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2014年3月21日 (金)

NEC LaVie GタイプZ実機レビュー・パソコンの「ゼロ戦」・NEC LaVie GタイプZは本当に中身も「零式艦上戦闘機」並みか?

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NEC LaVie GタイプZの概要と
実機レビューの目的
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NEC LaVie GタイプZは、以前のエントリーで「ゼロ戦」の様に贅肉をはぎ取って軽量化したモデルであるとの記事を書いた。
そのときは実機を手にしているが、各種のBenchmarkやテストというものは出来ていない。
従って、メーカーの言うとおりの性能が出るのか?
又は、メーカーでは示していない強度、強靱さとはどんなものかを検証してみたい。
要は、形だけの軽量化の「ゼロ戦」ではなく、実戦で役に立つ本当の「零式艦上戦闘機」並みかを確かめてみることにする。

(尚、レビュー機は販売店(NEC Direct)からの貸出品である。)


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NEC LaVie GタイプZの仕様
実機レビュー機の場合
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前エントリーで、仕様を書いておいた。しかし、今回の実機ではカスタマイズされていて細かい点で異なっている。
その他、オプション品
●USB-LAN変換アダプター
●VGA変換アダプター
●DVDスーパーマルチドライブ
も同梱されていた。しかしながら、使う必要もなかったので使用していない。
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System_3


OS : Windows 8.1 Pro(64bit)
■CPU:インテル® Core™ i7-4500U プロセッサー
(4M キャッシュ,動作周波数1.8 GHz ターボ・ブースト利用時の最大周波数 3.0 GHz・ 2コア/4スレッド)(Launched)Haswell(最大メモリーサイズ16GB)
+IGZO液晶モデル
■メモリ : 4GB(DDR3L SDRAM/オンボード 4GB、PC3L-12800対応)/4GB
■グラフィックス : インテル® HD グラフィックス 4400(CPUに内蔵)
■ストレージ :約128GB(Serial ATA)(実機はSAMSUNG製)
■光学ドライブ :なし
■ディスプレイ :13.3型ワイド LED液晶(広視野角・高色純度・ノングレア)(WQHD)
IGZOパネル採用2560×1440ドット~
★外部ディスプレイ:HDMI出力端子「最大1677万色(1920×1080ドット、1280×1024ドット、1024×768ドット)対応映像方式:1080p/1080i」(但しモニター性能に依存)
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★外部モニター(HDMI)・ProLite X2377HSを使用。(参考)
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■USB-LAN変換アダプタ(RJ45×1に変換可能)を選択した場合:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
■Bluetooth® テクノロジー本体内蔵(Ver.4.0)
■ワイヤレスLAN:Draft 11ac対応ワイヤレスLAN本体内蔵(IEEE802.11ac技術、IEEE802.11a/b/g/n準拠、Wi-Fi Direct™準拠)
■タッチパッド (マルチタッチ/ジェスチャー機能付きクリックボタン一体型NXパッド)
■Webカメラ/マイク:HD解像度(720p)対応カメラ、有効画素数92万画素/ステレオマイク内蔵
■外部インターフェイス:USB3.0×2、HDMI出力端子(・HDMI出力端子をミニD-sub15ピン×1に変換可能)
■SDメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード)スロット×1
■サイズ:カタログデータ:319(W)×217(D)×14.9(H)mm
重さ:約795g
■バッテリー駆動カタログデータ:約9.2時間



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NEC LaVie GタイプZの外観と
外部モニター(ProLite X2377HS)などの接続
・その他
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外観は、ボトムケースの超軽量Mg-Li合金(0.4mm厚)手触りが普通のパソコンではない感じを受ける。
とにかく持って見るとタブレット並みで、余りに軽すぎて中身がない「モックアップ」のパソコンみたいである。
この中身が入っていないようなパソコンが、立派に動くのでまた驚くのである。
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今回は、展示会ではできなかった外部モニター(ProLite X2377HS)を接続をしてみた。
外部モニターを接続したときは、パソコンによって余り解像度が期待できないものもある。しかしながら、高解像のNEC LaVie GタイプZ(IGZO液晶モデル)は、非常に外部モニターとの相性が良く写真を見るとおり、全く違いが見られないくらいである。

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キーボードは、軽量化と強度の保持のために「筐体一体型キーボード設計」になっている。
従いキーボードタッチは浅い感じがある。こういうキーボードタッチには慣れが必要かもしれないが、最近の外付けキーボードにもこういうものがあるので慣れの問題である。

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又、タッチパネルでないIGZO液晶モデルの場合、最近のキーボードにある「チャームキー」がないのでそのままだと多少使い勝手が勝ると言うことはない。

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NEC LaVie GタイプZの基本性能
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Winscore002

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Ssdspeed

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Sdhcspeed
SDHCカードリーダーは、高速タイプでストレスがない。


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Microsoft Assessment Consoleによる
★Boot performance(Fast Startup)
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NEC LaVie GタイプZの起動時間は、「開発者・中井裕介氏によれば10秒そこそこということであった。
それで今回、コールドスタートで測定したみた結果は9.15秒で言われるとおりだった。
又、Boot performance(Fast Startup)で測定してみると、測定の結果3.802秒で近年のWindows8.1パソコンとしても速い方であった。
そして高速のSSDを使っていることから10秒以下で起動するようだ。

Windowsboot001


但し、サスペンドからの復帰には多少時間がかかるようで、実際に使ってみると問題ないとしても何やらもたもたした感じがあった。

その他、5GBを超えるMicrosoft Assessment Consoleなどのダウンロードが速く、「Core i7」であることを感じさせる。
このことがどういう理由であるかは以下で検証した「OCCT」の負荷テストから推測することができる。


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★Battery run down with energy efficiency diagnostics
( エネルギー効率診断を含むバッテリーの寿命テスト)
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Microsoft Assessment Console・Battery run down with energy efficiency diagnosticsのテストでは、動画再生などを含めたテストを行っている。(スリープ状態になることはない)

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そのテストは、バッテリの満充電状態になっていることをソフトが自動的に確認した上で、バッテリー残量が5%に減少するところで測定終了する設定である。(キャプチャ写真を参照)
・・・・・・「理由はOCCTで推測。」

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Battery run down with energy efficiency diagnosticsの結果では、278分でバッテリー残量が「残量5%」になり終了している。消費電力効率も95%で良好。
予測は、279分--4時間39分である。

今回のバッテリーの寿命テストでは、カタログデータの半分程度になった。
これは、このテストが動画の再生などを主としているために割合とハードな消費になっているためかもしれない。
又、IGZO液晶モデルでは、「4cell・2000mAh」という少ないBatteryを使っているために稼働時間が少ない。
(タッチパネル・参考)
6cell・4000mAh


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インテル® HD グラフィックス 4400(CPUに内蔵)
グラフィックカード性能
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内蔵のインテル® HD グラフィックス 4400のために、ゲームなどは難しそうである。
■ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」のBenchmark

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NEC Direct(NECダイレクト)

 


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OCCTによるNEC LaVie GタイプZ
筐体冷却性能とインテル® Core™ i7-4500U プロセッサーの動作
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Occtst

OCCTという自作のデスクトップパソコンなどを組んだときにその筐体の冷却性能などを測定するソフトを1時間作動してみた。(オート設定)
予測としては、こういう軽量スリムノートの場合は5分でCPUの温度が90℃以上に上昇して測定中止となるのが常である。

しかし、予想に反して測定結果はエラーなく完走してしまった。


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CPU温度
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2014031418h25temperaturecore0
CPUの温度は、作動して5分くらいの間に急上昇して80℃くらいに達している。
ここからLaVie GタイプZのCPU冷却機能が作動したのか、73℃程度に戻し徐々に温度が上がってゆくとは言うものの完走した。
こういうところは長年パソコンを作ってきた、NECの確かな技術力と言うべきものであろう。


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インテルCPUの動作
(インテル® Core™ i7-4500U プロセッサーの動作)
動作周波数1.8 GHz
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2014031418h25frequencycpu0

ここで興味深いのは、いつもの通りのインテルCPUの動作である。(インテル® Core™ i7-4500U プロセッサーの動作)

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この負荷テストによって分かることは、重たい作業をしたときにCPUがどう作動するかである。

●1)作業を重視してそのまま作動(稼働)
・・・・CPUの温度上昇により作業中断。

●2)CPUのターボブーストを停止して基本(定格)の「動作周波数1.8GHz」で作動(稼働)。
・・・・重たい作業をした場合にそのCPUの性能を生かせない、一方で発熱は少なく省電力。

●3)CPUのターボブーストをCPU発熱限界まで上げ、CPUの高性能を維持する。
・・・・重たい作業でもPCの性能は上がるが、発熱が多いことから分かるように多少電力を食う(モバイルバッテリを使わないときには全く影響なし)

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NEC LaVie GタイプZの場合は、3)に当たるもので常にPCの最高性能を出せるように設計されているように思える。
従って、時間のかかる「Microsoft Assessment Console」の5Gバイトのダウンロードも驚くほど早い一方で、多少省エネが犠牲になるのではないかと言うことが予測される。

2014031418h25memoryusagememoryused


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NEC LaVie GタイプZを使ってみての感想
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NEC LaVie GタイプZのIGZO液晶モデルは、約795gというタブレット並みの重さである。
このようなスリムで軽量なノートであるために多分何か犠牲になっていると思うのが普通である。
しかしながら、OCCTの負荷テストで分かるようにかなりハードなテストをしても高性能を維持できる特異な性能をしめしている。
起動は速く、せっかちな人でも待たされることはないし、モバイル使用ではなく外部液晶を繋(つな)いでの自宅での作業も快適である。
SSD搭載で動作は速く、SDメモリーリーダーも快適でもある。

従って、外出先ではタブレット並みの重さの超軽量モバイルパソコンとして、自宅ではデスクトップ並みの作業という相反するような作業をこなせるものと思われる。

又、NEC独自の多くのソフトや解説書、説明書などが添付されていて安心感があるのが良いと感じる。

★表題部の「パソコンの「ゼロ戦」・NEC LaVie GタイプZは本当に中身も『零式艦上戦闘機』並みか?」の命題は・・・・
以上のことから「『零式艦上戦闘機』並み」であることが分かったような気がするものであった。


その他の詳細は・・・・・

↓↓↓↓メーカー直販サイトにて再確認していただきたい。

NEC Direct(NECダイレクト)

NEC Direct(NECダイレクト)

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