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2015年6月16日 (火)

2015年高等学校進路実績のウソホント群馬版

「週刊朝日 2015年6月26日増大号」に
「全国2017高校・有名大学「現役」進学者数総覧・国公立大・東大・早慶 現役進学率トップ10」と言う記事があった。


考えてみれば、進路実績も現役合格者の方が高校の傾向がよく分かる気がする。
しかし、「高等学校進路実績」の総数を計算すると卒業生の人数を楽々越えてしまう。
たとえば、高崎高校の場合詳しく説明されているのでそのまま記すと、

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高崎高校の場合
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G2015



平成27年度の現役合格者は、
国立大学 127
公立大学  20
私立大学 432
その他       1

580人(卒業者316、現役進学172 現役進学率54.4%)

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Gg

Ggg



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前橋高校の場合
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G2015_2


平成27年度の現役合格者は、
国立大学 146
公立大学  12
私立大学 554
その他      1
     713人

Photo


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前橋高校の場合、卒業生数が不明で定員は320人
現役進学率(2014)は、昨年のもので63%
それで推定約200人強が現役と推定される。

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群馬県立中央中等教育学校の場合
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G2015_3



平成27年度の現役合格者(6期生)は、
国立大学  55
公立大学  23
私立大学 333
その他      5
     416人

Gg_2


実進路実績

国公立大学  61
私立大学    46
その他        3
       110人
浪人     9人
卒業生数  119人-現役合格率92.4%

Ggg_2

G2015_4

2015_3

2015


2015_2

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2015年高等学校進路実績のウソホント
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「週刊朝日」の記事は、高校側で発表している進路実績をそのまま利用している。
しかし、この3校の進路実績の実態を見るとおり進路実績が卒業生の人数を上回ってしまう。
しかも、この前橋、高崎高校の場合では、浪人になる生徒が40%程度出る。
その中での数値でどれだけ重複して合格実績を出しているのかということになる。
従い、「週刊朝日」の記事、全国2017高校・有名大学「現役」進学者数総覧・国公立大・東大・早慶 現役進学率トップ10」というのは水増した結果である。

有名私立高校では優秀な生徒に進学しないのに幾つもの大学を受けさせて、進路実績を水増すると言う話を聞いたことがある。
だから、「週刊朝日」の記事に出てくる有名私立高は単に受けて受かった人がいると言う程度のものであろう。
なんと言っても精々120人くらいの卒業人数で、その大学に進むと言うわけではあるまい。

群馬の事例では、前橋、高崎高校での「進学努力継続」・・・浪人が今でも極めて多いと驚くべきことであった。

その一方で、中央中等教育学校では92.4%が現役の進学で驚く。

しかし、中央中等教育学校の半数が女子生徒であることを考慮する必要がある。

女子学生の場合、極端に浪人というリスクを嫌う傾向にあって「進学努力継続」は、前橋女子、高崎女子高校当たりでは現役進学率は75%強程度ではないかと推定している。
しかし、実態は公表してないので分からない。

その一方で、渋川女子高(定員約200名)などは約96%の現役進学率になっている。
又、高崎経済大附属高校(277人)でも87.7%の現役進学率になっていて、前橋、高崎高校、前橋女子、高崎女子高校の「進学努力継続」は異常のようである。

強いて言えばそれだけ上位校に進学する意欲があるといえる。
ところが、ある私立高校では指定校推薦で前橋女子、高崎女子高校より楽々有名校に入学させてしまうようなところもある。
そういう高校は、進路実績の水増しということは出来ないので進路実績を詳しく公表していない。

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中等教育学校に意味があるのかという問い
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中等教育学校は、今回の検証結果を見る限りにおいては現役合格という進路実績は実現しているように思える。
しかし、現役合格というのなら、渋川女子高は同様にほぼ達成しているし、高崎経済大附属高校ももう少しである。
又、先の私立高校も同様にいえる。

要するに現役合格の中身が重要である。
それで「群馬県立中央中等教育学校」の進路実績を精査してみると、私立大学に国公立大学の4倍以上合格しているのに13%しか進学していない。
これは明らかに進路実績の水増しになっているように思える。
実際にグラフの私立大学だけで150という数値になり卒業生数を超えてしまう。
こういうわけで実態というのはよく分からないことであった。

しかし、「群馬県立中央中等教育学校」が前橋、高崎高校を超えると言うことにならないと思えるのが実態であろう。


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