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2014年7月 5日 (土)

HP ENVY Phoenix 810-290jp実機レビュー・新機能・変更点・電源・BIOS検証

R2014hp1
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HP ENVY Phoenix 810-290jp実機レビューの概要
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HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTは、HPのデスクトップ型ゲーマーズモデルのフラッグシップモデルである。
CPUはインテルCore i7-4820K(最大3.90GHz/4コア) から本レビュー機のインテル® Core™ i7 -4960X-EE(Extreme Edition) プロセッサーまで選択可能である。
このパソコンは、一般的に使われているHaswellのタイプではなく「Ivy Bridge-E」というゲーマーズモデルに適したCPUになっている。
そして、最後に「K、X」が付くことから倍率制限がないCPUになっている。(オーバークロック向きの倍率ロックフリーCPU・メーカWebサイトより)
このオーバークロックに関しては、旧モデルの時に、PCに設定されているBIOSの許される範囲でオーバークロックして解説している。


今回のHP ENVY Phoenix 810-290jp実機レビューの目的は、旧モデル810-190jpとどこが違ったのか、電源が600Wから500Wに変更になったがどういう影響があるのかなどを検証してみたい。

その他、前回テストできなかった最大負荷の時のHP ENVY Phoenix 810-290jpの挙動などに関しても検証してみたい。


Hpenvyphoenix810290jpct141


★検証したデーターの解釈、図表の読み方などは筆者の個人的な分析によるものである。

※当記事は販売店からレビュー機を借用して執筆している。
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System
Hwinfo64810290



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HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTによる実機の構成概略
(使われている部品品番などは、生産時に変更のこともある。)
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●OS--Windows 8.1 Update  pro 64ビット
■CPU--インテル® Core™ i7-4960X プロセッサー エクストリームエディション
(3.60GHz-4.00GHz, インテル®スマート・キャッシュ15MB,6コア/12スレッド) /
インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2 (Hyper Threading Technology)Ivy Bridge-E
■マザーボード-:MicroATX・インテル® X79 Express チップセット
●CPUクーラー水冷式クーリングシステム(レッドイルミネーション付)
●メモリ-16GB(8GB×2)(PC3-12800 DDR3 SDRAM)(実機はMicron製)
■HDD-
128GB SSD(SanDisk SD6SB1M-128G )
●1TB(7200rpm)(実機Seagate ST1000DM003)×2
●ドライブ--ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応、DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)(実機は、BH40N)
●グラフィックカード-NVIDIA® GeForce® GTX770 (2GB)
●カードリーダー :
15in1メディアスロット(UHS-I非対応)
●デジタルTVチューナーボード(OP)
●有線LAN:10/100/1000 Mbps オンボードネットワークコネクション
●無線LAN:IEEE 802.11ac/a/b/g/n + Bluetooth 4.0
■電源・
500W電源 【ATX電源、Active PFC搭載】
●マカフィー® リブセーフ (1年版)
●HP Beats Audio、HP Support assistant、リカバリマネージャ (リカバリメディア作成)、CyberLink (DVDムービー再生ソフト)、速効!HPパソコンナビ特別版
その他
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■ワイヤレス日本語(109A)キーボード & ワイヤレス光学スクロールマウス
●縦置き : 約175×412×415mm / 約10.8kg

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その他の詳しい情報はこちらりPDF(HP Webサイト)を参照。 icon

Winscore001
Winscore002
Ssdlifepro

Hddinfo
Hddspeed001
Hddssd


★HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTの外観、付属品などは以前のエントリー「HP ENVY Phoenix 810-190jp実機レビュー記事」などと同等であるのでそちらを参照のこと。
http://syuun.way-nifty.com/blog/2014/04/ochp-envy-phoen.html

オプションの「デジタルTVチューナーボード」と同時に使用するワイヤレスキーボード、マウスなどは改めて検証していない。

Hpenvyphoenix810290jpct131


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HP ENVY Phoenix 810-290jp外観
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HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTの外観は、810-180jpの頃から変わっていない。
従って、今やレガシーになりつつあるUSB2.0がフロント部にある。

15in1メディアスロットも同じようであるが、どう言うような性能なのかは後半で検証する。


Hpenvyphoenix810290jpct7

又、水冷システムや水冷のためのケース内の空調維持するマザーボードクーラーも変わっていない。

Hpenvyphoenix810290jpct101
Hpenvyphoenix810290jpct91
Hpenvyphoenix810290jpct111

kHpenvyphoenix810290jpct6



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HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT
NVIDIA® GeForce® GTX770(2GB)によるBenchmark
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「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では、数値としては7,000以上であれば「非常に快適」であってBenchmarkマニア以外は余り関係がない。
但し、グラフィックカード性能が高いと画面が明るく鮮明になって、ゲームとしては非常にやりやすい。
又、ファイナルファンタジーXIVはかなり重いソフトであるのでこれで快適ならば、他のほとんどゲームでは同様に快適に使える。
★他のゲームのBenchmarkを取ってある。

実機のNVIDIA® GeForce® GTX770の性能が高いために安心して使える。

Ffmax1980_11530
Ff11901
Ff198020531


Hp_envy_phoenix_810290jpct1


Hp_envy_phoenix_810290jpct2

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NVIDIA® GeForce® GTX770・グラフィックカード性能
(1,980×1,080)
最高品質・・・11,530(非常に快適)
高品質・・・・11,901
標準品質・・・20,531
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参考**************
キャラクター編Benchmark参考

NVIDIA® GeForce®GTX680(1,980×1,080)
最高品質・・・11,006
高品質・・・・11,469
標準品質・・・19,704
NVIDIA® GeForce® GTX760・グラフィックカード性能
最高品質・・・7,654
高品質・・・・7,876



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HeavenBenchmark4 FPS(当サイトでの測定結果)
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Heavenbenchmark001

NVIDIA® GeForce® GTX770 (2GB)の性能は、前回と同じでNVIDIA® GeForce®GTX680の性能を上回っている。

Gpuz

Gpuheaven


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NVIDIA® GeForce® GTX770 (2GB)-46.8
NVIDIA® GeForce® GTX770 (2GB)-46.2(レビュー機)

・・・・NVIDIA® GeForce®GTX680(44.3~46.7)

(神の世界****)
40*****

30****重いゲームでも快適
↓‥‥‥‥NVIDIA GeForce GTX 660(29.1~30.5)※

25‥‥‥‥ELSA GLADIAC GTX 560 Ti mini(24.9)
↓‥‥……玄人志向・GF-GTX560-E1GHD/SHORT(22.0)

20****軽いゲームなら快適‥‥玄人志向・RD-HD6870/OC(20.8)※
↓‥‥‥‥SAPPHIRE VAPOR-X HD7770 GHZ EDITION(19.4)

15‥‥‥‥玄人志向・GF-GTX650-E1GHD(14.9)

10・・・・NVIDIA GeForce GT 750M(10)

AMD Radeon™ HD 8570 グラフィックス(7.4)
↓・・・・NVIDIA GeForce GT 740M(6.4)



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OCCTによるHP ENVY Phoenix 810-290jpの
筐体冷却性能
●CPUの負荷テスト
●GPUの負荷テスト(GPU 3D)とHP ENVY Phoenix 810-290jpの
挙動と電源との関係。
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Occt
Hpenvyphoenix810290jpct51

2014062720h06temperaturecore0

●CPUの負荷テスト

OCCT・CPU負荷テストでは、CPUインテル® Core™ i7-4960XEEは、プロセッサーの定格の約3.6GHz付近で作動している。

CPUの温度は大方65℃以下で、発熱の多い「Ivy Bridge-E」のCPUを水冷クーラーが有効に効いて、冷却が安定している。

2014062720h06frequencycpu0
2014062720h06memoryusagememoryused


又、水冷クーラーの問題点を解決するためのマザーボードクーラーも有効で、GPU・NVIDIA® GeForce® GTX770の温度が80℃(Heaven Benchmarkソフト時)で収まっているのもよい。


Gpu

Speecycpu
Cpuz_2


GPU 3D

Occtgpu

2014062818h08frequencycpu0_2

●GPUの負荷テスト(GPU 3D)とHP ENVY Phoenix 810-290jp/CTの
挙動と電源との関係


GPUの負荷テストでは、GPUの負荷が高まると共に断続的にCPUが高速動作(4.0GHz)している。
しかし、
CPUの最大負荷は、稼働して14分(アイドル時間1分を含む)から3~4分の18分までである

2014062818h08cpuusagecpuusage

この部分はGPUの負荷とCPUの温度が急上昇する負荷を共に、検知したPCが本格的に水冷システムその他冷却機能等を稼働させるのではないかと思われる。

2014062818h08temperaturecore1 2014062818h08memoryusagememoryused

2014062818h08voltagecpuvcore

事実として、その時点でメモリーの使用率が突然に飛躍的に上がり、電源に負担がかかりCPUの電圧(CPU VCORE)が急激に下がっている。

2014062818h08voltage12vatxcpu

又、12V ATX CPUでは、無視できる程度であるが下がっている。
しかし、結果のグラフを見るとおり全く問題ないレベルである。


これで電源が600Wから500Wになっても全く問題ないことが分かる。


その他、この実機を使うことにおいては、最初の20分ぐらいがアイドル時間(本格起動前の助走期間)と考えて良さそうである。

但し、それはシステムのことで実際に遊ぶゲームなどには影響がない。
そうとは言え、この間にPCから過度の電源を取って使うのは止めたほうがよいかもしれない。

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2014062818h08fpsfps
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●GPUの負荷テストFPSについて****

OCCTの3D描画のFPSは、NVIDIA® GeForce® GTX770などのGPUがOCCTに最適化されていないので、大方FPS20程度の一定の数値を表すことが多い。

HP ENVY Phoenix 810-290jpの場合、水冷システムという関係からシステムが本格稼働すると思われる部分でCPUが大幅に稼働している。

これに従い、微妙にFPSも上下するものの誤差範囲であろう。

このOCCT 3Dの場合平常運転のCPUは5%程度の稼働で、ほとんど動作していない。
CPUの発熱もアイドル状況で、OCCT 3DはCPUを動作させていない。

ゲームソフトのベンチマーク
●モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
●バイオハザード6


などのCPUの動きをみてもCPUの稼働は50%以下で、CPUをOC(オーバークロック)が「ファイナルファンタジー XIV 」などの特殊なゲーム以外では効果がないことが想定される。



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起動時間・BIOSの検証・HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT版
Microsoft Assessment Consoleによる・BIOSの検証
Startup and Shutdown Experience・Boot performance(Fast Startup)
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起動時間・10.58秒
「Boot performance--8.678秒Fast Startup・Microsoft Assessment Console」


Hpenvyphoenix810290jpct3

「Startup and Shutdown Experience」のBoot performanceが旧型HP ENVY Phoenix 810-190jpに比べて改善され又、SSDの影響でデスクトップ機の最速の起動になっている。

Ssdspeed

実際には、より高速起動するSSD(4K QD32・・330.3MB/s)に変更になっていてBIOSのBoot performanceの高速化と併せて起動時間がかなり短縮されている。
従い、起動時間10.58秒としたが場合によっては9秒程度でも起動することがある。


Windowassessmentconsole

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参考・Boot performance(Fast Startup)
当サイトで購入したPC又は、レビュー機での実測値
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(全て初期状態)            Boot performance
HP ENVY dv7-7200/CT・・・・4.743秒・起動時間15.3秒
(OP・インテルCore i7-3720QMプロセッサー搭載)
HP ENVY TouchSmart 15-j000・6.445秒・起動時間16.8秒
HP Pavilion g6-2200(AMD)・・4.027秒・起動時間25~26秒
(2GB搭載メモリー不足)
HP ENVY Ultrabook 4-1100・・2.339秒・起動時間11.3秒
HP ENVY 17-j000/CT・・・・4.633秒・起動時間12.4秒
HP 1000-1402TU・・・・・・4.960秒・起動時間29.8秒
HP ENVY17-j100 Leap Motion SE・・5.658秒・起動時間17.8~29.5秒

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デスクトップ機
HP ENVY h8-1560jp・・・・・14.79秒・起動時間22.4秒(SSD)
HP ENVY Phoenix h9-1490jp・・・11.327秒・起動時間20.3秒(SSD)
HP ENVY Phoenix 810-180jp/CT・12.074秒・起動時間18.4秒(HDD+キャッシュドライブ)
HP ENVY Phoenix 800-090jp・ ・・6.036秒・起動時間14.7秒
HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT・・9.014秒・起動時間13.6秒(SSD)
HP Pavilion 500-340jp/CT・・・・・3.592秒・起動時間15.42秒(HDD)

************(レビュー機)
HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT・・8.678秒・起動時間10.58秒(SSD)



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★メディアカードスロット(15in1)
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「15in1メディアスロット」は、従来の低速(USB2.0相当)からSDHC UHS-Iに対応していないとは言うもの
USB3.0相当の高速なものになり好感が持てる。

Sdhcspeed
Hpenvyphoenix810290jpct12_2


Speecysam1


Hpenvyphoenix810290jpct41



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HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTを使ってみての感想
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今回のHP ENVY Phoenix 810-290jp/CT実機レビューでは、旧型のHP ENVY Phoenix 810-190jp/CTとどんなところが違うのかをハードを中心にして検証してみた。
それで分かった変更点は概略以下の5点であった。

1)電源が600Wから500Wへ変更。

2)新BIOSによる高速起動を可能にした。

3)15in1メディアスロットがUSB3.0並みの高速スロットに更新。

4)起動ディスクが高速起動型のSSD(4K QD32・・330.3MB/s)に変更された。
(実機の場合)

5)Windows 8.1(64bit)のリカバリーイメージにUpdateの部分も含まれるようになった。


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電源が「600Wから500Wへ変更」になった部分は、OCCTの負荷テストで見るように全く影響が出ていない。この点は、HPで各種のテストを繰り返して出した結論であろう。

 

次の実際に使って見て感じる変更点の最大なものが、新BIOSと高速起動対応のSSDによる10秒起動という高速起動を可能にしたこと。
そして、15in1メディアスロットがUSB3.0並みの高速スロットに更新されて、デジカメからの写真の取込みが楽になった。
近年のカメラは、コンデジでも高画素化されて1枚の写真の容量が格段に増えたのでこれは有り難い。但し、SDHC UHS-Iに対応していない。

 

最後に、リカバリーやリフレッシュは一般的にはあまり使わないかもしれないが、リカバリーイメージにWindowsUpdateの部分も含まれるようになったのは、非常に楽になった。

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以上のように、HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTは一見今までのモデルとは変わらないように見える。しかし、今まで検証してきたように細かい部分で改善が図られている。

今まで、こんなに高性能なのに「ナゼ」という欠点の部分がなくなり、よりストレスのない製品になった。
要するに今まで背負ってきたレガシー(Legacy)な部分が切り落とされて、リフレッシュされたPCと言うのがHP ENVY Phoenix 810-290jp/CTであろう。


HP Directplus オンラインストア


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