「カメラ大中古市2014秋」今年も突入
「カメラ大中古市」が平成26年11月23日に前橋市のヤマダグリーンドーム前橋で開催された。
年二回開催されるカメラ中古市の2回目は、本来12月上旬に開催されるはずだが今年は二週間早かった。
こういう情報は、前橋市内のカメラ屋さんと付き合いがあると情報が良く伝わるのだがいつもはネットで日時などを確認するだけになっている。
例年11月23日は、書道芸術院の講演会で上京するのが常で今年もその予定だった。
以前は、午前中に日展を見て駆け足で上野精養軒へ戻るということをしていた。しかし、日展が国立新美術館に移った以降は別の日に見に行くことになっている。
それが今年は3連休と言うことで、いろいろと用事が入って急遽講演会は欠席にした。
そのために、イレギュラーな日程になった「カメラ大中古市」にも行けたわけである。
但し、午前中の早い時間にアウトレット用品を購入したために最終値下げ価格で買えたわけではない。
「カメラ大中古市」も行き始めた頃は、ジャンクカメラを中心に回っていたことが多く「アウトレット用品」を買ったと言うことがなかった。
そのジャンクカメラも最近はSyuun的にめぼしいものがなくなり、アウトレット用品中心に見ることが多くなった。
このアウトレット用品とは、いわゆる展示品、箱キズありB級品、サンプル品、カタログ落ち品などの訳あり商品で毎回同じものは持ち込まないということであった。
しかし、最近では6月の売れ残り品などもあったりすることも多い。特にジャンク品扱いのカタログ落ち品、旧型アクセサリーなどは、追加されたことがない。
さて、今年最後の用品コーナーはどんなものだったかと言えば、写真の展示用額はいつものとおりだか多少少ない感じがある。
パット見て小物類は少なく、多かったのが中古三脚といつものとおりのカメラバック類。
出展は、ベルボン(三脚類)、ETSUMI(小物、写真用品)、スリック(三脚類)、ハクバ(カメラバック、額他)、キング・浅沼商会、その他。
今回の特徴的だったのが中古三脚の多さと「ポータブルスタジオ」という小物撮影用の機材。
要するに割合と高価なものが多かったように思う。だからSyuunが目指した段ボール箱に入った「何でも100円」というようなものはほとんどなかった。
そんなわけで最初に会場に入った途端にカーボン一脚はいかが?
あとこれだけ!
「B級品特価14,800円??」のものが10,000円という話を聞いた。
「一脚はこの前買ってしまったから・・・」
「カーボン??」
そうではなくてで終わり。
それでそこの会社のカタログを見てみたところカタログに「カーボーン一脚」などは載っていない。
どうもサンプル品だったのかもしれない。
しかも、中古品にしてはチト高すぎやしないかとあとで思う。
*******************
今年は、高さが170cmまでになる三脚をと考えて探すことにした。
ベルボンは、中型三脚がなくて奥の方にあったのは不良品で却下。
その他の三脚もダメで、いよいよスリック。
良さそうなものは、やはり手を付ける人が多く先に買われてしまったが、中古で33,000円では手が届きそうにない。
それにしてもカタログとは全然違う雲台が付いていたり、雲台の上に自由雲台までついていたりといろいろ。
この自由雲台だけで定価で10,000円前後以上するものもあってなんだか分からない。
それで取りあえず、近くにあった箱潰れ品の中古マグネクイックシュー(DQ-L-旧型?)を買った。(シューの裏にDEMOヨドバシカメラのシールあり)
これは同種のものを3個持っていて、2個は中古の自由雲台を買ったりしたときについてきたもの。これは沢山あるとシューが共通なのでカメラの脱着に便利なのである。
開けてみたら、今までのものとは水準器の色が透明になって違っていた。
次は今回少し珍しかったのが先に書いたETSUMIの「ポータブルスタジオMII型、LII型」の商品(展示開封品・多少汚れあり)。
大きい方のポータブルスタジオLII型は、何年か前に数台出品されたことがあり10,000円以上だったので躊躇していたら午後に行ったら売れ切れていたという商品。
今年は、このLII型が4-5台(定価42,000円)、小型のMII型(定価34,000円)が10台近くもあった。
これは、定価が非常に高くてとても普通では手に入らなかったものだが何とかリーズナブルになっていたので、ポータブルスタジオLII型をやっと購入した。
それから一回りして三脚のスリックのところに来て、170cmまで上げられる三脚はと聞いたらカーボン(スプリント)634BHを紹介された。
これはこのときに2,000円の値下げ。
カタログを見ると、品番がない。
あるのはカーボンスプリント634FH(ケース付)で「オール日本製」で定価55,300円。
自由雲台がSBH-280(日本製・定価15,800円)からSBH-150 DQ(9,280円)に格下げだが使い勝手は悪くなさそう。
製品は台湾製で同等の様なものだが、多分サンプル品かもしれない。
買って帰ってきたら、結構重要なところに傷がついていた。
しかし、安かったから仕方がないか!!!
・・・と言うのがこういう中古品であった。
帰りがけにベルボンのビデオ用雲台(PH-248中古)が半額で売られていた。
これを自由雲台の代わりに使うとして、その半額の1,000円だったのでついでに購入。
これで今年のカメラ関係の用品購入は終了。
それにしても、カメラケースやストラップなどお得なジャンク品はなかった。
来年に期待しよう。
後日談
「カメラ大中古市」の閉店間際に用品売り場いった人の話。
今年は用品がかなり多く売れ残った。
確かにめぼしいものは売り切れていたが、高価なものは売れていなかった。
それは、三脚、ポータブルスタジオなどでMII型は、販売当初の半値に下げても7台売れ残っていたし、LII型も売れ残っていた。
三脚も大半はそのまま、カメラバックに至っては減った様子はない。
要するに、今不必要なもの、高価なものは余り売れなかったようだ。
又、間際に値下げしたキングの「KINGレンズクリーニングティッシュ50枚入り」、「拡大鏡 デスクルーペ LEDライト付 5倍 ルーペ 400-CAM013」もいつものものなので売れていなかった。
こんな状況は、今年の消費税増税後のデフレ継続での買い物を反映しているように思う。
こんなものでもまともに買うと結構な値段がします。
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