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2013年3月

2013年3月31日 (日)

AeroCool LCD ファンコンTouch2000

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平成24年度も31日で終わり、翌日から新年度。新年度になったから良いことがあるかと言えば何もナシ。
この個人的には何もないのだが、まわりの体制ががらりと変わる。
住んでいるマンションの管理会社が突然に契約終了ということで、31日は朝から公民館で相見積もりを取っている管理会社三社のプレゼンがあった。
こうして比べてみると今までの管理会社は値段が高くて、サービスが余り良くなかったということがよく分かる。
どうも今まで20年以上のつきあいの小さな管理会社というのは、スケールメリットやノウハウが不足して他社が参入したらとても太刀打ちできないのだろうと思われる。
そして、この管理会社もある程度「すべて込み込みの総合型」、「必要最低だけ」というアラカルト型といろいろとあった。
この必要最小限型というのは、必要なときに必要な経費を出すというもので、過大なサービスを売りとしてマンションを販売する時の管理サービスの宣伝にする。
・・・・ということではなく、今まで使い続けて「これだけは必要」なものを管理会社にしてもらうことで充分であろう。

この管理会社は、5月の総会で決定するかもしれない。
こういうことも時代の流れである。

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一転して書道に移れば、今年は第65回毎日書道展の巡回展をするという。
第60回展の時にやらなかったのに、奇異に思うところだが既に表具屋に作品を持ち込み済み。
そして今年は、会員になってから初めて展覧会の「役(展覧会委員)」が回ってこなかった。
それも経費削減やらの影響か時代の流れでもある。

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その一方で、今年の春ほど普段使っているパソコンがおかしくなって、メンテナンスを繰り返していることはない。
兆候は、昨年の11月からとは以前書いたとおり。
それでほぼ同時期のビデオカード2台の調子が悪くなって、ビデオカードの交換に迫られた。

1台は、3月中旬にひとまず完了。(玄人志向・GF-GTX650-E1GHD)

もう一台は下旬に載せ替えた。(玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORT)

この件は後に多少説明するとして、OSがWindows7・64bitなので部品交換に気を遣わなくて済むというのが有り難い。

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AeroCool LCD ファンコントローラー Touch2000

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そんな感じてCM HAF 912 AdvancedのケースのPCは、コンパネ5号というファンコンとカードスロット一体型のパネルを追加した。(アイネックス I/Oパネル PF-107CR3・USB3.0カードリーダーは使えるかのエントリー)
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4811377

そのファンコンが結構面白かったので、作業機のANTEC Three Hundredの交換したANTEC純正の空冷ファンの静音化をすることにした。
この使っているAntec ファン TriCool 120mm BlueLED(回転数(RPM): 低速1200 RPM / 標準1600 RPM / 高速2000 RPM)
これは煩いので低速の1200回転で使っている。

しかし、いまどきは800回転くらいが普通だから音がうるさすぎる。
それでシステムファンは除いて全般的に静音化するために、回転数を落とすことにした。ファンの型が大きくなれば、それだけ少ない回転数で風を送れるために回転数が少ない傾向にある、従って静音。

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AeroCool LCD ファンコントローラー Touch2000

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それで小さくなれば、同じ風量を送るためには高回転ということになる。しかし、全面のファンが2台あれば低速で充分である。実は、以前の小生の実験によると1台でも大して変わらない。

しかし、こういうファンコンというのは日本では余り流行らないらしくいわゆる「ゲテモノ」扱いになる。
この取り付けは、いずれ・・・・



フェイスインターネットショップ(faith-go.co.jp)

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2013年3月29日 (金)

HP ENVY dv7-7200/CTでフルハイビジョン動画編集をする

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フルハイビジョン動画編集もする、出来る予定でHP ENVY dv7-7200/CTを買った。
しかし、実際には動画編集をしていないので、試しにどのくらい出来るかと動画編集をしてみた。
HP ENVY dv7-7200/CTには、あらかじめサイバーリンクPowerDirector 10の簡易版がインストールされている。しかし、この簡易版ではMOV形式は扱えずフルハイビジョン動画編集は出来ない。それでこのPowerDirector 10をアンインストールして、Ver11ではなく使わなくなったPowerDirector 10 Ultraをインストールしてみた。
Ver1129bからMOVにも最適になっているとして、Ver2231までバージョンアップ。(そうでないとYouTubeにアップロード出来ない??)

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フルハイビジョン動画編集完成。

PowerDirector 10 Ultraであるとすんなり編集に移れる。
ここでの問題点は、PowerDirector 10 UltraがWindows8にどこまで対応しているかである。Ver2023で「PC版Windows8に対応しました」とある。しかし、実態は(2年ほど)古いソフトなので何が起こるかどうか分からない。
・・・ということで、サクサク編集してゆく。
ここでフルハイビジョン動画編集に必須なのが1920x1080が表示出来るモニター。
HP ENVY dv7-7200/CTでは、
1.3インチワイド フルHD非光沢・ディスプレイ (フルハイビジョン対応)---(1920×1080ピクセルの画面解像度)
をBTOで選択してある。

編集するときに、小さい画面よりやりやすい。(表示が小さいが)

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それである程度のパーティクルなどのエフェクトを入れ込んでゆくと、突然停止して落ちてしまう。
正確には、それ以上エフェクトを入れると編集が出来ない状態になった。こういうことはWindows7に頃にはあったためしがなく、HP ENVY dv7-7200/CTでは8GBのメモリーを積んでいる。このどうもよく分からないのは、Windows8が4GBあたりでソフトがメモリーを使うのを制限する様な感じである。

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このところは、最新バージョンでないので諦めて、不要なエフェクトを削除して完成させた。
お遊びの部分は減った動画にはなったが、大方充分である。

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約7分のフルハイビジョン動画の書き出しに約30分弱、アップロードを入れて1時間もかからない。
昔のパソコンとは大違いである。
こんな風に手軽に、ノート型パソコンでもフルハイビジョン動画編集が出来てしまう時代になった。

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しかし、Windows8のパソコンを多くテストして、メモリーが5GB消費したということは未だない。動画編集では、今後Windows8でどこまで出来るのかやってみなければ分からないようになった。
いずれ、最新バージョンのPowerDirector 11 Ultimateで検証してみたい。

http://youtu.be/VRcYQEeE5Qg

編集した動画は、群馬県高崎市(吉井)にある多胡碑記念館で開催された「第10回群馬書作家展」の席上揮毫(せきじょうきごう)である。
★多胡碑とは日本三大古碑の一つ★

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動画にしたのは第2部かな部門の三島梅翠先生の揮毫風景。
なぜ三島先生かというと、他の揮毫者は観客と反対側を向いて揮毫風景がしっかりと見られなかったからである。

そして動画は、「笑ってゆるして」である。


 

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2013年3月27日 (水)

2013年・CyberLink MVPに選出された!!!!!

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このたび「CyberLink MVP (最優秀プロフェショナル) プログラム」によって、CyberLink MVPに選出され、登録されました。
CyberLink MVP (最優秀プロフェショナル) プログラム

このCyberLink MVPは、2013年から日本でも開始された模様。
実は昨年末に話があったのですが、そのままになっていたので今になりました。
そして今月末からCyberLink MVPになったので、特典の一部として「CyberLink MVP」用のグッズが送られてきました。

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実を言えば動画編集はAdobePremiereElements9でやっていました。このAdobePremiereElementsというのはパソコンの性能に大きく関係して非力なPCでは編集出来ません。それだけでなく分かりにくいというのが本当でした。
その昔というのは、動画編集後にエンコードするのにパソコンを一晩中動かしているというのが実情だったようです。
事実、書き出すのにパソコンをつけたまま外出というのが普通だったですね。
それが今は高性能のパソコンが出現したので、そんなことはなくなりTutorialビデオを3本作りました。

この動画編集用に高性能パソコンを作ると言うことが、今の自作パソコンになっています。

この高性能パソコンというのは、ゲーマーパソコンと瓜二つで、事実上ゲーム専用パソコンを作っているのと同じです。
ゲームはやらないのですが、性能だけは追っているという変な状態です。

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その後にプリインストールされているOEM版のPowerDirectorなどに触れる機会があり、最終的にPowerDirector10から本格的に移行しました。
このPowerDirector10に移ってから、AdobePremiereElementsでは出来なかったことが出来るというのは、面白さが倍増します。

動画編集というのは、始めたら止められないというものです。
それにしても以前AdobePremiereElements11(相変わらず買い続けている。)で動画編集したら、慣れていない人では「絶対に編集は無理」ということが分かりました。

一見簡単そうに見えるソフトや機械というのは、少し難しいことをしようとすると、とても難しいというのはいつの時代でも同じです。



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2013年3月26日 (火)

HP ENVY h8-1560jp東京生産フルカスタマイズモデル実機レビュー

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HP ENVY h8-1560jpというのは、今月に実機レビューした<水冷ゲーミングPC>HP ENVY Phoenix h9-1490jpというハイエンドモデルの「空冷CPUクーラー」版である。
この空冷といっても、いわゆる高性能空冷クーラーではなくBOX版(ここではリテールクーラーと言い換える)に入っている様なもの。

 

従って、今回のレビューはこのリテールクーラーと水冷クーラーとの差ということになる。

 

しかし、実際には「フルカスタマイズ」によって、h9-1490jpはSSDプラスHDDになっていたのにh8-1560jpではHDDのみになっている。

その他のPCケースなどは同じで、実機ではOPのワイヤレスキーボード、マウスセットがついていた。

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以下に実機のカスタマイズモデルの構成を書いてみる。

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★HP ENVY h8-1560jp ベースユニット
■OS : Windows® 8pro 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i7-3770プロセッサー
■マザー:MicroATX・インテル® Z75 Express チップセット(PEGATRON・2AD5)
■グラフィックス : NVIDIA® GeForce® GTX660(HP original)
■メモリ: 16GB PC3-12800(実機はMicron製)
■HDD : 1TB  (SATA, 3Gb/s, 7200rpm) (実機はSeagate ST1000DM)
■光学ドライブ: ブルーレイディスクドライブ(HP-BH40N)
■無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n + Bluetooth 4.0(OP)
■有線LAN:10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
■カードリーダー : 15in1メディアスロット
■サウンド機能:IDT 92HD73E (HighDefinition Audio 準拠、チップセット内蔵)
■電源: 600W電源 【ATX電源、Active PFC搭載】
■ワイヤレス・USB日本語(109A)キーボード & USB光学スクロールマウス
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これでパソコンの内部を見てみると実にすっきりしている。それだけ水冷というのは複雑になったりする。
この1560jpに使われている「リテールクーラー」は、メーカーではBOX版という付属クーラーと同梱されたCPUを買うわけ出ないのでクーラーは社外品である。
ここでは、クーラーマスター製のHPモデルというIntelのBOX版に付属するクーラーより、多少ヒートシンクが縦方向に大きめのものが使われている。

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しかし、OCCTによる実測では性能的にIntelリテールクーラーとほとんど変わらない。

このh8-1560jpは、見た目ではHP ENVY Phoenix h9-1490jpとほとんど変わらない。
違うと言えば、赤いCPUクーラーファンのLEDの光ぐらいである。

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それで起動にどのくらいかかるのかというと、22.4秒(スタートのタイル画面が出て来るまで)であった。

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これは、SSDを使う「HP ENVY Phoenix h9-1490jp」より約3秒ほど遅い。

しかし、感じでは気にならないレベルである。
それでいつものMicrosoft Assessment ConsoleでBoot performance、Startup and Shutdown Experienceを見てみると14.79秒3.47秒余計にかかっている。
この差というものがそのまま起動時間に反映されるというわけである。(多少の誤差はある。)
それはそのままshutdown継続期間に反映され8.114秒かかっている。
(Phoenix h9-1490jpは、5.381秒)
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それで問題は、このリテールクーラーとPhoenix h9-1490jpの水冷クーラーとの差をOCCTで1時間回してみて、その温度特性を計測した。

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結果は、一般的なリテールクーラーと全く同じでデーター的には95℃程度まで達しているが大方最大84℃である。
これはPhoenix h9-1490jpの水冷クーラーでは62~69℃であることから15℃くらい冷やすのに効果がある。
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それでは是非とも「水冷クーラー」が必要なのかというと、ゲームのBenchmarkを見ても分かるようにゲームではグラフィックスカードが中心になる。
従って、Benchmarkではグラフィックス : NVIDIA® GeForce® GTX660の温度が72℃まで上がっている。

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しかし、フルハイビジョンの動画編集をするときにはソフトウェアエンコードが普通なのでCPU をフル回転させる。
特にAdobePremierEelementsのレンダリングや書き出しであるとフル回転になる。

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ここでHP製のNVIDIA® GeForce® GTX660について考えてみると電源供給は、普通が6ピンx2なのに一つという省エネ設計でGXT650並になっている。近年NVIDIA® GeForce® GTX650で電源供給不要というものも出て来ている。
それでHeavenBenchmark4.0の時に、PC、モニター、スピーカーの使用で最大瞬間で180W程度だった。

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前回のレビューの小生(Syuun)のELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniになると、GTX 560 Tiなので大食らいで6ピンx2でBenchmark時にも80℃に達する。従って、ヒートシンクも結構しっかりしたものになっている。
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その他、グラフィックス : NVIDIA® GeForce® GTX660の性能というのは、 HeavenBenchmark4.0、ファイナルファンタジーXIV・新生エオルゼア ベンチマークでも測定誤差程度のものでほとんど同じ。

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又、このレビュー機には、ワイヤレスキーボード、マウスセットがついていた。
今の時代では、「ワイヤレス」というのが普通に使われていて小生も「ロジクールのワイヤレスキーボードとマウス」を使っている。
しかし、この付属のものはあまり使い勝手が良くないもので、こういうものは無理しても良いものを別途購入した方が最良と思われる。

・・・・とは言うものの、BIOSに入るときに「ワイヤレス」が使えないことが多く、有線USBキーボードやマウスも手放せないものにもなっている。
それどころか現在買い増ししている状況でもある。
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その他、OCCTでメモリー消費量を見ると、Phoenix h9-1490jpでは4GBを使い切る様なものであったが、今回は多少オーバーしている。
しかし、メモリーは8GBで良いということが分かる。

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結局結論としては、
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長時間のフルハイビジョン動画編集をしなければ、敢えて「水冷CPUクーラー」を選ぶ必要もないところである。
そして、フルカスタマイズなので起動ドライブにSSDを選択すると起動が多少速くなりWindows8のさくさく感が増す。
但し、Windows7の頃の様に劇的に速くなると言うことはない。

従って、次回の自作パソコンにはSSDを使うかHDDで誤魔化すかと考えているくらいなものである。

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2013年3月23日 (土)

旧型NVIDIA GeForce GTX 560 Ti グラフィックスで遊ぶ最新Benchmark

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今では旧型製品になったELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniを処分価格で購入した。それで、今までに購入したNVIDIA GeForce GTX 560、GTX 650やその他最新のGTX 660などと比べてみたい。
ビデオカード・グラフィックスを交換するというのは、自作パソコンの醍醐味の一つである。長年パソコンを使って行くうちに何となく壊れて行くものにこのビデオカードがある。それは時代を経ると共に大幅に陳腐化して行くのが激しい。
デスクトップ型パソコンであるとノート型パソコンと違って、OSを更新したり部品を代えたりして、かなり延命が可能である。
その一方で最新ビデオカードが高価で買えなかったものが、旧型になれば半値以下になって手が届くということもありうる。

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今現在ゲーマーパソコンに積まれているビデオカードというのは、NVIDIA GeForce GTX 660になっている。2012年の夏には、GeForce GTX 680を積んだゲーマー用パソコンも売りに出されていた。(レビュー記事参照

http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4401767

http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4395544

しかし、GeForce GTX 680の価格(5-6万円)に対する性能すなわちコストパフォーマンスは高くない
ゲームソフトも余りに高性能のビデオカードを要求するようでは売れないから、大方中程度のもので良いようになっていると思われる。
そういうところでのCPが高いのがNVIDIA GeForce GTX 660(大方20,000円前後)ということになる。
これで重いゲームである「ファイナルファンタジーXIV」などは、ほぼ快適に起動することが以前のBenchmarkから確かめられる。
HP ENVY Phoenix h9-1490jp水冷CPUクーラー搭載ゲーミングマシン実機レビュー

http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4796447

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そこで20,000円出してNVIDIA GeForce GTX 660を買えれば世話がない。しかし、そこまで金を出さなくとも今や「ワゴンセール」になっている旧型製品のNVIDIA GeForce GTX 560Ti、560ではどうかというのが狙いであった。

NVIDIA GeForce GTX 560については、玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORTで確かめてある。
この玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORTであると、GeForce GTX 660に迫れるかと言えばもう一歩及ばすである。

それで今回ELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniに換装した。
このビデオドライバーはGTX560と同じものであるので、換装して認識させたあと再起動させれば使える。

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まずのBenchmarkソフトを起動させたとき、NVIDIA GeForce GTX 560ぐらいから感じたことで、Benchmarkの起動が速かったり、映像が明るかったりする。
Benchmarkの数値が悪いものというのは、映像が暗く鮮明でないというのが特徴でもある。

今回のELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniの場合はその明るさが鮮明で、以前にGTX680でBenchmarkを取ったことを思い出すものであった。

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ELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniの温度は、HeavenBenchmarkだと、80℃くらいまで達する
これは、miniにしたことによるであろう。
しかしファイナルファンタジーXIVでは、60℃代で収まったので普通に使うぐらいなら問題ないであろう。

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HeavenBenchmark4
FPS
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30****重いゲームでも快適
↓‥‥‥‥NVIDIA GeForce GTX 660(29.1)


25‥‥‥‥ELSA GLADIAC GTX 560 Ti mini(24.9)

↓‥‥……玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORT(22.0)

20****軽いゲームなら快適‥‥玄人志向・RD-HD6870/OC(20.8)
↓‥‥‥‥SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZ EDITION(19.4)


15‥‥‥‥玄人志向・GF-GTX650-E1GHD(14.9)

※※※同一環境(PC)で測定していない数値もあるので参考値

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結果は、NVIDIA GeForce GTX 660に比べてHeavenBenchmark4では多少及ばずである。
しかし、CPUとも関係する「ファイナルファンタジーXIV・新生エオルゼア ベンチマーク」では、GTX 660に差は付けられているとはいえ事実上の大きな差異というのは見られない。

10,000円~程度で買えるNVIDIA GeForce GTX 560Tiで、ゲーマーマシンは現状充分であろうという感じがある。

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2013年3月20日 (水)

アイネックス I/Oパネル PF-107CR3・USB3.0カードリーダーは使えるか

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Windows7の頃のUSB3.0対応カードリーダーがWindows8パソコンではUSB2.0でしか機能しないというのは以前述べたことがある。これはWindows8ではUSB3.0がOSでサポートされてUSB3.0のドライバーは、Windows8のものと置き換わっていることによると思われる。
それでWindowsXP/VISTA/7/8と最新のOSまでサポートして「UHS-I」対応するという、「アイネックス 5インチベイ マルチフロントI/Oパネル PF-107CR3」という製品を買ってみた。この製品は2月に市場に出てきた新製品で、まだ紹介記事やレビューというのを見ていない。だから「人柱」で買ってみた次第。

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結論から先に言えば、Windows7pro・GIGABYTE GA-Z68X-UD3H-B3のマザーボードでは認識しなかった。
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ここで製品説明箱書きに「ドライバ不要。Windows標準のドライバで動作します。」というのが引っかかった。
要するに、Windows8やルネサスなどのその他のドライバーに対応するのかということである。
それでまずはパソコンのメンテナンスを兼ねて、取り付けてみることにした。

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実のところどういうわけか後部のシステムファンが暴走して煩くて仕方がない。
ファンコンを入れて制御してやろうという魂胆もあって、定評のある「サイズ・コンパネ5号 カードリーダー/ファンコン SCKMPN-3000」という 5インチベイのものも追加した。
(ファンコンをするから、空冷ファンも追加)

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メンテナンスの方は、清掃とDVD-Rドライブの交換が主である。買って半年のAD-7280S+Sの開閉が不良というより直ぐに閉まってしまう不具合。バルク品なのでとりあえず手持ちと交換。

★アイネックス 5インチベイ マルチフロントI/Oパネル PF-107CR3

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このカードリーダーPF-107CR3は、USB3.0の内部コネクターでUSB3.0x1とカードリーダーを繋げ、他のUSB3.0x2は背面のコネクターから延長という単純なもの。そしてUSB2.0は単にハブになっている。
だから問題はカードリーダーのみ。
接続もあらかじめI/Oパネル PF-107CR3にケーブルが接続してあって簡単であった。

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最近の5インチベイパネルは、筐体がプラスチックでネジが使えないものが多くなっている。これは近年のPCケースがドライバーレスのワンタッチでドライブ類が脱着できることに由来する。

アイネックス 5インチベイ マルチフロントI/Oパネル PF-107CR3

このI/Oパネル PF-107CR3は、カードリーダーのみ認識しないもので、多分Windows8のドライバーでしか使えないものであると思われる。

それならばWindows8専用とすれば良いもののWindowsXPから使えますというのもどうかと思う。

これでAmazonに返品処理をした。

返品したというのは、こういうPC部品というのが手作業で作られていないというもので、このロットすべて同じと考えるからでもある。

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★サイズ・コンパネ5号 カードリーダー/ファンコン SCKMPN-3000

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コンパネ5号 (SCKMPN-3000) ※生産終了に伴い、初期不良・付属品欠品等の場合は返品でのご対応となります。 ファンコン、カードリーダー、フロントUSBやe-SATAなどなど5インチベイ1段に多数の機能をもったマルチパネル系製品 icon icon icon
この製品は、既に生産中止して流通在庫のみになっている。

しかし、長年作られてきたものだけに割合エラーが少ないものと思われる。

しかし、同梱の取扱説明書に不備があって、修正版をネットのPDFから落とさないと完全には設置できない。

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今回、すべてのケーブルを接続しようと思ったのだが、SATAポートの空きがなかったのでパス。
「マイク/オーディオ」は、マザーボードGIGABYTE GA-Z68X-UD3H-B3のコネクタ交換で手が入らなかったのでこれもパス。
「パワースイッチ/リセットスイッチ」は、PCのスイッチと近いのでパス。

結局使っているのは、USB2.0カートリーダーとUSB2.0、ファンコンになっている。

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それにしても「コンパネ5号」は、自作パソコンを作っている人しか配線できないだろうというほどの説明不足。

添付取説には、「パワースイッチ/リセットスイッチ」の極性などが書かれていなかった。
(PDFで確認)

このメンテナンスで余っていた「ENERMAX PCケースファン TBアポリッシュ14cm ブルー」を取り付けてみた。最大750回転なのでかなり静か。

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パソコンの部品というのは、結構余っていても不思議と使ってしまうものである。

以前告知してあった「NVIDIA® SLI™、CrossFireX」。

CrossFireXは、種類の違うビデオカードでも構成できるが、NVIDIA® SLI™ であると同じ種類でないと構成できない。
たとえばGTX660同士ならメーカーやクロック数が違っても可能だが、GT660であると出来ない。
それでここのところ「金を使いすぎていたので」買おうと迷っていたビデオカード2種を買いそびれて、多少手に入るのが先になりそうである。
NVIDIA® SLI™がかなり有効であるBenchmarkソフト「バトルフィールド」も手に入りづらいので種々考え中でもある。

但し、 エルザGLADIAC GTX 560 Ti miniは購入したのでテストはしてみる予定。

AeroCool Strike X Panel

Touch 2000

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2013年3月16日 (土)

ゲーマーパソコン・NVIDIA® SLI™技術、CrossFireXへの自作の道

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今年の自作パソコンをどういう風に作るか、今種々検討中である。
まずは、パソコンケースからと、多少安く出ていたCoolerMaster CM690 II Plus NVIDIA edition rev2を買ってみた。
このCM690 IIを分解してみると以前のHAF 912 Advancedと同じようなもので余り面白くない。面白くないというのは、間違いなくうまく組み上がってしまうということと、こんなことが出来そうという冒険もない。
そうこうしているうちに、今年は簡易水冷にしてみるかという良からぬ思いがよぎって、これまた安く売られていたCorsair Carbide 500RというPCケースを買ってしまった。

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このCorsair製だと、H100i CW-9060009-WWが天板のスペースに乗る。
水冷になるとPCケース内のエアフローが悪くなるところ、Carbide 500Rだと「サイドに200mmファン×1標準搭載」。
これならNVIDIA® SLI™をやっても直接ビデオカードを冷やせることになる。
SLIをすると、ビデオカードにもよるが高負荷で最低500W程度は必要。・・・とすれば近年650Wぐらいが多い電源も余裕を持って760W位は必要か??

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CORSAIR Carbideシリーズ 500Rホワイトモデル
実際にはどうするのか解らないが、取りあえず既存のPCを利用してある程度出せるところまでの実験はするつもり。
Win8になってからの「Storage Spaces」を検討してみたがパフォーマンスが上がらない様なので、却下の模様。

そんなわけで訳も分からず「安い」ビデオカードばかり買い集めている。
しかし、「玄人志向・GF-GTX650-E1GHD」を買ったのは、元々 ASUS P5Q-Eを使ったパソコンのビデオカード(HIS RADEON HD4670 IceQ DDR3 1GB H467QS1GH)にエラーが出ているための換装用。

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このHIS RADEON HD4670は、昨年末には何故か起動時に「ブラックアウト」して使えないことが何度もあったもの。
それが最近よく見たら、表示する文字が滲んできたほどに悪化。
これは花粉症で、涙で滲んだのではなかったという結果。
それでようやく本日、ASUS P5Q-Eのパソコンをメンテを兼てGF-GTX650-E1GHDと換装した。
HIS RADEON HD4670に比べれば、実に短いのでケース(Antec ThreeHundred)内部がすっきりした。

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この2008年夏のふるいパソコンもWindows7になっているので、最新のビデオカードでも対応する。しかし、CPUがIntel Core2Quad Q6600というものなので、あまりハイエンドのビデオカードでは性能を発揮出来そうもない。
それでGTX650程度が限度だろうということである。
しかし、HIS RADEON HD4670を買ったときは結構ビデオカードの値段も高かった。
今、GF-GTX650-E1GHDという安くて、そこそこ性能が良いカードが買えるのは実にありがたい。(重いゲームでなければほとんど可能)

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このASUS P5Q-Eでは、ビデオの性能を発揮できないと思ったのは、エクスペリエンスインデックスが昨年のパソコンP8Z77-Vでの比較からも低く出ているからでもある。

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これで今まで出ていたビデオカードに由来するいろいろな珍現象が一挙に解決した。
それだけでなく、デスクトップの壁紙がこんなに綺麗だったのかと改めて思うものでもあった。

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その他残ったビデオカードは他のPCの換装に出来れば使いたいが、microATXのAcerはビデオカードが完全に壊れるまで待つことにする??



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2013年3月13日 (水)

旧世代GeForce GTX 560と・GTX650のHeaven4.0Benchmarkを計る

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2月にあちこちの電気屋やパソコンショップを回って、売れ残り商品を探して買ってきた。
その中に8,000~9,000円台で買えたビデオカードの一つが

玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORT
玄人志向・GF-GTX650-E1GHD

などである。
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但し、GF-GTX650の方はAmazonで最安値を更新しつつ売れ残っていたのを買ったもの。従い、今では共に10,000円以上している。

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GTX-560は、二年前のもので「PCI Express 2.0」である。これは今ではワゴンセールでも見かけなくなったが、昨年の秋には秋葉原のソフマップでも9,800円程度だった。

それで旧世代のGF-GTX560と半年前に発売されたGF-GTX650を比べてみることにした。
このパソコンには、SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZが取り付けてあるのでその比較も出来ることになる。
取りあえずのパソコンの構成は、(2012年8月制作)

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●OS--Windows(R) 7  Pro 64ビットOEM
●CPU--Intel Core i7-3770K
●メモリ-8GB (4GB×2) W3U1600HQ-4G (PC3-12800-4GBx2)
●HDD/SSD-
★Intel SSD 330 Series SSDSC2CT120A3K5 RESELLER BOX品×2
RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks) 0-ストライピング
★データー用・Seagate ST2000DM001  (2TB/SATA)
●CPUクーラーZALMAN CNPS10X Optima+Arctic Cooling 絶縁タイプ熱伝導グリース
●ドライブ--SonyOptiarc DVD-RAM/±R(1層/2層)/±RW対応 SATA接続 5inchベイ DVDドライブ AD-7280S+S

 

●グラフィックカード-SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZ EDITION 1G GDDR5 PCI-E DVI-I/DVI-D/H (SAHD777-1GD5VPXR0)

 

●電源--ZALMAN ZM500-GT 500W80PLUS認証取得電源
●PCケース・ZALMAN Z9 U3
●その他、追加ケースファン、CoolerMaster 3.5インチベイUSB3.0アダプター RA-USB-3035-JP (USB3.0 Adapter)、マザーボード用スピーカー
●プラネックス製USB3.0PCI Expressボード「PL-US3IF02PE」
(ルネサス エレクトロニクス(NEC)製 μPD720200)


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SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZ EDITIONという大きめのビデオカードを外して、玄人志向・GF-GTX650-E1GHDに付け替えると、なんと貧弱なと感じる。
補助電源がHD7770と同じ6pin1つなのでその性能は押して知るべし。

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それでHeavenBenchmark40を取ってみると、中々伸びず 14.9
何かノート型パソコンの「NVIDIA® GeForce® GT 650M--11.7」に似てくる感じ。

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ただこの3ポイントの差は大きく、「ファイナルファンタジーXIV・新生エオルゼア ベンチマーク」では、パソコン本体の性能も加味されるので以下のBenchmarkになっている。
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その一方の玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORT

これも小さくて頼りない感じだが、太いヒートパイプと補助電源が6pin x2で何やら秘めたものを感じさせる。
但し、取り付けるときに最新のドライバーをダウンロードしておかないと他のカードとの干渉からエラーになることがある。
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HeavenBenchmark 4.0では、・・・・・・・・・22.0

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SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZ EDITION・・・19.4
玄人志向・RD-HD6870/OC・・・・・・・・・・・ 20.8
玄人志向・GF-GTX650-E1GHD・・・・・・・・・・14.9
(参考値・GF-GTX660・・・・・・・・・・・・・29.1)

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「ファイナルファンタジーXIV・新生エオルゼア ベンチマーク」では、こんなもの。

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旧型製品とはいえ、10,000円前後で買えればかなりCPは高いようである。


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2013年3月11日 (月)

古びた箱の在庫品・高式熊印泥・珍品を買う

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この3月になってなにやら買い漁る日が続く。それはデフレ脱却ということで今後物価が上がると言うより、円安でネット価格が上がっているからである。
実を言えば、今はネット価格に実店舗は価格を合わせている様である。それで今は「ネット」で安いものを探すよりは、実店舗で探す方が安いという逆転現象が起きている。
実店舗では期間限定の特売品でない限り、一端値段を下げたものをそう簡単にあげられないという実情がある。
そんな言い訳をして、今度は「印泥」を買ってしまった。「印泥」とはいわゆる印鑑を押す「朱肉」である。
この「朱肉」というものは、最近油性顔料インクになってしまっているから表具をすると流れてしまって使えない。
・・・というわけというより、そもそも印泥と朱肉は大違いである。

この書に雅印を鈐印(押す)というのは、篆刻家ではないからそれほど頻繁に行うわけではない。従って、この印泥というものを書家、書道家というのはあまり持っていないことが多い。
このあまり持っていないというのは、小生などの前衛部門(墨象ともいう)では、作品が仕上がって師匠が「OK」を出したとき、最後に師匠が鈐印するのが普通だからである。
この師匠が最後に鈴印するというのは、これでこの作品を展覧会に出す許可を与えるという意味もあって、自分で鈴印してくると「ダメ」出しされることも少なくない。
小生(柊雲)の師匠・横堀艸風は大沢雅休の高弟だったのだが、この鈴印に関しては随分といい加減であった。
だから鈐印した印が曲がることもあるし、鮮明にならないこともしばしばであった。
印章が半欠けということもあり、これは特別に「印が目立ちすぎる」ということで、そうしたこともあった。要するに、前衛書や近代詩文書であると漢字用に刻された雅印ではそれだけが目立ちすぎて使い物にならないということもある。
(古川悟先生の雅印は、目立ちすぎて使えなかったと広瀬舟運先生*武蔵野大学教授*の弁もある。)

この横堀艸風先生が使っていたのが美麗印泥(古いタイプの)という暗赤紫の印泥。昔はほとんどの美麗印泥を使うことが多く安い割に良く転写出来る。
「この美麗印泥は30年くらい前のものを持っているのだが、今の美麗は「どす黒く」なってとても使えたものではない。」

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こういう風に割合と鮮やかの部分があった美麗印泥はなくなり、最近の流行は箭鏃(せんぞく)系の明るい色を使うようになっている。
印泥というのは、鮮やかになればなるほど価格が高価になって箭鏃という種類であると上級品ということになる。

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篆刻家は、大量に印泥を使うので中国から直接買い付けてくるようなルートがあって、小生のように書道用品屋で少量買うと言うことも少ない様である。

この印泥は、吉永隆山先生(毎日書道展篆刻部審査会員)によると近年高騰しているという。
この高騰しているのは印泥だけでなく「紙」もそうなのだそうで、30年以上も前の紙を沢山持っている小生などは大金持ちになれそうだがなかなか問屋が卸さない。
そして、吉永先生の言によれば最近良い印泥は、中国での需要が多くて日本に輸入されていないという。
どおりで、最近は毎日書道展や書道芸術院の時の書道用品屋の出展で「西泠印社」の印泥は見るが、「高式熊」の印泥は見たことがない。

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この高式熊印泥には、「珍品」、「精品」、「上品」の3種類があり、「珍品」があまり高くて買えなかったので「精品」を使っていた。
幾年も前から「高式熊印泥」を使う人が多く、「つきが良い」と評判だった。この小生もほとんどこの「精品」を使って、鈴印しているため実は多少減りが早い。

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それでバーゲンをしていた書道用品屋のケースの隅で、色あせた箱の「高式熊印泥」「珍品」の1両(30g)装を買ってきた。

「精品」もそれなりに高かったと思って、箱の裏を見たら3,600円(税別)。
この珍品は、9,000円の4割引で5,400円(税別)だから結構な値段である。

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但し、今度入ってくるときは「個人輸入ならともかく」倍以上しているかもしれないので仕方がない散財というものであった。

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2013年3月 3日 (日)

11-CyberLink PowerDirector 11 UltraのPiP デザイナーを使って、簡単面白動画を作る

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第66回書道芸術院展表彰式のビデオはまだか??という要望に応えて、この表彰式のビデオを編集して公開した。

しかし、何の関わりのない表彰式などちっとも面白くない。いわば「かわいいでしょ」と他人の赤ちゃんの写真を見せられて、見入るということが少ないのと同じである。
それで、今回は「PiP デザイナー」を使って、動画の中に静止画像や動画を入れ込んで動かすことにした。

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それだけでなく、静止画像を動かすのであるから何となく「ストーリー」も与えてみた。
こういうわけで、余り見たくもない他人の表彰式のビデオの前半と後半の「お遊び」の部分を参考にして貰えたらと思う。
そうではなく、実際に表彰式に出席して写っているのなら是非見て貰えればと思う。

今回は、特別に
峰雲賞・書道芸術院大賞・準大賞・白雪紅梅賞*院賞までを収録した。
受賞者代表謝辞は、時間の関係上割愛した。

但し、祝賀懇親会の時に「ピクチャー イン ピクチャー」で入れるかもしれない。

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第65回記念書道芸術院表彰式では、香川家から「記念賞」まで記念品が出たことが映像から分かる。しかし、今年の第66回展では峰雲賞でさえ香川家からの記念品がなかった。
これも時代の流れかもしれない。

今回の動画編集での「ピクチャー イン ピクチャ」というのはその昔は高等テクニックだった。A社のPiPは、動画の中に落とし込むという方法が採られて中々分かりにくかった。
このPowerDirector 11 Ultraは、入れ込む動画をタイムラインに並べ、PiP デザイナーを起動させてその動画や静止画像の大きさ、モーションを決めればおわり。

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又、今回はこの動きと連動して、パーティクルエフェクトなどを加えて変化が出るようにしている。
そんなのでタイムラインを見ると結構複雑になっている。

http://youtu.be/ySBOwVNhllo

サイバーリンク

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