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2013年12月17日 (火)

パソコンの「ゼロ戦・零式艦上戦闘機」・NEC LaVie GタイプZ・開発者中井氏に聞いた

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NEC LaVie GタイプZ軽量化への道
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この秋冬の目玉はNEC LaVie GタイプZという「13.3型ノートパソコンで世界最軽量(約795g)」(2013年9月1日現在、NEC パーソナルコンピュータ調べ。Web参照)
実は、11月上旬発売前に開発者の中井裕介氏のプレゼンを聞いた。(リンクシェア・パソコンフェア2013)

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このプレゼンを聞くと、LCDのガラスを薄くしたり、バッテリの容量を減らして軽くする。PCの基板を小さくして軽くする。
マグネシウム-リチウム合金のボトムケースやパームレストを薄くすることによって軽くする。
塗装を重ねると重くなるので一回塗装での仕上げ。
こんなように本当に細かい軽量化によって全体の軽量化を達成しているという。

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パソコンのゼロ戦と思いつく
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この話を聞いて何を思いついたかと言うと、今また注目が集まっている零式艦上戦闘機(ゼロ戦)であった。
このゼロ戦は、52型54型に至るまで軽量化のために内部構造のそぎ落としに費やされたとその昔本で読んだことがあった。
要するに、このLaVie G タイプZというのはこの零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の軽量化に似ている。
だからゼロ戦が超々ジュラルミンという強度材を使ったのに対して、NEC LaVie GタイプZは「筐体一体型キーボード設計」として「高強度アルミ(0.265mm)」を用いている。

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それで薄く軽くしても強度を工夫によって保ち、バッテリの容量を減らしたから駆動時間が犠牲になっていないのは新型CPU(Haswell)の省電力が貢献しているという。


これでLaVie G タイプZはパソコンの「ゼロ戦」と呼んでも良いかもしれないと考えた。
パソコンのゼロ戦と呼ぶ以上、戦闘機のゼロ戦が当初無敵だったのを勘案して性能も強力でなくてはならない。
その性能の一端をそれで展示機であるが持った感想を徐々に述べてみたい。

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NEC LaVie GタイプZの仕様
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LaVie G タイプZには大きく分けて3種類ある。
■1インテル® Core™ i5-4200Uプロセッサー+タッチパネル・フルHD IPS液晶モデル
■2インテル® Core™ i5-4200Uプロセッサー+IGZO液晶モデル
■3インテル®
Core™ i7-4500U プロセッサー+IGZO液晶モデル

IGZO液晶モデル・カスタマイズモデルの本体内部の変更は、

★OSの変更。
★インテル® Core™ i5-4200U又はインテル® Core™ i7-4500U プロセッサーの選択。
★SSDの128GBと256GBの選択

タッチパネル・カスタマイズモデルの本体内部の変更は
★OSの変更。
★ボディカラーの変更(ブラック。シルバー)
★SSDの128GBと256GBの選択


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ここで「インテル® Core™ i5-4200Uプロセッサー+IGZO液晶モデル」の仕様を書いてみる(主なところ)
詳細、その他「タッチパネルフルHD IPS液晶モデル」はNECのWebサイトを参照。 icon

■OS : Windows 8.1 (64bit)
■CPU:第4世代 インテル® Core™ i5-4200U プロセッサー(Haswell)
■メモリ : 4GB(DDR3L SDRAM/オンボード 4GB、PC3L-12800対応)/4GB
■グラフィックス : インテル® HD グラフィックス 4400(CPUに内蔵)
■ストレージ :【いずれか選択可能】
・約128GB(Serial ATA)
・約256GB(Serial ATA)
■光学ドライブ :なし
■ディスプレイ :13.3型ワイド LED液晶(広視野角・高色純度・ノングレア)(WQHD)
IGZOパネル採用2560×1440ドット~

★外部ディスプレイ:HDMI出力端子「最大1677万色(1920×1080ドット、1280×1024ドット、1024×768ドット)対応映像方式:1080p/1080i」(但しモニター性能に依存)
■USB-LAN変換アダプタ(RJ45×1に変換可能)を選択した場合:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
■Bluetooth® テクノロジー本体内蔵(Ver.4.0)
■ワイヤレスLAN:Draft 11ac対応ワイヤレスLAN本体内蔵(IEEE802.11ac技術、IEEE802.11a/b/g/n準拠、Wi-Fi Direct™準拠)
■タッチパッド (マルチタッチ/ジェスチャー機能付きクリックボタン一体型NXパッド)
■Webカメラ/マイク:HD解像度(720p)対応カメラ、有効画素数92万画素/ステレオマイク内蔵
■外部インターフェイス:USB3.0×2、HDMI出力端子(・HDMI出力端子をミニD-sub15ピン×1に変換可能)
■SDメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード)スロット×1
■サイズ:カタログデータ:319(W)×217(D)×14.9(H)mm
重さ:約795g
■バッテリー駆動カタログデータ:約9.2時間


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実機PCの印象と内部構造など
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★ボトムケース・超軽量Mg-Li合金(0.4mm厚)

実際にLaVie GタイプZを持ってみると恐ろしく軽い。よく言われるように内部が空のケースを持っているような錯覚を感じるくらいである。

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この軽さは前述の通りの涙ぐましい努力の結果で、強度を「筐体一体型キーボード設計」で保っている。
しかし、筐体の薄さからキーボードのタッチは自(おの)ずと違い多少の慣れが必要である。
又、個人的には、「Ctrl」キーを多用するのでキーボードの左端が「Ctrl」キーではなく「Fn」キーであることが気になる感じがある。

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メモリーを4GBしか積んでいない。これをどう評価するのかと言うことがある。
しかしながら、Windows8になってから実験によるとメモリの使用制限がかかっていると思われる。
要するに16GBメモリを積んでいようと4GBあたりでWindows8が使用制限をかけていると思われる。だから4GBでも不都合がないと思われる。
それで、自作機も8GBしか積んでいない。
その上、メモリを多く積むと少ないキャッシュが増えてSSDの容量を圧迫するのでいろいろと問題が起こることもある。

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★サポート5カ所(バッテリーの上のクッション)



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起動時間など
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展示機では、コールドスタート出来なかったので正確な起動時間は計れていない。
開発者・中井裕介氏によれば10秒そこそこということであった。
又、Microsoft Assessment ConsoleのBoot performance(Fast Startup)も問題なしとのこと。
SDメモリーカードも手抜きなく高速なカートリーダーを使っているとのことで、快適な感じが窺える。


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NEC LaVie GタイプZをカートに入れて価格を比べてみる
価格は、2013年12月17日現在でこのときのクーポン券を
使っている。
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タッチパネルの方が15,000円くらい高いように思えたので実際にカートに入れて確かめてみた。
★オプション等の変更は一切なしで

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NEC Direct(NECダイレクト)


この結果から見ると差異は14,070円であった。
そして思うのは、電気屋の店頭モデルに比べて随分とリーズナブルである。
その違いは「Microsoft Office Home and Business 2013 (PowerPoint 2013搭載)」が標準で付いているかどうかと言う点かもしれない。
(OPで付けられる。)


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NEC LaVie GタイプZ 全体の感想
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NEC LaVie GタイプZのIGZO液晶モデルは、非常に軽く本当に厚いノートのような感じがある。その一方タッチパネルの方は、比べると重く感じるのは不思議である。
重さの違いは、約169グラムで単一電池が130グラムであることから実はそれほど重くもなっていない。
しかし、こういうモバイルパソコンというのはこの100グラムの重さで感じが違う。
実際に鞄に入れてゆくときは他の要らないものまで持って行くから169グラム程度の差は気にならないかもしれない。

IGZO液晶モデルの液晶は、2560×1440ドットもあるので従来のWindows8では設定が難しかった。しかし、Windows8.1から文字の大きさは最適化されるというので心配はない。(中井裕介氏の話)

このNEC LaVie GタイプZを選択するのには、純粋に重さを取るか・・・・使い勝手の「バッテリ駆動時間・約14.5時間」、「タッチパネル」を考えるかに分かれる。

モバイルでのタッチパネルの便利さを思うとやはり「タッチパネル」を選択もありと思う。
いずれにせよ、モバイルノート型パソコンの「ゼロ戦」はSyuunに取っても注目の的である。
他に買う予定のものがなかったら購入してしまったかもしれない。
実際は、フルサイズデジタル一眼レフを買ってしまったために予算がつきて、買えなかったと言うのが真実。

NEC Direct(NECダイレクト)

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