SoundLink Mini Bluetooth speaker IIレビュー
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BOSE・サウンドリンク ミニ Bluetooth スピーカー II
レビューの目的と概要
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BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIという「SoundLink Mini」の後継「ポータブルBluetoothスピーカー」が 2015年6月に発売された。
近年スマホの音楽をBluetoothスピーカーを使って再生することが多くなった。
そして、近年では種々のBluetoothスピーカーが発売されている。
「本格サウンドを再生するBluetoothワイヤレススピーカー」は以前にCreative Sound Blaster Roar(旧型)を試してみたことがあった。
それで今回は、このCreative Sound Blaster Roarやミニコンポ(ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3)などと聞き比べて評価してみたい。
尚、このレビュー記事における見解、見方などは筆者個人の感想である。
※当記事は販売店からレビュー機の貸出を受けて執筆している。
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BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker II
レビューの目次
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1)レビューの目的と概要
2)BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIを使って見る
●Bluetooth接続
3)Creative Sound Blaster Roar、
ミニコンポ(ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3)
との聞き比べ
4)BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIを使って見ての感想
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2)BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIを使って見る
●Bluetooth接続
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Bluetooth接続・PC接続
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BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIは、カタログデーターは「180(W) x 51(H) x 59(D)mm」となっている。
写真の通りの大きさで実測で重さは670g(0.67kgカタログデータ)で、大きさに比べてアルミボディのズッシリとした重さがある。
Bluetooth接続は最大8台までペアリングでき、同時に2台まで接続して切り替えて使用できる。
ペアリング方法は、モバイル機器のBluetoothをオンにして、speaker IIのBluetoothボタンを押す。
Bluetoothインジケーターが青に点滅し、「モバイル端末とペアリングができます」とい音声が聞こえたら・・・
モバイル機器に表示されている「Bose Mini II SoundLink」を選択して接続する。
実際にやってみたが、全く問題なし。
●AUX端子への機器の接続
AUX 端子に3.5 mmステレオ音声ケーブルを接続して、PCのスピーカーとして使ってみた。
こういう接続は余り得意ではないようで、既存のPCスピーカーとしては不向きだった。
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充電クレードル
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充電には、電源コードを充電クレードルに置くか、スピーカーのUSB端子に直接接続する。
この場合「電源アダプター」には1.52A流れて高速充電が可能であった。
この充電クレードルの重さは、実測で79g、電源アダプターを含めると168gであった。
本体と合計すると実測837gであり、モバイルノート型パソコンかタブレットぐらいの重さがある。
●充電クレードルは、充電台の他にインシュレーターとしても使える。
実際に充電クレードルの上で聴いた音楽と、そのままの場合ではあまり違いは見られなかった。
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3)Creative Sound Blaster Roar、
ミニコンポ(ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3)
との聞き比べ
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ここで簡単に比較するスピーカーを説明してみると、
Creative Sound Blaster RoarはSoundLink Mini Bluetooth speaker IIと同じようなモバイル用のものでどちらかというと低音を強調する
ミニコンポ(ウッドコーンスピーカー・ビクターEX-BR3)は、ウッドコーンスピーカーという特徴からやはり低音が強調される傾向にある。ただし、スピーカーケーブルをBELDEN 8470にして、補正はしてある。
音源は、非圧縮のWAV音源(PCM方式44.1kHz-16bit)を用いた前回のレビューに対して、Bluetoothなので音源はスマホの「mp4」になった。
音源は竹内まりあの「Denim」である
今回も音の聞き比べは女性ボーカルのこの音源で統一して検討した。
●BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIの音について
ボーカルの音は、高音部まで伸びやかに伸びよく聴かせてくれる。
ある意味「きらめく」ような金属的な音質であろうか。
低音部は、ある程度しまった音質である。
従い、地に這うような低音を期待する、低音部のドンドンと言う感じはない。
臨場感と言うところでは、たとえば「コルグの1bit USB DAC・DS-DAC-10+FOSTEX PA-2」と比べるとある程度大音量で鳴らすために、やはり小さいスピーカーの欠点が出る。
それでは、ウッドコーンスピーカーとの比較はというと「スタジオの目の前で歌っている」臨場感は落ちる。
高音部の切れ、量感、解像感、音場感も良いのだが、低音部の厚みがない。
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4)BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker II
を使って見ての感想
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BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker IIは、小さな形状の外見では想像の付かない高音質なサウンドを聞かせる。
接続はBluetoothなどを使ってモバイル機から音を再生してする方法なので音質に限界がある。
要するに音源の多様性という部分ではモバイル機器に負っている。
高音部は、豊かな量感、解像感、音場感がある、しかし小さな形状から仕方がないが低音部は当然地を這うような音は出ていない。
従って、こういう部分で人によって好みが分かれるかもしれない。
個人的な意見としては、大音量で鳴らすと高音部の音が伸びている関係から結構聴き疲れする。
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