第11回ぐんま女流書道展・テーマ「創」を観覧
第11回ぐんま女流書道展が前橋市南町の前橋市民文化会館・大展示ホールで開催されている。
会期・平成25年4月27日~29日まで。
今回のテーマは「創」で、「それぞれが新たな書への思いを込め・・・」と書かれている。出品者は、全国一規模が大きいと言われる群馬県書道展の委員(審査会員)の先生方。
第1部漢字部門32名、第2部かな部門70名、第3部前衛(墨象)部門49名、第4部近代詩文・大字(少字数)20名。(県展部門の名称の差異は案内状などを優先した。)
数え間違いがなければ171名、171点の出品作である。
展覧会は、篆刻を除くあらゆる部門の先生が参加しているのでかなり見応えがあって、単に見過ごすという作品はない。
それで毎日書道展などでは知っている先生の作品を探すだけで手一杯で、どうしてもそんな傾向になる。
今回、岡田琇韻先生が新しい印を作ったので「今年はこれで頑張ります」とのことであった。それで今回は雅号印をなるべく注目して見ることにした。
それで種々見て行くと、雅印に華やかな・・華麗な雅印を使っている作品が数多く見られた。
いわゆるそれは「酒井子遠(さかいしおん)」{1927-2003}流の篆刻の前衛といわれる雅号印である。酒井先生は当然既に亡くなっているので、新しく刻すると言うことはない。
その酒井子遠流も二系統の作風(作家が二人)があることに気づいて、種々聞き込んでみて大方の想像がついた。
いずれにしろ、「書の書き手の思い」が最後に凝縮して詰まっている雅号印とその押印というものに注目するのも一興ではないかと思えるものだった。
カメラメーカー: PENTAX
カメラモデル: PENTAX K-01
撮影日時: 2013-04-27
焦点距離: 21mm (35mm 換算焦点距離: 31mm)
絞り値: f/4.0
露出時間: 0.020 秒 (1/50)
ISO 感度: 800
露出補正値: +1.00 EV
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
露出モード: マニュアル
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: undefined, undefined
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 4.4 (Windows)
<カメラの中に入っていた作品例>
書道団体・艸玄会副会長・大谷正子先生の作「築く」
カメラメーカー: PENTAX
カメラモデル: PENTAX K-01
撮影日時: 2013-04-27
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/3.5
露出時間: 0.025 秒 (1/40)
ISO 感度: 400
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: undefined, undefined
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 4.4 (Windows)
書泉会・鈴木せつ子先生の作「みよしのは」
(鈴木先生に頼まれて、特別に撮影した物の一部)
カメラメーカー: PENTAX
カメラモデル: PENTAX K-01
撮影日時: 2013-04-27
焦点距離: 31mm (35mm 換算焦点距離: 46mm)
絞り値: f/4.5
露出時間: 0.017 秒 (1/60)
ISO 感度: 1600
露出補正値: +0.70 EV
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
露出モード: マニュアル
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: undefined, undefined
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 4.4 (Windows)
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