CyberLink PowerDirector 12・マルチカムデザイナーで編集のTutorial??
マルチカムデザイナーという最大4本のビデオ使い、映画のシーンのような編集ができるというのがCyberLink PowerDirector 12の最新機能である。
このユニーク編集機能は新機能であるだけに、イメージが湧かないとさっぱり手につかない。
それでこのマルチカムデザイナーを使って編集して、そのちょいとした「こつ」を述べてみたい。
実はTutorialビデオと言うことも考えたが、CyberLinkそのものにTutorial動画があるのでそのビデオを見ながら参考にするとわかりやすい。
このマルチカムデザイナーというのは、同じシーンで角度が違ったような動画であると映画のようになる。しかし、同じシーンを二台以上のカメラで撮っていなかったので同じようなシーンを使うことにした。
こういう動画の中身を細切れにして、冒頭に少し織り込むというのも最近の映画にもあるのでこのエントリーではそういう手法になった。
(前エントリーと同じく、メーカーから評価用に製品の無償提供を受けている。)
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マルチカムデザイナー
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**取り込み**
■まずマルチカムデザイナーを起動して、動画を選択して入れ込む。
この場合「Tutorialビデオ」のように2つくらい選択しておいて、起動ともに取り込むと言うのが一番やりやすい。
あとは、「+」から動画を探して取り込む。なぜそういうことになるかというと、2台以上のカメラを使うために場所が同じにならないからである。
**音の同期**
■動画が全く連携しないものであれば必要ないが、同じシーンを撮ったときに音が連続するように「音の同期」をする。
それに併せて、動画の位置が変わったりする。
これで微調整して、任意のところから取り込めばよい。
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**タイムラインマーカーの挿入**
■今回の編集では、同じシーンでないので「音の同期」は行わない。
それで大方、動画の開始したいところにタイムラインマーカーを挿入(右クリック)して、クリップが同期される。
**クリップのミックス**
■取り込みたい動画が都合よく並んだら、「録画」をして、カメラ映像をクリックしながら取り込む動画を選択。
最後に「OK」で元のクリップに並ぶ。
言われてみれば何でも簡単だが、なかなか分かりづらいのが動画編集である。
今回は、揮毫者のミックスとして紹介してみた。
固定カメラを一台置いて、もう一台で撮ると言うことをすればより映画のようなシーンが編集できるかもしれない。
今後の編集が楽しみである。
動画の構成をキャプチャーしておいた。
どの辺で、どういう効果があるのかということが分かる。
クレジットは、前エントリーで作っておいたテンプレートを用いたのでかなり省力化になっている。
こういうテンプレートというものは、時間があるときに作っておくと非常に楽である。
その他注意点としては、「マルチカムデザイナー」は多くの動画を読み込むことになる。
従い、 PowerDirector 12といえどもメモリー不足で時として不安定になることがある。
CyberLinkのTutorialで注意しているとおり、こまめな保存は必須である。
CyberLinkそのものにTutorial動画は、下のバナーの先にある。
「マルチカムデザイナー・デモビデオをみる 」を参照。
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