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2015年6月10日 (水)

「Nikon D7200、Canon EOS 7D MarkII」上げ、カメラ雑誌のウソホント

Photo1


近年スマホに押されて、普及型コンパクトデジタルカメラという分野はなくなってしまった。
高級コンデジと言われるデジ一並みの価格がするものは残るものの、ミラーレスカメラが今や主流である。
このミラーレスカメラは、小さく価格も安くスマホに比べてもそれなりによく写るのが特徴である。
それでカメラ雑誌は、そういうミラーレスカメラを推奨しているかと言えば広告主の都合があって高価なデジタル一眼レフの記事ばかりだったりする。
確かに「高価なデジタル一眼レフ」は、よく写ったりする。
単純には、デジタルカメラでよく写るかどうかは価格相応である。
撮影者の腕にもよるものの、新製品の価格から少し経っても価格の高いカメラほどよく撮れる傾向にある。

ここでカメラ雑誌のデジタルカメラの評価記事で、余りに恣意的な評価があったのでその資料を基に評価し直してみることにした。
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Scan0007


記事は、「カメラマン5月号」、「カメラマン6月号」である。
同じような雑誌でCAPAというものもある。
ところがこちらはNikon、Canon専用の雑誌なので論外とした。

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「カメラマン5月号」は、(2015)
「Nikon D7200、Canon EOS 7D MarkII」を使って5種の評価。
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Scan0005


特集として「Nikon D7200、Canon EOS 7D MarkII」の作例を挙げているので、「Nikon D7200、Canon EOS 7D MarkII」を高評価する企画であることがわかる。
評価は「河田某氏」
そのデジタル一眼レフ5種とは、冒頭のNikon、Canonの他にSONY、PENTAX、富士フィルム製。
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●Nikon D7200(2015/3)14万2090円
●Canon EOS 7D MarkII(204/10)20万5640円
■SONY α77II(2014/6)11万9760円
■PENTAX K-S2(2015/3)9万6720円
■Fuji X-T1(2014/2)15万3900円

選んでいるのが、1年前の機種から最新までのもの。
しかも普及機から高級機までという訳の分からないものだが、ここでまず価格順に並べる

1) Canon EOS 7D MarkII(2014/10)20万5640円
2) Fuji X-T1(2014/2)15万3900円
3) Nikon D7200(2015/3)14万2090円
4) SONY α77II(2014/6)11万9760円
5) PENTAX K-S2(2015/3)9万6720円

ここでNikon D7200は新製品なので SONY α77IIと同等クラスと考えて良いかもしれない。
このテストの仕方もいろいろ問題があるかもしれないが取りあえず・・・・

●解像感
●逆光の人物
●肌色の再現
●AF性能(動きものへの連写)
●高感度

Scan0006


この雑誌での総合評価は、(実際は、テストした評価が出てしまっているので曖昧にしているが)判で押したようにNikon D7200を一押し、Canon EOS 7D MarkIIは、クラスが違うので次席と評価。
それでは、その雑誌のテストで出している評価点数を計算してみると

1位91点) Canon EOS 7D MarkII(204/10)20万5640円
1位91点) Fuji X-T1(2014/2)15万3900円
3位87点) SONY α77II(2014/6)11万9760円
4位80点) Nikon D7200(2015/3)14万2090円
5位71点) PENTAX K-S2(2015/3)9万6720円

結果は、価格順に並んでしまっている上に、一押しのNikon D7200の評価はかなり悪い。
PENTAX K-S2は、本来普及機なので高級機のCanon EOS 7D MarkIIと比較するのも妙だが、6月号でも評価している。


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「カメラマン6月号」は、「エントリー一眼全面対決」
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ここでの特集は「Canon EOS kiss X8iとNikon D5500」
評価は同じく「河田某氏」で、実際のテストとは関係なく初めからCanon EOS kiss X8iとNikon D5500を一押しにすると言うことが見えてしまっている記事。

比較テストは、エントリー機を入れて全7種の標準ズームレンズキット

●Nikon D5500*(8万3080円
●Canon EOS kiss X8i*(10万1800円
■SONY α5100*(6万4360円
■OLYMPUS OM-D E-M10*(6万6650円
■PENTAX K-S2*(11万2200円
■Panasonic Lumix GF7*(6万8890円
■ Fuji X-A2*(6万1220円

この組み合わせもデジタル一眼レフとミラーレスカメラの組み合わせなので価格差を考えても不釣り合い。
評価方法は「自動モードで(設定なし)押すだけ対決」
正確には、シーンモードを使用したりといろいろ。

●全自動モード-記念写真風(背景が明るく・事実上の逆光)
●プログラムAE-微妙なミックス光(背景が明るく・事実上の逆光・露出補正をしている!!!)
●「スポーツ」モード-動きのあるポートレート(プログラムシーンのスポーツモードを選択)
●「ポートレート」モード強逆光撮影
● 夜景ポートレート(「夜景ポートレートモード」を使用)

こんな感じてどうもカメラ任せというわけではないようである。
普通、全自動モードだと自動でシーンモードを選択するようだがそうではないところがミソ。

Scan0003


結果の総合評価は「ニコンとキャノン。いまだに両者に一日の長あり!」と予想通り。
しかし、雑誌に掲載されている実際の点数を出してみると以下の通り。

1位24点・SONY α5100*(6万4360円
2位23点・Canon EOS kiss X8i*(10万1800円
3位21点・OLYMPUS OM-D E-M10*(6万6650円
3位21点・Panasonic Lumix GF7*(6万8890円
5位20点・Nikon D5500*(8万3080円
5位20点・Fuji X-A2*(6万1220円
7位17点・PENTAX K-S2*(11万2200円

この結果からみると普及機では、ミラーレスの方が使い勝手が良いことがわかる。
ここで、デジタル一眼レフとミラーレスの差というか、「スポーツ」モードなどは使わないということにすると、また順位が変わってきてしまう。

1位19点・SONY α5100*(6万4360円
2位18点・Canon EOS kiss X8i*(10万1800円
3位17点・Fuji X-A2*(6万1220円
4位16点・Panasonic Lumix GF7*(6万8890円
4位16点・Nikon D5500*(8万3080円
4位16点・OLYMPUS OM-D E-M10*(6万6650円
7位14点・PENTAX K-S2*(11万2200円

こんなふうにして、結果はSONY α5100のダントツトップ。
次点がCanon EOS kiss X8iと言いたいところだが、価格が違いすぎる。
このテストに関して、テスト結果を踏まえて雑誌のテストを評価するとSONY α5100は、ストロボを使ったシーンを含むあらゆるシーンでそこそこの成績を収めていることが分かる。

次点のCanon EOS kiss X8iが点を落としているのは、夜景ポートレート(「夜景ポートレートモード」を使用)のテストである。
これはCanonのストロボが全てそういう仕様なので仕方がない。

このストロボの雑誌テストでは、マイクロフォーサーズの二機種はシャッタースピードが1.6秒から2.1秒(ISO200~250)と手持ちでは使えない。
一方、PENTAX K-S2ではAFが合わずなんとか撮れても、F4.5 1/60 ISO800になってしまいまともに撮れていない。
これなど他の機種に比べてよく分からない設定である。


ソニーストア

高速AFと高画質を両立した小型デジタル一眼カメラ「α6000」

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結論と総合評価
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「カメラマン5月号」、「カメラマン6月号」の記事の評価はさておくとして、「カメラマン6月号」の実評価は、実際にカメラを使ってみての傾向と大方一致する。

今メインのカメラになっているSONYのミラーレスカメラは、雑誌の通りどんなシーンでもよく撮れる感じがある。
一方、雑誌記事では余り評価されていない「フジフィルム」のカメラはもっと評価されて良い。
マイクロフォーサーズのPanasonic、OLYMPUSというのは、雑誌記事を見ても分かるように高感度に弱いだけでなくストロボも余り良い結果が得られたことがない。

その他、PENTAXについてはRICOHになってから、ここでは評価していないK-3を含めてカメラ任せでは良い結果が出たことがない難しい部分がある。


富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

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