカルは艶めかしいほどのど迫力な上に、中々鳴らし切れないテレサ・テン(鄧麗君)の歌声も何とか表現出来る気がする。
一方、男性ボーカルとなると何か切れが余り良くない。
多分、低音部の紙では雑音に聞こえる部分が出でいないので、声に巾がなく薄っぺらである。加山雄三の声は何やら沈んで聞こえる気がする。
低音部のためにスピーカースタンドを使うと言うことがあって、専用のものがある。
色違い、材質違いであるEX-AR3の場合、インシュレーターを入れた方が良いと言う指摘が多い。
一方ピアノフィニッシュのBR-3の場合は、材質が硬いと言うことでスピーカースタンドやインシュレーターを使わなくても良い様に感じる。
又、低音が良くないと言うことで、サブウーファープリアウトを使ってONKYOサブウーファーシステム SL-A250(D)を繋いでみた。

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本体では、サブウーファーの切り替えがあって、ONにすると本体のウッドコーンの低音部が切られてサブウーファーに切り替わる。
実際使って見ると、低音部は増すのだが音質の違いから音のつながりが悪く、本来のクリアな音質が損なわれる。
やはりウッドコーンはそれだけの方が良い様である。
今のところ、取りあえずFM放送を流してエージング中である。
FM音源でも、たまに今まで聞いたことがない音や微妙な綺麗な音が聞こえるというのは驚くべきことである。

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それにしても、久々ずっと聴いていたい様なミニコンポにであった。



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2011年4月11日 (月)

「砂漠の女王」(The Story of Ruth)1960年を見る

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映画「砂漠の女王」は、原題「The Story of Ruth」で旧約聖書の「ルツ記」の映画化である。
この主人公ルツ(友愛の意味)とは、後のイスラエル建国のダビデ王の祖となった人物とされている。
この「ルツ記」は旧約聖書の中で美しい物語として知られているという。

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この映画では旧約聖書そのままでは映画にならないので、ルツがモアブの神「ケモシュ」の神官・巫女になっている。
この高位の巫女であったことが物語りの筋になっていて、後半から「ルツ記」に近くなってくると言う筋書き。
従って、後半の旧約聖書の筋に近くなって行くと「落ち穂拾い」という事柄が出てくる。今頃になって「ミレー」の絵がどういう意味なのか知る始末である。

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さて、このルツ役には、エラナ・イーデンという女優さんが抜擢されている。他に出演作があるかと思ったら分からなかったから多分これだけかも知れない。
制作者側のサミュエル・G・エンゲル、ヘンリー・コスターなどは、世界中から女優を探したと話している。
それは、旧約聖書で「ボアズ」という大農園主に見初められるということになっているし、聖書に登場する人物にふさわしいそういうイメージの女性を探したらしい。

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この映画紹介によるとエラナ・イーデンという女優さんは、「ハビマ劇団」出身であるという。
この映画は「ペアレンツマガジンアワード」を受賞をした。このときの映像が収録されていて、素顔のエラナ・イーデンが顔を見せているとき、最初アラブ・ペルシャ系の様に見えたものの、最後に見た感じでは間違いなくユダヤ系であった。
イスラエルの国立「ハビマ劇団」出身であることから、ユダヤ人であることは間違いないことなのであった。

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実際の映画というのは、紀元前13世紀はこんなものかと思わせることもあったが、見終わってしまえば単純な恋愛映画である。

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Webで「砂漠の女王」を検索すると、紀元前3世紀のローマ帝国と覇を争ったパルミラの女王(ゼノビア)の話がで出来てしまうので、実はそっちの話かと思ったのである。

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書道展三昧の一日・翠書道会展・2011えと現代書展 他

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4月の第二日曜日、この日は東日本大震災がなければ相馬が原の自衛隊の桜祭りだった。自衛隊駐屯地の廻りは桜ばかりで、桜を見ると言うのも良いのだが、実際は自衛隊のお祭りなのである。だから子どもの頃は、戦車に乗ったり中に入ったりと言うことをした事もある。しかし、多少遠いし、「行くぞ」という心構えがないと中々行けないと言うので、気力のなくなった今ではほとんど覗いた事も無い。

それにしても、今年の桜は大分遅い。例年だと小学校の入学式には桜が残っているかどうかと言うところである。
うちの子の入学式の時は、何とか桜のあるところまで来て写真を撮った。それも翌日には雨が降って葉桜になった。

書道展というのも3-4-5月は社中展や個展、企画展などが目白押しである。しかし、震災の関係から3月と4月上旬の書道展は全て遠慮させて貰った。
書道展は、1年も前から企画されるもので直前になって中止すると言う特殊なものもあるものの実はどうにもならないことが多い。
それで、3月中旬以降に展覧会の記事が地方紙に掲載されたときは、多少後ろめたい気持ちもあったと共に、よく展覧会を挙行したと思うものである。
しかし、大震災から1か月を経とうとしていて、又「自粛は良くない」と言う風潮で、本日から展覧会の解禁と言うことにした。
いずれにせよ、この日曜日に掛けて3つの書道展があった。
「大井美津江展」(妙義山美術館)
「2011えとの現代書[うさぎ]展II」(ライフアップスクエア アイズ)
「翠書道会展」(前橋市市民文化会館大展示ホール)

‥‥‥と言うことで、朝から昔松井田今安中市になった妙義山の裾野まで行くことにした。
この妙義山美術館、土曜日、平日に行くと1時間20分くらい掛かってしまう。
国道18号というのは、大混雑の幹線道路で本当に嫌になるのである。日曜日だと1時間掛からないとか、50分と言うこともあるのだが今日は1時間10分くらい掛かった。

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カメラメーカー: RICOH
カメラモデル: CX4
レンズ: RICOH
撮影日時: 2011-04-10 11:40:25 (タイムゾーン情報なし)
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露出時間: 0.0014 秒 (1/710)
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露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
画像方向: 標準
色空間: sRGB
GPS 位置: undefined, undefined
キャプション: Exif_JPEG_PICTURE
ソフトウェア: CX4 Firmware

選挙と花見客が多いのか、長距離のクルマは少ないものの右折車が多いこと。
この妙義山美術館の「大井美津江展」(風のしらべ)は、次回会場風景の動画を公開するので置くとして、午後2時に帰って来て二つの展覧会をはしごした。

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「翠書道会展」、会長は福田惠泉先生の社中と言うことなのだが、会長の名前は知っていても「翠書道会展」というのは聞いたことがなかった。
出品者が130人前後もいる大社中展で、どこ系かと思ったら「あきつ会」系(かな)だった。
顧問が柳井和翠先生なので、その系統と言うことである。
こういうかな書道というのも、種々な流派があって中々一通りではないと言うのが難しいところで、この「あきつ会」系でも違う傾向のところもある。
毎日書道展などを見に行けば、もっと多くなるから益々分からないと言うものだろう。

1302480685 カメラメーカー: RICOH
カメラモデル: CX4
レンズ: RICOH
撮影日時: 2011-04-10 15:20:06 (タイムゾーン情報なし)
焦点距離: 4.9mm
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露出時間: 0.031 秒 (1/32)
ISO 感度: 271
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画像方向: 標準
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GPS 位置: undefined, undefined
キャプション: Exif_JPEG_PICTURE
ソフトウェア: CX4 Firmware

「2011えとの現代書[うさぎ]展II」(ライフアップスクエア アイズ)
毎年行っている「えとの現代書」展。

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ことしは、うさぎ年だから「兎」と言うことらしいが、真下先生によると中々兎の解釈が難しくて難儀したという。
作品は、葉書大、色紙大から大作までという点数としてはかなりのもの。但し、作品は会場あちこちにインテリアとして飾られているので一般の書道展というのとは大きく違う。
作家は、真下先生以外余り知っている名前も見つからないので実際のところは良く分からない。

1302480728 カメラメーカー: RICOH
カメラモデル: CX4
レンズ: RICOH
撮影日時: 2011-04-10 15:57:44 (タイムゾーン情報なし)
焦点距離: 4.9mm
絞り値: f/3.5
露出時間: 0.0034 秒 (1/290)
ISO 感度: 161
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: はい (オート, リターン検出)
画像方向: 標準
色空間: sRGB
GPS 位置: undefined, undefined
キャプション: Exif_JPEG_PICTURE
ソフトウェア: CX4 Firmware

いずれにせよ、朝からスギ花粉一杯の妙義山から前橋市内まで一日中展覧会廻りだったから、帰って来た5時頃には「(涙目で)目が空かなく」なった。
回復するのに小一時間を要し、夕食後には「砂漠の女王」(ユダヤ建国の祖の物語)を見てしまったから目には良くなかった。




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2011年4月 9日 (土)

その1・ACの不買運動に反発して経済復興・ビクターEX-BR3を買う

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つい最近までACでテリー伊藤氏まで動員して「必要がないのに買うのは止めよう」というキャンペーンをやった。
実はこのACのキャンペーンは変なものだった。なぜなら、そのキャンペーンが始まったときには、流通が改善されてスーパーには必要なものが並んだ。しかも、一時のパニックの時と違って誰も米など買ってはいない。
それこそ「必要がないのに」買う事は無かった。そういうときのACの言う「必要がないのに買うのは止めよう」とは消費を萎縮させ、買うべきものさえ押さえる様な感覚になった。
即ち、ACの「必要がないのに買うのは止めよう」とは、消費させるのを押さえて経済を萎縮させようという悪辣な企(たくら)みとしか思えなかった。
ところが、そういうACの悪質な企みと思えてしまうキャンペーンがなくなったと途端に、今や「自粛は止めよう」というオンパレードになった。
しかも、それに便乗して毎日新聞では「東京都知事選 自粛モード、誰のため?」と石原都知事批判に躍起になっている。
ここにリベラル学者代表の御厨貴東大教授の話しが出で来るところに矛盾した妙な面白さがある。
それは「少なくとも2、3カ月は選挙を遅らせるべきだったと思いますね」(御厨東大教授)と言うことなのだが、それは自民党などが主張したはずだ。
それを民主党は大震災を隠れ蓑に、劣勢を跳ね返せるとわざわざ地方選挙を強行した。
前出の御厨東大教授は、その理由を「この大地震によって都民の考えが明らかに変わったから」(御厨東大教授)と説明するのは至極当然である。
なぜなら東国原英夫候補は、宮崎県での後始末をせずに宮崎を逃げ出し、国政に打って出ると思いきや、石原都知事の失言で出馬した様な人物。
「ワタミ」創業者・渡辺美樹候補は、政治経験ゼロの人物。
そして、御厨教授が言っている様に菅政権の不手際や消防隊に対する海江田大臣の不手際なとが、責任を取らない人物、信用のおけない人物は「危機一髪」の時には頼りにならないと自覚したと言うことである。
この東日本大震災という危機で候補者の誰が頼れそうなのかとみれば自ずと結論が出でしまう。
どう見ても無責任という感じのする東国原英夫候補。
東京都というEUの一国にも相当する巨大都市東京を運営すると言う点に関しては、政治素人の渡辺美樹候補では荷が重すぎる。
共産党の小池晃候補は、今度の大震災で反自衛隊、反米などの共産党などリベラル人士が何の役にも立たなかったと言うこと嫌と言うほど思い知らされた。
結局毎日新聞の「江畑佳明」の署名記事は何が言いたかったのか良く分からない。

前置きが長くなった~

いずれにせよ、そんな自粛ムードに反発してか疑問だが、ミニコンポ・ビクターEX-BR3を買った。
このビクターEX-BR3というのは、EX-AR3という「ウッドコーン」スピーカーモデルのブラック版である。
このAR-3とBR-3とは、単に色違いと言うだけでない。
BR-3ではスピーカーの素材にAR-3の「天然無垢チェリー材」では無く「MDF(Medium Density Fiberboard・中密度繊維板ピアノフィニッシュ)」を使い重くなっている。

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この「ウッドコーン」(樺材)スピーカーがどんな音色で、どういう感じなのか次回から徐々に検討して行きたい。
いずれにせよ、従来からあるコンポのスピーカーとは全く異にする音色と音質を出すと言うのは又一興である。

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2011年4月 4日 (月)

期末セールで買ったロジクール Speaker System Z523BKの真相

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今更ながらロジクールSpeaker System Z523BKというPCスピーカーを買った。
このZ523BKも発売2年も経ち、上位モデルのZ623が昨年に発売されている。このことからつい最近ではヤマダ電気の日替わり商品にもなった類(たぐい)のものである。

PCスピーカーは、メインのパソコンでは昨年の春先に種々総入れ替えしてシステムを構築したから今更いじると言うこともない。実際、こちらではこれ以上の音質を望むというのは無理である。
ちなみに構成を書いておくと‥‥
ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI
ONKYO プリメインアンプ 最大出力85W+85W A-973(S)
KenwoodスピーカーLS-K703
ONKYOサブウーファーSL-057
ケーブル・20年前の極太SPケーブル(品番不明)
全体にオンキョーでまとまってしまっている。それは近年安く手に入るPC関係ではONKYOぐらいしかないという結果である。
但し、ONKYOの音質というのは好き嫌いが昔からあって、「キンキン」するとして嫌いな人も多い。その内に全てONKYOにしてみてどうなのか暇が出来たらやってみようと思うのだが、Kenwoodのミニコンポ用のLS-K703がかなり良い感じで音を出してくれる。
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=3109791

ミニコンポKseries R-K711の音の改善結果」

このLS-K703というのは、Kenwoodの上級ミニコンポKseriesの片割れで、CDレシーバーR-K711-NとスピーカーシステムLS-K711も所有しているからLS-K711の兄弟分である。
そのLS-K703がONKYOのアンプでKenwoodらしからぬ音が出ると言うのは面白いものである。
このSpeaker System Z523BKは、サブに使っている作業用マシンに取り付けている。
今までは、ロジクール Speaker System Z4iという一時期大好評だったシリーズの製品を接続していたが、今回多少のバージョンアップと言うことになった。


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Z4iというのは、サブウーファーとサテライトスピーカーが完全に分離できるもので、サテライトスピーカーだけ上質なものに交換してやればそれなりに使えるものであった。
しかし、全体の音という分野ではサブウーファーはボコボコ、ドンドンとしか鳴らない。それでサブウーファー出力を押さえれば付属のサテライトスピーカーでは高音部が荒く、FM音源でさえラジカセに負ける。
単にPCスピーカーとしてなら、オンボードサウンドが高音部を表現できないのでZ4でも問題はないところでもある。
こんど購入したSpeaker System Z523BKはZ4の後継機と言うより新しい系列のPCスピーカーである。
実際は、PCスピーカーと言うより液晶テレビに繋いでDVDなどを楽しむように設計してあるようで、音楽用の中高音域はあまり出ない。
別の言い方をすれば、人の声が聞き取りやすい音域を重視している気がする。
Z4に比べれば、サブウーファーは底面にスピーカーが付いた本格仕様になっているし、サテライトスピーカーは前後にスピーカーが付いたサラウンド仕様。

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そんなものだからPCに繋いで聞いてみると、Z4に比べ音質は明確なものになっている。しかし、PCに繋いで聞いていると高音部を表現できない元々の音源が悪いので、他のスピーカーと聞き比べる事は出来ない。

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そんな場合ラジコ(インターネットラジオ)でFMを流し、ミニコンポと聞き比べるとその差というものがはっきりする。
ラジコの場合、実際の放送と一テンポ遅れるので実によく分かるが、高音部がはっきり切れていることがよく分かる。(PCのオンボードサウンド)
対策としてはサウンドカードを追加してやれば音質は改善すると思うが、それではSpeaker System Z523BKを買った意味がない。
いずれにせよ、最終的に音を聞き比べるにのにミニコンポのスピーカーと代えてみて確かめた。ミニコンポとは、「ミニコンポKseries ケンウッド CDレシーバーR-K711-NとスピーカーシステムLS-K711+ONKYOサブウーファーシステム SL-A250(D)」である。
スピーカーシステムLS-K711もBELDEN 8470というスピーカーケーブルに取り替えてエージングしてあるから、取りあえず満足する音質にはなっている。

「BELDEN 8470でサブウーファーケーブルを作ってみた実験」

これで聞き比べると、根本からして音楽を聴くスピーカーシステムとは思想が違うことがよく分かる。
基本は、人の声が良く聞こえる音域に設定してあると言うものの女性の高音域当たりになると近くでは問題無いが、遠くからでは良く聞き取れない事がある。
一方、音楽用のLS-K711では極めてクリアーに高音部が伸びていて比較にならない。
ロジクールSpeaker Systemの思想がはっきり分かるものであった。

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こんな感じで、上位モデルのZ623は「THX(R)認定の2.1chスピーカーシステム」と言うTV用のスピーカーで音楽用ではないと言うことがよく分かる。
これなら、取りあえずSpeaker System Z523BKで充分という感じである。
尚、TV用なら本格的なホームシアター スピーカーを買ってしまった方が後腐れがなくて良いのではないかと思ったりもする。


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