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2011年5月15日 (日)

家系図を作ってみて分かった面白さ

家系図を作ってみて分かった面白さ

 

先日従姉妹くらいに相当する親戚が亡くなった。小生くらいの歳になると親というのは過半が亡くなる場合が多い。そして、昔の友人というのがボツボツなくなったと言う話を聞いたり、年賀状の返事の代わりに訃報を書いた寒中見舞いが来たりもする。
母方の実家では、墓の改葬をするとかで法事に託(かこつ)けて親戚縁者が集まったことがある。旧家だと、昔は土葬だったから人1人亡くなると一つの墓が出来る。それで沢山の墓が出来て、故事来歴というのが一目瞭然と言うこともある。
そこで渡されたのが、墓を元にして作られた過去何代に亘っての直系だけの家系図である。直系だけだから、その家系図には小生などは影も形もないどころか母の名前すら無い。
それで、「わが家」はどうなっているのかと戸籍謄本を見て概略をつかんで一つ作ってみた。
自分の直の家系は、見知っている人もいるのだからあっと言う間に出来てしまうし、明治以前というのは付票で分かる事もあるし、分からない事もある。
それでも曾祖父の時代くらいは粗方判明した。
ところが、祖父というのが埼玉から婿に入っている。それは、まったく別系列の家系の混入でその系列の家系を調べないと良く分からないと言う事になる。
実は、その家系からは母方の祖母が出でいて、益々複雑な親戚関係というものを形成している。
昔というのは、こういうふうに親戚、遠縁からの姻戚を持ったのでこんなことになっているというものである。
その祖父の戸籍謄本というのは、不思議なことに母の戸籍謄本を取ったときに母の実家の市役所から交付された。多分、事前に種々の姻戚関係を説明しておいたので取り寄せてくれたのかもしれない。
それで図らずも祖父の姻戚関係が明らかになって、家系図の横の広がりというものがはっきりした。
その戸籍謄本、実は非常に読みにくい。筆書きだったり、良く分からない癖字で細かく書かれていたりなのである。
それを解読するだけでなく、系列化して行くと言うのは結構面倒である。但し、戦前は「家督相続」であったので一つの戸籍謄本で全て書かれてある。
それが戦後になると、分籍になるのでほとんど分からないと言うものなのである。
その手書きでまとめてあった二家族の家系図を、パソコンで書き直して見るといろいろ疑問点が出で来る。
結局、分かる範囲の4家族の家系図を一つにまとめてやっと全容が掴めたと言うものであった。
なぜそんな面倒な作業を再開することになったかと言うと、先日亡くなった親戚というのが、100歳で健在の大叔母(祖父の兄妹)のところに来た養女なのである。
その養女に来た先が祖父の姻戚関係というものだったからである。
そうだとすると、家系的にどういう関係になるのか興味を引かれるところである。
亡母あたりはピンと来たらしいが、見た事も聞いた事も無い遠縁というのはまったく未知というものである。
そうして幾日も掛けて完成に向かってきた家系図というものは、新たな興味が出で来る物なのである。
その一つというのもが、江戸時代名主だった家が大方「○右衛門」だったことである。
正確には、何代目・○右衛門である。
ちなみに出てきたのは、「安右衛門」、「茂右衛門」、「勘右衛門」である。
このうちの勘右衛門は、寛文年間までは石高500石の武士であって、主家が取り潰されて帰農したしたと年代記にあるという。
しかも、その分家には江戸町奉行所の与力もいたと言うから、江戸時代の兵農分離というのは見せかけだけである。
新田源氏の家系に位置する我が家系というのは、分家、分家となっていて実は何だか分からない。但し、現在の本家は二代で絶えていて「安右衛門」の系統から婿が来たと言うことである。
そして、母方は「茂右衛門」、「勘右衛門」の系統になっている。
もう20年前に、頻繁に世話になった親戚、遠縁というのがいたのだが、未だにこの系譜は全然わからない。
見当をつければ、母の祖母の実家の系譜らしいのだがその戸籍が手に入らぬし、そちらの親戚に会う事も無いからこれで終わりと言うものかもしれない。
そして、明治以降当地に移り住んだ曾祖父の形質を一番継いでいるのが、なんと大叔母だったとは当然ながら今頃気がついた。
小生の父も含めて、初代の形質などこれっぽっちも継いでいないというのは、良かったのか悪かったのかである。
それにしても自分の子どもを見て、隔世遺伝というのは悪い形質として良く出るものだと感心する。まったく困ったものなのである。

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