音編集ソフトAudioDirector 4を使う??・PowerDirector 12で動画編集
前エントリーで「AudioDirector 4のノイズリダクション」については書かれていなかった。
今回はその続きである。
PowerDirector 12で動画編集をするという場合、エディションによってかなり違ってくる部分がある。ブルーレイドライブやパソコンを買ったときにOEM版のMedia Suiteあたりが付いていることがある。この中のPowerDirector 10は、フルハイビジョンが編集出来ないクラスのものでオマケである。
従って、本格的なビデオ編集だと「64-bit ネイティブサポート」になるPowerDirector 12Ultra 以上である。
それならばPowerDirector 12 UltimateではどうかというとPowerDirector 12の最高バージョンになる。
しかし、PowerDirector 12 Ultimate Suiteになると「ColorDirector 2、AudioDirector 4」がセットになり、Director Suite 2だとプラス「PhotoDirector 5 」がセットになる。
PhotoDirector 5も単体で売られていて、SuiteになるとColorDirector 2がセットになる。
詳しくは、「Director Suite2とPowerDirector 12 のエディション比較 」参照。
こういうことで、PowerDirector 12 Ultimate Suite以上だとAudioDirector 4も使えると言うことでAudioDirector 4について考察してみたい。
AudioDirector 4には、「AudioDirector 4製品紹介ビデオ 」のところに編集出来る項目が紹介されている。
ここで一般的なビデオ編集で使えそうなところと言えば「オーディオエフェクト」、「オーディオの修復」、「ノイズリダクション」あたりであろうと思われる。
そうとは言うものの、実際にAudioDirector 4を使う機会があるかと言えばなかなか難しいところがある。
今回検討したのは、運動会でのマーチングドリルではいろいろな音声が混じっていると AudioDirector 4のノイズリダクションの適応も難しくなる。
ここでオーディオの修復ではなく、ノイズリダクションをしてみた。
ノイズリダクションの自動では、冒頭のアナウンスの部分は余り効果が見られず、逆にマーチングバンドの音のダイナミックレンジが落ちる結果となっている。
それではと、手動になると冒頭の子供の嬌声は落とせるがマーチングバンドの音もモゴモゴになる。
AudioDirector 4は、「PowerDirector 12 と連携し、シームレスに編集が可能。」とある。
しかし、AudioDirector 4への専用ボタンがあるわけではなく、「音声の編集」をクリックすることでPowerDirector 12 からAudioDirector 4に連携する。
一般に動画編集をするというのは、なるべく原音を使って臨場感を表すことが多い。
AudioDirector 4は、高度なミキシングなども出来てしまうツールだが、一般的な動画編集では、どうしてもここを直したいという時の「お助けツール」であろう。
今回では、元々の臨場感とともにマーチングドリルの音を表現したかったので結局編集には使わなかった。
過去のおいて、使うシーンが「ありそう」ということもあって今後使うシーンがあったら動画とともに紹介したい。
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