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2013年8月 7日 (水)

実機で研究FMV LIFEBOOK WU1/L(UH90/L)を使ってみる

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FMV LIFEBOOK WU1/Lは、店頭モデルFMV LIFEBOOK UH90/Lのカスタムメイドのモデルで、富士通のWebでしか買えないノートブックパソコンである。
このカスタムメイドのモデルの特徴の一部は、OSやCPUのグレードアップ、メモリーの増設、SSDへの変更など店頭モデルUH90/Lからでは絶対に変えられない部分が出来てしまうと言うことにある。(筐体は完全に密閉されている。)
今回は、FMV LIFEBOOK WU1/Lのカスタムメイドしないモデル(FMV LIFEBOOK UH90/Lと同等)を検証して、どんなところをカスタムメイドした方が良いのかも検討したい。(本PCは借用品である。)

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LIFEBOOK WU1/L(UH90/L)の特徴
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FMV LIFEBOOK WU1/L(UH90/L)は、次世代「IGZO」ディスプレイ(超高解像度3200×1800ドット)というタッチパネル対応液晶モデルである。
電気屋の店頭で見てみても一目で分かるくらいの色の鮮やかさというのは特出する。
しかし、14型ワイド液晶パネルに超高解像度3200×1800ドットではタッチパネルで操作しようとしても指の方が太くてなかなか難しい。
それで「かんたんサイズ設定」などのアイコンがデスクトップにあったりする。

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外見、筐体の変更点など
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このFMV LIFEBOOK WU1/L(UH90/L)の筐体は、富士通では「"機能"と"美しさ"、そして"堅牢性"を備えた、日本が誇る工芸品のような存在、刀。」と表現している。
以前にレビューを書いた(以下参照)                  
LIFEBOOK WU1/J(カスタムメイドモデル)(Win8)
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4687759

LIFEBOOK UH75/HN(カスタムメイドモデル)(Win7)
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4466478

http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4449227

http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=4409105

このような以前のモデルに共通する堅牢さとスタイリッシュなところは受け継ぎながら、よりシェイプアップして以前のUSBやHDMIの入力部分もより明確になっている。

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そして、スリムなケースにも関わらずLANケーブルがそのまま接続できる新しいインターフェースも嬉しいところである。

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従って、厚みも15.5センチと変わっていない。(このLIFEBOOK UH75/HNのときはカタログ数値15.6mmだったが、実測では15.5mm)
重量は実測1407グラムでカタログデーター1390グラムより誤差範囲ぐらいで上回っている。

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参考****************************************************************
LIFEBOOK UH75/HNはウルトラブックの場合、カタログ数値約1.44kg。
実測値1.397kg(秤の誤差はあり)であった。
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又、スティック形状ACアダプタなどは、238グラムでUH75/HNの時の221グラムを上回っていた。

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WU1/Lのカスタムメイド可能部分
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カスタムメイド出来る部分を列記すると
(右部がカスタマイズ可能部分)

■OS:Windows8--→Windows8 pro
■CPU:Core i5-4200U(1.6GB)--→Core i7-4500U(1.8GB)
■メモリ:4Gb---→8GB
■Storage:500GBハイブリッドHDD(Laptop Thin SSHD・Seagate)--→256、128SSD
■Office--Office Home&Business2013---→選択なし

■(追加オプション1)ポートリプリケータ(2013年8月6日現在未発売)
■(追加オプション2)スティック形状ACアダプタ (軽量タイプ)
■(追加オプション3)VGA変換ケーブル

ここで注目するのは、500GBハイブリッドHDD(ST500UM000)で現在Seagateから発売されている特殊なハードディスクである。
シーゲートのカタログによると
・5400-RPM spindle speed
64MB buffer.
32GB NAND flash(NAND flash Commercial Multilevel Cell (cMLC))

と書かれている。(日本仕様とは異なる)
それでこの500GBハイブリッドHDD(ST500UM000)が種々の動作をするので、いろいろと発生した事柄も考えて行く。

このテスト機は、FMV LIFEBOOK WU1/Lの基本モデルはUH90/Lと同じであるので、その構成を述べてみる。


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FMV LIFEBOOK WU1/Lの基本モデル・UH90/L
--実機の仕様の概略--(品番などは本機の場合)
仕様は2013年8月6日現在。カスタムメイドモデル
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●OS--Windows(R) 8  64ビット正規版
●CPU--Intel Core i5-4200U (2コア/4スレッド/1.60~2.60GHz)(Haswell)
●メモリ-4GB (4GB×1)DDR3L SDRAM PC3L-12800・SOMIMM(実機はMicron製)
●HDD/SSD-約500GBハイブリッドHDD(ST500UM000・1CV162 )
●グラフィックス・アクセラレーター-Intel® HD Graphics 4400(CPU内蔵)
●ディスプレイ--14型LEDバックライト付、タッチパネル式薄型・軽量、 高輝度・広視野角・高色純度・超高解像度TFTカラーLCD(フルフラットファインパネル)
3200×1800ドット IGZO
●無線通信--Bluetooth v4.0+HS準拠+1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応-IEEE 802.11a / b / g / n準拠
●拡張I/F -- HDMI出力×1、USB3.0準拠×2(右側面×1(電源オフ USB 充電機能対応HDMI側プラグマーク)(左側面×1)
●ダイレクト・メモリースロット--SDHC/SDXCメモリーカード対応(高速UHS SPEED Class1対応)
●指紋センサー--スライド方式 指紋センサー内蔵
●Office--Office Home and Business 2013(officeにPowerPoint などを追加したもの)
★★最新カスタムメイドモデルは、送料無料。3年無料保証。
3年無料保証の詳細はWebサイト参照。
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Windowsエクスペリエンスインデックスは以下のようになっている。
■プロセッサ*********6.9
■メモリ(RAM)******5.9
■グラフィックス****4.3
■ゲーム用G********6.2
■プライマリハードディスク**5.9


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ここでハイブリッドHDD(Seagate Laptop Thin SSHD)のエクスペリエンスインデックスは、通常のHDDと同じような数値になっている。
しかし、CrystalDiskMarkでその速度を測定してみると、読み込みが500GBレベルのHDDに比べると驚異的に早いことが分かる。
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実測値としては、
LIFEBOOK WU1/J、LIFEBOOK UH75/HNに使われていた500GBのハードディスク「Hitachi HTS545050ATE380」に比べて、52.3%~65%もの読み込み速度が早くなっている。

これはLIFEBOOK WA2/J ・カスタムメイドモデルというハイパフォーマンスモデルに搭載されていた「TOSHIBA MQ01ABD100 1000.2GB」よりも、31.5%も早く驚異的である。

しかし、書き込みという部分ではキャッシュの効果が見られず、一般的な500GBのハードディスクドライブと大差ない。
従って、パソコンやアプリの起動という部分では早く感じる一方、再起動やWindowsアップデート後の起動なとでは対比してかなり遅く感じる。

要するに読み込みはかなり遅い印象になる。
又、新しいアプリをインストールなどの書き込みという部分では、既存のHDDとは違った感じがあって、重いアプリでは極端に遅くなることもある。


参考HDDデーター

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FMV LIFEBOOK WU1/Lの基本モデルの起動時間とMicrosoft Assessment Console Analyzer・Startup and Shutdown Experience・Boot performance(Fast Startup)



起動時間は、最速で20.5秒程度。
この起動時間は32GB NAND flashの状況によって変わる。


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特にアプリケーションが満載で、アプリの読み込みなどから起動に30秒を切ることはありないと思われるこのパソコンとしてはかなり頑張っている方である。

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Microsoft Assessment ConsoleのStartup and Shutdown Experienceでは、ハイブリッドHDD(Seagate Laptop Thin SSHD)とソフトの相性が合わずエラーとなって測定できていない。

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その一方、Browsing and Windows UI Experienceでは正常に終了しているので、測定では起動時(Boot performance(Fast Startup))のキャッシュに関してエラーが出るようである。

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ゲーム用グラフィックスに関しての検証
Intel® HD Graphics 4400
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FMV LIFEBOOK WU1/Lの基本モデルの場合、ゲーム用グラフィックスのWindowsエクスペリエンスインデックスは、6.2Intel® HD Graphics 4000と同じ数値になっている。
従って、重いゲームには対応していないと思われる。
ここで、バイオハザード6でBenchmark(1280×720)を取ったところ863「D」で、ゲームは「必要な性能を満たしてません」であった。

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14型ワイド液晶、次世代「IGZO」ディスプレイ・超高解像度3200×1800ドット高精細ディスプレイを使いこなす。
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富士通のWebサイトには
Full HDの約2.7倍のきめ細かさなので、高解像度のデジタル写真も人間の見たままに近い美しさで表示されます。
262ppiの高ドットピッチにより、高性能デジタルカメラで撮影した写真を美しく再現。 また、印刷並の高精細なので、電子書籍も本物さながらの解像度で閲覧できます。
さらに、広い画面スペースに複数画面を同時表示できるので、「Webサイトを見ながら文書作成」など、マルチタスクでの作業も快適です。」
と書かれている。

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しかし、実際にこのパソコンを手に取ってみるといささか当惑するのである。
初期の状態では、「表示解像度が3200×1800ドット、画素密度が約262ppi(pixel per inch)」では、タッチパネルのタッチも指の方が太くて思うように使えない。

文字サイズが「大」に設定されているとはいえ、アプリの文字が拡大されるわけではない。
従って、解像度を3200×1800から2048×1152、1980×1080に変更して使ってみた。

このうちで2048×1152でもかなり小さいが、コントラストが高く精密液晶なので何とか使えるレベルになった。
しかし、タッチパネルは使いづらく、時としてマウスを繋いで使うと言うこともあった。
その一方、1980×1080にすると一般的で多少文字の滲みが強くなる感じがある。

そのほか富士通のソフト「かんたんサイズ設定」がデスクトップにありこの「かんたんサイズ設定」を使うと、解像度の変更と併せてより複雑になったりする。
この「かんたんサイズ設定」には
■「見やすさ優先」・・文字やアイコンが大きめ、タッチし易いサイズ
■「バランス優先」・・文字やアイコンが小さめ、Excelなど情報量を多く表示
■「情報量優先」・・・文字やアイコンが出荷時よりさらに小さく・・・

ということになっている。
★この「かんたんサイズ設定」では、解像度の変更と違ってパソコンをいったんサインアウトする必要があり多少面倒と言えば面倒でもある。(ソフトによって自動で・・)

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実際に使って見たところでは、やはり「かんたんサイズ設定」と解像度の変更とを組み合わせて好みの使い方をするのが良いようである。


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「@メニュー」や「F-Launcher」などの専用アプリ
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パソコンメーカーでは、Windows8登場から専用のランチャーなどを公開している。
富士通では「F-Launcher」というソフトを起動することによって、スタート画面に戻らずともデスクトップから直接アプリにアクセスできるようになっている。
使えるようにするには、スタート画面をクリックすることによってインストールされる。

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ダイレクト・メモリースロット
SDHC/SDXCメモリーカード対応(高速UHS SPEED Class1対応)
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同じSDHCメモリーカードを使ってのテストであるが、メモリースロットのロットの違いで多少速度のむらが出る。
しかし、測定誤差のレベルで高速な書き込み、読み込みであった。

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FMV LIFEBOOK WU1/L基本モデルの使用結論とカスタムメイド
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FMV LIFEBOOK WU1/Lは、従来からあるLIFEBOOK WU1/Jなどの堅牢なシャーシを持つUltrabookをシェイプアップして、超高解像度3200×1800ドットの高精細「IGZO」ディスプレイを搭載したものである。
アダプターナシでLANケーブルをそのまま繋げるようにしたために、USB3.0の端子が従来機に比べて一つ減少している。
CPUは第4世代のHaswellになっているものの、「2コア/4スレッド」のCPUである。

このような感じで「IGZO」の鮮やかで超高解像度を利用して「複数ウィンドウの整列表示」などをするのは良いかもしれない。
ハイブリッドHDD(Seagate Laptop Thin SSHD)は再起動する場合は遅くなるが、既にインストールされている富士通のアプリを使う限り(多分他に必要がない)において全く不都合もないし快適でもある。
そうではなく自分の好みのアプリを沢山入れたいという場合は、カスタムメイドでハイブリッドHDDの代わりにSSDにした方がよりすっきりした物になる感じがする。
その一方でUltrabookでは、重たい動画編集やRAW現像をすることもないと思われるので、上位のCore i7-4500U(1.8GB)にする必要は感じないだろうとおもわれる。

いずれにせよ、高精細「IGZO」ディスプレイが欲しいかどうかである。

それにしても、このFMV LIFEBOOK WU1/Lの「IGZO」ディスプレイと他の最新タッチパネル液晶ディスプレイを見比べると、モノクロとカラーくらいのインパクトがあるから驚きでもあった。

富士通 FMV ESPRIMO UH

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

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