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2015年7月 6日 (月)

(新潟県版)地元のトップ校高生が進学しない地方の公立大学と国立大学との関係

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以前のエントリーとして、高校の大学進路実績を調べてみた。
このときに大学予備校が公表している「大学受験偏差値」と進路実績の関係を見比べてみるとおかしいことが多い。
この「偏差値」とは、予備校が模擬試験をしてその点数の生徒がどこの大学を受けて合格したかを数値化した最小値である。
この場合の問題点は、そもそも模試を受けた人がその大学を受験していなければ、数値そのものが出ない。
それだけでなく、「偏差値マジック」なる造語があるように、優秀な生徒が多数受験して合格すれば(実際に入学しなくても)偏差値は上がる。
AO入試や指定校推薦などで、一般入試で入学できる生徒の数を絞れば偏差値は上がる。
単純には、1名の枠に10人の応募者がいれば10倍。
10名の枠に10人の応募者がいれば1倍で、倍率が高い方が偏差値は高い。
公立大学の場合、試験日が前後期のほかに、中期の場合があると偏差値が上がることがある。

こういう中で地方の国立大学と公立大学の偏差値を比べてみると、ほとんど公立大学の方が偏差値は高い。

それで典型的な試験日が「中期」となって、国立と公立を併願できる新潟県について考えてみた。

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新潟県の進学高校のトップ校との関係
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(進路実績は、延べ人数)

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新潟県のトップ校は
新潟高校で偏差値71(2015ネット調べ)。
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新潟高校は、平成26年度卒業生推定、理数科を含めて349人(男185、女164)

国公立大学の内、新潟大学は35%で55人、新潟県立大学は5%の7人であった。
(実際の進学者は不明)

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新潟県立大学は、元県立の女子短大で2009年に新潟県立大学になった新しい大学である。
27年度からは入学定員260名という極めて少人数で、男女比は2.3:7.7という女子学生が多い大学である。
又、新潟県内出身者が645名(60%)というローカルな大学である。

新潟県立大の偏差値は、人間生活学部(80人)58~56、国際地域学科(180人)57~55。(推薦65)、一般入試、195名。

一方、新潟の高校生の第一志望として多い新潟大学の偏差値はこちら(医学系はのぞく)

新潟大学[人文]57
新潟大学[教育]57
新潟大学[法]58
新潟大学[経済]56
新潟大学[理]56
新潟大学[農]55
新潟大学[工]53

★本来、新潟大学に合格できないレベルの人がゆくという、新潟県立大学の方が偏差値が高い。
これが典型的な偏差値マジックで、極めて少人数、併願の可能な中期A、B、C日程の試験である。
これが新潟大学と同じ偏差値では、理屈に合わない。
事実として3回に分けて行われる最後のC日程が一番偏差値が低い。

それで概念としての補正を考えてみる。
一般に国公立大学の新設大学、新設学部というのは偏差値が高いことが多い。
この新潟県立大学も6年経過して、多少新設校のバブル偏差値も溶けてきたかもしれない。多分実数に落ち着くのには10年以上の実績が必要であろう。

それで多少乱暴であるが、大学の規模も伝統(卒業生が少ない)もない大学としては、国立大学の新潟大学に比べて(大学のレベルとして)
「偏差値から6~3の範囲」
で差し引いて考えると何とかつじつまが合うことが多い。

要するに、国立大学に比べて偏差値を差し引く。

すると新潟県立大は、52~50位の偏差値の大学に相当する。

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新潟南高校(66)・新潟江南高校(59)・長岡高校(66)の新潟大進学傾向
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新潟南高校(66)では、新潟大学に99名も受かっているから、新潟県立大は滑り止めかもしれない。
そうだとすると偏差値が上がることになる。

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新潟江南高校(59)になると徐々に新潟県立大が増えている。

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一方、自宅から通えない長岡高校(66)になると申し訳程度になる。

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新潟県の国公立大学進学の傾向
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新潟県では、進学のトップ校から新潟大学に進学する生徒の割合が多く、下位校ほど他の国立大学に進む割合が少ない。
相対的に「新潟県立大学」に進む割合が多くなるが、自宅通学区域外の上位校から進学する割合は少ない。

新潟県内での新潟大学というブランドは極めて強く、新潟大学というのは新潟県人のための新潟ローカル大学という印象がある。
又、新潟県立大学は地元新潟県人が多く、新潟に一生住むのなら快適かもしれないが元々これも同じく新潟県人のための大学であろう。

こういうところに県外から入学するというのはやはりそれなりの覚悟が必要と思われる。

以後、群馬県と静岡県について多少違った傾向があるので次回述べてみたい。

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