KORGコルグの1bit USB DAC、DS-DAC-10とFOSTEX PA-2で聞く驚愕のPCオーディオ
Windows8 USB3.0に非対応「KORG USB DAC、DS-DAC-10」
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PCオーディオから始まる音への変遷
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以前に「ONKYO SE-200PCI LTD」でデスクトップ型パソコンでPCオーディオを組み立てたことがある。その後何となく飽き足らず、ミニコンポ(Kenwood・Kseries・R-K711・LS-K711)、ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3セットなどを買ってみた。
この辺では、スピーカーケーブルをBELDEN 8470BELDEN スピーカーケーブル 8470-10m に取り替えてミニコンポの限界に挑戦してみた。
これはこれでよく音は鳴ったし、既にエージングも完了しているので普通に聞ける。しかし、いわば慣れてしまった。
その後のPCオーディオとしてはJBL CAS-33も買ってみたが、ノート型パソコンでは出力元がそれなりなのでPCオーディオとしては限界があった。
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ノート型パソコンでPCオーディオに再度挑戦
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それで今回は、消費税もアップすると言うこともあったので表題の「KORG コルグ 1bit USB DAコンバータ DS-DAC-10 」と「FOSTEX PA-2」をAmazonで買ってみた。
SE-200PCIの時は、別途アンプ(ONKYO A-973(S))を購入したが今回はFOSTEX PA-2パワード・モニターという「パワードモニターPM0.4n」の色違いセットもの。 FOSTEX プロフェッショナル・スタジオ・モニター 10cm 2way ブラック PM0.4n(B)
FOSTEX プロフェッショナル・スタジオ・モニター 10cm 2way ブラック PM0.4n(B)
従って「ボリュームコントローラー/スイッチ付2個口電源タップ」などのオマケが入っているお得なもの。
見た目をパステルカラー調にしたために一見安物スピーカーに見えてしまうものでもある。
その一方、コルグの1bit USB DAC、DS-DAC-10は非常に評判の良いものだったが未知のものである。そして発売当初から見て近年は急激に値段が下がってきた製品でもある。
ここでなぜ値段が下がってきたのかということも考慮しながら考えてみたい。
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FOSTEX PA-2の音などについて
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FOSTEX PA-2は、パワードモニターシリーズというパワー・アンプ(最大出力:18W×2)を搭載したものでこれだけで音か出る便利なもの。FOSTEX アクティブスピーカー PA-2(BG)
又、パソコンやTVに直接繋ぐには便利な「PC-1e」というボリュームコントローラーがついてくる利点がある。
音質は、元々は好評なPM0.4nと同じものであるのでノート型パソコンなどのイヤホンジャックに繋げば音が鳴る。
CD音源は高音部が綺麗で、これだけでも楽しめそうだが何となく厚みがない感じがある。一方、MP4だと完全に音が沈んでしまうというノート型パソコンなどのオンボード音源の限界となる。
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コルグの1bit USB DAC、DS-DAC-10の接続
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接続したPCは、「HP ENVY TouchSmart 15-j000(j007TX)」というWindows8搭載で、USB端子はすべてUSB3.0という最新の傾向のもの。
それで、このDS-DAC-10を接続するとアクティベーション認識もしてAudioGateの起動もできた。
しかし、音が出ない。
USB3.0で接続するBD-Rドライブ(パイオニア USB3.0対応 BDXL対応 着せ替え可能 スロットイン型ポータブルブルーレイドライブ メタリックシルバー BDR-XS05J )もハングアップする。
ソフトは「Windows8.1」対応だが、どうもおかしい。
それで調べてみたらWindows8版USB3.0に対応しないことが分かった。
USB3.0もOSが非対応のWindows7の頃のドライバーとWindows8版があって互換性はない。
従って、サポートにあるとおり・・・このDS-DAC-10は、「Intel 7シリーズチップセットが搭載されたパソコンでは下記のインテル USB 3.0 Driverを御使用ください」とある。
・・・・これはOSでサポートされているWindows8以降では使えない。
この対策として、「USB2.0ポートがない場合にはセルフパワータイプのUSB2.0 High Speed対応ハブを経由して接続すると使用できる可能性があります。その際、接続は起動前に行うか再起動をしてください。」
・・・・・・・・・・これを使用。
KORG コルグ 1bit USB DAコンバータ DS-DAC-10
JBL CAS-33・2ch アクティブスピーカーでは、かなり力不足。
厚みのあるSoundは良いが、FOSTEX PA-2と比べると歴然。
しかし、これでも並のミニコンポとは一線を画している・・・・・
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KORGコルグの1bit USB DAC、DS-DAC-10
FOSTEX PA-2で聞いたPCオーディオの感想
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DS-DAC-10は、USB3.0であるとAudioGateでさえまともに動かないという妙なものだった。
これはある意味Windows8対応の最新パソコンでは使えないことがあるという、多少周回遅れの感がある。
取りあえず、「USB2.0のハブにすべて接続して問題解決」しているので良いとしてもこのことを知っていないと使えない。
それでうまく動けば、音が出た瞬間に「のけぞる」様な感覚になる。
良いUSB DACには、良いスピーカーをとのことでFOSTEX PA-2の相性も非常に良く、CDでもスタジオライブを聴いているようである。
現状、接続ケーブルはFOSTEXのスピーカー同梱のオマケ品なので交換する必要があるし、エージングもできていないので高音部がまだ出し切れていない。
徐々に良くなると思うが、いろいろとスピーカーを代えて楽しんでみるお遊びもできそうである。
AudioGateは、プレーヤー部分だけVer3.0が出たようでこういう部分は徐々に更新してゆく必要がある。
いずれにせよ、このDS-DAC-10とFOSTEX PA-2を使えばミニコンポなどは全く必要ないレベルであると感じる。
要するに、今までのPCオーディオとは次元が違うのである。
今回は、すべてAmazonで購入したので詳細はAmazonサイトで参照
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