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2014年4月16日 (水)

スリム型デスクトップパソコン・VALUESTAR G タイプL実機レビュー

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VALUESTAR G タイプLのレビュー概要
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VALUESTAR G タイプLというNECのデスクトップ型PCが販売店から借りられたのでレビューをしてみたい。
VALUESTARと言えば、Windows98が出たときに初めて買ったデスクトップ型パソコンがVALUESTARであった。
Windows98SEもVALUESTARで二台続けて使っていたものである。
近年ノート型パソコンの進歩がめざましく、従来型のスリムデスクトップ型パソコンは淘汰されつつある。
正確には、ノート型パソコンとゲーマー専用のデスクトップ型パソコンに二分されている。
その中で従来型のスリム型デスクトップパソコンとは、どういう位置づけにあるのかを検証してゆこうと言うのが今回の目的である。
なぜかと言えば、今やノート型パソコンでも安価なデスクトップ型パソコンを楽々凌駕してしまう製品が出てきているからである。



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VALUESTAR G タイプL外観と
なつかしのVALUESTARマシン
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VALUESTAR G タイプLは、昔のVALUESTARに比べると大ぶりになった。
昔のパソコンは、高性能ではなかったために大した放熱も必要なく内部の空間が少ない。
このVALUESTAR G タイプLでは、サイドのフタを外すと内部にアクセスできるような指示図面が記載されている。
そのために、たやすく内部にアクセスできる。
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それだからと言って、グラフィックスカードはロープロファイル(Low Profile PCI )PCI スロットであるために性能が良く安価なグラフィックスカードを着装できない。
使われている「AMD Radeon™ HD 8570」というローエンドのグラフィックスカードは、前出のロープロファイルであるために、D-SubとHDMIの端子しか付いていない。
このグラフィックスカードを着装した場合、付属のHDMI-DVI変換ケーブルを使う。
従って、写真のように2台の液晶モニターを使う場合には1台はD-Sub接続になる。

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又、「スリムデスクトップ型パソコン」はCPUの冷却に関しては不利であり、CPUクーラーのまわりも特殊なエアフローになっている。
この辺の問題点に付いては、後で述べる。

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VALUESTAR G タイプLのキーボード、マウスなど
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キーボード、マウスは、Windows8になってから多少の改変があった。
その大きいことは、キーボードやマウスでチャームを呼び出せるものが多くなったことである。
このVALUESTARでは、マウスでWindows8.1proのチャームを呼び出せる。
これによって、終了、再起動などの動作もWindows7と同じような感覚で操作できる。
但し、マウスのチルトをチャーム以外の用途に変更できるというソフトは入っていないようである。

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キーボードには、このチャームキーはなく、多少小さくなった気がする。
又PCとの接続がUSBではなく、昔ながらのPS/2という珍しい仕様である。
かっては、BIOSやSuspend状態になったときにUSBでは認識しないという時代もあったが今はそういうことはない。
しかし、自作パソコン派としては安心感がある一方「チャームキー」が設定できない原因でもある。
(参考・Windows98のUSBがOSでサポートされていない時代にNECのVALUESTARのキーボードはUSBだった。)

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VALUESTAR G タイプLによる実機の構成概略(GV347Z/Z)
(使われている部品品番などは、生産時に変更のこともある。)
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●OS--Windows 8.1Pro 64ビット
■CPU--インテル® Core™ i7-4770 プロセッサー(3.40GHz-3.90GHz, インテル®スマート・キャッシュ8MB, 4コア/8スレッド) (Hyper Threading Technology)Haswell
■マザーボード-:インテル® B85 Express チップセット
●メモリ-16GB(DDR3 SDRAM/DIMM 8GB×2、PC3-12800対応、デュアルチャネル対応)/32GB(実機はSAMSUNG製)
■HDD-約3TB(Serial ATA、高速7200回転/分)(実機はSeagate製)
●ドライブ--ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)(BDXL™ 対応)
●グラフィックカード-AMD Radeon™ HD 8570 グラフィックス
●カードリーダー : SDメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード)スロット×1
●有線1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
●電源 240W・ブロンズ
●キーボード/マウス・PS/2小型キーボード(109キーレイアウト準拠、ワンタッチスタートボタン(マイ チョイス、ソフト)、ECOボタン、ズームボタン付き)
USBレーザーマウス(横チルト機能付き)
●Microsoft Office Home and Business 2013など選択可能
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●縦置き : 97(W)×405(D)×333(H)mm / 約6.5kg
147(W)×414(D)×375(H)mm(スタビライザ設置時)

●23型ワイド LED IPS液晶(高色純度・ノングレア)(Full HD)[F23W4A]
液晶ディスプレイに内蔵(ステレオ(2W+2W))
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その他の詳しい情報はこちらNEC Webサイトを参照。
System
Winscore01

Winscore02

Hdd

Hddspeed

Crystaldiskinfost3000hdd


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Windows8.1proにおけるメモリー使用量
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Windows8.1proでは、8GBのメモリーを積んでいてもメモリーは4GBぐらいまでしか使用されていないようだった。OCCTで検証した場合、従来通りメモリーを使い切っていない。
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VALUESTAR G タイプLの起動時間測定
Microsoft Assessment Consoleによる・BIOSの検証
Startup and Shutdown Experience・Boot performance(Fast Startup)
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VALUESTAR G タイプLのコールドスタートでの起動時間は、最短約20秒でこの種の多くのアプリを積んでいるパソコンとしては一般的である。
Startup and Shutdown Experience・Boot performance(Fast Startup)も15.345秒と最新のノート型パソコンに比べてかなり遅い。
この理由は、ノート型パソコンに比べて「グラフィックカード」その他がオンボードでないためにマザーボードにぶら下がるものを読み込む時間がかかる。
そのために、遅いことが多いが近年は改良されてBoot performanceが早いものも出てきている。
そして、サスペンド継続期間も4.2秒と遅いがノート型パソコンでないので気にならないレベルかもしれない。


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VALUESTAR G タイプL
AMD Radeon™ HD 8570 グラフィックスカード性能
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このVALUESTAR G タイプLに使われているAMD Radeon™ HD 8570(DDR3) グラフィックスはかなり性能の低いものである。
しかも、グラフィックカードメモリがDDR3であることから性能はあまり上がらない。
いわゆるローエンドに位置する。
従って、HeavenBenchmarkも動かないCPU内蔵の「インテル® HD グラフィックス 4600(CPUに内蔵) 」よりも少し良いくらいである。

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ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク
キャラクター編
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ゲーマーパソコンでないので、動画関係では不利かもしれない。
プリインストールアプリにPaint Shop Proがあるので、画像編集には充分かもしれない。

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HeavenBenchmarkでは、FPS7.4でデスクトップ型パソコンのグラフィックスとしてはかなり低性能である。

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HeavenBenchmark4 FPS(当サイトでの測定結果)
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・・・・NVIDIA® GeForce®GTX680(44.3~46.7)

(神の世界****)
40*****

30****重いゲームでも快適
↓‥‥‥‥NVIDIA GeForce GTX 660(29.1~30.5)※

25‥‥‥‥ELSA GLADIAC GTX 560 Ti mini(24.9)
↓‥‥……玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORT(22.0)

20****軽いゲームなら快適‥‥玄人志向・RD-HD6870/OC(20.8)※
↓‥‥‥‥SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZ EDITION(19.4)

15‥‥‥‥玄人志向・GF-GTX650-E1GHD(14.9)

10・・・・NVIDIA GeForce GT 750M(10)

AMD Radeon™ HD 8570 グラフィックス(7.4)
↓・・・・NVIDIA GeForce GT 740M(6.4)


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OCCTによる
VALUESTAR G タイプLの筐体冷却性能
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OCCTによる負荷テストによると、CPUは定格に近い3.40GHz付近で作動する。
この場合VALUESTAR G タイプLの筐体には静音のためか、横パネルに排気用の空気穴がない。
そのためにCPUの温度上昇を抑えられないようで、12分45秒でCPUは95℃程度に達して強制終了した。
これは、CPUを最大限に使う動画編集の(ソフトウェアエンコードを利用して)レンダリングなどには不適で、高性能の「インテル® Core™ i7-4770 プロセッサー」の能力を生かせないことが分かる。
やはり、画像編集までにとどまる。

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一般の液晶モニターの接続例。


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SDカードスロット
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SDカードスロットの速さは、この手のデスクトップ型パソコンでは早いほうであった。
しかし、高速UHS-Iに非対応で性能の良いSDHCカードを生かすことはできない。
現状、デスクトップ型パソコンではUSB3.0(Windows8ドライバー仕様)、UHS-Iのカードリーダーも出始めているが一般的ではない。

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VALUESTAR G タイプLを使ってみての感想
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VALUESTAR G タイプLは、どういう用途に使われるのかと思うとノート型パソコンに飽き足らない人にお薦めであると思われる。
液晶一体型でないというのは、液晶モニターを自由に選べるという点で有利である。
特に画像編集をしたい人には、写真のような「NEC MultiSync LCD-PA231W」などが使える。

使い勝手の良い付属ソフトも豊富で、初めての人でも使えるというのは、国産メーカー特有である。

しかしながら、スリム型の静音パソコンである理由から、高性能のCPUや外付けグラフィックスカードを選択するのは避けるべきであろう。

そして、ハードな使い方としてはOCCTの負荷テストで明らかなとおりCPU最大限を回し放しには耐えられない。従い、RAW現像などの画像編集は難なくこなすとしてもフルハイビジョン映像の編集は荷が重い。
ゲームをしたり、フルハイビジョン映像の編集にはより高性能が要求される。

その高性能を実現するためには、ある程度大きく多機能であるために多少音がうるさい(静かな室内ではかなり気になる)ということも考えなければならない。

尚、今回のレビュー機は、最高機種であるためにVALUESTAR G タイプLの性能以上の過酷なテストとなった。これは本来の使い方ではないので参考程度と思ってもらいたい。


NEC Direct(NECダイレクト) NEC Direct(NECダイレクト)

NEC Direct(NECダイレクト)

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