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2016年5月16日 (月)

「田中角栄」本のブームの妙な話

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ここのところブログの更新が途絶えている。
それはなぜかと言えば、連休中判から足が痛くなって歩けなくなったからである。
何年か前に捻挫した古傷が再発したのかもしれないが、原因は不明。
こういうふうに歩けなくなる時は不思議なことに体調も悪化して、全くやる気が出ないと言うことになる。

----それで「古田博司先生(筑波大学教授)」ふうの言い回しをしてみる。---

これも「神様」の何らかの警告なのかもしれないと神がかりになったりもする。
そもそも考え方はポジティブで「親切なので」妙なところに首を突っ込んだり、おせっかいを焼いたり迷惑がられてよいことがない。
そういえば古田先生は、もし慶応大学文学部を蹴らないでいれば後輩だった。しかも、あの青山繁晴氏と同期だったかもしれない。・・・が現実にはそうならなかった。
これも「神様」の悪戯といえばそうであろう。
事実として、今の歳になってある程度自分が進んでゆく生涯というのは微調整はあるとしても決まっているかのように思える。
だから、違う方向に振れそうになると突然妙なことが起きたりするというのは散々経験した。
実際、うちの娘の入試に関しても進学する大学を直前に決め、しかも受験する前からその大学の学生の様な顔をして、そのまま難関といわれた大学に合格して慌ただしく進学した。
親も高校の先生も驚いたが、こういうこともあるのだと「神聖代」(荒巻義雄)を思い起こして考えてみたりする。
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連休前から突然のごとく「田中角栄」本のブームになった。
同世代を経験しているから何だろうという、なぜだろうと言う気持ちになる。
石原慎太郎氏の「天才」という与太本は、本屋で立ち読みして「石原慎太郎氏も もうろくしたか」と思われる爆笑ものである。
提灯記事ばかりだった新聞の縮刷版を見ていればそうなるだろう。
しかし、反「田中角栄」本というのがあり
田中角栄こそが対中売国者である だから今も日本は侮られる 」(鬼塚英昭 著)は、今まで散らばっていたジグソーパネルのような断片的な事実が、ピタリとその収まるところに収まったという感じがある。
田中内閣の時に誰が名付けたのかもしれない「コンピュータの付いたブルドーザー」という異名があったことがある。
しかし、奇々怪々な「日中国交正常化」交渉や「金大中事件1973年」の不可解な結末を今から見てみれば、「ゼンマイ仕掛けのブルドーザー」だったことが分かる。
しかもそのゼンマイを巻くのは「中国様」で、燃料は国民の税金だったことがわかると「田中角栄・本」のいかがわしさや矛盾点があらわになる。

「田中角栄・本」に「太っ腹」の事柄として書かれているのはWikiから抜粋すると・・・・

「1945年(昭和20年)2月、理化学興業の工場を大田(たいでん、テジョン)に移設する工事のため、朝鮮半島に渡る。
8月9日のソ連対日参戦で状況が変わったのを察して、降伏受諾の玉音放送前に朝鮮にある全資産の目録を『新生朝鮮に寄付する』と現地職員に渡した。
敗戦後の8月下旬に朝鮮半島から引き揚げた。田中土建工業は戦災を免れる。」

ここでの「全資産」とは、工事用の資材や仮小屋の様なものであることが想像されるのだが、建設費用については書いていない。
常識的に建設費は、着工で30%、上棟で40%、完成で30%と言うような支払いが多い。しかし、雑誌「正論」で高山氏が戦況の悪化もあって全額支払いを受けたと書いてあった記憶がある。そのときの金額は、今で言えば100億円ぐらいだったか?
その金は、戦後に理化学興業がなくなってしまったために、宙に浮いたままだったはずなのである。

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そんなことだから、戦後になって政治家になれるわけである。
鬼塚英昭氏の遺作となった著書「 田中角栄こそが対中売国者である だから今も日本は侮られる [ 鬼塚英昭 ]」は、「中国学者・佐藤慎一郎氏が32年3ヶ月書き続けた〈総理秘密報告書〉」が元になっている。
これによって、50冊以上の古本となっていた昔の「田中角栄・本」手に入れた中での種々の発言や事柄に肉付けや骨接ぎをしたものである。
だから、本の流れとしては事実を羅列してなぜそう言う「行動や言動」なったかの意味づけをしている。

田中角栄こそが対中売国者である [ 鬼塚英昭}
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田中角栄氏の最大の問題点は、してやられた「日中国交正常化」である。
その様相は、2015年のバスに乗り遅れるなと新聞やマスコミ、旧民主党が連呼したAIIB参加の出来事を彷彿される。
実際は、AIIBのバスは出なかったのであるが、「日中国交正常化」の時は「3,000億対中援助の見返りリベート300億円」ということがあったとある。
「二階堂進はなぜ『三百億バンザイ』と叫んだのか」などなるほどと思わせるものがある。
「金大中事件1973」も朴正熙大統領から、4億円の裏金を貰(もら)って有耶無耶(うやむや)にしたというのも馬鹿にした話である。(wikiによれば『文藝春秋』2001年2月号の記事に記載がある。)



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